フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

ブログ400号/気の晴れぬ年越し

2013-12-29 11:03:11 | 日記

   2011年2月に産声を上げたこのブログが今回で400号になった。
   市内のグループ主催によるブログ入門講座を受講して、IT音痴の私が重い腰を上げて始めたのが3年近く前。趣味の散歩と併せて、徒然なるままに身の回りのことを書き止めボケ防止にでもとの思いがあった。当初は年100回の投稿を目標にしたが、これまでの平均では140回を超えることになる。自分ながらよく続けたなと思っているところである。
   閲覧される方にとって文字ばかりの記事では飽き飽きされるだろうと考え、散歩で出遭った季節の花の写真などを添えることにしたのだが、実はこのスタイルを維持することが結構悩み多かった。記事と花の写真のタイミングというか、身の回りの出来事や時事トピックスなど書きたい記事があっても花の写真がないことがあるし、逆に春から初夏にかけて百花繚乱の時期などは花の写真が有り余ることになる。
   一応花の写真には原則を設けている。①まず「撮り下ろし」であること。過去に撮ったものは使わない ②同じ花を同一シーズンに2度も3度も登場させないこと ③当然時季外れにならないよう、撮ってすぐ、せめて1週間以内の写真とすること・・・などである。そのために、冬期や真夏などには季節の花がないと言っては頭を悩まし、逆に写真が有り余っている時も、取っておいて時季外れに載せることもできない、と悩むことになるのである。
   それでも、最近は同じ花でも場所や時間が違えば風情が異なることに気づいて②の原則の例外をつくったり、ある共通項目でまとめるため③の原則を外したりしている。
   記事の方は思いつくまま書くとしても、うろ覚えで誤りを書かないようにと辞書・図鑑やインターネッなどで調べることが多く、時間はかかるもののこれはこれでボケ対策によいかと自分に言い聞かせている。
   でも私は来年70歳、季節の花も3年が巡ったし、ブログをどうしようかと考えているところでもある。

   今年は年賀状書きが思わぬ早く済んだため、大掃除も例年より早く着手していつもより手を広げることができた。これで年賀状と大掃除の年末恒例のお約束事が片付いて、もう年越し気分になって来た。

   だが、国民としては日本晴れの年越しにはなりそうもない。安倍首相がまたもや物議をかもす行動に出た。靖国神社への突然の公式参拝である。特定秘密保護法の強行採決の暴挙、そしてその批判冷めやらぬ内に今度は靖国公式参拝の愚挙。反日感情が高まっている中国・韓国の猛反発はもとより、国民世論、そして何より首相が最も頼りにしていたアメリカ政府の不信・反感を招いてしまった。アベノミクスによる円安・株高誘導に有頂天になっていたのだろうか。
   「先の大戦で尊い命を捧げた英霊に尊崇の念を表する」ことに異論はないとしても、「(合祀されている)A級戦犯をも尊うのか」という疑問に答えないまま、国民および戦争関係国の感情を逆撫でした。安倍内閣はアメリカとの軍事同盟強化のために特定秘密保護法を作り、集団的自衛権行使や武器輸出三原則解除に向けてしゃかりきに動いているのだが、今回その米政府からも「失望」されてしまった。いよいよ世界を敵に回して国連を脱退し、歴史を戦前に逆戻りさせるのか? はたまた謙虚に頭を冷やして、日本の信頼を取り戻すのだろうか? 
  皆さん Happy New Year を迎えましょう。 
  

[今日の花]

下左:フヨウ芙蓉)の実 今まで気づかず取り上げたことがなかったが・・・
下中:最近身近な所で見られなくなった霜柱だが、ザクザクという踏み音が懐かしい
下右:ハクモクレン白木蓮)の蕾 今にも咲きそうに見えて花開くのは春爛漫の頃
    


   初春を代表するツバキ椿) 開花の準備をする蕾と既に咲き始めた早咲きのツバキ
      
   
 


  

 

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フィギュア代表/寂しい都知事退任

2013-12-26 20:38:14 | 時事トピックス

   先週、4回の忘年会プラス歓送迎会という5日連続の飲み会が終った。丁度年賀状書きの時期と重なるので気が気じゃなかったのだが、その為年賀状を早目にそして一気に書き上げ、結果として例年よりずっと早く書き終わってしまった。余勢をかって今週は早い大掃除に取り組んでいる。

   フィギュアスケートのオリンピック代表選考の行方を決める全日本選手権が行われ、その結果ソチ・オリンピックの日本代表は男子が羽生結弦、町田樹、高橋大輔の3人、女子は鈴木明子、浅田真央、村上佳菜子の3人が選ばれた。
   選手権では多くの選手が素晴らしい演技を見せ、国内大会ゆえのお手盛り採点かと思われるくらい高得点が連発した。特に代表に選ばれた男子の羽生選手、町田選手、女子の鈴木選手、村上選手は感動するくらいの出来だった。
   一方、日本のフィギュア―界のエースとでも言うべき高橋選手は足のケガの影響で精彩を欠き、浅田選手はミスが重なって不本意な成績に終わったものの、いずれも五輪の代表には選ばれた。そして何より、男女とも金メダルが狙える顔ぶれになったことは楽しみである。

   一昨日、猪瀬東京都知事の辞職案が都議会で可決され都庁を去った。慣例で議会各派への挨拶に回ったが冷たい視線を浴びたようだし、最後に庁舎を出る時には見送りの職員も少なく寂しい退任になったと伝えられる。
   それもそうだろう、都民のみならず国民が注目していた5千万円という徳洲会マネーの疑惑が晴れぬまま幕を引いてしまったのだから。徳洲会病院を食い物にした徳田マネーの闇はこれから司直の手で暴かれていくのであろうか。    

[植物園温室の花]

  この時期は咲く花が乏しいので、今回は現在神代植物園の大温室に咲いている花に登場をしてもらった。

   
     ゴクラクチョウカ         サンタンカ           モクセンナ

     
                 ハイビスカス                 ヒポエステス・アリスタタ 

   
   デフルゴザ・コロラタ       ベニヒモノキ           ベトナムツバキ

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東京に初雪?/猪瀬知事が退任に

2013-12-21 23:49:27 | 日記

   昨日は東京に初雪が降ったそうだが、気がつかなかった。とにかく寒い一日ではあった。
   その日は午後から小学校の安全見守りの当番だった。12時に引き継いで間もなく東の空が明るくなり、真夏のような雲が湧いていた(写真下左)のだが、1時間もせぬ内に黒い煙のような雲に変わった(同下右:写真では余り黒く見えないが・・・)。そしてほどなく雨が降り出した。私の務めは校庭などで外部からの不審者の監視をするもの。それでなくても屋外は寒いのに、その上冷たい雨が降りつけて来て、寒くて辛い見守り当番になってしまった。でも、とにかく厚着とビニールのレインコートで寒さに耐え、何とか児童の下校を見送った。 

        →
    夏の雲のような空模様(左)から一転黒い雲に覆われ(右)、やがて雨が

  
   猪瀬都知事がとうとう辞任に追い込まれた。実質的に都知事選挙が始まっているさ中に5,000万円ものカネを受け取っておいて、「選挙資金とは関係ない」ことをあれこれ弁明したが、ボロボロと矛盾が暴き出されて雪隠づめになってしまった。何とも無様な引き際である。
   ご存じのように元はノンフィクション小説を得意とする作家であり、ジャーナリストである。政治との関りは小泉首相の開放民営化路線の一環である道路公団民営化の推進委員を務めたことがきっかけである。私もその時分の猪瀬氏の講演を聴いたことがあるが、やはりジャーナリストとしての調査力、追及力が生きていた。だが、知事となっては逆に調査を受け追及される立場になり、それに対しては実にもろかったということであろう。私が学生のころ、仲間内で「ずるどい」と言う造語を頻繁に使った。「ずるい+するどい(賢いとか巧みだというニュアンス)」を意味するのだが、私にしてみれば猪瀬知事はまさに我々の言うところの「ずるどさ」が無かったということで、知事の職を失うほどのことではなかったかもしれない、と思うのである。

[今日の花と実] 

        
以前にも登場したツワブキ石蕗)の花  真っ赤なナンテン南天)の実

     
                  柑橘類のタチバナ

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ウィンタースポーツ

2013-12-16 16:22:52 | 日記

   特定秘密保護法を強引な採決で国会を通した後の安倍首相の上っ面の弁明会見、徳洲会から5000万円を受け取った猪瀬都知事の苦渋の弁解、側近中の側近の身内を国家転覆の疑惑で処刑した北朝鮮・金第一書記の恐怖政治・・・等々の時事問題について書いてみたいことが数々あるのだが、キリがないみたいなのでこれにとどめたい。

   ウィンター・スポーツが花盛りになった。スキー、スケートだけでなく、陸上のマラソン、駅伝、球技ではラグビーにアメリカンフットボールなどを含めてである。
   ウィンター・スポーツの祭典である冬季オリンピックが開会まであと2ケ月を切り、来年2月にロシアの保養地ソチで開かれる。前回バンクーバー大会では金メダルは無かったものの、銀が3、銅が2とまずまずの成績であった。ソチ五輪では浅田真央や高橋大輔、羽生結弦などのフィギュア―スケート、前回銀と銅だった長島圭一郎と加藤条治のスピードスケートに新しい種目のスキー女子ジャンプの高梨沙羅などに期待が集まる。スノーボード・ハーフパイプも若い有望選手が次々現れるし、逆に34歳で5回目の五輪挑戦というスキー・モーグルの上村愛子に私は熱い声援を送りたい。
   メダル争いは別にして女子カーリングが最終予選で昨日五輪出場を決めて湧いている。他の団体競技では大体オール日本の選抜チームで臨むが、カーリングでは北海道銀行の単独チームでの出場だ。バンクーバーやその前のトリノ大会でテレビ中継されて、本橋由里や目黒萌絵などの人気選手が「カー娘」と呼ばるアイドルになり、今や母となった小笠原(旧姓小野寺)歩は「カーママ」と呼ばれるのだそうだ。それはともかく、ストーンを投じる時の研ぎ澄ましたような真剣な表情や、微妙なストーンのコントロールなどはテレビで大写しされて大変面白いものだ。
   
   マラソンと駅伝は冬の陸上競技の花である。冬季は毎週のようにマラソンか駅伝の大会が日本のどこかで開かれる。マラソンと駅伝は長距離のロードレースで、多くの選手が両方にオーバーラップしている。飛脚と並ぶ江戸時代の郵便・宅配制度に名前が由来している「駅伝」は日本独特のもので「ガラパゴス競技」と言われるが、人気が高まり長時間の中継でテレビ放送される。テレビではチームや選手が主役となり、特に上位チームは長時間映像に映し出され、名前が連呼されるのでその宣伝効果は絶大なものらしい。購読紙によると、そのため実業団チームは駅伝に力点を置き、有力選手はマラソンには出場しにくい状況があるらしい。そしてそれがマラソン界の不振につながっているのだそうだ。なるほど。
   そんな中で気を吐いているのが「市民ランナー」川内優輝。埼玉県の定時制高校の職員をしていて、特定の陸上チームに所属せず一匹オオカミの選手生活を送っているが、そのスタイルも常識破りで一年を通して毎月のようにマラソン・レースに出場している。また、レース後半でもうダメかと思われても、歯を食いしばって食い下がり、ゴールした時は息も絶え絶えで倒れ込む姿はもうお馴染みである。
   その川内が今月1日の福岡国際マラソンで日本人トップの3位に入ったのに続き、昨日は防府マラソンでも日本人トップの2位になった。こうした川内は陸連幹部の一人に「(必死の粘りに)立場を忘れて感動した」と言わしめ、他の幹部に「(仕事を持っている)川内選手の方がプロで、(競技に専念している)実業団の方がアマチュアだ」と言わしめているのだが、しかしオリンピックでの活躍を期待するのには無理があろう。


[井の頭公園 週末の昼下がり]

  
気温は低かったものの良い天気になった週末、昼下がりに井之頭を歩いた。
   

    
  吉祥寺から入る公園の玄関口やそれに続く七井橋にはご覧の人出で賑わう

     
         お馴染みの大道芸には親子連れなどが歓声を上げていた

    
井之頭池とボート遊び 池畔に残るススキや葉をすっかり落としたサクラ、季節の花カンツバキなどが

   第二公園に寄ると、そこは別世界。通り道に使う地元の人が通るくらいで、ここまで足を伸ばす来園者はごく稀だ。私の散歩のメインコースではないが私の「井之頭公園」の内である。晩秋の空気が残る林間ゾーンであった。

      

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12月も中旬に

2013-12-12 11:11:51 | 日記

   12月も中旬である。師走と言われるだけあって、やはり何か気忙しい。歳暮の品選びや発送は家内がやってくれたが、これからは年賀状書きをせねばならない。毎年のことながら気が重く、腰も重い。賀状はパソコンで印刷をしているが、印刷だけでは失礼だから一筆添える。宛名も手書きにしている。パソコンや携帯(今はスマホか)などで極めて手軽に便りや通信が出来る時代なのだが、年賀状の長いしきたりはなくなりそうもない。こうして国民総ぐるみで郵政のドル箱事業を担っているのである。
   来週は4日連続の忘年会が待っている。これは楽しみな限りなのだが、頭の隅では年賀状がチラチラしている。早く取り掛からないと、とは思っているのだが・・・。 

   今、整骨医院に通っている。もう半年くらい前から左肩が痛くなって、手を上げるのが辛くなった。以前四十肩になった時、治療法もなく「日にち薬だ」「その内治る」と言われ、7,8ケ月かかって治ったことがあるので放っておいたら今度は肘を痛めてしまった。趣味の水泳での腕の使い方で肩をかばったため筋を痛めたらしい。整骨医に「だいぶ根が深い」と言われ、マッサージと電気治療で筋をほぐす治療中である。テープや包帯で左肩・肘の動きを抑える処置をして帰るが、日常生活ではこんなにも使うものかと改めて感じる。日頃何でもないような、下着や服を着たり脱いだり、顔を洗ったりするのが痛いのである。夜中の寝返りも具合がよくない。早くよくなって欲しいのだが、なんだか長期戦のような気がしている。

   12月1日付けで東京都民生委員・児童委員の任命を受けた。両委員は兼務され、その任務を列挙すると長くなるが、要は憲法25条に謳う「国民の健康で文化的な最低限度の生活」を保障するための活動で、様々な福祉制度や行政機関などと住民とのパイプ役、助言役を果たすものである。近年は役割が高まる一方なのになり手が不足している、ということで親しくしている地元議員の要請にお応えした次第。先日三鷹市で100名強の新・再の任命式があり、重さが6、7キロはある書類を受け取った。任期3年、心して務めて行きたいと考える。
  

[行く秋、迎える冬]

  
晩秋から初冬にかけては日の影が長くなるが、写真左下はボランティアの安全見守りを務める小学校の校庭の南側に立っているケヤキ)の影が伸びて、7,80メートル離れた校舎にまで届いたところ(左の校舎の中央部が暗くなっている部分が影。木の幹の上の方に日が当たっているのが分かる)
   写真右は校庭側道のアスファルトの上に散ったイロハカエデの落ち葉。自然が成す芸術的な模様だ。

   
               

   下は神代植物園にて。左から葉を落とす前のシマサルスベリ、落ち葉が敷き詰められた林間の歩道、すっかり冬支度を終えた梅園の木々。

    
   

   さて、最後は何か? これはヤマツツジなのだが、一般的なツツジと同じで花期は春から初夏。狂い咲きというのかどうか、ツツジには季節外れの時期にちょっと咲いているのをしばしば見かけることある。
     
                     
        

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