フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

中秋の名月ー中国の中秋節を思い出す

2023-09-30 18:43:17 | 日記

昨日(9月29日)は中秋の名月にして満月なのだそうだ。中秋の名月が必ずしも満月になるのではないと、昨日初めて知った。この3年は中秋日が満月であったが、次にそうなるのは7年後なのだそうで、月の軌道が完全な円を描いてはいないことからそうなるのだという。
そんな報道があり、午後7時ごろに出かける用事があったので、その”名月”を写真(と言ってもスマホだけど)に納めようと外に出た。丁度その時に雲が切れていて「超満月」が東方向に見えた。がしかし、そんな所ではせっかくの”名月”が台無しなので、井の頭公園まで自転車で走った。同じ考えの人も多いようで公園では多くの人影があったが、肝心の月は雲間に隠れてしまった。
場所を少し移動させながら月が雲間から出るのを待ち、まあ今回はこれで辛抱しようというところでスマホに納めた。


中秋節というと中国を思い出す。日本語教師として中国に滞在中に中秋節に出遭った。
中秋節は国定の祝日で会社や学校は休みである。最初に赴任した2008年、私の赴任先の学校の教員を退職して日本語のガイドの資格勉強中のH女史が終日北京観光の案内をしてくれた。夕刻になって彼女の元教師仲間の一人を呼び出して3人で北京の夜の見所を歩き、食事をした。日本人観光客が夜歩き回るような場所ではなかった。
その翌年は山東省の大学の教師になっていたが、私の担当ではない学年のパーティーに招かれ、唄え踊れの大賑わいとなった。私もゴーゴーのダンスの輪に入り、また日本から持って来た尺八で飛び入りの演奏をして大うけした。

中秋節には学校からお祝いとして教職員に月餅が配られた。そのほか学生が思い思いにお祝いの月餅を持って来てくれた。とてもではないが一人では食べ切れないので、少しずつ学生の方におすそ分けして捌いた。
中国の月餅は本家だけあって餡の種類がもの凄く多い。だから20個入りくらいの箱詰めが多い。そして日本のクリスマス・ケーキと同じようにお菓子屋さんだけでなく、スーパーなどあらゆる食品売り場で山積みになって売られていた。
中国人は凄く家族の絆が堅く、祝祭日は故郷の家族と過ごすという強い習慣が残っている。日本の旧正月に当たる春節での帰省の「民族の大移動」」は日本でもよく知られているところだが、中秋節もやはり故郷の家族と過ごすものだということを知った。

 

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中国の教え子が上京、「中国人に人気の店」で夕食・歓談す

2023-09-26 18:57:22 | 日記

中国の大学で日本語教師を勤めた時の教え子で、現在日本の会社(名古屋)に勤めている毅君(中国読みでは「イ」、私は学生時代から「たけし君」と呼んでいる)が出張で上京、夕食を共にした。
私は彼が日本の企業に勤めるにあたり身元保証人になっているのだ。私が名古屋に行った時と彼が上京した時にはほとんど一緒に食事をしているが、今回は彼が「東京で中国人に一番人気の店」という、亀戸にある店に行った。
店構えやテーブルの席は全く東京の街中でありふれたものだ。オーダーも今様のタブレット式だが、言語は日本語か中国語を選択する。
私は中国で暮らしたと言っても地方による料理の種類は分からないが、広東料理や上海料理ではなさそうだ。毅君が言うには四川料理がメインだとのことで、料理のオーダーでは香辛料などの選択肢が幾つもある。その辺は日本で食べる「中華料理」とは異なる。日本では余り食べられない香辛料の効いた物をメインにし、2時間近く歓談しながら飲んで食べた。
その中で、最近流行りの在宅ワークが中心の名古屋では人間関係で悩むことはほとんど無いが、東京本社の人間関係は難しいことをこぼしていた。しかし、国民性を越えてちゃんと日本で仕事が通用していることに、私は教え子の優等生としてエールを送っているのである。
来月は教え子の女子が出張で東京にやって来る。中国ではコロナ禍前に青島で何回か食事をしているが、東京では7年ぶりのこととなる。

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103歳の母に半年ぶりの面会

2023-09-23 18:34:27 | 日記

一昨日(23日)、介護老人施設に入所中の母を家内と共に訪ねた。ちょっと間が空いてしまい、半年ぶりのことである。
母は今年103歳。100歳の誕生日は自宅で迎え、都内にいる子供からひ孫に至る20人ほどが集まって祝ったが、予て申し込みをしていた近くの所謂「老健施設」に昨年から入所していた。
100歳の時は半分以上の孫・子の顔と名前を認識したが、現在では長男の私の顔も覚束ない。同行の家内は結婚当初から母とは相性が良く、一昨日も慈しむ表情で母を見つめ声を掛けていた。

母は旅行が好きで、私が九州勤務の時は孫の誕生の都度お産の手伝いとして、また父や祖父を連れて旅行に、更に東京への転勤引っ越しの手伝いなどにやって来た。家内は我々の結婚早々に実母を亡くしだが、実母の代り以上に親しんで来たのである。


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ウクライナは善・ロシアは悪?~ある書評より/既に手術!大谷選手、来季の本塁打数などに期待

2023-09-23 11:58:53 | 日記

昨年2月にロシアがウクライナ領土に侵攻してから1年半以上が経ち、戦況は泥沼化して行方は未だに判然としない。我が国を含め、米国を筆頭とする西欧諸国は概ね「ウクライナは善良な被害者、ロシアは悪業の加害者」として、ウクライナ支援、ロシア非難の姿勢を続けて来た。
そんな中、今日(23日)の朝日新聞の読書欄に『ウクライナ動乱  ソ連解体から露ウ戦争まで』という著書の書評を載せていた。
筆者は松里公孝氏。著者紹介に「東大教授。専門はロシア帝国史やウクライナなど旧ソ連圏の現代政治」とある。
現在、毎日のようにテレビでコメンテーターが口角泡飛ばして論じているが、ほとんどはウクライナ擁護、ロシア非難である。それに対してこの両国の事情に通じている著者の論はそれ一辺倒ではない。
書評を紹介しきれないのが残念だが、ソ連解体とロシア、ウクライナ国内での民族対立や経済停滞などの事情に詳しい著者は「単にウクライナが勝つだけでは平和は訪れない」とし、評者は「こうした(著者の)評価をウクライナ政府に厳しいと感じる人もいるだろう」と論じている。
買って読んでみたい一冊である。


前回投稿(19日)で、肘を故障した大リーグの大谷選手が20試合ほどを残して今季の出場を諦め、手術をすることになったことを取り上げたが、投稿のその日に即手術を受けたのだそうだ。
そして、来季はシーズン初めから打者としては出場、投手としては再来季からと発表された。来季は投打の二刀流が見られないのが残念だが、打者に専念したらどれほどホームランを打つだろうかという新たな期待もある。
プロ野球には全く興味がなく、大リーグでもほとんど大谷選手への関心ばかりで、来年はシーズンホームランや塁打数など大リーグ記録に迫るものを期待したい。

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大谷選手20試合強を残してリタイアも凄い記録/皆で黙ってれば怖くない? 故ジャニー氏の愚行にメディアは・・・

2023-09-19 22:36:10 | 日記

大リーグ大谷選手の2023年シーズンが終わった。
右ひじを故障してまた手術が必要と言われ、シーズン終盤は打者に専念しての出場になったが、更に打撃も無理になったようである。
大谷選手出場試合のテレビ中継を独占するNHK・BSの新聞テレビ欄では毎試合「大谷選手出場予定」となっていたが、とうとう20試合余りを残して今シーズンを終えた。
それにしてもそれまでの投打の成績が凄い。
打撃の方では、
497打数、151安打、 打率.304、 44本塁打、 95打点、102得点、20盗塁・・・このままでもア・リーグのホームラン王の可能性が高い。
投手としても23試合に登板、10勝5敗、防御率3.14、奪三振167 と一線級の成績を残している。
途中リタイアにはなったが「超一級の二刀流」の成績を残し、私の大リーグ・テレビ観戦を楽しませてくれた。来季は手術後のリハビリ期間になるのだろう。残念である。

 ジャニーズ事務所が正式に記者会見を開いて、創業者の故ジャニー・喜多川氏の性加害の事実を認めてから堰を切ったように業界人から「私も知っている」と続々名乗りを上げるようになった。かつて週刊文春が告発記事を載せてもダンマリを決め込んでいたマスコミや芸能界が漸く事実に向き合うようになった。その端緒を担ったカウアン・オカモトさんを先頭とする被害告発グループの勇気を称えなければならない。
NHKを筆頭とするマスコミはここまであからさまになって「大きく反省しなければならない」などと後付けのポーズを取っている。
ジャニーズ事務所が設置した「再発防止特別チーム」がジャニー氏の性加害の事実を認定し、被害者は数百人などとメディアの前で公表するに当たって、メディア各社はどんな思いで出席していたのであろうか。

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