フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

平和の祭典の後のドンパチ=滅亡を急ぐか?80億人の惑星/知らな過ぎたウクライナ

2022-02-26 15:59:03 | 日記

   問題が多少あったとしても華やかな祭典となった北京冬季五輪が閉幕すると同時に、ロシアがウクライナ侵攻に踏み切った。日本のメディアは「侵攻」という漢字を使うがドンパチ(戦争)そのものじゃないの? バイデン米国大統領が繰り返しロシアの”侵攻”を予告していたが、五輪中ではさすがに世界中の批判を買ってまずいと思ってプーチン大統領が満を持していたものだと思う。
   ところで、人間はどうしてこうも戦闘・抗争を好むのだろうか。人間の性(さが)としての「闘争本能」による?のだろうか。考えれば人間は人間を殺すための凶器や武器や兵器を無数に開発して来た。ノーベルが発明したダイナマイトから兵器の爆弾が、アインシュタインの理論から大量殺りくの原子爆弾が創り出された。人間が人間自身を殺すための道具作りに血道を上げて、既に地球上の人類を皆殺しに出来る核兵器を保有している。そしてそれは”大国”と呼ばれる国の支配者の手の中でスタンバイしている・・・そんな惑星の上に我々80億人が乗っかっているところだ。

   今世界の目が注目しているウクライナだが、旧ソビエト連邦の崩壊に伴って独立した国家であること以外、私はこの国について殆ど何も知らなかった。安直に調べると、現在の国家が独立したのは1991年。面積は60万平方キロで日本の1.6倍、人口は4、130万人で日本の3分の1。東ヨーロッパ地方の国の宿命か、色々な国や民族に支配されたり分裂したりして来て、民族や言語も非常に多様のようだ。(因みに昭和の大横綱大鵬はウクライナの生まれだった由) 国のイメージとして広大な穀倉地帯が想起されるが、ヨーロッパの中では2番目に貧しい国との記述が見られる。
   そんなウクライナについて思いを巡らせていたところ、今朝(26日)の新聞の読者投稿欄で「映画『ひまわり』を思い出す」という記事を見つけた。往年の大女優ソフィア・ローレンの主演で私も感銘を受けた映画である。これは戦争に引き裂かれた若い夫婦の悲劇であるが、第二次大戦でソ連に出兵した夫が終戦後も帰国せず、写真を頼りに夫を探し求めて主人公が訪ね歩いた戦地跡の平原一面のヒマワリの花。そこが現在のウクライナなのだそうで、目を奪われるシーンだった。
   記事で投稿者が言う。「武力では何も生まれない。かけがえのないものを失うだけだ。戦争は遠い国のことではない。反対の声を上げなくてはと切に思う」と結んでいた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西郷輝彦さん死去のニュース/楽しみなオリンピアンの素顔や打ち明け話

2022-02-22 18:41:57 | 日記

西郷輝彦が亡くなったというニュースはいささかショックだった。「豪州で前立腺がんの治療中」というネット記事を目にしたばかりで、こんなに早く訃報に接するとは思わなかった。歌謡界「御三家」の一人として語られるが、橋幸夫や舟木一夫と共に私の青春期に人気を誇った。橋が私の1つ上、船木が同い年、そして西郷が2つ下で、丁度私と同年配であった。その後人気アイドル歌手の郷ひろみ、西城秀樹、野口五郎らが「新御三家」と呼ばれたが、私の親しみ度は全く異なる。
本家3人の内、橋幸夫という若い歌手が着流しで「潮来の伊太郎」を歌った時に興味を引いたものの以降はファンにもならなかったが、船木一夫が「高校三年生」でデビューした時は丁度自分が高3の時であり、その後の学園ものの数々はまさに自分が投影されているかのように親しんだ。
そして西郷輝彦。デビュー曲の「君だけを」をはじめ、これも青春ものの歌が心に届いて、今でもかなりの曲を口ずさむことが出来る。自分の青春時代がちょっと遠ざかったような感傷に駆られた。

 
20日に北京冬季五輪が閉幕。閉会式の中継はあまり視なかったが、競技が終われば「ノーサイド」。
激しく競いあったライバルも打ち解けた仲間に変わって、とてもよい光景になったように思う。
続々と帰国した選手団も7日間の待機期間は行動が制約されるようで、今や遅しと待ち構えるメディアにとっては切歯扼腕の思いをしているのではないだろうか。
ボチボチとインタビュー取材やバラエティー番組に出演する選手もおり、競技中には見られない意外な素顔や真逆なキャラクターにスタジオもテレビ視聴者も笑ったり微笑んだりしている。これからたくさんのオリンピアンの素顔や打ち明け話がメディアを賑わせてくれるのであろう。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

間もなく北京冬季五輪終了ー記憶に残る日本選手の活躍は

2022-02-20 18:51:09 | 日記

    今日(20日)、北京冬季五輪があと数時間で幕を閉じる。17日間にわたって繰り広げられた競技に疑問の判定やドーピング疑惑、と汚点も残ったが、日本選手団の活躍はまずまずだったのではないだろうか。
   以下、私の記憶に残る日本選手の活躍を挙げる。
   
①なんと言っても日本選手団の主将を務めた高木美帆選手がスピードスケートの5種目に出場し、金1個と銀3個の4つのメダルを取ったことがトップ。感動ものであった。今回と合わて五輪のメダル獲得は7つとなり、女子の獲得数としては日本人としての最高記録となった由である。既に書いたが12年前に中学三年生で初出場した時の愛らしさから「バンビちゃん」と私が呼んだその選手の大活躍に拍手喝采である。

②続いては、カーリング女子で銀メダルのロコ・ソラーレ。今日昼の決勝戦でイギリスに敗れたが、総当たりの1次リーグから準決勝、決勝と述べ11試合、それぞれ2時間近い試合がテレビで実況中継され、私も半分以上の試合をテレビ観戦した。ストーン1投ごとの狙いや戦略というのがよく分からないままゲーム展開をハラハラ見守ったが、ストーンが投じられてから選手たちがキャーキャー言う声や、アップした選手の表情が何とも言えず可愛らしかった。前回平昌大会では「そだね~」「もぐもぐタイム」などの流行語を生んで、今度は銀メダル。すっかり人気競技に定着した感じである。

③次はスキー・ジャンプの小林陵侑選手がノーマルヒルでの金とラージヒルでの銀メダルを獲得し、ジャンプ競技としては24年前の長野大会の船木和喜選手以来の個人金・銀両メダルに輝いたこと。
   札幌大会での笠谷選手らによる金・銀・銅独占劇や長野大会の船木選手、原田選手らによるジャンプ王国の伝統を取り戻す活躍となった。

④スノーボード・ハーフパイプで「史上最難度のルーチン」と呼ばれた圧倒的な演技を披露して優勝した平野歩夢選手。2回目のランの不当に低い採点を見返すかのように3回目で逆転、2大会連続の銀メダルから新王者の座に就いた。夏の東京五輪のスケートボードに出場してからたった半年での快挙というのも凄すぎる。今後は夏冬両大会で世界のトップに君臨することになるのだろうか。

⑤フィギュアスケートで羽生結弦選手の前人未踏の「4回転半ジャンプ」の挑戦が成功には至らず3大会連続金メダルの夢は消えたが、それを埋めるように初出場の鍵山優真選手が銀メダル、宇野昌磨選手が2大会連続の銅メダルを獲得して、フィギュア日本を世界にアピールできたこと。
   羽生選手の4回転半についてはきっと次の舞台で完成版が見られるものと期待する。

6⃣ 一方、ジャンプ混合団体戦において高梨沙羅選手がスーツの規定違反による失格判定を受けて立ち直れないほどの悲嘆に暮れたこと、スケート団体追い越しのゴール寸前で転倒してチームの金メダルを逃したことで涙が止まらなかった高木奈那選手など、五輪大会ならでは失意の過酷さも目にした。
   最後に、日本人選手ではないが、ドーピング疑惑で暫定出場とされ、しかも目を覆う失敗演技に終わったフィギュア女子のROCワリエワ選手についてはロシアの暗部の犠牲者として長く五輪史に残ることになるだろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3回目接種の副反応&小児へのワクチン接種/高木美帆選手の快挙/ドーピング疑惑のワリエナ選手が大破綻

2022-02-18 21:37:44 | 日記

当三鷹市の広報紙に3回目の接種による副反応についてのデータが載っていた。それによるとファイザー製2回接種後、3回目がファイザー製とモデルナ製とで症状はそんなに違わず、「接種部の痛み、疲労感」は50%以上の人に有り、一方「38度以上の発熱、接種部の腫れ」は1~10%程度となっていた。ただ頭痛とかリンパ節の腫れというのは両者に違いが見られた。
そのようなデータではあるが、私が世話役を務める小さな会のLINEトークで「3回目のワクチン後、頭痛、発熱、めまいで3日間起き上がれなかった」と書き込んだ女性がいた。年齢を言うと失礼だが77歳の私より若干年長で、こういう副反応を経験したらあるいは知ったら、もう追加接種する気持ちはなくなるんじゃないかと思った。

また三鷹市の小児に対するワクチン接種について同じ広報紙で案内をしていた。対象は5~11歳の内の希望者で、3月7日からの開始とあった。ただ対象者11、800人に対して3月中の供給量はまだ4,500回分とあり、どれくらいの希望者となるか分からないが対象者に対しては大幅に足りないことになる。更に2回目の接種は3週間経過後としてあり、ワクチンの確保が間に合うのかと心配ではあるが、身の回りには該当者がいるわけでなし、余計なこと心配するのはやめておくことにする。


冬季五輪14日目の昨日(17日)は、スピードスケート女子1000mで高木美帆選手が金メダルを獲得、今大会の5種目出場で金1、銀3という大変な成績を残した。日本選手団の主将としてチームを奮い立たせるに十分すぎる活躍であるし、前回大会の2種目と合わせて女子の個人メダル獲得数7つは夏・冬の五輪を通じて初めてという。12年前に中学3年生初出場したあどけない少女が大変な成長を遂げたものである。

一方、ドーピング疑惑が未だ晴れず、フィギュアのフリー演技に暫定出場したROCワリエワ選手。圧倒するような演技を期待する熱い視線と、疑惑に対する厳しい視線が交錯する中で、残酷なほどの失敗演技に終わり、金メダルはおろか銅メダルにも届かなかった。傑出した選手には違いないが、15歳の少女には過酷すぎる舞台であった。
言葉は悪いが”お蔭で”坂本花織選手が銅メダルを獲得した。ドーピングの裁定はこれからになるが、ワリエワ選手の出場資格がはく奪されても坂本選手の順位は変わらない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

見守りの小学校に押し寄せるコロナ感染の波と梅の開花/母102歳の誕生日も・・・

2022-02-17 12:14:42 | 日記

   毎度話題の小学校の見守り活動。私も配信を受けている児童の保護者宛ての学校連絡網SNSによると、2月に入ってから児童のコロナ感染が確認され、学級閉鎖や学年閉鎖が断続的に行われている。日本の社会全体にコロナ感染の低年齢化が報じられているが、今身近にそれを感じている。我々安全推進員は皆ワクチン接種2回から3回目へ移行中であるが、決して感染源にならぬようお互いに自重を期しているところである。
   一方季節の方は確実に春に向かい、校内の梅の花が見ごろを迎えているところだ。本格的な春の到来を待つとともに、オミクロン変異株の登場で第5波を越える脅威のスピードで拡大して来たコロナ感染の早い収束を願うものである。


      小学校内の枝垂れ梅(左)と紅梅(右)


   実家にいる 母が昨日(16日)102歳の誕生日を迎えた。迎えたと言ってももはや自分では認識できる状態ではなくなった。2年前の100歳の誕生日では20人ほどの身内が集まって祝ったが、その時は私を含めたかなりの顔と名前を認識していた。その後老衰と認知症が進んでいて、同居の弟家族に大きな負担をかけている。申し込んでいる最寄りの施設は十年待ちの状況と言い、弟の負担が重くのしかかっている現況なのである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする