フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

紅葉の井之頭公園

2013-11-28 10:27:14 | 季節の便り

   今、井の頭公園が全園紅葉に彩られている。ただカエデは昨年の方が色鮮やかだったように思う。それでも新緑の公園とはまた違うウキウキ感が漂う。
   季節の花を取り続けていて再々思うように、使っているコンパクト・デジカメの写真では色彩の再現性に難がある。撮ったものをカメラの液晶ディスプレー上で再生すると微妙に色が違うし、それをブログの画像に加工すると更に変わってしまい、がっかりすることが多い。
   言い訳がましい前口上になったが、取りあえず昨日の井之頭公園の光景をアップ。

 

    
            燃えるようなイロハカエデの紅葉

  
    色づいた公園には紅葉をカメラに収める人や散歩を楽しむ人たちが・・・

    
                           井之頭池の畔を彩るカエデ(楓)

    
             ムクノキ(椋木:左)とミズキ(水木:右)の黄葉

       
             黄葉する針葉樹ラクウショウ(落葉松/別名沼杉)             

       
                  ケヤキ(欅)やソメイヨシノ(桜)も黄葉

  

    

    

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相棒の死/問題法案の暴走採決/大相撲九州場所

2013-11-27 11:17:41 | 日記

   会社時代の仕事の相棒が亡くなり、昨日その告別式があった。私の会社最後の仕事監査役で2人の常勤の内の相方である。私は社内からの選任、彼はメインバンクからの社外監査役であったが、率直に言ってどうも気性が合わなかった。それについて、弔辞に立たれた大学時代から40年来の友人という方が「あの頃お前は優しくて親切な男だったよな」と述べられた。ふ~ん、そんな一面もあったのかと思った。しばらくの回顧談の後「入院したと聞いた時は、短気で文句の多いお前は病院の先生とケンカしてんじゃないだろうなと心配だった」と披瀝された。う~ん、やっぱりそうだったのか、と正直思った。
私とはケンカには至らなかったものの、神経をすり減らす関係であった。しかし退任後は、そんなことあったのかなと思うほど一緒の飲み会に同席をしていた、そういう相棒であった。

   秘密保護法案が与党の強行採決により衆議院を通過した。政権の「拠らしむべし、知らしむるべからず」(国民は為政者に付いて来るべきで、国民には真実を知らせてはならない)の姿勢が露骨に現れた。確かに国際社会の一員として信頼を得るため、他の国との外交・軍事上の機密などが保たれることは必要かもしれないが、この法案の問題点はその目的以外に政権側が恣意的に運用する危険性・・・つまり「いつか来たあの道」を辿る危険性が排除されていないことだ。今の政権にその意図はないと言ってみても、後にどんな政権が現れぬとも分からない。「決められない国会」が問題視されていたが、今度は問題法案の暴走採決と来た。
   それらのことについて新聞や言論界をはじめ多くの反論が交わされているが、これまで政治の変曲点においていつも大きなうねりを先導して来た学生運動は一体どうなっているのだろうか。みんな草食系に堕し、就活など自分のことだけに去勢されてしまったのだろうか。安保世代には寂しい限りだ

   もう古いネタになってしまったが、大相撲九州場所で横綱日馬富士が優勝してホッとした。私は日馬富士のファンではなく、白鵬のシンパである。優勝回数や横綱としての勝率、年間最多勝回数、連続場所2ケタ勝利、中日(8日目)での勝ち越し数など真の実力者でなければ成し得ないような記録を次々と打ち立てている姿に頭が下がる。だが、せっかくの素晴らしい記録も他の力士が全くだらしない中では、一人だけが目立って何となく輝きも曇ってしまう。
   九州場所では待望の日本人横綱候補の筆頭である稀勢の里が気を吐いて連勝中の両横綱に土をつけて土俵が盛り上がり、また横綱に昇進後全く精彩がなかった日馬富士に本来の速い動きが戻って、千秋楽の相星決戦で白鵬を破り面目をほどこした。この場所前半はテレビで見ても観客席の後ろの方はガラガラだったが、終盤の盛り上がりで満員御礼が出るようになった。こんな土俵でこそ白鵬の記録も輝きを増して来るものと思うのである。


[野菊]

   まだ各地で菊花展が続いているが、丹精込めて育てられた観賞用の菊ではなく、あちこちの野辺や庭に咲いているキクの花は種類がやたら多い。それらをひっくるめて「野菊」と総称することがあるようだが、その定義も一様ではないみたいだ。 
   写真は上左・中は名前が判明せず、右はカントウヨメナ関東嫁菜)と思われる。
   下左はイソギク磯菊)、右はアシズリノギク足摺野菊)の名札が付いていた。

  

      

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ケネディ父娘/私の流行語大賞/紅葉盛り

2013-11-23 17:27:25 | 日記

   昨日11月22日は、アメリカのケネディ元大統領が凶弾に倒れて丁度50年になる。この日はアメリカから初めて衛星中継のテレビ放送があった日でもある。早朝のその時間、私も家族も床の中で”宇宙放送”の始まるのを待っていた。そしてその第一報がケネディ大統領暗殺のニュースだった時は本当にびっくりした。
   人気絶頂の若き大統領の悲劇的な最期は全米のみならず世界の多くの人々から惜しまれ、いまだにその人気があせていないようだ。時が流れて半世紀、あの時5歳だった長女の”カロラインちゃん”が、今度は米国の駐日大使としてやって来た。19日、儀装馬車に揺られて皇居に入り、天皇陛下に米大統領の信任状を手渡す「信任状捧呈式」を以って大使に正式に就任したが、ケネディ大使の姿を一目見んと、馬車の通り道には大勢の人が押しかけたそうだ。お父様の元大統領の人気を物語るものであろう。


   先日、今年の流行語大賞のノミネート50語が発表された。この中からトップ10と年間大賞が決まるのだそうだが、最終の選考結果が出てから記事に取り上げても面白くないので、今の内に私の「トップ5」を挙げてみたい。
  ①じぇじぇじぇ ②今でしょう ③倍返し ④お・も・て・な・し ⑤アベノミクス
   冗談にも採用してほしくないものには*ヘイトスピーチ *ブラック企業 *追い出し部屋 などがある。こんな言葉は明るい社会づくりの精神に反する。
  

[紅葉盛りに入る]

神代植物園のかえで園が一週間前とは見違えるような紅葉盛りになった。写真左は一週間前、中は今日の同じ場所である。右は燃えるようなイロハカエデの紅葉
    
     一週間前のかえで園           今日の同じ場所         燃えるようなカエデの紅葉  


イチョウ銀杏)の黄葉も色づきがいっそう濃く、美しくなった。写真左は一週間前、中が今日で、枝の張り方が少し違っているように見えるが、同一の樹を同じ方向から撮ったもの。写真右の3本の高木はケヤキ)。今年は例年よりケヤキの色づきがきれいだ。

  


写真下のラクウショウ落羽松:別名ヌマスギ)も今年はきれいだ。左:柔らかい秋の陽を浴びてラクウショウの木立の中の歩道が心地よい 右:白いススキ)とのコントラストが目を引いた 

   

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国民目線=天皇陛下と為政者

2013-11-20 22:21:47 | 日記

   天皇が自らの葬祭について、異例とも言える生前のご遺言を公表された。これまでの伝統やしきたりに捉われず、火葬を採用し葬送の儀や墳墓の規模などについて国民感覚に近づいた形をご希望されている。
   第二次大戦後、天皇は「国民の象徴」と規定され、昭和天皇も「人間天皇」としてのご努力をされておられた。そして今上天皇、皇太子として初めて民間人のお妃(きさき)を迎えられ、天皇になられてからも両陛下お揃いで国民目線に沿った歩みをされて来た。先日もこのブログに取り上げたが、熊本県に行幸された際にはハンセン病施設を訪ねられ、また水俣病患者にお会いされたりしている。今回もそうした一連の天皇(及び皇后)のご深慮の現れなのだと思う。

   翻って、為政者の方はどうなのか。重要法案目白押しの中でも空白国会、空転国会など朝飯前。国民不在で、永田町だけにしか通用しない論理がまかり通る世界だ。
   最近では、戦争放棄の憲法第九条の見直しや秘密保護法案などキナ臭い動きが目立ち、また公共放送であるNHKの重要人事を首相の取り巻きで固めたり、教科書の内容に干渉できるような法制など国民の言論統制や思想教育など「かの時代」を辿るかのようだ。”一億総火の玉”で不条理な戦争に突入して国民を悲惨な目に遭わせ、日本が完膚なきまでに叩きのめされたあの戦争を知らない世代が永田町でうごめいているのだ。だが中には清新な議員もいるはずである。山本太郎さんよ、大きな敵の前だけど一肌脱いでくれないか?

[神代植物園 花と紅葉の便り] 

春とは違い、冬咲きのサクラがひっそりした感じで咲いている。花弁が小さく、ともすれば見落としがちである。
左=コブクザクラ子福桜)と右=ジュウガツザクラ十月桜) 

    


左=チャノキ茶の木)  小型で下向きに咲いているがツバキ科らしい花だ
右=コウテイダリア皇帝ダリア)  見上げる高さが3メートル以上もあるダリアの一種            

           


かえで園(下3枚)はわずかに紅葉(黄葉:写真右)が見られるものの、まだまだこれからというところ
    


左=ニシキギ錦木)の真っ赤な紅葉  中=リノキ百合の木)が黄葉盛り  右=イチョウ銀杏)はこれから鮮やかな黄金色に変わっていくところである
    

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深秋の深大寺の朝

2013-11-18 15:45:42 | 日記

   深大寺は正確には「天台宗別格本山  浮岳山深大寺」というそうだ。私のいつもの散歩コースの神代植物園と隣り合わせにあるが、初詣を始め年に数回訪れるだけである。 この日は朝、植物園の開門前に境内や門前などを回った。休日だったがまだ参拝客などで賑わう前の静寂が流れていた。 

      
    入口の山門は建立300年の建築物である   まだ参拝の人影もまばらな本堂 

   
                鐘楼         境内側から山門と縁起物の売店  願いが一杯込められた絵馬掛け

       
                                   カエデなどの紅葉が境内の随所に

 「深大寺そば」で知られる門前一帯には蕎麦屋・茶店やみやげ物屋などが立ち並んでいる。また豊かな森林と湧水などが武蔵野の面影を色濃く残して風趣に富んだ景観を呈している。 

    
                       参道に並ぶ蕎麦屋・茶店 

     
                                       名物の蕎麦屋は広い範囲に点在

   
 湧水が豊富で、せせらぎの音が気持ちを一層なごませてくれる    境内の裏手にはこんな小径も

    

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