フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

冬季五輪、日本選手団北京入り/池江選手、自由形をバタフライで泳ぎ反響も

2022-01-31 12:06:03 | 日記

    2月4日開催の北京冬季オリンピックも開会間近となり、選手団長の高木美保選手ら日本選手も続々と北京入りしている。北京では空港での入国から始まって、昨年の東京五輪の時よりさらに厳しいコロナ感染厳戒態勢が伝わって来る。報道陣の取材もままならないことだろうが、そんな中で少しずつ様子が伝わって来ている。空港で目にする職員は皆、全身白づくめの防護服に身を固めて入国手続き等に当たっている。昔観たパニック映画「カサンドラクロス」の一場面(病原菌に汚染された列車車内に防護服で身を固めた特殊部隊が入って来る)を思い出す。
    選手及び関係者はバブルという外部と遮断された閉鎖区域で過ごし外出が制限されることは東京五輪と同様だが、東京より厳しいのではと想像される。
   選手村の食堂の人手を要しない食事の給仕のシステムには目を見張った。できた料理が天井からテーブルに降りてくる、なんて未来都市の光景みたいである。
    またスキーの競技場では積雪が少なく、ほとんど人工雪で補っているという。14年前の北京夏季五輪の時には、雨の核となる粒子を郊外の空に撒いて人工雨を降らし、北京市の晴れを誘引したと聞いている。
   その夏季五輪直後に日本語のボランティア教師として滞在し思い出多い北京。その後も度々訪れているが、コロナ感染禍で2年半行っていない。現在の街の様子をカメラ越しでいいから見たいものである。

    旧聞になるが先週23日に行われた競泳の「北島康介杯」最終日に池江選手が女子50m自由形の予選をバタフライで泳ぎ、全体2位で決勝に進出したことが話題になった。その後の決勝ではクロールで泳いで優勝したが、地方の大会などでは自由形種目をクロール以外の泳法で泳ぐことはよくあるうものの、一線級の競技会では珍しいことだ。この大会で池江選手は100mバタフライにもエントリーしていたが、疲労を考えて棄権したため、バタフライの”練習台”として泳いだらしい。
   さすがに決勝ではクロールで泳いで優勝、バタフライの実力をも見せつけて「さすが池江選手」というところだが、「他の選手の体面も考えろ。クロールで泳いで負けた選手はメンツ丸つぶれではないか」との声も上がっているそうである。勝負の世界とはいえ、そんな深い配慮も必要なのかと思った。


   
   


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不謹慎ながら「あっぱれ!」をあげたい I Tカンニング/北朝鮮のミサイル連発、どうして?

2022-01-30 10:30:58 | 日記

   大学入学共通テストで不正なカンニング受験をした女性に「あっぱれ!」をあげたいと言ったら「不謹慎だ」と非難を浴びるだろう。「あっぱれ」とは私が毎週視ている日曜朝の報道番組「サンデーモーニング」のスポーツコーナーでのプレー称賛の感動詞なのだが、本件は明らかにカンニングの不正受験であり、犯罪行為である。法律的には、公正であるべき入学試験を妨害した偽計業務妨害容疑ということで警視庁が捜査をすすめるという言う。
   小さい頃には探偵もの小説に親しんで、「怪人二十面相」とか「怪盗ルパン」の暗躍に胸躍らせたものだが、勿論犯罪行為を称賛しているのではない。その「犯罪」に対する巧妙な計画と周到な準備、それを実現させた I T スキルと胆力、そしてそれを成したのが19歳の女性・・・。向け先は間違っていたが、この先の長い人生でこれだけの能力・実行力を建設的なものに向けて行ったら素晴らしい人材にになるのでは、と願うものである。


   このところ北朝鮮の弾道ミサイル発射実験が頻発している。ミサイルの開発や製造、打ち上げには莫大な金がかかるはずだが、北朝鮮にはそんな国力があるとは思えない。国民の生活を犠牲にしてでも国威発揚だか独裁者の権力誇示だかに脇目もふらず懸命の様子である。
  政治・経済で国際孤児国家の後ろ盾になるのは中国とロシアくらいだが、その中国ともコロナ感染拡大を機に物流がほぼ途絶え、国民の生活が窮迫していると伝えられる中でのミサイル連発である。北朝鮮の国名は「朝鮮民主主義人民共和国」。これほど国名と実態の離れた国はない。

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「謎解き」に湧いた共通試験のカンニング⇒「犯人」出頭でメディア報道との違いや如何に

2022-01-28 14:46:19 | 日記

大学入学共通テスト初日の15日にあった「世界史B」の問題が外部に流出したとしてメディアが湧きたった。厳粛な大学入学試験の場で、試験官の目を盗んで、誰が、どのような手口で試験問題を流出させたのか・・・と。特に民放テレビでは報道合戦となっていた。
昨日、私は昼間家に居てテレビを視ていたらその話題が取り上げられており、延々と謎解きをしていた。
因みに昨日の新聞テレビ欄を改めて見てみると、東京の民放4局が軒並み似たような話題を取り上げていた。
昨日のその時点で分かっていたことは①高校2年という女性が②家庭教師紹介サイトで東大2人を含む4人の大学生にアクセスして③教師としての適性を見るために問題を解いてもらうこととし③具体的には共通試験の日程に合わせた日時と科目を指定し③了解した1人に世界史Bの問題の画像を送って解答を返信してもらった・・・と、ざっとそんなところであった。

そこで昨日のテレビでは、どんな人物が、試験官の目を盗んでどのような手段・方法で試験問題を画像にして試験会場外に送ったのか、IT関係の専門家などを交えて侃々諤々と推論を交わしていた。
私は少なくとも相当ITのスキルに長けた人間だろうと考えた。とても私の知恵やスキルや胆力では想像も及ばない「犯行」であり、不謹慎な言い方だが痛快でもある。
  それがその晩、事態が一変した。”犯人”が母親に付き添われて警察に出頭したという。”犯人”は高校2年生ではなく、大阪の大学に通う19歳の女子学生とのことである。今の大学に飽き足らず入学し直したいとのことだが、今後の取り調べの結果はこれまでのメディアの報道との違いや如何なるや。

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進まない3回目コロナ・ワクチン接種/接種を終えた私は気が晴れた/御嶽海といえば「雷電以来!」

2022-01-27 12:04:08 | 日記

今日(27日)の朝日新聞の一面トップは進まないコロナ・ワクチンの3回目接種についての記事で、岸田首相が「全然進んでいないじゃないか」と激怒したとある。接種率は日々データが変わるが、全人口に対する追加接種を済ませた人の割合は英国などヨーロッパ先進国で50%前後、韓国でも50%という。それに対して日本は2%台(いずれも26日現在)とのことだ。コロナに対する国民や為政者の姿勢が我が国とは異なる米国でも25%台、ロシアが6%台となっているが、日本の目指すコロナ感染対策からすればお粗末な数字である。
接種間隔を6ケ月に短縮した対象者(医療関係者や65歳以上の高齢者)でも16%ほどと言うが、遅れている原因は、接種間隔を前倒ししたものの接種実施部隊の自治体の準備が整わなかったことや、3回目ワクチンはファイザー、モデルナどちらでも可としていたが、2回目までのファイザー製にこだわる高齢者が多いこととされている。

私の場合で言うと、先週末21日に接種券が届いたがそこには8ケ月経過後の追加接種と書かれていた。それにしては接種券が早すぎると思ったが週末でもう市への問い合わせが出来ず、接種場所に指定されているかかりつけ医に電話したところ「市の案内文書の訂正が間に合わなかったもので、6ケ月経過でOK」とのこと。即その場で予約ができ、25日に接種を受けた。1、2回目では接種翌日に多少の上腕部の痛みがあったが、3回目の今回は何の副反応もなかった。これで安心してハメを外せるわけでもないが、周りの人たちに不安感・不信感を抱かせずに済むと思うと気が晴れる。


大相撲の御嶽海が初場所で優勝して大関への昇進を決め、昨日その伝達式を終えた。入門時から将来を嘱望されていたようだが、29歳、三度目の優勝での大関昇進は決して早くはない。堂々とした体格、色浅黒く、どちらかというと”いかつい”顔をしているが、初場所千秋楽以降の笑顔は愛らしさを感じる。
ところで、大関昇進がほぼ決まりとなってからの御嶽海の紹介には、必ずと言ってよいほど「長野県出身としては大相撲史上最強を誇った江戸時代の雷電以来の大関」と言われ、書かれている。承知の通り、当時の番付には「横綱」はなく、紙垂(しで)を付けた綱を締めて神事の土俵入りを許された立派な大関を後に横綱という地位にしたそうだが、件(くだん)の雷電は今なら「歴史に残る大横綱」と呼ばれる存在なのだろう。但し伝わる体格197cm・170㎏は現在より小柄だった当時の体格からすると、とてつもなくでかく、 幕内在位は36場所で254勝10敗という戦績は神業的である。ちょっと劇画か講談の世界に思える

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開催迫る北京五輪、日本選手団主将は高木美帆選手に/五輪に対する中国の教え子の関心度は

2022-01-24 21:03:45 | 日記

    北京冬季オリンピックがいよいよ2/4~20の日程で開幕される。昨夏の東京オリ・パラ開催では様々な困難に遭った新型コロナ感染対策であったが、それからわずか半年後、北京五輪でも状況は好転していない。東京同様あるいはそれ以上の厳重な対策の模様がテレビ等で報道されている。
   さて数日前、北京五輪日本選手団の主将がスピードスケートの高木美帆選手と発表された。今や500mの短距離から5000mの長距離まで全てメダル候補という世界的なオールラウンダーに成長しているが、2010年のバンクーバー大会で初めて五輪に出場した時の愛らしい姿を今でも思い出すことが出来る。その時中学三年生だったわけだが、私が勝手に「バンビちゃん」と呼んだその愛らしさは今なお面影を残している。今回日本選手団の主将に選ばれたことが微笑ましく、私には誇りに思える。
   この高木選手と並んで愛らしく思っていたスキー・ジャンプの高梨沙羅選手だが、近年成形したのか過剰なメークのせいなのか往時の愛らしさが全く消えて、無機質な表情で敬遠感を覚える。顔かたちとジャンプの成績は直接関係ないのかもしれないが、世界無敵を誇ったあの輝やかしく愛らしい”沙羅ちゃん”が遠くなったような感じである。

   ところで中国の人々は北京五輪にどれくらい関心があり、楽しみにしているのだろうか。そう思って中国の教え子達10人ほどに、WeChatという中国版Lineで尋ねてみたのだが、意外や意外、東京五輪の時の日本のような期待や高揚感は感じられない。それより五輪期間中とぶつかる春節の方がずっと大事で、また住んでいる地域によって違うがコロナ感染の再燃についての懸念も抱いている様子であった。特に春節は1年通じて祭りごとが多い中国でも格別の行事であり、日本の正月よりずっと大事にされている。五輪どころではないのかも知れない。
    但し唯一の北京在住の教え子からまだ返信を得ていないので、五輪会場の足元の声が伝わっていない。

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