フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

大富豪の米大統領は所得税ゼロ!!/竹内結子さんの死に礼讃の嵐

2020-09-29 09:44:01 | 日記

私の頭痛が続いていることを2度に亘ってアップしたが、未だに続いていてどうもパソコンに向かってブログを書く気が起こらず、投稿が間延びになってしまった。
気を奮い立たせて以下投稿する。

米国でも代表する企業経営者で大富豪のトランプ大統領。米国民の代表・象徴であるその大富豪の大統領が何んと自分の所得税を払っていない、ということが報じられている。大統領就任前の15年間の内10年間に亘って払っておらず、大統領に就任前後の2年の所得税は日本円で8万円ほどという。
信じられないこのスキャンダルに対し、トランプ氏は「フェイクニュース」だと反論しているという。とにかく彼は自分の都合の悪い報道はことごとく「フェイクニュース」で逃げて来た。一方では傲慢・我田引水の限りを尽くしている。
こうした人物が米国大統領として失墜することなく、11月に行われる大統領選挙で共和党代表候補の指名を受けて選挙戦に臨んでいる。
民主国家の世界代表であるはずの米国でも共和党とその支持者たちにはそれが堂々と通用していることは信じられない。それとも日本で報じられていることは本当に「フェイク」なのだろうか?


女優の竹内結子さんの突然の死が今大きなニュースになっている。実は私はこの女優さんの名前は聞いたことはあるが、どんな女優さんなのか顔も知らなかった。 亡くなったのは27日だそうで、その日のテレビでニュースとなり、私は28日の新聞記事で、竹内さんは日本アカデミー賞の主演女優賞を3年連続して受賞し、NHKの朝ドラにも主演出演していることを知った。
この時点では離婚歴もあることなどからまあよくいる女優さんだなと思ったのだが、テレビの番組表を見ると報道ワイドショーや芸能番組の全てでと言ってよいほど一日中報道されており、そのいくつかを視て考えが全く変わった。
大体知名人が亡くなると、絶対に「死人にムチ打ち」するような追悼の言葉は送らず、生前聞いたことがないほどの”ご祝儀”礼讃に終わるものだが、この女優さんはそれとは違っていた。番組のコメンテーターやゲスト出演した芸能界の知人などが言葉を極めて、最高の賛辞を送っていた。女優としての芸能活動の範囲に納まらず、奉仕活動など至るところで彼女の”まごころ”のあり様が伝わって来た。
名前だけしか知らなかった女優さんの死が今さらながら惜しく思えた。

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「自助・共助・公助」が理解される新首相となるか?/知人の自伝書に我が事が書かれる!

2020-09-25 08:40:00 | 日記

菅新首相が施政方針の一つに「自助・共助・公助」を唱えている。この言葉は私が民生委員を務めていた間によく接したフレーズである。特に災害に備えた対策としてよく使われた。まず自分の身は自分で守る「自助」、近隣の住人同士で助け合う「共助」、そして行政による防災インフラ整備を主とした「公助」という役割をみんなで担う、といった考え方である。防災によらず安全・健康・快適に地域で生活を営むために必要なことであろう。
その「地域」が「国」と読み替えても同様なことが言える。 ところが、新首相がそれを声を大にして言うと「国民に責任のしわ寄せをする国の責任逃れ」と受け取られる。これは安倍政権後半の政治の私物化に対する国民の政治不信から来ている面が少なからずあると思う。安倍首相の大番頭だった菅首相がその政治不信を払拭する姿勢を鮮明に出さない限り「自助・共助・公助」の理解が得られないのではないか。


現在米国に在住し、ゴルフ三昧の自適生活の傍ら執筆活動を続けている親友がいる。大学は同期なのだが同じクラスや学科で学んだことはなく、親友の親友ということで大学卒業後しばらく経って仕事の関係で縁が深まった。ただ、日本の大手化学メーカーに務めていた彼は若くして東南アジアからオーストラリアで勤務し、退職・自立して現在は米国・・と卒業後実際に顔を合わせたのは一度きりである。それが想像も出来なかったことに、十何年か前からノンフィクションを主体に文筆業にも身を入れ新刊上梓の度にその案内と知り合いへの紹介依頼がメールで寄せられる。
その彼から今度の新刊案内が来た。彼の自伝本ということで、私が会社退職後中国へ行って日本語教師をしたことについて「会社時代のキャリアも捨てて、中国語も出来ずに見も知らぬ土地へ飛び立ったことに触発された」ことを第1章に書いた、とメールで言う。いずれにしても今日明日にもAmazonに発注しようと思っているところである。

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ジャパンライフ元会長逮捕と事件の大きさ/実は私もそのターゲットにされたのだが・・・

2020-09-19 18:37:29 | 日記

    ジャパンライフ(以下J社と呼ぶ)という会社で磁気商品を使ったマルチまがいの商法をしていた同社元会長の逮捕が大きく報じられている。
    J社は磁気ベストや磁気ネックレスを「1次顧客」に売り、それを預かって「2次顧客」にレンタルするのを商売としていた。1次顧客からの商品代と2次顧客からのレンタル料を売り上げ、1次顧客には年利6%の配当を支払う商売だが、2次顧客が思ったようには無いのに1次顧客へ高額配当をエサに商品の売り付けを拡大して行った。
   配当支払いの原資となるレンタル料が入らないのだから、いずれ行きつくことは目に見えている。マルチ商法そのものである。そして3年前に倒産、その後警視庁が特定商取引法違反容疑でJ社を調べていたが、この18日山口元会長らが詐欺容疑で逮捕された。
    「J社は高齢者を中心に延べ約1万人から2100億円を集めた」とされ、負債総額2000億円、債権者は7千人と報じられている。大事件なのである。
    7千人もの人たちが、1人平均3千万円近い被害を被っているのだ。巨大な詐欺事件である。

    ところでこの事件、実は私も「1次顧客」としてのターゲットにされたことがある。会社定年後に中国で日本語教師を勤め、帰国して間もなくのことであった。市内で市民活動者を中心にした交流会が開かれ、その中によその市から紛れ込んで来た私と同年輩の男性が何くれとなく話かけて来た。名刺を交換したがその後捨てたのでどんな肩書きだったか覚えていないが、勿論怪しまれるような風情や名刺ではなかった。二次会の懇親会に移ると私の側に着いて「ここの人たちはつまらない人ばかりだ。私は友達に恵まれて一緒に楽しく過ごしているが貴方ならその仲間に紹介したい。旅行したり、ゴルフをしたりいい仲間と楽しく過ごしませんか」とささやくのだ。
    その後一度会ってはっきり分からないがビジネスのような話と”楽しい仲間”の話をした後、分厚い冊子が送られて来た。磁気商品の愛用者の全国の数十名の称賛の声をカラー写真とともに載せた分厚く豪華なカタログ状の冊子であった。
    私はここで気が付いた。「こんな仕掛けは怪しい。まっとうなビジネスではない」と。そして、今後一切の接触を断つ旨の書状と共に冊子を送り返した。
    今回の逮捕劇の報道でJ社の客を誘い込む手口などが明かされているが、なるほどと分かる。私は早めに気がついてラッキーだったのかも知れない。
  

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菅総理大臣が今誕生(国会の首班指名選挙終わる)/新閣僚の顔ぶれを見て/頭痛が続き医者へ

2020-09-16 15:13:55 | 日記

安倍晋三首相の辞職表明を受けてその後任を選ぶべく、14日にまず自民党総裁選挙が行われて菅義偉現官房長官が選出され、今日16日の国会で自民党新総裁の菅氏が内閣総理大臣に決定した。(衆参両議院での首班指名選挙が今終わった)
自民党総裁選では、安倍内閣を7年8月に亘って支えて来た菅義偉官房長官が有力派閥から早々の支援体制を得て石破茂、岸田文雄両候補に圧勝し、内閣総理大臣に”内定”した。
安倍首相が任期満了の後の次期首相としてレールが敷かれつつあった岸田氏は、思わぬ展開で菅氏に主導権を握られ、前回の総裁選で善戦した石破氏は政府に対する批判姿勢を嫌われて再起出来ない敗北に追いやられた。
新自民党総裁・内閣総理大臣による党役員及び内閣人事について菅氏は「派閥のいうことは聞かない」とか「国民のために働く内閣を作っていきたい」と言っていたが、やっぱり派閥均衡人事に終わってしまった。それくらい『自民党内の派閥というのは力の源泉』なのだということが分かった。

今日の朝刊に載っていた菅内閣の閣僚(内定)の顔ぶれの中で、平沢勝栄復興大臣が75歳での初入閣とある。学部は違うが大学の同期になり、私と面識はないが私の親友の親友ということで内閣改造の都度「今度こそは」と期待を持っていた。新内閣の中では麻生副総理に次ぐ2番目の高齢者で、チョー遅咲きの初大臣就任である。

新内閣の顔ぶれを見ると河野太郎氏や小泉進次郎氏などもう馴染みの二世・三世議員が多く見られる。興味がわいて新閣僚全員についてネットで調べてみたら20人中9人がそれに相当した。なんと多いことか。
「国民のためになることなら苦労を買って出よう」という家系なのか、「親の代が多大な苦労して築いた地盤を受けつがなくては」というのか、はたまた「議員先生は一度やったらやめられない美味しい」ものなのだろうか。


ここ4,5日軽い頭痛が続いた。熱の方は平熱維持であるが、もしやコロナ感染症だとすればすぐに対応を取らねばならない。これから先人前に出てはならないし、数日前から人と接した経過を周知せなければならないので朝の内にかかりつけの医者に行ったところ、PCR検査をする対象になるような症状は見られないのでもう少し様子を見るということになった。

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大坂なおみ選手の全米優勝、示したアイデンティティーに共感/”死生学”の先駆者デーケン先生の訃報

2020-09-13 12:18:52 | 日記

   テニスの全米オープン女子シングルスで大坂なおみ選手が優勝した。一昨年に次いで2度目で、日本時間の今日(13日)早朝でのことである。上位ランク選手が欠場ということはあるが、日本のテレビ各局は今日のスポーツニュースやワイドショーで軒並み「大坂選手全米優勝」を期待したタイトルを掲げて番組編成をしていた。
    私はこれまで大坂選手のファンではなかった。日本人女性の感性(お淑やかとか謙虚というような)ではなかったことが大きいが、この度は大いにファンになった。それは全米優勝と言う勲章のためではない。米国内で社会問題になっている警察官による黒人に対する虐待に対して明確な抗議の姿勢を打ち出したことに共感を覚えたのである。大会前に「私はテニス選手である前に一人の黒人女性である」として大会ボイコットを宣言した勇気と信念、そして出場に踏み切った試合中には被害黒人の名前を刺繍したマスクをかけてその意志を示した。これだけのアイデンティティーを示した破天荒さに拍手喝采を送った。
   昨年のゴルフの全英女子オープンで優勝し、世界に「スマイル・シンデレラ」として好感を持たれた渋野日名子選手とは対照的な印象の日本のヒロインである。


   日本に「死生学」を広めた先駆者のアルフォンス・デーケンさんとは高校時代に交流があったことを3ケ月ほど前に2度に亘ってアップしたが、そのデーケン先生が亡くなったことを今日の新聞で知った。
   私らにとってはデーケン先生はまだ「死生学の大家」ではなく、敬虔なクリスチャン教徒で上智大学の教員であった。小石川高校の石川女史先生の引き合わせで、四谷のイグナチオ教会などを中心にしたフランクでフレンドリーな交流が懐かしく思い浮かぶ。享年88歳 ご冥福をお祈りしたい

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