フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

「新型コロナウィルス肺炎」→「コロナ」へ/安倍首相と小池知事のマスク姿

2020-04-26 12:42:28 | 日記

   世界的に感染の勢いがとどまるところを知らない「新型コロナウィルス」。その呼び名は今や「コロナ」だけで済まされている。感染が確認され拡大しつつあった1月、2月では「新型コロナウィルス肺炎」と呼ばれたがその内「新型コロナウィルス」になり、次第に「新型肺炎」「新型コロナ」「コロナウィルス」などと略して呼ばれ、そして今では「コロナ」だけで通じる。「コロナ」は新型のウィルスの形状が「太陽の周りなどに現れる光の輪=コロナ」に似ていることから名づけられていると聞くが、そのことはもうどうでもよく、「コロナ」と言えば今では「新型コロナウィルス肺炎」以外のことは考えられなくなっている。よその国ではどう呼ばれているのだろうか興味がある。

   日本では元々、日常よく使う言葉を段々短縮して使うようになることは珍しくはない。特に若い人たちの仲間内では競って省略形を使う。「マジで?」は「マジ?」になり今では「マ?」と言うのだと何かに書いてあった。
   ただ「コロナ」については長ったらしく書かなくっても(あるいは言わなくても)誰でも分かるようになったので、簡略表現が許されているのだと思う。


   アベノマスク・・安倍首相の経済政策の「アベノミクス」を文字って、コロナ対策として国民全員にマスクを配る政策を揶揄して「アベノマスク」と呼ばれているのだが、安倍首相のマスク姿はいただけない。マスクが小さくて顎がきちんと覆われていないのだ。厚生労働省が全国至るところで掲示したり配布したりしているチラシやポスターの中に次のようなものがある。
   

   左はマスクが顎をキチンと覆っていない例である。安倍首相は明らかにこれを守っていない。一国の代表者が毎日この姿で現れるのである。国民に支給するマスクもこういうものなのであろうか。そして「それでいいんだろうか」と大きな疑問を抱く。
    一方でコロナ対策ではメディアへの露出が総理並みあるいはそれ以上の小池都知事。私は華美なマスクだなと感じる。女性として少しファッショナブルに、という気持ちも分からぬではないが、連日のファッションではちょっと目に余る。
   これについてはやはり賛否はあるが、女性の間では概ね評判がいいとのことだ。まあ、首相よりはずっと良いとは思うけど。

 

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改めて国別コロナ感染者について精査

2020-04-25 10:44:52 | 日記

   つい4日前の21日のブログで、国別コロナウィルス感染者数の上位10ケ国について人口当たりのデータを計算してアップしてみた。メディアでは国別の感染者数だけが発表されるが、人口の多い国もあれば少ない国もあるからだが、第5位のドイツを落としていたり、計算に間違いもあったので再計算した。
    感染者数はその後の4日間で大きく変動しているので今日(25日)の朝刊に載っている4月24日の感染者及び死亡者数によったものである。

データは【感染者数の順位と国名ー人口1万人当りの感染者数ー同10万人当りの死亡者数】である。

➀米26.6人(15.3人) ②スペイン45.6人(47.5人) ③イタリア31.3人(42.1人) ④仏24.5人(33.7人) ⑤ドイツ18.4人(6.7人)
⑥英20.7人(28.0人) ⑦トルコ12.4人(3.0人) ⑧イラン10.6人(6.7人) ⑨中国0.6人(0.3人) ⑩ロシア43.1人(0.4人)
(参考)日本1.0人(0.2人) ※クルーズ船除く

    既報のように感染者数断トツの米国は人口10万人当たりにすればトップではなく、スペインがトップで続いてイタリア、米国、仏、英の順となる。世界の感染源となり1,2月には圧倒的多数の感染者を占めていた中国は現在1位ではなく、感染者数としては9位にあるが人口当たりにすると日本と大きく変わらないレベルであることが分かる。 

 

 

 

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「発表されている感染者数は氷山の一角?」 かかりつけ医師の話に愕然

2020-04-23 08:32:18 | 日記

   高血圧の持病で定期的に診察に行っているかかりつけの医師に、コロナウィルスの診察や検査について電話で尋ねた。
   それに対する医師の話は次のようなものであった。

 ➀「37.5度の発熱が4日以上続いたら」という判断基準が示されているが、その程度では絶対にPCR検査は受け付けてくれない
    ②「息苦しさを感じる(肺炎の疑い)」程度でも保健所はとりあってくれない
 ③呼吸困難になって始めて対応してもらえるだろうが、保健所の電話は何時間も繋がらないといわれる 
    ④(自分のところのような)市中の開業医では検査も治療もできないし、指定病院に取り次ぐこともできない
    ⑤このような状況、つまり感染の疑いがあってもPCR検査は受けられないため、発表されている感染者以外に潜在している感染者は遥かに多いのではないかと思われる
    ⑥指定病院では検査と治療に手が足りずに医療崩壊が叫ばれている一方、町の医院はコロナ感染を恐れてガラガラの状況である
    ⑦個人の対応としては感染防止のルールを守り、万一発熱等の症状が出たら風邪をひいた時のようにまずは安静、保温、栄養摂取に徹し、症状がどうにもならなくなったら保健所の窓口に通報することである
    ⑧国としては中国や韓国並みにPCR検査を徹底できる体制を敷き、一方では早く治療薬として「アビガン」が使えるようにすべきである

 概ねこのような内容で、私も発表されている感染者以外に未検査の潜在感染者が多くいるはずとは思っていたが、PCR検査がこれほど”狭き門”だとは知らなかった。また医師が実感している医療現場の実態について愕然とする思いがした。

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ウグイスの声が聞こえる玉川上水遊歩道/季節は晩春から初夏へ

2020-04-22 10:54:58 | 日記

    何もかにもが中止、延期、休館、閉鎖で外出も自粛・・それじゃあ体が鈍(なま)るし、晩酌も旨くない。というので、1日か2日置きくらいに人出の少ないところを5千~1万歩くらい歩いたりしている。昨日(22日) は家内と井の頭公園を起点とする神田川を下り、帰りは玉川上水を辿った。スマホの歩数計で1万1千歩ちょっとになった。
   途中、水深の浅い川では大きなコイが悠々と泳いでいたり、橋の架かっている所で音を出すとコイが餌を求めてか群れて来たりする。ウグイスの鳴き声も聞こえた。2、3羽 いるようだがウグイスの姿は滅多に見ることが出来ない。立ち止まってよく探したがやはり見つけることができなかった。
   川沿いの民家の植え込みに大きな柑橘類の実が目に付いた。東京の庭木としてはお目にかかれないザボンの一種である。ザボンなのか文旦なのか晩白柚なのか。木の下には無数の実が落ちて腐りかけていた。家人が実を食べることは無さそうだ。径(みち)沿いにある私立高校にさしかかると、大きなグランドには人っ子一人いない。途中で往き違う散歩者は勿論、ジョギング姿の人もマスクをしている。

   井の頭公園に戻るとウワミズザクラの花がまだ残っていた。桜の一種だが、無数の小さな花がブラシのような形の房を成している。何種か植えられている八重桜もピークを過ぎ、有終の美を迎えている一方で、燃えるようなツツジが目を奪う。季節は晩春から初夏に向かいつつあった。

左=大きな柑橘類のザボンor晩白柚? 右=サクラの一種ウワミズザクラ
   

 左=八重桜の「楊貴妃」か?     右=真っ赤に燃えるツツジ
 

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コロナ感染者断トツ1位、これが「アメリカ・ファースト」?/国別人口当たりの感染者を調べると意外なデータが

2020-04-21 10:02:13 | 日記

    今月8日のブログにこう書いた。『世界中にコロナウィルスが蔓延・感染拡大している中でもアメリカの感染者数が50万人に達するのは必至で、100万人を超える大事態になる恐れもある』と。
   その時点でアメリカの感染者数は42万人であったが、あっという間に4日後には50万人を突破し、今日(21日)の新聞ではもう76万人に達している。「100万人の恐れ」どころか、もう近々の内に必至の状況である。

   強大な経済力と国家予算規模及び高い水準の科学力(当然医学をも含む)を誇る世界トップの大国の”大失態”である。しかし経済馬鹿のワンマン大統領はその失政にまだ気付かないのか、反省の風もない。それどころかコロナ対策で中国に後れを取った腹いせにWHOへの拠出金を拒否するという”快挙”に出た。
コロナ感染者が断然1位を「アメリカ・ファースト」と呼ぶのだろうか。


   メディアでは国別の感染者数だけが発表されるが、人口の多い国もあれば少ない国もあり、国民人口当たりの発生率は分からない。そこで1年前の人口統計ではあるが、感染者数上位10の国について国民1万人当りの感染者を計算してみたのが次のデータ【国名ー感染者数ー国民1万人当りの感染者】である。

➀米76.0万(23.2人) ②スペイン19.9万(42.6人) ③イタリア17.9万(29.9人) ④仏15.4万(23.6人) ⑤英12.1万(18.0人)
⑥トルコ8.6万(10.4人) ⑦中国8.4万(0.6人) ⑧イラン8.2万(10.0人) ⑨ロシア4.9万(3.3人) ⑩ブラジル3.9万(1.9人)

参考までに日本は1.1万(0.9人)※、人口で第2位の国インドでは1.8万(0.1人)である。(※日本はクルーズ船感染者を除く) 

    こうして見ると、人口1万人当りの感染者は米国または中国が1位ではなく、スペインが断然多い。米国は1位ではないもののやはりトップクラスには違いない。コロナウィルスの発生源で「武漢ウィルス」とまで揶揄された中国は感染者総数では8位にとどまり、人口1万人当りの感染者は日本より低い数値となっている。意外な結果ではあった。 

 

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