フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

工場のOB会出席と大分の美味い魚/白鵬が全勝優勝の大相撲

2017-05-30 09:57:54 | 日記

   26日から4日間大分に行っていた。主たる目的は私が勤務した工場の従業員OB会への出席である。OB会は2年毎に開催されるが、私は4年ぶりであった。二つ目は最近亡くなられた工場時代の親しい知人宅へのお悔やみ、及び病気見舞いの訪問であり、次いで大分市に住む三男一家特に2人の孫の顔を見ることである。そして大分の美味い魚を存分に食べてみたい、というところで欲張りな旅行ではあった。
   OB会では昔なじみの多くの出席者と懐かしく言葉や挨拶を交わした。私はその工場で計3回勤務し、労働組合のトップから工場長までの職務経歴があるため、この工場に対しては全社の中で私が最も”顔が広い”と思うし、懐かしさも一入(ひとしお)であった。
   お悔やみやお見舞い訪問にはOB会前日に工場が車を用意してくれて5軒全てを案内してもらった。ありがたいことである。お陰で遠隔地にいることによる平素の不義理を果たすことが出来た。
   三男一家とはその翌日一日、海の景観のよい所を車で訪ねたりして、2人の孫娘と遊んだ。正月にわが家へ帰省した時にはまだ這い々々段階だった下の子は1歳になって、歩けるのが楽しくしょうが無い様子であった。
   さて大分での美味い魚の話しに移るとしよう。
   一日目(お悔やみ・見舞い回りの日)は工場の前幹部たちと私が馴染みにしていた鰻屋での食事会となり、二日目のOB会では3次会まで行ったが、いずれも美味い魚にはありつけなかった。三日目は予め三男に魚を食いに行こうと言ってあり、大分県でも漁場(ぎょば)として知られる浦辺の町で民宿を営む魚料理店に予約した。リーズナブルな値段で刺身、焼き魚、煮魚、岩牡蠣、酢の物など全て地物の料理が出た。  特に身の締まった煮魚のアジの大きさには驚いた。東京では絶対にお目にかかれない大きさである。帰りしな、知り合いになっている息子夫婦には岩牡蠣を一斗缶一杯お土産にくれた。これも都会では考えられないことだろう。
   そして四日目の昨日は、姪が案内してくれた大分市内の地元スーパーで刺身盛り合わせに加えて、大ぶりのサバとイサキを刺身に卸してもらったが、この2つはいずれもコリコリ、ぷりぷり、そして切り口が立っている。朝市場に上がったものを昼に食べるのである。「これぞ大分」という美味い魚に出逢い、姪の家で昼の酒盛りをさせてもらった後昨夜遅く帰京したところである。

(写真は順に➀OB会の賑わい ②席回りをして元”美人”職員と ③三男一家と海岸の景勝地を回る ④海洋施設のマンボウとたわむれる孫たち)
          
                            


   大相撲夏場所は結局横綱白鵬が全勝で優勝最多記録を38に伸ばし、まだまだ健在であることを示した。途中10日目までは日馬富士との2人が全勝で並走する一方、横綱2場所目の稀勢の里は先場所の負傷を押して出場したがやはり途中休場に追い込まれたことなどを前々号のブログに載せたが、日馬富士はその後1勝4敗と完全に息切れした。待望の日本人横綱誕生で稀勢の里人気が沸騰していた中、やはり負けなしで優勝できる白鵬はまだまだ大相撲の大黒柱であることを再認識、前人未踏の優勝40回がもう手に届きそうである。
  水を差したのが2人の横綱の休場。せっかく久しぶりの4横綱体制になったのに、横綱対決の取り組みがたった1番しかなかった。なんとなんと!である。

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文楽公演/宮里選手の引退を惜しむ

2017-05-27 22:45:13 | 日記

 久しぶりに国立劇場小劇場での文楽公演を観た。お嬢さんが国立劇場の職員であることからよく歌舞伎に誘っていただいた知人のお誘いによる。演目は「加賀見山旧(こきょうの)錦絵」という時代物で、忠臣蔵をネタにしていて女忠臣蔵といわれるそうだ。休憩を挟んで6段、4時間半の人形浄瑠璃であった。
   改めて紹介するまでもないが、文楽は大阪が本拠地で、太夫、三味線、人形遣いの3者(3業)が一体になって演じられる。私は始め人形が「役者」であり、人形遣いが主役と思っていたのだが、主役は浄瑠璃(義太夫)を語る太夫なのだと後に知った。
   太夫が情景や登場人物の表情、心中、行動などを三味線に乗せて情感豊かに語り、人形遣い(1体に3人)が人形を見事に操ってそれを表現するわけである。三味線だってただの脇役ではない。時に淡々と弾き、また時には太夫の乗りと一体となって力強く弾いて演出効果を高めているのだ。三業それぞれに人間国宝がいるように奥の深い伝統芸能で、これまではどちらかというと難解・退屈に感じていたが、昨日は分かり易い演目でもあり少し文楽の楽しさが分かった思いであった。

  女子プロゴルファーの宮里藍選手が今期限りで引退することを表明した。最近は目立つ活躍がなく、どうした藍ちゃん、とファンはヤキモキしていたことと思うが、高校生の18歳で初優勝を飾るなど、現在の女子プロゴルフ人気の先駆けを成し牽引して来た宮里選手に対し、ゴルフファンだけでなく、多くの国民がその引退を惜しんでいる。  宮里選手はツアーでの成績のみならず、笑顔の愛らしさと清楚さが大きな魅力である。成績が振るわない時でもふてくされることはなく、ファンに笑顔で応えて来た。私は個人的にファンであるわけではないが、ツアーから去ることには寂しさを覚える。 

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狂暴罪?/大相撲夏場所/bリーグは面白い

2017-05-24 12:16:38 | 日記

   「共謀罪」の要素を含んでいる「組織的犯罪処罰法改正案」が昨日(23日)、衆院本会議で可決された。国会の野党や多くの識者の反対意見だけでなく、戦時中の「治安維持法」による言論の統制や警察による過酷な捜索・取り調べを知る年代層の強い懸念を与党の数で強引に押し切った形である。法案に賛成し、議論を打ち切って採決を主張する自民議員の演説は原稿を絶叫調で読み上げるだけの見苦しい演説であった。法務大臣のしどろもどろの答弁といい、何とも情けない登場人物に彩られた「共謀罪」通過である。
   19日に衆院法務委員会で通過する時、特定の国の人権状況などを調査・監視・公表する国連特別報告者の「プライバシー権」担当者が、「プライバシーや表現の自由を制約するおそれがある」として懸念を表明する書簡を安部首相宛てに送ったことが報じられている。書簡では「法案の成立を急いでいるために十分に公の議論がされておらず、人権に有害な影響を及ぼす危険性がある」と立法過程の問題にも言及しているが、これに対し政府は直ちに抗議の文書を返したという。
   国連の担当者から強い懸念が示されるほどの法案をあっさりと押し切る政府・与党。「狂暴罪」とでも言うべきか。

   大相撲夏場所は10日目を終え、白鵬と日馬富士の2横綱が初日から全勝で並走している。横綱になって2場所目の稀勢の里は先場所の14日目に負った左肩の負傷がまだ癒えず、初日から不安な土俵が続いていたが今日(24日)先ほど休場届を出したとニュースが伝えている。先場所の千秋楽では負傷を押して出場し奇跡とも思われる逆転優勝を遂げたが、無理がたたっているのであろう。もう一人の横綱鶴竜も振るわず5日目から休場したが、何とか全勝の2横綱が場所を引き締めている。大関昇進を目指す高安もそれなりの存在感を示しており、場所後の昇進に期待が繋がっているところである。残り5日間にどんなドラマが展開するか?

   最近、テレビのスポーツニュースなどでbリーグの模様がよく放映される。bリーグは昨年統一化した男子のプロバスケット・リーグのことで、出場チームやリーグ戦の戦い方などの詳しいことは知らないのだが、スピード感や絶妙の技術など目を見張るものがある。プロ野球のダラダラ間延びした試合よりずっと面白いし、得点シーンが滅多にないサッカーより緊迫感がある。試合の得点は100点近いところでの接戦になることが多い。まだ生中継放送というのは観たことがないので実際どうなのかは分からないが興味が募っているところである。
   ところで、バスケットボールについては昔から一つの意見がある。それはバスケットで最も華やかなプレー「ダンクシュート」についてだが、あれは”シュート”ではない。「シュート」とは空中に投げる、放つ、撃つという意味で、ゴールリングの中に手で押し込むのはシュートではないと言うのが私の理屈だ。あんなの背が高く、ジャンプ力があれば技術なんか要らないではないか。それを「すっげえー!」なんて言ってるのは外道と言うべき、いやもっと言うべきはあれはシュートとは認めない(得点にはしない)・・ということである。

 

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日米のボスの疑惑追及は?/ジャパンオープン水上選手権を観戦

2017-05-21 21:57:35 | 日記

   トランプ大統領が今年1月に就任以来独裁的で異様な人事が続いているが、いよいよアメリカの司法省がそれに歯をむいたとされる特別検察官の任命が大きな話題である。大統領選挙中から噂があったロシアによる選挙介入、トランプ氏側がロシアと通じてクリントン陣営が不利になるように画策したとされる疑惑に対して、トランプ氏がそれを捜索しようとした米国連邦捜査局(FBI)のコミー長官を解任したり、セッションズ司法長官の捜索権を奪ったりして来たが、ローゼンスタイン司法副長官が政権からの独立性が高い特別検察官にマラー元FBI長官を任命した。マラー氏はブッシュ・オバマ両政権時にFBI長官として「厳格で圧力に屈しない」と幅広い層から評価を得た、いわば司法界筋金入りのエースの投入となった形である。
   やたらカタカナの名前が並んだが、西部劇で例えて言えば金鉱事業などで富豪となった大ボスの巨悪を暴くため、腕っこきの保安官が任命され立ち向かう・・・という姿を思い浮かべた。

   一方日本国ではどうかというと、自民一強政権の大ボスが個人的な縁故で森友学園や加計学園に便宜を図った疑惑に対し党や官僚組織挙げて防戦。捜索機関も真相解明に動く気配は全くないし、マスコミの追及はあるものの野党の追及能力は心もとなく、国民は「疑わしい」と感じながらもモヤモヤしているだけといったところである。


   3日間の日程でジャパンオープン水泳選手権が開催され、昨日その2日目を観戦に家内のお供で辰己国際水泳場に行った。観戦したのは400m自由形、200m背泳ぎ、100m自由形などの男女決勝である。この日の注目は400m男子個人メドレーでの宿命のライバル萩野公介、瀬戸大也両選手の対決、及び50mバタフライ、100m自由形での16歳高校生池江璃花子選手の日本新記録樹立なるかであった。この日一番の歓声が上がった400m個メでは瀬戸選手が終始リードして優勝、萩野選手は不調で3位に終わった。また池江選手は期待の両種目とも優勝はしたものの日本新樹立は成らなかった。ただ、活躍する可愛い子ちゃんアスリートの一人として以前ブログに取り上げた池江選手は競技場内の大型ビジョンにアップで映された顔は既に少女というより成人した美人スイマーの趣があった。
写真左:男子400m個人メドレーの見事に揃ったスタート 中=同残り25mのデッドヒート 右=まだ横一線の女子100m自由形、   

 

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2分の1成人式/イエローカード?の健診データ

2017-05-19 09:11:07 | 日記

 昨日(18日)の新聞に「2分の1成人式」についての記事があった。20歳の半分、つまり10歳の時に祝うことなのだそうだが、学年的には小学4年生で、それが小学校の行事化していることの問題が載っていた。学校では感動的なセレモニーになるよう趣向を凝らすのだが、参観した親が感動する反面、児童の方は"ヤラセ"を感じたり、お祝い気分にはなれない境遇の児童には辛い行事になるというのだ。詳しいことは割愛するとして、私が「2分の1成人式」という言葉を知ったのは5、6年前。見守り当番に就いていた時、先生がコンパクトカメラで児童たちの記念写真を撮っていたので、先生に尋ねたのだ。その後も一度そんな光景に出くわしたことがある。今日改めて学校の年間スケジュールを見たら、2月の行事にあった。土曜日であることや地元郷土芸能のアトラクションつきということで、かなりの行事であることが分かった。そんな風習が定着しているということか。

  私は見かけは至って健康そうだ。顔色は悪くないし、まずは活動的と自分でも思う。メタボと言われるほど太ってもいない。だが見かけでは分からないが、健康診断上のデータは芳しくない。市が実施する高齢者(65歳以上)の健診で毎年イエローカードが出される。血圧については20年ほど前から薬を飲んでいてそれは別にしても、血糖値が高く、動脈硬化と心臓肥大が進んでいるという。それぞれはイエローカードだがサッカーで言えば完全にレッドカードである。そして医師から指導を受ける。「カロリーを抑えろ」「酒(晩酌)を控えろ。やめられないなら食べる量を減らせ」との言いつけだ。その他「水分をよく摂れ」とも言われる。さらに昨年からは3ケ月に一度は検査とされた。
   ところで今回の主題は以下のことなのである。2月の検査の後、ナッツ類に多く含まれているω3(オメガ・スリー)脂肪酸は体内脂肪を下げる効果があること、それはナッツ類の中でもアーモンドやクルミに豊富に含まれることを知った。なまくら理系人間ながら一応生化学をかじった私はそのメカニズムを知り、これは朗報とばかりクルミの実をしこたま買って食卓の上に置き、毎食欠かさずに少しずつ食べて来た。そして3ケ月、このほど検査の結果が出たのだが、何んとデータの方は全く変わらなかった。納得がいかずに医師の考えを聞いたら、「この年になって今さら遅いのだ。とにかく晩酌をやめるか食を抑えるかだ」と宣うのであった。全くの当てが外れてガックリしながら帰宅したが、家内の方は始めっから達観している。「好きなものを飲んで食べて、死んだらその時のことよ」だって。

 

 

 

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