フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

緊急事態解除後の学校、戻りつつある児童の笑顔・声/便利なフェアキャスト、だが・・

2020-05-29 15:55:50 | 日記

何度も投稿している小学校の児童見守り役の「学校安全推進員」。3月に政府から学校の一斉休校要請が出されてから学校は休校となっていたが、我々安全推進員は休務になることなく緊急事態が解除になった。
学校休校で授業は無くなったが、それでは児童及び家庭に大きな問題も生じた。必ずしも休校となった児童を家庭で預かれない保護者がおり、また児童を家で閉じこもり状態に放置できないため当地教育委員会は希望者に次のような救済策を講じた。➀学童保育所に臨時的に児童を預かる②学校で自習児童を預かる③時間を限り校庭を利用した運動を認める④学校内で昼食を給餌する・・等である。私が安全推進員を勤める小学校には学童保育所が併設されており、結局休校中といえども必ず児童が居り、その安全見守りのために安全推進員の当直が要請されて来たのである。

緊急事態解除となっていきなり授業再開とはならないが、馴らし登校としてクラスを1/3ずつ3班に分けて席の間隔を取りながら、かつ授業を2時間、3時間と延ばしながら6月第4週からの通常授業と決まった。
今日午前の当直では3班の内の2班の登校児童を迎え、1班については下校の見送りもした。まだ全員マスク着用で顔の半分は隠れているが、児童の笑顔と挨拶の声が戻りつつあることが嬉しかった。

日頃より学校もしくはPTAから児童の保護者への連絡はFairCastという通信手段が用いられている。NTTデータ社による学校連絡網とかで携帯電話、固定電話,FAX、電子メールなどに一斉に連絡できる。そのため従来のように連絡網に従ってて伝言を順次送って行くシステムとは格段にスピードも正確性も高い。私も安全推進員のチームリーダーとしてこれに登録しているので、今度の新型コロナ対応については校長・副校長などから逐一説明を受けるまでもなくつぶさに掌握でき、推進員のメンバーに当直の指示をすることができた。便利なITツールである。
一方ではまた、市内15校のチームリーダー間の情報システムや遠隔会議など、苦手なITには悩まされてもいるのである。

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東京も緊急事態宣言解除に/井の頭公園は一足早く全面解除状態に

2020-05-25 18:07:42 | 日記

    今日25日、首都圏と北海道にも新型コロナの緊急事態宣言が解除された。テレビでは現在安倍総理の記者会見が始まったところである。東京としては4月7日に宣言が出されて以来1月半以上ぶりに解除され、重い息苦しさから少し解放された気分である。しかし地球上では米国を筆頭に厳しい感染拡大が続いており、まだまだ安心はできない。

    地元の行楽地井の頭公園では一足早く週末の23日・24日はすっかり解除モードになっていて、緊急事態宣言前に近い大勢の人出で賑わっていた。子どもの遊具が使用禁止、井の頭池のボートや井の頭自然園が休業のままであったが、下の写真のように新緑の公園に弾む声と笑顔が戻っていた。

大きな木の木陰で憩う家族連れやトラック周回でジョギングする人・芝生で遊ぶ人々

(左)新緑の中を散歩する人、(中)広場でくつろぐ人、(右)吉祥寺駅方向に帰る人々

駐輪禁止場所に違反駐輪が復活(左)、ただ池のボートは休業中(中)、遊具もまだ使用禁止だ(右)
 

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通販のマスクが今や投げ売りに/「巧言令色鮮し仁」&「暖簾に腕押し」&「ごまめの歯ぎしり」

2020-05-24 18:17:46 | 日記

    今日(24日)の新聞にマスクの通販の広告が載っていた。ひと月前に同じ会社の広告が載り、違和感を覚えてこのブログに投稿したことがある。「違和感」というのは、当時全国のドラグストアやコンビニの店頭からマスクが姿を消し、人々は開店前から行列を成して並んでも買えない時期に、全く衛生用品とは異業種の『Yグループ』が緊急入荷として「30枚セット2800円、1人3セットまで。限定3千セット」とする広告で、店で1枚も買えずに困っている人のためというなら一人1セット限定として多くの人に頒布すべきではないか、また値段も高すぎるなどと思ったものだ。
    その後も薬店での品切れ状態が続いたが、5月に入ってからは商店街などでは段ボール箱に山積みしたマスクの露天売りが見られるようになった。そしてドラッグストアや雑貨店でも買えるようになった今、また件(くだん)の新聞広告が載ったのだ。曰く「応援セール 30枚セット1000円、1人5セットまで 無くなり次第修了」とある。もう完全に売れ残りの在庫処分、投げ売りである。たった1ケ月でこの変わり様だ。


    ”余人をもって代え難い”人材を検事総長の座に、との執念を週刊誌記事で一瞬にして覆した安倍首相。いつものように”蛙の面に小便”よろしく「責任は私にある」と言う。在任中これほどこの言葉をのたまわった首相はいないのではないだろうか。ただ国民はもう決して言葉通りに受け取ることはない。さらに、これまで「謙虚に」とか「真摯に」「丁寧に」説明して行く、と何度表明して来たか分からないが、これらも国民にとっては「オオカミ少年」である。
『巧言令色鮮し仁』論語の中の格言である。「言葉巧みに愛想よく取り繕う者に仁徳のある者は少ない」という意味だろうが、首相に送っても『暖簾に腕押し』にしかならない。国民は『ごまめの歯ぎしり』を続けるしかないのかな。

 


   

 

 

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再び”賭けマージャン”/黒川氏擁護ではないが/夏の甲子園も中止に

2020-05-23 10:46:13 | 日記

一昨日(21日)のブログで、週刊文春に賭けマージャンを報じられて辞任した黒川東京高検検事長について取り上げたが、その時私は「マージャンは賭けて遊ぶゲーム。賭けないマージャンなんて炭酸が入ってないコーラやワサビのない寿司みたいなものだ」と書いた。大きな金額の賭けでもなさそうだし、何も賭けないなんて真剣味もわかずダラダラしたものになる、とも続けた。
その後賭けのレートは「点ピン」だと報じられている。「千点100円」ということで、これで数時間遊んだところでせいぜい1万か2万の出入りだろう。今どき検事長レベルの人が料亭やクラブにちょっと行くだけでもそれでは収まらないだろうし、マージャンなら賭け金は仲間内で分け合うだけだ。
それを以って罪人みたいに「賭けマージャンなんてもってのほかだ!」とか「賭博罪で立件できる?」とか騒いでいるのは見当違い。あくまで、「緊急事態宣言」が発せられ国民に不要不急の外出の自粛が求めてられている時期に、範を垂れるべき立場の要職の者がマージャンなんてけしからん、というのが本旨であるべきだ。

私は安倍首相が異例の措置で恣意的に黒川氏の検事総長就任への道を作ったことが大いに気に入らないところ(またまた政治の私物化)だが、黒川氏そのものは検察トップに就いてもおかしくはない人物なのだろうと思う。現職の稲田検事総長が黒川氏の高検検事長定年に合わせて禅譲していれば「賭けマージャンで辞任」というスキャンダルは生まれなかったのではなかろうか。似たようなことをテレビの番組で発言した解説者がいて、それがまた議論を呼んでいるともネットには書かれている。百家争鳴とまでは言わないけど、まあいろいろの考えや異論は尽きない。

高校野球のというより国民的夏の風物詩「全国高校野球選手権」いわゆる『夏の甲子園』の中止が決定された。すでに『春の甲子園』選抜選手権も中止されている。有力校を始め全国の球児の落胆悲嘆ぶりがテレビ・新聞等に紹介されているが、その姿を見るに忍びない。野球に志す少年の多くは甲子園出場を目指して厳しい練習や自己鍛錬に耐えて来たのにその大目標を奪われたのだから、端で見ている程度の無念さではないだろう。
私の身近でみると、高三の双子(男女)の孫の男の方が高校総体のサッカー出場を夢みていたし、女の子は全国吹奏楽大会に向けて週6日の練習に明け暮れていたと聞いている。高校生競技だけではなく、東京オリンピックの中止、大相撲、プロ野球、サッカーJリーグなどを始め大きな競技会は全て新型コロナに飲み込まれてしまった。
単なるテレビ観戦者にとっても極めて残念な2020年である。


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テレビで知る新型コロナ感染下のロンドンの様子に思う/私もWeb会議に

2020-05-22 11:59:53 | 日記

    今日のNHKの情報番組「あさイチ」で2人の女性出演者に目が止まった。関美和さんとフレディみかこさん。いずれも遠隔テレビの生出演で、とても魅力的な方たちであった。関さんはハーバード大学MBAを取得した英才の経済畑の方ながら現在は翻訳家として活躍。フレディさんは若い時から苦労して英国生活を送りながら翻訳や作家としての実績を積んでおられる。
   そのフレディさんの新型コロナ感染下のロンドンの様子についての話が興味深かった。一国の首相がコロナに感染して生死の境をさ迷ったという英国であるが、首都ロンドンは大気汚染の指数である二酸化窒素濃度が60%減少し、明らかに景色が違って見えるという。「霧のロンドン」などと言われるが、これまで見たことのない青空なのだそうだ。
    また、警察官や郵便配達、交通・物流従事者、スーパー・コンビニの従業員、ゴミ収集員など「エッセンシャルワーカー(またはキーワーカー)」と呼ばれる、人々の日常生活に欠かせない職業の人たちに感謝の気持ちを示す行為が盛んになり、さらにはボランティアや相互扶助の精神が高まっているという。日本で横行している『自粛警察』などと比べて”民度”の違いを感じる次第である。


   私が従事している市内の小学校の学校安全推進員。昨日はその市内15校の責任者の「学校リーダー会議」がオンラインで行われた。毎月第3木曜に開催されるものだが、会議に使う公共施設が休館中で先月からWeb会議に切り替えられた。Zoomというソフトをインストールするなど面倒に思ったが、使ってみるとわざわざ出かけて行かず家の中で済んでしまうので便利なものだと分かった。今外出自粛下の「テレワーク」など、なるほど有効なオンラインシステムだと思う。

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