フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

貴乃花離婚の話題と興味薄れた大相撲九州場所/市民駅伝

2018-11-27 12:38:07 | 日記

   今朝(27日)床の中でゆっくり新聞を読んでいたら、隣のリビングのテレビは「貴乃花が離婚していた」というニュースで賑わっていた。昨年末の日馬富士暴行事件からずっとマスコミの話題の中心にいた貴乃花が、今度は大相撲の舞台を離れて夫婦の問題で話題を提供している。そんなことはどうでもよいが、大相撲九州場所は元の弟子であった貴景勝の優勝で閉幕した。
   このブログの直近の話題はゴーン元日産会長と新閣僚の資質についてであり、大概大相撲の話題を場所中に2度か3度は取り上げたものだが、この場所については唯一出場の横綱稀勢の里が3日目間ぶざまに負けたところで全く興味を失ってしまった。 だから貴景勝がずっと優勝争いのトップに立ち続けていても関心が湧かぬまま場所が終わった。振り返れば22歳の新鋭貴景勝が場所を引っ張ったということは、横綱・大関陣の多くに大きな期待がかけられない現状ではファンにとって新鮮な土俵であったことであろう。


   秋晴れのもと、恒例の三鷹市民駅伝が開催され玉川上水沿いの場所で声援を送った。出場は中学生チームからレディス、シニアのチームまで約200組が市内をぐるりと廻る4区間のコースを一斉に走る。今年27回目で、首位と最終ゴールとでは3倍近いタイム差が出る市民総参加の感がある。私は3区への中継点の200mほど手前にいたが、息絶え々々に通過するランナーが多かった。その息が直に伝わって来て、テレビで観る駅伝とは違う面白みがあった。(写真左は白バイに伴われて現れた先頭ランナー、右は全体の4位で通過した女子チーム=右端の選手)

      

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ゴーンと鐘がなって日が落ちる/大臣の資質問われる桜田五輪相

2018-11-23 10:55:41 | 日記

   前号で日産のカルロス・ゴーン会長逮捕の衝撃を取り上げたが、その後の連日の報道でゴーン会長のアコギぶりが炙り出されている。2010年~14年度にかけての役員報酬約50億円の過少申告に加えて、15年~17年分についても30億円の報酬が除外されていたとか、海外数か所の数十億円相当にものぼる豪邸を日産側が支払わされていたとか、全く実働のない姉に毎年1千万円もの報酬を与えていたとか、私的な旅行に会社の金を数千万使ったとか・・・まあ出て来る出て来る。たった数日でこんなのがボロボロと露呈するというのは、極秘裏に行われていた綿密な内部調査が進んでいた証左であろう。
   日産は昨夜(22日)の臨時取締役会でゴーン氏の会長職の解任、代表権の剥奪を決議した。併せてゴーン氏の悪行を率先主導して来た側近のグレッグ・ケリー氏の代表権も外した。二人三脚の不法・不正の事実はこれからも数々世界の目に曝されるのであろうが、これで日産が身ぎれいになり経営が順調に行くかとなると、そこはまた日仏間に絡む問題もあり一筋縄ではいかないようだ。


   やはり前号で取り上げた問題の新閣僚片山さつき地方創生相と並んで今国会で大臣の資質が問われているのが桜田義孝五輪担当相。こちらは国会の質疑で答弁に窮して顔に汗を滲ませ、ハンカチで拭き拭き珍等迷答を繰り広げている。”在庫一掃”閣僚と揶揄されるに値する資質露わで、ニュース番組などの録画で見るに実に痛々しい限りだ。ただこの人は悪者ではないようだ。本当に能(脳ではない)が足りないのだ。一方の片山氏は能はあるのだが、こちらは悪質だ。確信犯なのである。同じように大臣としての資質が問われているが、質は違う。

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ゴーン日産会長逮捕の衝撃/スキャンダル閣僚 片山大臣

2018-11-20 13:42:01 | 日記

   日産自動車のゴーン会長逮捕のニュースは昨夕から大きな衝撃で報じられている。テレビのテロップやネットのニュースで「ゴーン会長、有価証券取引法違反で事情聴取」という速報が出てから「容疑が固まり次第逮捕に踏み切る見通し」「ゴーン会長逮捕!!」と矢継ぎ早のニュースが流れた。ゴーン会長の不正はここに来て発覚したものではなく、日産では社内の内部通報をもとに社内調査を進める一方で東京地検特捜部にも通報し、水面下で社内調査と特捜の捜査が続けられていたことが分かった。
   逮捕容疑は「有価証券報告書の虚偽記載」という金融商品取引法違反であるが、日産では①役員報酬の過少記載②目的を偽った投資資金の支出③私的な目的での会社経費の不正使用、という「重大な3つの不正」を確認したと言い、取締役会で会長を解職する予定としている。
   一部上場企業の役員報酬ランキングで常にトップクラスにいて巨額の報酬を得ていたはずだが、実際はそれに倍する報酬を得ていたとのこと。ということは、日産が指摘する「3悪」のほかに「巨額の脱税」ということが浮かんでくる。
   ゴーン氏といえば瀕死の状態の日産を短期間で業績をV字回復させた辣腕経営者として、日本のみならず国際的にも高い評価を欲しいままにしていたが、ここで大どんでん返しが起ころうとは。権力集中の魔力に溺れたということなのだろうか。


   こちらは見苦しい限りの女性閣僚、片山さつき地方創生相。週刊誌で「国税庁への口利きにより私設秘書に100万円が渡った」という疑惑が載ってから、相次いで政治資金規正法に抵触する事実が露見し、予てから問題視されていたカレンダー配布や地元埼玉における大看板の設置などが公職選挙法違反事案に問われている。今次内閣の唯一の女性閣僚で、安倍首相は「一人でも2人分3人分の発信力に期待したい」と評価したが、今やスキャンダルの女王として政府・自民党の頭痛の種と化している。「東大法学部を主席で卒業」とか、舛添要一前東京都知事の元妻など話題にはこと欠かない片山大臣だが、もう一つ「スキャンダル女性閣僚」のタイトルも獲得したようだ。

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秋の名残りの神代植物園

2018-11-17 22:35:15 | 日記

   穏やかな一日となった今日、約1月ぶりで神代植物園を歩いた。園内は秋の名残の風情だが、バラ園はまだまだ見頃が続いている。ダリア園も秋ダリアが華やかな空気だ。一方、桜園では晩秋に咲く品種の「十月桜」や「冬桜」「子福桜」が咲いていて、来園者から「えっ、桜?」の声があがっていた。

1段目:まだまだ見頃のバラたち
  

2段目 左=十月桜 中=子福桜 右=コウテイダリア
 

3段目 左=アシズリギク 中=イソギク 右=ツワブキ
  

4段目 ダリア園
  

 

 

 

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大谷選手の新人王/見ていられない横綱稀勢の里/「良心と信念の星」が堕つ

2018-11-14 07:33:35 | 日記

   大谷選手が大リーグの新人王に選ばれた。今シーズンの大リーグの新人王の行方で大谷選手はア・リーグの有力候補と注目されていたが、12日(日本時間13日)の全米野球記者による投票でライバル候補に大差をつけての選出だったという。右ひじの故障によるリタイア期間があり、看板の”二刀流”に不満も残るが、投げては160キロの快速球で4勝2敗、打っては2割8分5厘22本塁打、走っては10盗塁と「投げて打って走る」万能選手ぶりでアメリカの野球ファンを魅了した。近年私の野球についての関心はほとんど大谷選手とイチロー選手に限られていたが、プロに入る前からの夢だった大リーグでの二刀流がでっかく花咲いた。おめでとう!


   大相撲九州場所は白鵬・鶴竜の2横綱が初日から休場し、一人横綱稀勢の里の土俵が注目されたが、昨日で初日から3連敗。ニュースのVTRなどで観ると3日とも立ち合いから突き押しの応酬の末、無残な姿で土俵に転がった。大きく映し出された負けた後の苦渋に満ちた表情も目を当てられない。
   ”待望久しい”日本人横綱が誕生し、その初めての場所で優勝して相撲関係者やファンの期待がいやが上にも膨らんだのだが、その後は8場所連続休場。9月の秋場所でやっと10勝して「復活の兆し」と見られていたし、場所前の稽古でも好調ぶりが伝えられていたのだが・・・。この先どうなる?


   ミャンマーの国家顧問アウサースーチー氏が国際人権団体のアムネスティ・インターナショナルから「良心の大使賞」の授与を取り消されるというニュースが新聞に載った。少数派イスラム教徒のロヒギャンへの迫害などを「恥ずべき裏切り行為」として非難されている。同団体は「あなたはもう希望や勇気を象徴する存在ではなくなった」とスーチー氏に通知したというのだ。「良心と信念の星」も現実の政治の前にはきれいごとでは済まないということか。

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