フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

日ハムの優勝と大谷選手/中国旅行での食事と我が体重

2016-09-29 20:56:27 | 日記

   日本ハム・ファイターズが昨日パリーグの優勝を決めた。それも、私が常日頃言っている日本のプロ野球で唯一関心があり応援している大谷翔平選手がこの日はピッチャーとして登板、1安打15奪三振で西武を完封してキッチリ優勝を決めたのだ。投打の二刀流をこなす中、今シーズンは打者としての成績が目立つ。特に手のマメを潰して投げられず打者に専念した期間があったが、打線の中軸を打ち一流の打者としての成績を残した。投手としてもプロ野球最速の164キロを記録したり、先発ピッチャーで一番バッターに入り先頭打者ホームランを打つなど、とにかくケタの外れた男である。
  
   それにしてもシーズン前のパリーグの優勝はソフトバンクが断然優位の評価であった。そしてシーズン半ばまでぶっちぎりの首位を走っていた。この時誰が日ハムの優勝を予想したであろうか。
   一方のセリーグ。こちらはシーズン前に広島の優勝を予想した解説者はゼロだったのではないだろうか。それが中盤からはトップを独走して他を全く寄せつけずに優勝した。勝負は下駄を履くまで分からないとはよく言うが、ペナントの行方を占った解説者たちの弁を聞きたいものだ。

[中国旅行余話] ③食事と我が体重
 
   これまで「中国旅行あとがき」としていたのを以後は「余話」に改めたい。
   中国旅行に発つ前の健康診断で医師から「酒をセーブしろ。カロリーを抑えろ」と言われ、3ケ月後に再検査をすることとされた。中国を旅行し、連日教え子らと食事をするとなれば当然食べ過ぎ、飲み過ぎと相成る。中国で食べたいものはキリなくあるし、各地でもてなしを受けるので医師の忠告はこの際目をつぶらざるを得ない。
   ところで日本でも中華料理とか中国料理の店が星の数ほどあるが、私も中国で生活をしたのでそういう店のメニューを想い浮かべることは全くない。「何が食べたいですか?」と聞かれ、原則として現地のお勧めに従うが沿海地方(烟台市と青島市)では真っ先に海鮮料理(中国語もそのまま)を挙げた。日本の生簀料理に似ているが、まず魚介類を選んで1斤(500g)幾らで買い、それぞれの料理の仕方を注文する。大体煮る、焼く、蒸す、茹でるのシンプルな料理で食べる。例えばクルマエビやシャコなら塩茹でにし、アワビ、ウニ(殻付き)なら蒸す。トコブシやハマグリは海草その他との合わせ煮、カレイは姿煮にした。(因みにこれらは2回の食事分) これに冷えた青島ビール。私の至福の時となる。
   だが、朝や昼一人で食事の時はレストランみたいな所で食事をする言葉の自信がないこともあるが、お腹にやさしい簡便な食事にした。イートイン式のベーカリーやマクドナルド、屋台の軽食など。前に書いたが現地業者の回転ずしにも入った。
   そのお陰かどうか帰国後の体重を計ったら出発前より1キロちょっと増えただけで、それも1週間ほどで元に戻った。2~3キロは覚悟していただけに正直ほっとしたのである。  

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待ち遠しい白内障の手術/中国のタクシー

2016-09-26 17:18:45 | 日記

   今日は快晴とはいかないが、久しぶりに秋空となった昨日に続いての秋日和である。しかし折角の日和であっても私の視界は全くすっきりしない。前に書いたように私は両眼とも白内障になっていて、何か目ヤニが張り付いているように物や字が滲んで見えて誠に鬱陶しい。8月に眼科診断で手術を受けることにしたのだが、予約が取れたのが10月19日と20日。片眼ずつ手術するのだが、それが待ち遠しくて仕方がない。元来の近視だけでなく、白内障で現在は新聞やパソコンの字を見るのも億劫な状態である。
   今は白内障など病気の内に入らずある年齢になると多くの人が手術をしているようで、経験者から「もう世界が変わったようにスッキリ見える」という話を聞くにつれ早くその日が来いと待ち焦がれている。手術後、目が細菌感染しないよう洗顔や洗髪、入浴など多少不自由はあるようだが、あと3週間ほどの待機で待望の「スッキリ見える」世界になる。

[中国旅行余話] ②中国のタクシー

   客離れが続く日本のタクシー業界では、世界各国に比べても高すぎる運賃の見直し案としてまず初乗り運賃を下げる実証実験がこのほど東京都内で行われた。現行の初乗り730円を410円にするというものだが、現行の初乗り区間の2kmでは結局同じ料金になる設定である。定年後の身分で海外出張もなくなり、最近の欧米でのタクシー料金は分からないが、中国では北京の初乗りが13元(約200円)である。区間距離も都内と同じくらいに感じた。山東省濰坊市では8元(約120円)、こちらは初乗り距離が短かったが、それにしても日本はベラボーに高い。重い荷物がある時とか駅が遠くて雨が降っている時など以外、年金生活者にとってタクシーは敬遠すべき乗り物である。
   さて中国旅行でのこと。知人宅を訪ねるのにタクシーに乗った。経路は片道3車線から4車線の幹線道路で10数分。行先は手帳に書いてある住所を示したが、走り出して間もなくスマホで何やら検索をしたり、仲間らしき相手と通話をし出した。左手でスマホ、右手でハンドル操作である。そして驚くことにギアチェンジをする時はハンドルから手を離してシフトしていた。オートマではないため頻繁にギアチェンジをした。走行もメチャクチャ。前の車を追い越そうと車線の間を走りながら隙を突いたり、3車線を右に左に車線変更してわずかな隙間を縫って走った。これがまた凄い技であった。助手席に乗っている(中国では助手席に座るのが普通)私にはスリル満点。いやはや日本では考えられない、何でもありのタクシーだった。

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驚いた豪栄道の全勝優勝/三鷹国際交流フェスタ/日本総無責任時代

2016-09-25 19:34:46 | 日記

  いや~驚いた。クンロク大関というよりカド番常連大関の豪栄道が優勝。それもあれよあれよと15日間全勝での初優勝である。このところ万年横綱候補になっている稀勢の里が今場所も横綱昇進の可能性を残しての秋場所であったが、誰が豪栄道の優勝を予想したであろうか。大関昇進以来12場所で二けた勝利が一度だけ、カド番は4回目となる場所だったのだ。
   秋場所は大黒柱の横綱白鵬が休場し、案の定横綱・大関陣は初日からコロコロ負けて3日目にして負け無しは豪栄道だけという体たらくであった。序盤にして稀勢の里の優勝の芽がなくなり、その大関・横綱に5連勝した隠岐の海が台風の目となった。
   その中で豪栄道が全勝街道を走り、いつ息切れするかと思っていたがついに15日間を走り切った。これまでの不振には表には出さないケガが原因していると聞いたが、まずは来場所以後を見てみたいものだ。メディアでは来場所の”綱取り”と騒ぐが連続2場所優勝が横綱昇進の条件とは言え、それは待ってよと言いたい。横綱としての力量・品格をもっと見ないといけないだろう。
   今年初場所で琴奨菊が優勝した時も「日本人横綱誕生か」ともてはやされたが、私は「これはフロックだよ。長続きしない」と思っていた。案の定元のクンロク大関ではないか。地力的にはその二人より稀勢の里が上なのは自明の理である。日本人横綱は稀勢の里の奮起を待つしかないのではないか。

   ずっとぐずついた天気が続いていたが、今日は2週間ぶりくらいに秋空がのぞいた。毎年恒例の三鷹国際交流フェスティバルが井の頭公園で開かれ、家族連れなど大勢の人が繰り出して思い思いに楽しんでいた。今年は第27回、年々出店や出演の参加国も増え、民芸品などの物品や食べ物・飲み物の店など100を超えるブースやキッチンカーが軒を連ねた。前にもブログで紹介しているが、私は例年ビール片手にキッチンか―で並んで買った食べ物を頬張りながらステージの民族音楽などを楽しんでいる。
(写真は左から)①メインステージでのデキシーランドジャズの演奏 ②各国の特色ある食べ物はどこも人気で長い列ができる ③浴衣姿の日本女性と民族衣装を着た人がすれ違った ④民芸品が並ぶ南米ペルーのブース

   

 

   奇奇怪怪な豊洲市場の工事について、小池新都知事が業を煮やして都の行政を「無責任体制」と言い下した。また、高速増殖炉「もんじゅ」が官邸主導で廃炉に向けて舵を切ったが、1兆円を超すこれまでの巨額のムダについては誰も何の責任も取らない模様で、これまた「無責任体制」のそしりを免れないであろう。さらに言えば、日銀が打ち上げた前代未聞の金融緩和の目標である「2%の物価上昇」が全く実現していないにも拘わらず、「失敗ではない」「見通しは間違っていない」と虚勢を張って言いつのっているのも責任逃れの厚顔である。日本総無責任時代・・・『こりゃまた皆さん、今ごろ遅い遅い!!』と草葉の陰で植木等さんも苦笑いをしていることだろう。

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久しぶりの植物園だが/超可愛いかった福原愛ちゃん/不思議!両替で得をする

2016-09-22 18:58:25 | 日記

   昨日は久しぶり衣神代植物園を歩いた。年間入場証を持っているので一年間に何度でも入場出来るのだが、この日はたまたま敬老週間ということで65歳以上は無料となっていた。生憎この時期は咲く花が乏しく、旬の花はヒガンバナ(曼珠沙華)くらいであとは夏の名残りのものが多かった。(写真は左からブットレア、ムクゲ、スイフヨウ、ヒガンバナ)
   
  

   帰宅して何を見るでもなくテレビを点けたら卓球の福原愛ちゃんの記者会見の場面であった。新聞のテレビ番組欄を見たらこの時間帯は軒並み愛ちゃんの会見が取り上げられていた。そういえば朝スマホでニュースを見た時、愛ちゃんの会見があることが載っていたのを思い出した。その後また外出するので5分か10分ほどしか見られなかったが、着物姿で会見に臨んだ福原愛ちゃんが本当に可愛かった。これまで見た姿・表情の中でも断トツ可愛いと思った。横に並んだフィアンセの台湾人の卓球選手もハンサムで誠実そうで好印象の青年であった。二人が記者の質問に答える姿もほほえましく、見ているこちらもホッコリした。試合の時はともすると眉間にしわを寄せて険しい表情を見せることが多く、こんなに可愛い愛ちゃんには心から拍手を送ってあげたいと思った次第である。

[中国旅行余話] ①銀行カードのトラブルと得をした両替

   海外へ旅行すれば現地通貨に両替が必須となるが、その手数料(両替レート)は馬鹿にならない。そのため再々出かける中国に行く時は中国銀行のキャッシュカードを利用することがあるのだが、よくトラブルにも遭う。昨年は北京空港のATMで残金を預け入れる時にトラブル、今回向こうで引き出そうとしたらまたトラブルに遭った。ATMに「取引不可」のメッセージ出て引き出せず、手持ち現金が乏しくなったのでホテルで両替を頼んだ。大概どこでもホテルの両替レートは最悪であるが、中国では日本よりレートがよいことは知っていた。それでも思いのほかよいレートで交換できた。問題はキャッシュカードの方である。このままでは預金残額が死に金になってしまう。翌日、駅に出迎えてくれた教え子に頼んで銀行の窓口に直行、調べてもらったが埒があかないので口座を解約してもらった。前日ホテルで両替したばかりなので帰国する時中国元が相当余ったものの、もう預け入れる中国銀行の口座はない。帰国の前日、別の教え子に同行してもらい银行で日本円に両替したのだが、後で計算するとまたすごくよいレートで得した気分になった。 シンプルな計算をすると、中国で5万円をホテルで中国元に換え、それを銀行でまた日本円に交換してもらうと52、400円になる勘定なのだ。両替をして増えるなんて考えられない。(注:中国の空港では余った元は同じレートで買い取ってくれるが)
   念のため後日吉祥寺の両替所で交換レートを調べたら5万円が2度の両替で39.900円に化ける計算になった。日本で両替すると如何に馬鹿らしいかが分かる。しかし私の場合は元金より増えたのだ。この理屈が分からない。多分ホテルの方でレートを間違ったのだろうと憶測している。

 

 

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パラリンピックの成績(続)/奇奇怪怪の豊洲盛土問題

2016-09-21 11:20:52 | 日記

   前号でリオ・パラリンピックの日本チームの成績(メダル獲得数)にショックを受けたことを書いたが、その時メダル獲得上位国を挙げた際ロシアの欠場のことを念頭にいれていなかった。ロシアは国ぐるみのドーピング疑惑により大会をボイコットされていたのだ。改めて前回ロンドン大会の成績を調べたらロシアは金メダル数で中国に次ぐ2位であったを知った。リオ大会では次の通りロシアが抜けた分ほぼ順位繰り上がりとなっていた。
   ロンドン大会:①中国②ロシア③英国④ウクライナ⑤豪州⑥米国
   リオ大会:①中国②英国③ウクライナ④米国⑤豪州⑥ドイツ
   ロシアもスポーツ大国ではあるが、ことパラリンピックにおいては中国がメダル獲得数で突出している。またウクライナが米国の上位にいるなど社会主義国の国威発揚に向けた国家的取り組みが如実に現れている。因みに今回主催地であるブラジルは前回金21、メダル総数43に対し今回は金14、メダル総数は72と金は減ったものの、全体では主催地の盛り上がりを反映していると言えそうだ。次回東京開催での日本チームは如何に?

   築地市場の豊洲移転の工事についての闇が深く広がっている。移転先の土壌汚染対策として専門家会議でまとめた盛土工事の考えがいつ、誰によって覆されたのか?
   莫大な工費を伴う大規模プロジェクトが当時の責任者の与り知らぬところで決められたようなのだ。当時の石原都知事の話は二転三転、「都は伏魔殿だ」なんていう言葉も飛び出したり、築地市場長や担当副知事も「私は知らなかった」と弁明している。あるはずもない地下のコンクリート空間に浸み込んだ水が安全だのそうじゃないだの。就任早々の小池知事はオリンピック・パラリンピックの引継ぎのために地球の裏側を行ったり来たりしながら疑問解明の手立てに追われているが、さらに大きな五輪施設の建設・整備の問題が迫っている。こんな時に都の職員や議会は「お手並み拝見」など傍観(どころか足の引っ張り合いなど)をしていたら許される問題ではなかろう。都民もしっかりせねばならないと思う。
  

 

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