フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

仮想通貨の世界に驚きの連続/方言について思う

2018-04-29 14:49:40 | 日記

   少し旧聞になるが、大手仮想通貨取扱業者「コインチェック社」の2018年3月期の決算発表があり、それに驚いた。
   仮想通貨そのものに馴染みがなく、全く感覚が分からないのだが、顧客から預かっていた580億円相当の仮想通貨ネムが何者かに不正に送金され、流出するという事件に驚いたばかり。さらにまだ学生かと思うばかりの若い経営者がこれほどの被害額を全額補償する、と言い切ったことにも驚かされた。そして決算では営業利益が前期比74.7倍となる537億円で、不正流失の補償分(473億)を特別損失に計上して、税引き前で63億円の利益となる由。これにまた驚いたのである。実体のない”仮想”通貨の世界ってどうなっているのだろうか。


   昨日の朝日新聞土曜版のアンケート企画で「方言は好きですか?」というのがあった。 
   回答者1631人の集計では「はい」が87%、「いいえ」が13%だったという。好きな人の方が圧倒的に多かった。好きな理由で多いのが「温かさ・やさしさを感じる」「素朴な感じがする」「親しみやすい」など。逆に好きではない理由は「意味がわからない時がある」「聞き取りにくい」が上位に挙げられたが、好きな理由の4~5分の1くらいでしかない。
   私は実は東京の生まれ育ちだから方言は身に着いていないし、同郷の良さというのが分からないが、方言には出身地が分かったり、標準語で表せないような微妙なニュアンスがあることに興味がある。面白いのは地方を走る各駅停車の列車の中は方言に溢れていて和やかな気分になるが、特急列車だとそういう楽しみがなくなることだ。
   学生時代に在来線を乗り継いで東北地方を一人旅をした時、ひとくくりで「東北弁」と言われるものが地方によって違うことがよく分かった。福島ー宮城ー岩手ー秋田ー岩手ー青森の行程だったが列車内で聞こえるその地方の人たちの会話のイントネーションを聞き分けるのに興があった。一番の思い出は花輪線で岩手側から秋田側へのわずかな距離で列車内の訛りがはっきり変わったことだ。岩手と秋田の訛りの違いである。距離的には同じような地域に思えるが県が違うと言葉も違うのだ。50年前の当時とは移動の頻度やスピードがまるで異なるが方言の方はどうなのだろうか。

 

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アリとアオムシの格闘に見入る/TOKIOメンバーの不祥事/ミカンの花

2018-04-27 10:16:44 | 日記

   昨日(26日)の児童見守り当番でのこと。若葉が青々と繁った校庭の八重桜の木の下でアオムシを見つけた。イモムシの一種で緑色をした3センチくらいのものが、のたうち回っている感じで、よく見るとアリが4、5匹取り付いていた。アオムシは体をくねらせてそのアリを振り払おうとしている。しかしアリは執拗にアオムシに取り付く。見つけてから5分くらいはそんな格闘が続いた。10分後になるとアオムシの動きが鈍くなって来るとともにアリの数が7,8匹に増えた。そして完全にアリ優勢となり、アオムシは意に反して?アリに引きずられるようになった。このままアリがアオムシを餌食にするものと予測したが、アオムシは1時間以上も体を奮って一応戦闘状態にあった。最初に見つけた所から5m位の所にアリの巣穴があり、私はアリがそこに引き込むものと思ったのだがそうでもなかった。2時間位かけて元の位置から4m程引きずったが方向が少し違っていた。その時点でアオムシは自律的に動くことは出来ないがまだ死んではいなかった。またアリの方はもう2匹位しかたかっていなかった。炎天下のアスファルト上でのアリとの格闘だがすごい生命力だったが、もう”絶命”は間違いなかった。当番の交代時間になったのでそれ以後のことは分からないが、不思議なのはアリはアオムシをどうしようとしたのだろうか。餌食にしようとしたのだと思うのだが、それにしては”動員数”が中途半端だった。周りにはいくらでもアリが這っていたのだから。一応養分を吸い取ってアオムシからは離れたということか。


   昨日のテレビは朝から晩までTOKIOの山口達也メンバーのわいせつ事件一色になった。自宅マンションに知り合いの女子高生を呼び、無理やりキスをしたとかいう強制わいせつの疑いで書類送検されていたことが分かり、謝罪会見の模様がテレビ各局で繰り返し蒸し返し放映された。私から見たら、これでもかこれでもかとアップで映され、さらし者になった当人が気の毒に思えたくらいだった。テレビのコメンテーターは一様に「あってはならないこと」とか「厳しく問われるべき」と口にするが、TOKIOのメンバーとして自分自身の過去と将来の名声が一瞬にしてふいになるだけでなく、メンバーの顔にも深い傷を負わせた自責の念に耐えるのは大変なことだろうと思う。
    話違って財務事務次官のセクハラ疑惑の方はどうなったのだろうか?自発的辞任で幕引き?


   ミカンの花が咲いているのを始めて見た。昨日の児童見守りで学校構内巡回の時のことである。毎週巡回の時に通る場所で、冬になると体育館の裏手にあるミカンの木に実が熟して、それを捥(も)いで食べたことが何度もあるが、迂闊にもこれまで咲いている花には気がつかなかった。写真のように真っ白い蕾(小さな楕円)がいっぱいある中で、開花した花がとても美しかった。
   小さい頃に歌った唱歌の「みかんの花咲く丘」をネットのYou Tubeで聞いてみた。その名も懐かしい川田正子さんの歌声で、1番の歌詞は完全に覚えていたが、2番3番は全く覚えていなかった。
     みかんの花

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鉄人衣笠の訃報/食事会で地域の絆づくり

2018-04-25 18:46:23 | 日記

   プロ野球で2215試合連続出場の記録を作り、現役時代は"鉄人"と呼ばれた衣笠祥雄選手の訃報に、プロ野球ファンのみならず多くの人からその死が惜しまれている。やはり国民栄誉賞に輝いた人である。記録的にも2500安打、500本塁打の堂々たるものを残しているが、その真価は人柄にありそうだ。いつ、誰に対しても追悼の言葉というのは美辞麗句に溢れるものだが、彼に対するものは本当にその人柄が滲み出ているように思える。
   広島カープの赤ヘルフィーバーの主役の一翼を担ったが、その当時のことで思い出がある。小学生の長男と2人で後楽園球場(当時)の巨人-広島戦を観に行った時のこと。座席は巨人の応援団が取り巻いている中にあった。息子はその時流行りの赤い広島の野球帽を被っていたところ、応援団員から「おいそこの坊主、何で広島の帽子なんか被っているんだ!」と暴力団まがいの怒鳴り声を投げつけて来た。当時私も巨人ファンであったが、これにはすっかり引いてしまった。巨人軍の品位が疑われるような、つまり「贔屓の引き倒し」たる応援団は球場のダニと思ったが、それから大分年月が経って行き過ぎた応援団が出入り禁止の粛清が行われた。

   我が家のすぐ近くにある医療生協が場所を提供し、これに社会福祉協議会などが協賛して毎月開催される地域住民の食事会が今日あった。参加者自身で作って食べる交流会で、民生委員として地域の絆づくりの趣旨に賛同してのことだが、昨年8月の第1回目以来の参加である。今日のメニューはサバの味噌煮やワカメと春キャベツの辛し和え、汁物などだった。かなりの雨の中だったので集まり具合を心配したが、20人を越える参加者となり、焚いたご飯が不足気味になった。帰り際に現役の学生と立ち話をしたが、毎回若者の参加があり定着しているのが嬉しい。

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北朝鮮から爆弾表明/初夏の陽気の神代植物園

2018-04-21 18:40:22 | 日記

   今日(21日)の夕刊に北朝鮮が核実験場を廃棄し、弾道ミサイルの試射を中止することを宣言した、と大きく報じられている。情報機関の測記事ではなく、朝鮮中央通信が党中央委員会総会で金正恩委員長の報告として伝えたものという。金委員長の裏のない本意だとすればビッグニュースである。だが北朝鮮には散々翻弄されて来た経緯があり、まだ俄かには信じられない部分もあろうと思う。
   安倍首相がトランプ大統領との首脳会談から帰国し、乏しい成果が云々されている中での気付け薬みたいなニュースではある。果たして金委員長の真意や如何に。  

   東京の日中の気温が27℃ほどになり汗ばむ陽気になった今日、神代植物園はツツジ園が満開になっていた。また人気のボタンも見頃になりたくさんの客が楽しんでいた。ちょっと珍しいハンカチノキも今が満開、ハンカチのようなひらひらした花をいっぱいに咲かせていた。実は花のように見えるひらひらした白いものは苞なのだそうで、真ん中にある球形のものが1つの雌花とたくさんの雄花の集まったものだという。
   初夏の神代植物園の最大の見どころはバラ園なのだが、まだ一輪も咲いていなかった。これが5月中旬~下旬には見事に咲き揃うのだから不思議だ。そのように係員が毎年育てているのである。

満開のツツジ園
  

牡丹園も今見頃に
   

左=ハンカチの木 中=ベニバナトチノキ 右=まだ一輪も咲いていないバラ園
   

 

 

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川内選手のボストンマラソン優勝に思う/政官界トップの辞任が相次ぐ

2018-04-19 20:12:47 | 日記

   16日に米国ボストンで行われた伝統のマラソン大会で日本の川内優輝選手が優勝し、喝采をあびている。川内選手は実業団などのチームに属さず埼玉県庁職員の”市民ランナー”として人気があるが、特にコースでは今にも棄権せんばかりの苦しい表情で走り、ゴールした後は精も根も尽き果てて倒れ込む姿がお馴染みである。そして毎月のようにどこかの大会でマラソンを走る異例のスタイルを貫いている。正直言ってアフリカ勢を中心とするスピード・マラソンでは勝負できない。粘って粘っての持久戦で勝負をするしかないが、今回は厳しい寒さと強い風のコンディションの中で粘りの勝利を得たものだ。ビッグタイトルのこのボストンで優勝したのは日本人選手として瀬古利彦以来31年ぶり、歴代8人目(瀬古選手が2回で通算9回目)のことだそうだ。歴代優勝者の中に山田敬蔵選手と浜村秀雄選手の名があるが、私が小学生の頃山田選手は英雄だった。そしてその2年後に優勝した浜村選手については「浜村秀雄物語」みたいな映画が作られたように記憶している。何か家事手伝いの海水汲みで足腰が鍛えられた、というようなシーンがあったような気がする。それくらい戦後の日本ではボストンマラソンの優勝は価値があったわけだ。もうう60年以上昔のことで、それらの記憶が正しいとしたら、私の脳みそもまだまんざらではないと思うのだが果たしてどうか。


   福田財務次官が週刊誌に載ったセクハラ疑惑を否定している中で辞任を表明し、受理された。先には佐川国税庁長官が前職である理財局長時代の森友学園問題に関連した疑惑がもとで辞任したばかりで、財務省トップが相次いで不祥事で辞任に追い込まれている。それとは全く異なるが米山新潟県知事がやはり週刊誌に取り上げられた女性問題から辞職を表明した。最近は大衆週刊誌の”爆弾報道”で政官界のトップが相次いで”爆死”している。脇が甘くなったのか、読者の暴露期待ニーズにメディアが乗っかっているからなのだろうか。

 

 

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