フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

女子テニス大坂選手の快挙/歌手気分? 民生委員の男性コーラス/大相撲初場所に思う

2019-01-27 20:39:23 | 日記

   今朝の新聞(朝日)の一面トップに「大坂 全豪V」の見出しが大きく踊っている。そして見出しは続く。「テニス4大大会連勝 世界1位」「21歳 大坂時代幕開け」と。
   昨年9月の全米オープン優勝に次ぐ世界四大大会連勝となる大坂なおみ選手の全豪オープン優勝の快挙が一面を飾った。おまけに世界ランキング1位となることが確定したという。
   昨年の全米オープンで日本人選手として初めて四大大会で優勝した時は日本中がフィーバーし、以来その一挙手一投足に注目が集まっていた。天真爛漫のせいか、また日本語が不自由なこともあって、愛らしさや精神的な未熟さがこもごもの印象を与えて来たが、この全豪優勝で”女王”としての評価が確立しそうである。まだ21歳・・女子テニス界のトップに就いたがまだまだ伸びしろがたっぷりある。


   過日、三鷹市民生委員協議会の新春交流会が開催された。昨年は私も実行委員の一人として来賓や記念講演の手はず、立食パーティーのメニューの検討、当日のテーブルセッティングなどの労にあたったが、今年は気楽であった。とはいえ、アトラクションとして有志による「男性コーラス」が組み込まれ、私もそれに徴集されて3,4回の練習に駆り出された。
   そして当日、サプライズが待っていた。男子十数人がステージ(演台)で歌っている時、前の方に陣取った女性陣からキラキラの横断幕が開かれ、手に手に持った出場男性の名前を書いた団扇を振って掛け声までかかるのであった。予想もしていなかった男性陣もこれには苦笑いしなから、気分的にはノリノリになった。2曲披露のあと、お定まりのアンコールの声に応えて用意していた3曲目を歌ってテーブルに戻った次第である。

 
   大相撲初場所は大荒れ、というか意外な展開の連続となった。
   まずは場所早々、横綱稀勢の里が心配されたように全く勝てずにボロ負けして引退。続いて横綱日馬富士と大関栃ノ心が不振の中で休場し、残る大関2人も勝ち越せるのか不安なほど弱体ぶり。そんな中でいつものように白鵬が一人横綱の体面を保って⒑日目まで全勝街道を走って、このまま全勝優勝?かと思せた時に突如3連敗して休場となった。
   この間、先場所優勝の貴景勝ともう一人玉鷲の両関脇が千秋楽まで優勝争いに加わり、結局今日の千秋楽の決着で玉鷲が初優勝を飾った。かつては「関脇が活躍する場所は面白い」と言われたものだが、それは「横綱・大関は強く、それを倒す波乱が場所を面白くする」のであって、現在のようにどっちが大関だか横綱だか分からないような相撲では、意味をなさない。

 

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中国の経済成長が鈍化?と人口減少/小出しされるゴーン疑惑の次々

2019-01-22 11:33:26 | 日記

   中国の経済成長が鈍化した、と報じられている。昨年10月~12月のGDP(国内総生産)の実質成長率が6.4%にとどまって年間成長率が6.6%となり、リーマン・ショック直後以来の低水準だったという。確かに一時は10%を越すような”超”がつく高度成長を見せ、その後7%台にまで低下はして来たが、それでも日本の昨年の成長率1.14%と比べてみなさい。とんでもない高度成長である。
   大きな原因はアメリカとの貿易摩擦である。トランプ米大統領が国内産業保護のため「米中貿易不均衡の是正」と称して中国製品輸入に対して関税を広範囲に引き上げたのに対抗して今度は中国が米国製品に報復関税を課した。その結果、中国の貿易が打撃を受けることになった。
   経済成長の鈍化と直接関係あるかないか分からないが、中国ではこのところ人口減少が起きている。そこで「一人っ子政策」を見直して一夫婦2人までを認める方向に舵を切ったが、そもそも1人目も生まないWINK(W- Income No Kids)つまり子どもを造らず夫婦で仕事をする家庭が増えているのだそうだ。その背景はよく知らないが、私の中国での教え子の女性はみな適齢期に達し、順調に(?)に結婚して子をもうけている。


   ゴーン日産元会長の容疑の捜査が進むにつれて、小出しするように疑惑が次々と報道されている。そこでうかがい知るのが、瀕死の日産を剛腕のコストカットでV字回復させ絶大な権力を握ったゴーン氏が、今度は日産を食い物にして私腹を肥やす姿である。それもいずれの容疑も数億ないし数十億の巨額な疑惑である。本人は全面否認しており、公判でどこまで真実として裁かれるのか分からないが、ルノーの会長留任の姿勢を頑なにしていたルノーの大株主であるフランス政府がゴーン氏更迭もやむなしの方向に傾いて来た。しかし、今や瀕死の企業からドル箱の会社に再興した日産をあくまでフランス政府の支配下に置きたい方針は変わらず、ゴーン排斥から脱仏政府を目論む日産経営陣との綱引きがこれからも続きそうである。

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2019年フクジュソウの初見と植物園の早春/稀勢の里の横綱引退に思う

2019-01-19 17:35:23 | 日記

  私が「早春の使者」No.1に挙げるフクジュソウの初見を目指して、毎年この時期に神代植物園に足を運んでいるが、今年は今日(19日)快晴青空のもと植物園に行ってみた。入園して真っ先にフクジュソウ園に向かい、目を凝らして探し回ったもののフクジュソウは影かたち見つからなかった。昨年もそんなことがあったのだが、来園者の一人から「植物多様性センターに咲いてますよ」と教えてもらい早速飛んで行って、既にかなりの数のフクジュソウが咲いていたのを思い出した。同センターは植物園の分園のような付帯施設で入場無料で一般開放されており、今年もそこでをやっと土の上に顔を出したばかりのフクジュソウを拝することができた。まだ花が小さく黄金色の神々しさは漂っていなかったが、2019年のフクジュソウ初見を果たした。
  わずかに地上に顔を出したばかりのフクジュソウ

 
   その他梅園では3~5分咲きの早咲き種のウメが見られ、ロウバイが満開状態になっていた。暦の上では明日が大寒で、寒さもこれから本格的になろうという時期であるが、植物園では春の先駆けを楽しむことが出来た。
[写真] 上段左・中は早咲きウメの「冬至」、右は「白難波」
下段左はソシンロウバイ、中・右はロウバイ
    

  



   去就が注目されていた横綱稀勢の里がとうとうというか、やっとというか初場所初日から3連敗したところで4日目に引退を表明した。横綱昇進時は、19年ぶりという待望久しい日本人横綱として大いに期待され湧きに湧いたが、在位12場所で皆勤した場所はたった2場所、通算成績は36勝35敗97休というふがいない横綱であった。
   日本には「死者にはムチ打たず」という文化があり、知名人の死去や引退などに対してメディアはほとんど悪くは評せず、美辞麗句を並べたりするが、今回の稀勢の里の引退にあたっては「ふがいなさ」に酷評したりせず、責任感が強く忍耐や愚直を貫いたなどと持ち上げている。確かに横綱昇進直後の場所で優勝して大相撲関係者やファンの大喝采を浴びたが、その場所のケガがもととはいえその後は10勝が1場所あっただけであとの10場所は全く横綱の責任を果たしていない。私などは歯がゆさを通り越して憤りすら感じた。例えば「憎いほど強い」と言われた北の湖だったが、「忍耐強い」稀勢の里とどちらが本来の横綱だろうか。常に勝ってこその横綱であって、同情評なんて・・メディアもいい加減にして欲しい。
   
  


市内のホームセンターの屋上駐車場から見えた夕焼け空に富士山のシルエット

 

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「家政婦は見た」の市原悦子さん逝去/成人式で思い出す去年の「はれのひ」事件/目をそむける稀勢の里の惨状

2019-01-14 20:43:29 | 日記

   女優の市原悦子さんが亡くなった。昨年9月に個性派女優の樹木希林さんが亡くなり、その生きざまが大きな話題になっていたが、市原さんもテレビドラマの「家政婦は見た」など特徴のあるキャラクターの役どころに人気があった。そんな2人の姿を並べて思い起こしていたら、今朝のテレビ番組の市原さん追悼のコーナーで樹木さんと2人並んでのインタビューのシーンが映ったのでその偶然にびくりした。何でも2人は仲が良かったんだそうだが、印象に残る”脱美人”女優さん2人が相次いで逝った。
   市原さんのもう一つの長寿番組、人気アニメ「まんが日本昔ばなし」の語りの相方常田富士男さんも昨年7月に亡くなったばかりであった。

 
   今日は成人の日。土曜からの3連休で、式典そのものは昨日か一昨日に行われた所も多いようだ。我が三鷹市でも昨日(13日の日曜)の朝、祝砲の花火の音が聞こえた。
   成人式と言えばかつては無法な新成人が暴れる「荒れる成人式」がお決まりのニュースになっていたが、最近ではマンネリ化して飽きられたか影をひそめたものと思っていたところ、今夕のニュースではまだそんなことをしている時代遅れの若者がいることが分かった。
   ところで昨年の成人式ではとんでもないニュースが飛び込んだものだった。「はれのひ事件」である。晴れ着の販売・レンタル業者「はれのひ」が成人式当日(昨年は1月8日)に突然休業し、社長以下従業員が姿を消してしまった。このため全国で2千人もの新成人が予約していた晴れ着が着られなくなってしまった、というセンセーショナルな事件であった。
   会社の資金繰りが行き詰っての計画的な犯行で、会社は倒産、社長は詐欺罪で逮捕され横浜地裁で懲役5年の判決を受けた(現在控訴中)。

 

   大相撲初場所が始まった。昨日の初日では大関3人が相次いでコロコロ負けた後、今場所に進退がかかっていて注目の横綱稀勢の里が無残に転がった。全くもって見ていられなかった。そして今日、大関2人がいつものごとく敗れたところに登場した稀勢の里がまたもや土俵外に転がされ、場内がシーンと静まり返った。誰しも「横綱引退」の言葉が脳裏に走ったことであろう。結局、2日間で大関・横綱陣は白鵬が2連勝しただけで、6人の成績は3勝6敗。全く大相撲の土俵になっていない。この一年間の最大の戦犯稀勢の里の去就は現在(1月14日20:40)まで発表はない。


  

 

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引退の女子レスリング吉田選手/叔父の葬儀に参列して

2019-01-12 20:49:32 | 日記

   前号に書いた女子レスリング吉田沙保里選手が引退表明について10日に記者会見を開いたが、テレビでは繰り返しその模様が流されていた。爽やかな表情で、少しの心残りと「やり切った」という納得の晴ればれしさ、そして自分を選手として育ててくれた故人の父親などへの感謝の気持ちなどが語られた。206連勝、五輪3大会連続優勝、世界選手権13連覇という、勝つことが使命づけられた重圧の中での大記録は称賛以外の何物でもない。持って生まれた身体能力とレスリング選手だった父親の小さいときからの指導育成、そして常人には推し量れない本人の努力と、どれ一つ欠けても成し得なかった「霊長類最強の女子」なのであろう。
   テレビ出演などで見られる素顔は、驕らず飾らず、明るく快活でとても好もしいキャラクターと見受ける。今後もテレビを中心とするマスメディアでの活躍を期待したい。


   久しく会っていなかった叔父の訃報が届き、今日の葬儀に参列して弔った。亡き父の弟で享年94歳、父よりは8歳長く生きた勘定だ。 2年ほど前に電話で話した時は声の張りがあってとても元気そうだったし、亡くなった時もまるで眠るように逝ったと聞いた。全くもって大往生で、献盃の発声の時私は「あっぱれ、おめでとう!と言って、見送りたい」と挨拶をした。
   営林署勤めで転勤が多く、福島在勤中は学生時分の私の東北旅行で2度ほど泊まらせてもらった。その後前橋に定住して会うのは家族・親族の冠婚葬祭の時くらいだった。その次の世代では私が歳頭、めったに会えない従弟たちと久しぶりに話を交わすことが出来た。これも故人のお引き合わせである。



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