昨日は「一票の格差」についての”違憲”判決に対して、「みんなで渡れば(憲法違反も)怖くない」という厚顔無恥の国会議員の感覚に批判の矢を射たが、今朝の新聞を見たらさすがに無視を続けているだけではなかったようだ。それはそうだろう。政府の衆議院区画審議会が昨28日、一票の格差を是正する小選挙区の区割り見直し案を安倍首相に勧告したと出ていた。
ただそれは「0増5減」を基に一票の最大格差が2倍とならないよう17都道府県42選挙区での線引きを見直したものだ。これにより確かに格差が最大1.998倍と、2倍以内には収まるようだ。しかしこれとて現段階で2倍を越えないというだけで、早晩2倍を超える選挙区が発生することだろう。何よりも、限りなく”国民の等しい選挙権”を目指すという発想にはなっていない。でも、そうは言っても過疎化が進む地方と人口が集中する都市部とで一票の重さだけを等しくすることにはいろいろな問題が出てくること思う。簡単な問題でないことは理解しなければなるまい。
[百花繚乱]
↓ コブシ(辛夷:モクレン科)
↓ シモクレン(紫木蓮:モクレン科)の花とその蕾
↓ ウンナンオウバイ(雲南黄梅:モクセイ科) 別名オウバイモドキ
↓ ゲンカイツツジ(玄海躑躅:ツツジ科)
↓ シキミ(樒:シキミ科) 神前には榊が、仏前には樒が供えられる
↓ アセビ(馬酔木:ツツジ科)