フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

大リーグの二刀流・大谷選手に快哉!/ワクチン普及前に新たな変異型ウィルスの脅威が

2021-04-28 10:57:59 | 日記

   大リーグの大谷翔平選手が昨日(日本時間27日)出場した試合をテレビで観ていて快哉を叫んだ。
   選手の投・攻・守・走の分業化が確立している球界では投打の二刀流をこなすのは日本のプロ野球でも難しいのに、アメリカに渡って野球界最高峰の大リーグで二刀流を実現している大谷選手には拍手喝采を送って来た。
   二刀流の無理もあったのか故障・手術で1年を棒に振って復帰した今シーズンは、シーズン入りからピッチャーとバッターの二刀流の雄姿をテレビ観戦できるようになった。大谷選手が先発投手予定の試合はテレビ局が生中継を組んでくれるのでうれしい。
   今シーズンこれまで2試合の登板で惜しくも勝利投手がつかなかった一方、打撃ではホームラン数でリーグのトップに並ぶ活躍。そして昨日、3試合目の先発投手で出場し5イニングで4点を取られたものの9三振を奪い、2番打者としては2安打1四球に2打点で自ら3度ホームベースを踏んで試合を逆転し、初勝利を挙げた。投手としても打者としても、そして走塁も一流の証を示した。
   高校野球では投手で4番というのはざらにあるが、大リーグで二刀流の大谷選手が益々面白くなって来た。


   新型コロナ感染の話題を取り上げるのはもう辟易するところだが、4都府県に緊急事態宣言が出されてもまだ日本の中は右往左往している。ワクチン接種の立ち遅れは文明国の中で最悪という中で新たに変異株の恐怖が覆いかぶさって来た。変異株は幾つか確認され、その中では英国型が感染勢力を広げているが、今度はその英国型よりさらに凶悪なインド型変異株が脅威になりそうだという。このままではワクチン接種が完了するまでに一億総感染という事態にもなりかねない。

   高齢者に接種優先権があると聞かされていた76歳の後期高齢者の私に、やっと先日市から「ワクチン接種のお知らせ」が届いた。5月10日からの予約受付けということで、それから該当する市民5万人ほどの予約が始まる。予約が取れるのは何日先か分からない。6月中に1回目の接種ができるのだろうか?   それまでにコロナ感染拡大が収まり、緊急事態宣言が解除され、医療危機は消え去り、晴れてオリ・パラ開催の本格準備が整うのであろうか。


   

 



   
   

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岩波ホールで久しぶりの映画/3度目の緊急事態宣言と世界に遅れるワクチン接種

2021-04-25 16:22:20 | 日記

    昨日(24日)久しぶりに岩波ホールへ映画を観に行った。旧作の名画を上映している岩波ホールには時々行っていたのだが、コロナ感染や老朽化した施設の改修等でしばらく休館していた。購読紙(朝日)に岩波のような旧作を上映している映画館を並べた小さな広告欄があり、昨日その欄で岩波ホールでの「ブータン 山の教室」を見つけた。折しも今日からコロナ感染拡大抑止に向けた3回目の緊急事態宣言が出されるので、休館になるのではと思い、新宿での買い物を兼ねて出かけた。事前にホールに電話をしたところ、やはり休館の可能性があり、本日は混雑が予想されるので早めにチケットを求めた方がよいとの返事であった。13時上映開始の回を目指し新宿での買い物をそこそこにしてチケットを購入した。

   タイトルの映画の評判は覚えていた。何年か前にブータン国王が来日し、日本では『ブータンは世界一幸福な国』ということが広まった。映画の評判はそれにも影響されていたと思うが、ストーリーはこうだ。

   全く無気力で仕事に怠惰な青年に最後の任務として、ヒマラヤの高度4千mの草原にある小さな村の学校へ行けと命じられる。長距離バスの終点から徒歩で5日かかり、全く外界と途絶した人口がわずか66人という村にある唯一の学校である。教科書もなく学年もない。オーストラリアに行って歌手になることを夢見る青年には究極の真反対の任務だ。短期だからと、不承々々任地に赴いた青年であったがいつしか純粋無垢な生徒たちと気持ちが通うようになる。冬が迫り町へ戻ることになった青年は後ろ髪を引かれる思いで生徒や村民に見送られた。場面は急転して、憧れのオーストラリアのビア・パブに。得意のギターで歌を歌う青年に酔客から罵声が飛ぶ。青年は困惑し、村で覚えた歌を歌い始める・・その朗々と響く歌声で画面は終わる。何かを敢えて主張するわけではない。青年の歌声の中に物語が凝縮されていた。余韻の残る映画・・それが岩波の提供する映画だ。


    緊急事態宣言の話題が後回しになったが、今日(25日)東京・大阪・京都・兵庫の4都府県に宣言が発せられた。連日のコロナ感染者の数字に接していると、拡大防止対策としては遅きに失していると思う。ただ、広い範囲に亘って経済活動や社会生活を規制して国民を窒息させることにもなるし、東京オリ・パラピック開催を更に困難にさせる劇薬の施策である。政府が判断を渋って来たことも分からないではない。
   だが、コロナ感染拡大抑制の最大の武器”ワクチン接種”の立ち遅れは理解できない。今日知ったのだが、日本はOECD(経済協力開発機構)加盟32か国の中でワクチン接種率が最下位だという。コロナ禍に対する文明度が最下位という屈辱的な数字である。日本ってそれほど劣等国だったのか。
    これはやはり菅首相のリーダーシップの限界というところだろうか。「・・は差し控える」「しっかりと・・」ばかりで重要課題を先延ばしする菅流政治。かと言ってそれに代わるリーダーシップの持主も思い浮かばないし、コロナを抑え込んだ専制国家、覇権主義の中国の真似が良いとも思わない。まずは自分は感染しない、人に感染させないことに努めよう。

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危機感募るコロナ感染新事態/日本はいい国と言う中国人の教え子/国際郵便で利用者無視の御官製規則

2021-04-21 14:18:48 | 日記

   コロナ感染は益々深刻度を増している。しかも感染力がより強く、死亡率が高い変異株が急激に勢力を拡大しており、一刻も早く緊急事態宣言の発出が必要だが、経済の復旧と東京オリ・パラ開催に決定的なダメージを与えるため政府が躊躇して来た。しかも感染抑制の切り札であるワクチン接種が一向に捗らない。自分は今まで少し楽観的に過ごして来たが、いよいよ危機感が募って来た。


   会社リタイア後に中国で日本語教師を務めた時の教え子に関する話題を時々取り上げているが、その話題を2つ。
   現在は名古屋で仕事をしているR君、一昨年来日して名古屋の会社に就職するに当たっては私が身元保証人になった。最初はどんな身分だったか知らなかったが、昨年名古屋で食事した時に正社員になったと報告があり感謝された。そして今年1月に家族(奥さんと一児)を日本に呼び寄せたのだが、このコロナ情勢で困っているのではないかと思ってLINEで便りを入れた。異国で家族も心配だね・・と。ところが彼は「異国というより日本の方が人が優しいし、政治的にも民主的でとても住みやすい」と返って来た。嬉しいことではあるが、本当に安心できる日本であって欲しいものと願う。

   もう一人、今や2児の母になっているKさん。WeChatという中国版LINEで日本のコロナ状況を伝え、昨年日本でマスクが全く買えなくなった時に緊急に贈ってくれたことに改めての礼を述べたついでに、今日本で広く普及している虫よけネットを贈ろうと提案した。前回旅行した時に中国で人気があることを知ったのだが、やはり喜んでくれた。早速ドラッグストアで買って外国郵便で送ろうと郵便局に行ったら、これが大変な手間が必要だった。まず送る物のSDS(安全データシート)を提出せよ、とか国際郵便で送るには「国際郵便マイページサービス」によるEMSラベルにデータ入力してプリントしたものを添付してくれなどと言う。
   一応SDSはメーカーから取り寄せが出来たが、EMSラベルをプリントするには全てのデータを英文により入力しなければならないと言う。中国語の宛先などを英語に直すなんて不可能に近い。例え英語に直せたとしても、今回の場合多分80文字くらいのアルファベットが必要になるはずだし、とてもそんな入力スペースはない。全く絵に描いた規則に過ぎず、郵便局の職員に「事実上の荷物受け取り拒否ですね」と毒づいた。
   結論を言うと「安全に送り先に届くかどうか分からない」けど、従来の宛先表示で受け取ってもらった。利用者の利便性を無視した御官製規則の典型である。  

    

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松山英樹マスターズ優勝の快挙/「オリ・パラ?」、コロナ感染状況は不安が高まるばかり

2021-04-17 09:04:58 | 日記

    新型コロナ感染が危機的まん延の状況を呈し、このところどうもタイムリーなブログ投稿が出来なくなっている。アップしたいことがあってもそれどころではなく、パソコンに向かう気が湧かずに投稿のタイミングを逸してしまうのだ。
   ただこれだけは書き残したい気持ちがウツウツとしていて、先日アップした「池江璃花子さんの感動と涙の復活劇」の時と同様、遅ればせながら取り上げる次第である。それは先日(日本時間12日)マスターズ・ゴルフ選手権で優勝した松山英樹選手の快挙である。
    日本でも多くの人がテレビ中継に見入って徹夜で松山選手を応援したことと思うのだが、私も朝5時頃からテレビ観戦。一時は残り6ホールで2位に5打差のぶっちぎりで優勝の勢いであったが、全く予断が許されない名うての難攻オーガスタのコース。結局は1打差で逃げ切り、日本人選手(アジア人としても)初の優勝を飾った。優勝のその瞬間、私も思わずガッツポーズの拳を握った。
   テレビの字幕速報が流れたのは勿論、朝からニュース番組やワイド番組ではトップニュースで松山優勝を報じた。
    後付けで言うのではないが、私は今のゴルフの選手では松山選手のファン。デビュー早々から大きな期待を寄せていた。それが世界最高峰の大会であるマスターズの優勝・・もっと早くブログにアップしたかったのだが。


    危機的なコロナ感染拡大の話題が後になってしまったが、大阪での感染急拡大を象徴に相当「ヤバイ!」状況と感じる。菅首相は東京オリ・パラ開催が念頭にあるので「まだそのような状況とは考えていない」とコメントしているが、オリ・パラ開催には期待するものの「もう無理」と感じている国民が大半なのではなかろうか。前にも書いたと思うが「ワクチン接種がコロナ感染拡大防止の一番の決め手、日本はワクチン後進国」。変異型ウィルスの感染急拡大が新たな恐怖にもなっており、不安は高まるばかりである。

・・・と以上昨日やっと投稿したつもりだったのだが、なんと最後〖投稿する〗というボタンを押していなかったようだ。今朝パソコンを開いて分かった次第で、更に一日遅れて投稿!!

 

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再び池江璃花子さん/新緑と春爛漫の神田川~玉川上水を歩く

2021-04-11 21:03:07 | 日記

   遅まきながら昨日(10日)の投稿で池江璃花子さんを取り上げた。白血病に侵されてから2年で水泳競技に復帰し、日本水上選手権で100mのバタフライと自由形で優勝して東京都オリンピックの出場を決めたところまででのアップであったが、昨日はその後2種目を加えて出場4種目で全て優勝するという快挙で大会を締めくくった。
   その夜は「NHKスペシャル」という1時間のテレビ番組に取り上げられ、苦難の道と五輪への抱負などが放送されていた。また、民放のテレビの街頭取材では感動した人々から「東京オリ・パラは開催どころではない状況だが、池江選手のために開催して欲しいと思う」といった声が上がっていた。よくアスリートなどの活躍に対して「感動をありがとう」という声が伝えられるが、感受性がすっかり乏しくなった私もこの度は近年にない感動を味わわせていただいた。


    明けて今日も好天気。穏やかな日和のもと、家内と近場の神田川~玉川上水の散歩に出かけた。桜(=ソメイヨシノ)が完全に散って、冬の間葉を落としていた木々がすっかり葉を開いて新緑爽やかな道中であった。
    八重の仲間の遅咲きのサクラと共に、ミズキやコブシなどの高木、ツツジやヤマブキ、コデマリ、アセビ、ジンチョウゲ、レンギョウなどの中低木の花々が緑道の中で艶を競う。
    さらに道端や川岸には野草たちの花が季節を謳歌するように咲いて通行者の目を引いていた。シャガ、ムラサキダイコン(諸葛菜)、ノゲシ、ヒメオドリコソウ、ハルジオン、ハナニラ等々である。
   そして更にはムクドリやシジュウカラ、ムクドリなどが餌を求めて木の枝の間を移り飛び、姿は見えないけれど高枝でウグイスの声が泣き渡っていた。
   新緑と春爛漫を楽しんだ8千歩であった。


   

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