話題が中国からそれるが、北京に来る時私は日本でやりかけのことがあった。それは地元三鷹市で行われていた「ビジネスプラン・コンテスト」に応募して出て来たのである。毎年行われているこのコンテストは市民の創業・起業を促す狙いがあった。
実は私は前年11月から翌2月までの三鷹ネットワーク大学の「SOHOベンチャーカレッジ」という全15回の講座の受講者で、その講座のマエダ塾長からビジネスコンテストに応募するよう声掛けがあったのだ。その少し前にベンチャーカレッジ同期生で「星のソムリエ(星空案内人)」のキタザキさんと組んで、豪華クルーズ船「飛鳥Ⅱ」の船内イベントを提案し、受注に成功していたのである。クルーズ船に乗ったことがある私のアイデアなのだが、キタザキさんが女性にして極めてプレゼンが上手な星のソムリエだったので、私が提案書を作成して彼女を売り込んだ訳である。題して『星のソムリエが案内する 満天星空観察教室』。プロジェクターなどを使って船内で講義の後、すぐ甲板に上がって大海原から夜の星空を案内するもので、この企画は即決で採用された。そして1ケ月半後には彼女は早速飛鳥Ⅱに乗り込んだのである。このことはソムリエ仲間からセンセーションを呼んだという。
私はキタザキさんを誘ってそれを元にした「星のソムリエの事業化」の提案書を作った。そしてまさに「枯れ木も山の賑わい」のつもりでコンテストに応募し、あとの審査はキタザキさんに託して日本を発ったのである。その後はメールと電話で連絡を取り合っていたが、書類審査が通り、面接審査が通り、そして一般市民が聴講する最終プレゼンの結果、何と「コミュニティー・ビジネス賞」というのをもらったと連絡が入った。最優秀賞に次ぐもので賞金20万円を獲得、私の帰国後2人で山分けることになった。
【写真】
①「ビジネスプランコンテスト」の募集要項の表紙 ②審査の結果「コミュニティー・ビジネス賞」に輝く ③ビジネスプランの元になった「飛鳥Ⅱ」の船内イベントの企画書

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