フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

年末最後のブログ・昨年今年/SMAPの応援広告に驚く/帰省の三男家族と

2016-12-30 22:52:44 | 日記

   昨年末最後のブログを繰ったら「年末によいニュースが届けられた。日韓関係の大きな障害になっていた慰安婦問題の解決に向けて両国の首脳が合意したことだ」とあった。「傲慢さが目立つ安倍首相と狭量な女性政治家と映る朴大統領が歩み寄ったことは大きい」と続けている。その当事者の一方である朴大統領は韓国国会で弾劾を決議され、命脈は風前の灯となっているが、もう一方の安倍首相は私の考え(好み?)に反して支持率は堅調。暮れの27日(日本時間28日)にはオバマ米大統領と共にハワイの真珠湾攻撃の犠牲者慰霊碑を訪れた。真珠湾攻撃をきちんと謝罪すべきだった、とか歴史認識で日本の誤りを表明すべきだったとかの論評も多くあるが、とにかく一歩前に踏み出したことは確かだ。ということで奇しくも昨年と似たような年末の話題となった。

   今日の新聞(朝日)を開いて驚いた。『SMAP大応援プロジェクト』と謳った8ページ全面を使った広告である。かつてこれほどの新聞広告を見たことがない。プロジェクトの内容はよく分からないのだが、広告スペースとしては空前の規模と言えるし、8ページの内6ページは”支援者”の個人名だけがぎっしり並んでいる構成も奇抜である。今年一杯でグループを解散するSMAPの人気が絶大でそれほど広く浸透していることの証しではあるが、それにしても度肝を抜かれた。全国紙の新聞広告が1ページで如何ほどの値段なのか知りもしないが、その費用がどのように賄われているのかつい貧乏人は考えてしまう。
   SMAPついでに、もう一つ。私の中国の教え子たちと交信に使っているSNSの何人かの教え子のホームページを開くと、憂いを帯びた美しい曲が流れて来るのだが、これまで何の曲のなのかは知らずにいた。そして最近のSMAP解散の報道の中で聴いた曲「夜空ノムコウ」がそれであったことが分かった。そうなのか、中国人の女の子が自分のテーマミュージックとも言える曲に選んでいるのだと考えると、SMAPの存在の大きさが今さらながら分かったような気がした。

   大分から帰省している三男の家族と昨日は母の居る実家を訪ねた。今年96歳になる母は3歳の孫娘には一昨年会っているが、今年4月に生まれた孫娘を見せたいという三男夫婦の願いがあったのである。母にとっては15人目のひ孫にあたる(因みに孫は11人)。母は近所の人たちや古い知り合いに対して孫・ひ孫の数が最大の自慢のようなのである。この日は4世代13人が顔を合せて近くのファミリーレストランで食事をして帰った。
   今日は三男家族と一緒に高尾山に登った。久しぶりでケーブルカーに乗った(普段はリフト)が、その後孫2人は父や母におんぶか抱っこで登ることになった。天気もよく頂上からの富士山も美しかった。参道途中の茶店は大半が新年の準備のため休店になっており、高尾で蕎麦を食べさせたかった家内はがっかりしていた。
(下の写真:左=母と三男家族 中=高尾山頂標識前で 右=高尾山頂からの富士山)

  

最後に、皆さんよいお年をお迎えください

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「私は絶対にやっていない」真実は一つだが/興が薄れる紅白/年末年始に孫たちが

2016-12-27 13:02:08 | 日記

   囲碁の三浦弘之九段が対局中に席を離れてマホの将棋ソフトを使ってカンニングをしているとの疑いがあり、日本将棋連盟から公式戦出場停止の謹慎処分を受けていたが、第三者調査委員会の調査の結果その疑いを裏付けるものはないとの結論を出した。
   本人は一貫してカンニングを否定していたが、対局中に不自然な中座を繰り返すこと、将棋ソフトと実際に三浦九段が指した手の一致率が高いなどのことから疑いが強まっていた。周囲も疑いを否定するどころか「残念なことだ」と半ば肯定するコメントを出しており、マスコミは「黒」と断じるように報じていた。
   それよりちょっと前、覚せい剤取締法の疑いで逮捕された人気ミュージシャンのASKAさんに対して検察は不起訴処分にすると発表をした。直接の逮捕容疑である薬物の陽性反応が出た尿が本人の尿であることは断定できない、ということであった。
   ASKAさんも一貫して「俺は(覚せい剤を)やっていない」と主張していた。しかし彼は”再犯”であり、薬物に手を染めた者がそれを断ち切ることは極めて難しいという定説からほとんど再犯間違いないという論調で連日報道された。
   この二つの事案の真実は果たしてどうなのだろうか。犯罪容疑で逮捕などされた者の多くは「私は絶対やっていない」と主張するのが常であるが、でも本当にそれが真実のことだってあり得る。だがメディアの方ではほぼ「黒」のトーンで報じて行く。真実は一つしかない。しかし、一方ではよく言われるように「真実は闇の中」ということが少なくない。報道の受け手は何を信じてよいのか難しい。   

   今年もあと5日で大晦日、大晦日恒例の「NHK紅白歌合戦」の曲順が発表された。その前に出場者の名前は発表されていたのだが、最近はかつてほどの興味がないのでよく見ていなかった。昨日の新聞で曲順・曲名などを見て今年は出場超常連者が減ったなあ、と強く感じた。北島三郎が2年前だかに勇退し、今年は森進一や和田アキ子らの名前もない。そして最後までファンをヤキモキさせたSMAPは結局どんな形にも出演しないことになった。逆に名前さえ知らない出場者が十数組に上る。年取りの恒例として惰性で見ているが、近年の紅白は歌合戦というよりは衣裳合戦、踊り合戦とめまぐるしいカメラワーク・・とてもじっくり見ていられない。追いついて来られない年寄りは見なくてよいという方針なのだろう。

   正月を我が家で過ごすため、大分に住んでいる三男家族が昨夜遅くに着いた。フェリーと高速道路を乗り継いでの一昼夜の長旅で、着いた時には二人の孫娘はもう寝顔姿であった。今朝目が覚めると既にみんな起きていて、改めて”ご対面”となった。3歳9カ月と7カ月の二人の女の子はまた男孫とは違う雰囲気や愛嬌があって、反応やお喋りが楽しいものだ。年明け6日に帰るのだが10日ほどの間、忙しくも賑やかな年末年始になりそうである。
  

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年末の神代植物園など/大河ドラマ

2016-12-24 22:02:24 | 日記

   今年も残り1週間。今日は水泳の最後の練習日だったが、自転車事故の打撲の痛みがまだ残るので自分の役目である出欠取りだけして失礼した。朝9時過ぎたばかりで外は快晴青空。神代植物園の一角から富士山の見える場所があり、今日はきっとくっきり見えるに違いないと思って直行したら、思った通りで霊峰と呼ぶにふさわしい素晴らしい富士山に出会えた。園の入口の掲示板にロウバイ開花の案内があったので次にそちらのコーナーに行ってみたら、なんともう満開となっており、数人の写真マニアが熱心にカメラを向けていた。昨シーズンも開花が早かったことを記憶しているが、今年はそれを上回る早さと言える。下の写真(左・中)はスマホで撮ったもので、パソコンに送ってブログに添付したらがっかりするほど色が悪くかつ不鮮明。臨場感が失われてしまった。
   深大寺(写真右:山門とその奥が本殿正面)にも立ち寄ってみたが、初詣の迎え入れ準備が進められていた。
   

  
   今年のNHK大河ドラマが終わった。大河ドラマとして第55作となる『真田丸』は久しぶりに概ね全編を見た。昨年の『花燃ゆ』、その前の『八重の桜』も半分以上は見ており、大河ドラマとしてはよく見た方である。というのは、いつしか飽き飽きして見なくなっていたからだ。その一番の理由は「大河」という名前の下で役者も演出も肩に力が入って、口からつばきが飛び散るようなセリフが多いからであった。「大河とは力を入れて大声を張り上げること」と勘違いしているのではないかと思えた。
   振り返って、第1作は昭和38年(1963年)の『花の生涯』で、当初から年に一作ずつの”大河”のスタートと考えていたわけではないのではないか。私が18歳の時で、母が好きだったのを脇から見ていたのだが重厚さを感じるドラマだった。翌年の『赤穂浪士』は文句なしに面白かった。錚々たる出演者の顔ぶれも凄かった。「おのおのがた」という大石内蔵助(長谷川一夫)のセリフは今で言う流行語大賞に当たった。その流れで第3作『太閤記』も楽しく見たし、次の『源義経』も他に対抗するようなドラマもないし楽しみにしていた。第5作『三姉妹』は”女物”ということで見る気にならず、ここから大河離れが起きた。さらにその後は期待して初めの方の回は見るのだが、先に挙げたような「大河をはき違えた力みのセリフ」が目について辟易しだした。それが長く続いて「見ない」ことが定着してしまった。全く見なかったわけではなく『独眼竜政宗』『翔ぶが如く』『新選組』などは結構見ていた。そして女性が主人公の『八重の桜』『花燃ゆ』である。
   今年は初めから期待していた。それは主演の真田幸村役が堺雅人、その兄信幸が大泉洋。これなら肩の力が抜けたドラマになること間違いないと思った。そしたら二人の父の真田昌幸(草刈正雄)までが思ってもみなかった飄逸ぶり。なので久しぶりに楽しめた”大河”であった。

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師走に風邪で寝込む/プーチン露大統領を呼んでどうなったの?

2016-12-21 13:31:01 | 日記

   風邪で2日ほど寝込んだ。私の感冒の症状は普通ノドの痛みと痰などで、余り寝込むこともないのだが、今回は珍しく頭痛がしたので床に入った。その内、風邪薬(薬箱にあった市販のもの)の副作用なのか風邪自体の症状なのか、腹痛と下痢がし出した。前号のブログに、その日厳しい寒さの中で小学校の見守り当番をしたことを書いたが、それが原因と考えている。結局医者には行かずに終わったが、二つの工夫が良かったのではと思っている。一つはリンゴを多食したこと。大分昔のことだがリンゴをバクバク食べて風邪が早く良くなったことがあり、家内もリンゴを山盛り剥いてくれた。もう一つは頻繁にガムを噛んだこと。日頃も毎食後に噛む習慣があるが、唾液がたくさん出てノドを清浄化してくれる作用があるのでうがいの代わりに床の中でもガムを噛んだ。
   水泳のクラブ仲間のおばちゃん(失礼!)が、ひどい風邪で長いこと寝込んでいるとメールに書いてよこしたが、当方はその何分の一かで済んで助かった。とは言っても、先の自転車事故での傷や打撲が癒えてはおらず、アンラッキーな師走ではある。

      
    遅まきながらロシア・プーチン大統領の来日の話題を。「プーチン大統領は何しに来たの?」と言うより、「安倍首相はどんな目算でプーチン氏を呼んだの?」と言いたい今度のプーチン大統領の来日と日ロ首脳会談。安倍首相は我が故郷である長門市の温泉宿に招いて厚くもてなし、”親密なる日ロ首脳”を演じて友好関係の果実を引き出したかったのであろうけれど、肝心の北方領土問題は「日ロ協同の経済活動」みたいなもので煙に巻かれてしまった。始めっからロシア側には話し合いのテーブルに着く気はない。拉致問題に対する北朝鮮と同じである。日本側がそれにこだわっているのを見て取って、いいようにあしらわれているのが日本の外交である。両国とも国際社会に背いた行動で経済制裁を受けている点も共通する。国民性を十把ひと絡げにいうには無理はあろうが、一般的に気候温暖な地域の国民は開放的で楽天的と捉えられる。対して厳しい気候の国では閉鎖的で懐疑的な傾向があるようだが、ロシアと北朝鮮をみるとなんとなく頷ける。そういう狡猾な国との外交交渉は難しいであろうし、一筋縄ではいかないことを日本国民はもっと認識しておくべきだろうなあ。

 

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高齢者の運転事故について答えが/都議会で公明党が自民離れ/厳しい寒さの中の当番

2016-12-16 22:45:45 | 日記

   丁度ひと月前のブログで『多発する高齢者の運転事故』と題して、「車社会であることと高齢者人口が増えていることから高齢者運転の事故が増えるのは当たり前。では年齢とともに事故率はどう変わるのか、そんなデータは発表されているのか?」という疑問を投げかけたのだが、それに対する回答のような記事を今日の新聞で見つけた。
   『高齢ドライバーの事故 統計と報道イメージに差』という見出しのこのコラム記事によれば年齢層別に見ると、全世代平均の死亡事故率は10万人当たり4.4件に対し65歳以上は5.8件で平均より高いが、16~24歳の若者は7.6件と最も高い(2015年)。さらに事故件数だけで言えば40~44歳の世代が最も多いという。
   なぜイメージと実体が乖離するのかというと、メディアには「今どんなことが問題か」ということを取り上げる役割があり、社会的に注目されると優先順位が低いニュースでも積極的に報じられるようになる・・ということらしい。まさか私のブログを読んだわけでもないだろうが、私の疑問のかなりに答えている。

   これも最近のブログに取り上げた話題で、巨大宗教団体をバックにし庶民大衆の為のはずの公明党が自民との連立与党を組んで、いまや初心を忘れて権力集団と化していることを嘆いた。しかしその時点で既に動きがあったのであろうが、都議会公明党が自民と袂を分かつことを明確に打ち出した。小池知事誕生後、旧弊体質の自民党と一緒では小池フィーバー化した都民から置いていかれると危機感を持ったようで、小池氏にすり寄り都政の刷新に取り組む姿勢に転じた。身近に都議会議員(民進党)もいて都政報告会にも出ているのだが、どれくらい自民党あるいは都議会自体に問題があるのか分からない。でも自民党の館から出て来た小池知事に炙り出された「都議会のドン」氏を頭とする自民党都議団のイメージはよくない。公明都議団もそれが分かっていて、沈む船から逃げ出すネズミよろしく自民離れに踏み切ったのであろう。

   今日は天気はよかったものの寒さが厳しかった。午後から例の小学校の見守り当番、昼過ぎまではまだよかったが陽が傾くにつれて風の寒さが身に沁み、児童の下校を見送るため校門の所でじっと立っている間は本当に厳しかった。当番を終えてから気がついたが、来週はもう冬休みに入る。今日が年内最後の当番であった。
[写真左=校庭の隅のモクレンの蕾がもう膨らみ、寒風の中で春を待ちかねているようだ 右=自分の影が長く伸びて校舎にまで届きそう]

    

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