フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

大掃除の雑巾である思いが/人気ホテルが10連休/いよいよ正月、今年最後の投稿に 

2017-12-30 16:02:16 | 日記

   洗濯した雑巾を干して畳む時に「Beijing 2008」という文字と五輪マークの刺繍が見えた。大掃除で前日窓ガラス拭き用に自分が使ったもので、それは2008年の北京オリンピックの公式記念グッズであった。同年私が北京で日本語教師を務めた時に買って帰ったものが今や雑巾に身をやつしていたのだ。教え子の一人の親が北京中心の商店街に五輪記念品の公認ショップを開いていて、その店を覗きに行った時に買ったのだが、実は帰国する時にその親から大変なレア品をいただいている。それは五輪開催100日前から10日毎に発行されたカウントダウン・メダルで、各回2008個(2008年に因んだ数)しか発行されていないメダルの一揃い(10個)という希少品であった。ところがそのメダルは帰国後しばらくして行く方が分からなくなってしまった。今でも実に残念な思いをしている。そんなことを思い出させた雑巾であった。


   過重労働や過労死などが問題になり、働き方のあり方が議論されている中で朝日新聞が小さな欄で伝えた記事が目に止まった。大分・別府温泉の杉乃井ホテルが10連休の休みを取るというのだ。年末年始の繁忙期が明けた来年1月9~18日を休館すると。杉乃井ホテルと言えば老舗で別府一の人気ホテル。私も家族で大分へ行く時には利用したホテルなので注目したわけなのだが、そこが2010年から5日連続の休館を実施していたのだとか。同ホテルはかつて労使紛争がもとで倒産し、外から経営陣を呼んで再建した経緯がある。そうしたことがあって従業員の働き方への配慮があるのだろうと想像するのである。

 

 いよいよ今年も残すところあと一日。今朝大分を発ち正月を我が家で過ごす三男夫婦と孫二人を羽田で出迎えた。空港出口で孫の顔が見えた途端、家内の相好が崩れる。その足で揃って私の実家(足立区)へ挨拶に出向いた。間もなく98歳になる母も息災にて正月を迎えることが出来そうで何よりである。その母は15番目と17番目のひ孫の顔を見て嬉しそうに目を細めていた。二人の孫には長旅は疲れただろうが、我が家に着きアフタヌーン・ティーで一息ついて年越しモードに入った。

残り少なくなった平成時代、良い一年をお迎えください。

 

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年末恒例 年賀状と大掃除/相撲協会の組織&貴乃花親方の処分

2017-12-28 13:54:21 | 日記

   年末恒例の年賀状書きと大掃除。年賀状は投函済み、大掃除はまだ少し残りがあるもののほぼ終えたところで、いつもながら煩わしいものだ。
   年賀状は年々差し出す相手が減って来ている。新しく知己を得た相手もいるが、私が年齢を重ねている分相手も高齢化して毎年訃報が加速化しているのだ。賀状の図柄は自分でプリントしているが、宛名書きは自筆、添え書きもひと言ふた言書いている。オール・プリントで自筆文字のない年賀状を見て味気なさを感じるので、自筆部分は欠かせないなと思うものだから・・・。

   手間がかかる大掃除は日頃手入れしない所を年に一度だけ掃除や整理をするのだから仕方がないけれど、でもそれで気持ちよく新年を迎えようというのは日本独特の風習なのだろうか。そう思ってインターネットで調べてみると、やはり日本のように年の暮れに大掃除をする国は少ないようだ。アメリカではクリスマスの来客に備えて清掃するくらいであとは春に家庭に応じて清掃するくらいとか。イギリスをはじめヨーロッパ(特に北の方)では冬の間の暖房のすす払いをする習慣が春から初夏にかけてあり、それを「スプリング・クリーニング」と呼んでいるとのこと。お隣中国では春節(日本の旧正月に当たる)の前に大掃除をするが日本より簡単に行う・・・などとあった。大掃除をして改まった気持ちで新年を迎えるというのは日本で特徴的な風習なのかもしれない。
   昨日のテレビ番組の中で、「大掃除はどちらがやっているか」という設問に夫婦がどう答えるかをクイズ方式で問うていた。それによると夫側は「5:5」と答え、妻側は「10:0」との認識が多いことが分かったというのだ。妻からみると「夫は何もしてくれない」と思う人が多く、夫側は「とんでもない、半分はやっている」との思いなのである。いずれの場合も、自分でやっていることの大変さを身に染みていることから来ているものだろう。私は「7:3」で自分の方が多いと思っているのだが、果たして家内の思いはどうであろうか。


   連日の報道で大騒動を巻き起こしていた日馬富士による暴行事件。日馬富士の自主引退を皮切りに暴行の場に同席していた白鵬と鶴竜の両横綱や日馬富士の師匠の伊勢ケ浜親方、相撲協会理事長の八角親方などの処分決定なされていたが、暴行の被害者貴ノ岩の師匠貴乃花親方の不可解な行動に対する処分が今日(28日)つい先ほど理事会決定されたようだ。内容は「理事解任・2階級降格」というものであるが、年明けの臨時評議員会で正式決定されるという。ところでこの一連の流れの中で出て来るのが「横綱審議委員会」や「評議員会」「理事会」という組織。一体それぞれどういう人達で構成され、どんな権能を持っているのかよく分からなかった。横審こと「横綱審議委員会」は横綱昇進についての答申や横綱の規範・行動などについて意見を申すなどの程度のことは知っていた。「理事会」は相撲協会の言わば取締役会、大相撲経営一切の執行部隊であろう。そして今回再々登場したのが「評議員会」。こちらは株主総会みたいな権限を持っているみたいだ。そういう疑問を持つ人が多いのであろう、今日の朝日新聞二面に『日本相撲協会 意思決定する機関は?』というタイトルで解説をしていた。

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歌舞伎見物にまた迷惑なご婦人が/世界の喜劇王があわや日本で暗殺?/高速を間違えて

2017-12-25 20:33:46 | 日記

   今日は先月に続いて知人の招待による国立劇場での歌舞伎見物となった。先月は真後ろの座席のご婦人が辺り構わず頻繁に大きな咳をしていたので、たまらず注意しようと思ったものの思いとどまった。ところが今日また後ろの二人連れのおばちゃんが役者に合わせて謡曲を唄ったり私語を交わすので振り向いて睨みつけた。しばらく私語は止んだが、1時間もするとまた復活。前より少しは声を落としているし、何度も注意するのも憚れるので我慢をした。前月を含めていずれも60歳代と思われるご婦人で、分別盛りのお歳と思うのだが周囲の迷惑を顧みない方々である。
   因みに今月の演目は「今様三番叟」と、通し狂言「隅田春妓女容性」で、中村吉右衛門や尾上菊之助など出演の後者の舞台は楽しめた。


   今まで全く知らなかった。あのチャップリンが来日中に5・15事件で暗殺されそうになったというのだ。今日の朝日新聞の天声人語によると「軍部が影響力を持ちだした1923年に来日した時、チャップリンが犬飼毅首相と会う予定だったその日に5・15事件が起き、犬飼首相が暗殺された。軍部はアメリカの宝であったチャップリンも殺して日米開戦に持ち込もうとしたことが後に分かった」という。喜劇王没後40年に当たっての今日の話題であった。
  

   昨日は千葉市に住む次男宅に行った。3人の子供が揃って来春受験であり、正月には帰省できないと言うので家内とお年玉や正月用品を届けに出かけたのだが、その帰りの高速でジャンクションを間違えて羽田空港方面に入ってしまった。うかつであった。高速を下りて入りなおそうとも思ったが何となくシャクだし環状八号の表示が見えたので羽田から環八を通って帰宅した。幹線道路なので信号のつながりがよく、大した時間のロスにはならなかったが思わぬ遠回りをしてしまった。

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キタサンブラック有終の美&競走馬の血統/歯がうずくのだが・・・

2017-12-24 21:01:46 | 日記

   私は競馬ファンでもないのでこれまで多分競馬の話題を取り上げたことはなかったと思うが、今日(24日)は競馬の一年を締めくくる有馬記念が中山競馬場で行われ、武豊が騎乗するキタサンブラックが優勝した。キタサンブラックはこれが最後のレースで引退することが決まっていたが、快勝して自ら有終の美を飾った。キタサンブラックは歌手の北島三郎が馬主のせいもあってファンも多く人気があるが、人気だけでなくこれで生涯記録は20戦12勝、内GI(重賞)レース7勝は歴代最多タイ、獲得賞金は史上最多の18億7千万となった。
   ところで、競走馬は人間が交配で造った芸術品と言われ、血統がものいう世界とされる。今日の16頭の出走馬の父・母の名前を新聞で見て驚いた。ハーツクライを父に持つ馬が4頭もおり、キングハメハメハおよびマンハッタンカフェの子もそれぞれ3頭いた。今年の競馬界での人気上位馬はその3頭の子で16分の10を占めていたのである。すごい寡占状態と言える。


   1週間ほど前に右下の歯が痛み出した。ところが生憎かかりつけの歯科医院は予約が取れず、やっと年内の診療最終日(28日)に予約できたものの痛み出して10日も放置しなければならないのだ。とにかく歯のうずきを我慢し、食事の時はなるべく左の方で噛むようにしている。現在歯は28本。”親知らず”は不要なものとして30代の時に強制的に抜歯した(1本だけ抜け切れず)以外は虫歯で1本抜けただけで来たが、ついにまた抜かなくてはならないのだろうか。私は一応80-20(80歳で自前の歯20本)は勿論、80-25を目指しているのだが果たしてどうなることか・・・。

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冬姿の校庭の木々/長縄跳び

2017-12-22 17:00:01 | 日記

 今日(22日)は二十四節季の冬至、1年で昼が一番短い日である。毎度話題に出て来る小学校の児童見守りの当番に当たり今年最後のお勤めになった。構内の植木などはすっかり冬仕度を終えた。写真左からすっかり葉を落としたヤエザクラ、ケヤキの大木、丸坊主になったイチョウの樹
          

   そんな中に来る春を待つ姿も見られる。「冬来たりなば春遠からじ」ということであろうか。以下左はモクレン。よく見ると小枝の先々にはもう蕾が膨らみかかっている(中) 樹木ではないが校舎の裏では春1番の花スイセンが咲いていた
   

 
   休み時間に生徒全員が校庭に出て長縄跳びをしていた。普段は三々五々に遊んでいる縄跳びだが今日はクラス単位の記録会のようだ。記録とは5分の時間内に跳んだ人数である。学校の公式行事で全校の記録会が開かれ、各学年(3ないし4クラス)毎に順位と記録が争われ表彰されるのだが、今日はクラス毎の記録に挑戦する日であった。競技終了の笛と同時に大きな歓声が上がったのは新記録を達成したクラスだとすぐ分かった。終わった後低学年の女児がそばに来て、何回跳んだと嬉しそうに報告してくれた。みんなで力を合わせて作った記録には感動があるものなのだと思った次第。 

 今日は天気予報に相違して日中は穏やかで暖かった。校庭に出ていた副校長が「職員室にいるよりずっといいよ」と笑いながら話しをされた。そして年末最後の挨拶を交わして今年最後の当番を終えた。

 

 

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