フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

国会議論で蓮舫・伊藤両女性議員の差/少し驚いた今日の東京の雪

2021-01-28 22:57:40 | 日記

   数日前に、今国会に於ける菅首相の所信表明演説とバイデン大統領の就任演説とを比較して、前者は議場の議員を一顧だにすることなくひたすら演壇のメモに目を落として読み上げるだけ、後者は一切メモに目を落とすことなく常に聴衆に向かって話しかけていたこととの違いを情けないと嘆いた。
   だが一方国会議論での野党側はただ政府与党に対する反対論・非を唱えるばかり。政府を非難するだけなら誰でも出来る、野党といえども政策集団なのだから自らが調査し練りに練った政策を国会の場で議論できないものか・・とも。
   そんな嘆かわしい国会が相変わらず今も続いているが、一昨日だったが立憲民主党の蓮舫議員が首相に唾棄するが如き非難の発言を行っていたが、見苦しいこと限りない。舌鋒鋭い論客みたいな評価もあるが、政策論争で正非を争って欲しいものだ。
   たまたま今日、国会中継を見ていたら国民民主党の伊藤孝恵議員が質疑に立っていて、感情に走ることなく質問や意見を述べていた。
   じっくり内容を吟味しながら見ていたわけではないが、伊藤議員が深く突っ込む舌鋒はなかったものの、蓮舫議員に比べたら議会議場らしさがあった。


   今日の午後、東京で降り出した雪は一時本降りになった。午後3時からの外出用事があり、天気予報で雪マークは出ていたものの東京のことだからチラホラとかサラサラくらいに思っていたが予想外である。久しぶりに雪降る中を歩くことになった。
   外出から帰宅して点けたテレビでは、オホーツク海近辺の天気図は猛烈な吹雪が予想されるものと言っていた。それは東京地方の天気に影響が出るものではなさそうだが、寒波はコロナウィルスの伝染力に何らかの影響があるものだろうか。

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JOC理事の山口香さんが勇気の五輪中止・再延期論/大相撲初場所が終わる・謎の女性が話題?

2021-01-26 11:37:08 | 日記

日本政府や国際オリンピック委員会が頑なに東京オリンピックの開催の意向を表明している中、「 女三四郎」の異名で日本の女子柔道界に名を遺した山口香JOC理事が「今夏の東京オリンピックの開催は残念だけど難しい」と発言している。昨年3月にも五輪は延期すべきと主張した人だ。
「今、国民の大半が五輪の中止または延期を望んでいる。五輪のごり押しはスポーツの持つ意義が横に置かれ政治や経済などほかの思惑があるのでは。スポーツ界もトップレベルに価値を置き勝利至上主義に陥っているが、日本よりもっと感染が厳しい海外の選手の状況に目を向けてほしい」など、現実を見て冷静な判断をすべきと発信している。
私はこの人の現役選手時代や柔道の試合のテレビ解説者としても知性が感じられて好きであった。今はJOC委員として内部告発みたいになり、言いにくい立場だろうがよく言ったと思う。ただし、政府やIOC、JOCの方々は顔を真っ赤にして怒っておられることだろうと推察する。


大相撲初場所は一昨日(25日)が千秋楽、前頭筆頭の大栄翔の初優勝で幕を閉じた。突き押し相撲に徹した大栄翔の取り口は小気味よく、また人柄にも好感が持てて一服の清涼剤となったのだが、大相撲の本来の形であるべき横綱・大関が土俵の中心となって引っ張る場面が微塵も無かった。
このところ休場続きの白鳳と鶴竜の両横綱がまたまた全休で冷水を浴びた土俵で、出場者の番付トップの貴景勝が初日から連敗連敗で途中休場となった。もう予約した観客から「金返せ」と罵声を浴びて当然の大失態である。優勝した大栄翔や11勝4敗で大関再昇進のチャンスを手繰り寄せた照ノ富士には申し訳ないが、星数は割り引いて考えなければならないだろう。
私は長い間大相撲を牽引して来た白鵬のファンであるが、テレビ観戦はそんなにする方ではない。家内が熱心にテレビ桟敷で応援しており、今では幕下の方からBS放送の中継を観ている。その中で今場所一番の関心事は取り組み開始時からずっと向正面の最前席で観ている若い(と思える)女性の姿である。端正な姿で正座し、まんじりともせずに土俵を見つめている。私が家内の相伴でテレビを見ていると「あの人あの人!」と家内が教えてくれる。マスクをしているから表情はよく見られないが、謎めいていてSNSでは大変な話題になっているようだ。また、中継のカメラもそれを意識して女性がテレビ画面に映り込むように回しているようにも思える。
この間までは派手なコスチュームで一年全場所で見られた「オリンピックおじさん」がいたが、鬼籍に入られた由。この女性はこの後も見られる?


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裸の木のザクロの実をついばむ野鳥/野党は政府を叩くだけでなく、自らの政策を磨け

2021-01-24 11:32:04 | 日記

   過日、穏やかな日の小学校の安全推進員の勤めの夕方。校門内側で下校児童を送り出していた時に、目の先にあったザクロの木に小鳥が止まり、熟しきった実をついばんでいる姿が見えた。ある時はメジロとヒヨドリが1羽ずつ、ある時はメジロだけが3羽が止まった。
   ザクロは初夏に鮮やかな赤い花を咲かせ、秋に実が熟す。私らの年代ではザクロは貴重な野生の果物であった。皮が裂けるくらいに熟したものを手で割って中の真っ赤な種様のものを口に含んで食べた。当時は美味しいという思い出が残っているが、甘い果物がふんだんにある現在は相当酸っぱく感じる。時代の違いを感じる。
    登下校時にザクロの実を見た児童から「あれは何?」と聞かれることがよくある。家庭で食べることのない今の子どもたちはほとんど知らないのであろう。児童を率いていた先生から聞かれたこともあった。
   そんなザクロが野鳥の餌にもなっていることは今まで気がつかなかった。すっかり葉を落とした裸の木の、わずかに枝にすがりついているようなザクロに寄って来たメジロとヒヨドリが身近な野鳥に見えた。


この木の実に野鳥がやって来た/秋に赤く熟すザクロの実 



  二題目は日ごろからずっと思っていたことだが、新型コロナウィルス感染禍にあって特に強く思う。
 現在国会が開かれ代表質疑などが行われているが、今国会に限らず国会議論では野党側はただ政府与党に対する反対論、非を唱えるばかりで、ほとんど建設的な提言がない。政府を非難するだけなら誰でも出来る。今、国民の意見を募れば政府への非難・不満の意見は何百万人からでも出てくる。そんなレベルの議論が国会に求められているのではない。野党といえども政策集団だろう。政府から出された政策を叩く、反論するばかりでなく、自らが調査し練りに練った政策を国会の場で議論できないものか。今のコロナ関連問題は国家の一大事。政府や専門家会議などと同レベルの施策を打ち出して国会の場で丁々発止と議論すべきではないか。
   1強多弱の政党勢力で、かつ多弱組も離合集散の果てに出来たものだから今は国民の支持が集まらないが、国難のこの機に、政府から出された案を叩いて点取りするより、優れた政策で国民の信を広げていけないものか。
   何か新聞の論調みたい意見になってしまったが。

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バイデン新大統領就任演説と我が首相の国会所信演説/上野公園で早くもカンザクラが

2021-01-23 13:09:17 | 日記

    時事問題の記事は時間が経つとニュースではなくなり、カビが生えて「旧聞」となる。何のことかと言えばアメリカの新大統領の就任式が20日(日本時間で21日未明)にあり、宣誓と就任演説が行われたことはもう散々報道し尽くされた。この間ブログ更新が出来ず、今ではもう取り上げるエモーションもなくなってしまった。ただ、トランプ大統領登場の4年前と現在の評価を比較した記事を見たいものである。一度図書館で4年前の新聞を読み直してみたいと思っている。
  
   一方新型コロナ感染の猛威に振り回されている我が日本。18日から国会が開かれているが、冒頭の菅首相の所信表明は相変わらずの原稿に目を落としての棒読み。今回のバイデン新大統領の就任の宣言はどうだ。その視線は常に聴衆に向いていて、一瞬たりとも演台上に目を落とすことがない。
   菅首相に限ったことではなく、日本の政治家のレベルはそんなものなんだろう。胸を打つものがない。   


   昨日、高校のクラスメートが代表を務める書会の定期展覧会の案内をもらっていたので覗きに行った。場所は上野公園にある東京都美術館。私自身は全く書をたしなむわけではないが、彼の縁でこの「日本書学院」の賛助会員になっている。
   JR上野駅の公園口を出てほぼ真っすぐ公園を横切ると会場に着くのだが、公園内は人出がほとんどなく閑散としている。上野公園にあるたくさんの美術館や博物館などは緊急事態宣言を受けて軒並み休館、レストランやカフェなども休業に追い込まれていた。
   開館している東京都美術館も催しが少なく、人の出入りは少ない。会場でクラスメートを呼んでもらって少し案内をしてもらったが、書展の開催に踏み切るには大分苦労やためらいがあったと聞いた。
   ざっと展示を見回っての帰り、中央道通りに向けて緩やかに下る途中にカンザクラが早くも7、8分咲きに咲いていた。賑わいのない上野公園でいいものに出遭った。

  
  書展の案内状   力作・秀作が並ぶ書展会場の一部

 
カンザクラ  (左)写真では見にくいが (右)空をバックに

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阪神・淡路大震災26年で思うこと/とうとう歯を抜いた

2021-01-17 18:56:30 | 日記

   今日、阪神・淡路大震災から26年目を迎えた。当時のことを思い出すべく1995年の手帳を引っ張り出したが、過去にブログで取り上げた記憶があり、「記事一覧」で検索したところ何んと昨年投稿していた。そんな最近とは思えず、我が記憶力を情けなく思った。またその記事は今日思い起こすよりは多くのことが書いてあった。
   メディアの方は毎年新しい記事を交えて報じてくれる。  今朝の購読紙では大災害の被災地で活動したボランティアの人数のデータが示されていた。阪神・淡路震災以降、昨年の熊本豪雨災害まで17の大きな災害を対象に住宅被害1棟当たりのボランティア数だが、既に私の脳裏に思い起こせないような災害が幾つかあった。災害大国で件数が多すぎるためか、上に書いたように我が記憶力のなせるわざなのだろうか。


   数日前に『危うし「80-25』という記事を投稿したが、昨日歯科医に行ってぐらついていた歯を抜いてもらった。元々1年くらい前に歯周病で根元をやられているので治すことは出来ないと診断されていたものではあった。
 「80-25」というのは80歳まで自前の歯(親知らずを除く)20本を残そうという「80-20」のスローガンに対して25本を目標にしたものであるが、これで残る歯が25本となった。「危うし」というのは80歳まであと3年半もあるからだ。
   その他に問題の歯があと2本ある。いずれも歯が縦に裂けてしまい金属で補強して残しているもので、1本は25年前、もう1本は10年前に治療し、共に「3、4年しか持たない」と言われたのがまだ残っている。それで自分の歯に過信みたいなものがあって、余り丁寧な歯磨きをせずにずーっと来たのだが・・。

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