フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

出張の横浜にて:市街地のロープウェイ&2年ぶりの学友

2021-05-29 12:41:26 | 日記

  ロープウェイと言えばスキー場をはじめ山の観光地などでよく見られるが、横浜の市街地を”走る”ロープウェイが出来たと最近のテレビのニュースで紹介された。
   昨日(28日)までの3日間、講習会講師の仕事で横浜に出張した機会に早速これに乗ってみた。それを含めて講習会の前日移動の時間をいつもより早めての観光となった。
   約ひと月前に開業したこのロープウェイは「横浜エアーキャビン」と名付けられ、カプセル状の8人乗りのキャビン36基が630mの距離を循環往復する。片道1000円のチケットを買って乗り場へ。キャビンは次から次へ来るので待つこともなく、ほとんど一組ずつ乗って出て行く。私のキャビンは同乗者がなく、1人独占であった。
   横浜駅の隣の桜木町駅からスタートして横浜中心街の主な建造物を眺めながら高さ30~40m位のところを”走る”。時間にして5~6分か、あっと言う間であった。海に近い”駅”で降りた後は人気のスポット赤レンガ倉庫から山下公園へとブラブラ歩いた。
   夕刻となったので早めの夕食をと思い中華街まで足を延ばした。コロナの状況下やはり寂しい人出である。日本語教師として滞在した山東省の料理の店に以前入ったことがあって、その姉妹店が見つかったので腰を落ち着けた。メニューを見ている間にビールを頼んだが、アルコール類は出せないという。もうガックリ、食欲を失った。基本的に中国料理のメニューは孤食向きではなく、結局点心を幾つかと麺をオーダーした。その麺と来たら、日本のラーメン屋の2人前以上のボリューム。半分近くを残した。いずれにしてもビールなしの夕食となって不本意な”横浜中華街”であった。

  

  

〖写真〗上左=次々来るキャビンの乗り場 上中=運河上に出る 上右=みなとみらい
下左=ランドマークタワー 下中・右=横浜中華街


   翌晩は大学の同じ研究室で卒論実験をした学友と会った。同級仲間でよく吉祥寺に集まり井ノ頭公園を歩いたりしているが、昨年・今年はコロナのために見送っている。会うのは2年ぶりのことだ。雨が降り気温も下がった生憎の天気だったが、私が宿泊している最寄り駅の桜木町まで出て来てくれた。食事をしながらということで、ランドマークタワーに入って案内してもらい適当な店を探し回ったが、緊急事態宣言下で休店している店も多く、とりあえず軽食の出来るカフェに入った。アルコール類のメニューはなく、昨晩に続いてのノンアルの食事となった。この数年で記憶にないことだ。近況や政治談議などを交わして2時間ほどのところで店の繰り上げ閉店時間となり、コロナが明けたらまた皆で会おうと駅で別れた。
   

 

 


   
   

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往年のタカラジェンヌのぶっちゃけ話&我がバイト生活の想い出

2021-05-25 14:30:34 | 日記

   朝日新聞で連載している知名人の自叙伝=『語る・・人生の贈り物』が面白い。全く知らない人についてはスルーするが、世に知られた人にそんな一面や出来事があったのかと興味引かれて読んでいる。
   現在掲載中なのがかつての宝塚歌劇のトップスター、汀(みぎわ)夏子さんでこれが実に面白い。ムクツケきおっさんの私が何で宝塚の昔のスターなんかに興味が? 
   
    私は大学入学後すぐ近所の歯科医院のお嬢さんの家庭教師になった。母親同士が知り合いで、私が大学入学後には高校生になる先方の娘さんの家庭教師を頼まれていたとのことであった。母親が自宅診療所で、父親が都心で歯科医院を開業し、2人の弟を含めた3人のお子さんには全て家庭教師をつけて勉強をみてもらうという家庭環境であった。
   そしてその母娘が大の宝塚ファン。家庭教師の私は勉学の方は半分ちょっと、宝塚を中心とする世間話みたいなもののお相手が半分近かった。
   話に出てくるのは真帆志ぶき、那智わたる、上月晃などのスターの名前。それも愛称である。スータン、マルさん、ゴンちゃん・・。話の内容から母娘二人は上月晃のファンクラブに入っているようだった。そしてとうとう東京宝塚劇場の公演に招待された。上月晃が主演で、それも最前列席のかぶりつきだ。終演後の食事もご馳走になった。
   親としても勉強の指導半分、宝塚のおしゃべり半分を是認というか、そうあって欲しいということだったのだろう。大学の方は系列校にほぼ進学できるようであり、そして志望通り進学した。
   私の方は4年となり、卒論実験などがあったのでその後バイトには就かなかった。
   話を汀夏子さんに戻そう。家庭教師をしている間にジュンちゃん(汀夏子さん愛称)の名前が頻りに出るようになった。今回分かったのだが、汀夏子さんがデビューしたばかりのことであったが、将来性に目を付けてファンになったようであった。上月昇も依然トップスターとして人気絶頂であったが、今から思うと母娘に「見る目があった」。家庭教師関係も無くなってからしばらく経ち、ジュンちゃんは真帆志ぶきから雪組のトップスターの座を受け継いだのだ。
   新聞の半生記はまだ連載中にて、宝塚デビューしたばかりのところでこの後どんな展開になるか分らないが、文体は大阪のネーちゃん言葉で、一世を風靡したタカラジェンヌのぶっちゃけ話は面白く、50年遡ってジュンちゃんのファンになりそうである。

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照ノ富士の連続場所優勝に感動/二刀流大谷選手に期するもの/姪親子の嬉しい来宅

2021-05-23 21:31:05 | 日記

大相撲夏場所千秋楽の今日(23日)、照ノ富士が先場所に続く連続優勝を決めた。大関復帰場所での優勝は昭和以降初めてのことだという。ケガと病気などにより大関から序二段まで真っ逆さまに陥落し、そこから再び大関まで這い上がった場所だったが、初日から圧倒的な力で10連勝。終盤3敗を喫して大関同士の優勝決定戦となったが貴景勝を下した。

「圧倒的な力で」と書いたが、本当に11日目までは圧倒的な相撲で、横綱不在場所では格の違いを見せつけていた。まだ両足に痛々しい包帯を巻いているが、常勝白鵬が土俵に復帰しても往時の力は期待できない中、早く万全の体調にして豪快な大相撲を見せてもらいたいものだ。


毎度登場する大リーグの大谷翔平選手。連日のようにBSテレビで中継放送があり、ファンにとっては有難いことであるが、そんな中で先日は3試合連続ホームランを放ち、本塁打数は両リーグでトップとなっている。二刀流の打者の方は申し分ないというより、とてつもない活躍だ。一方投手の方ではなかなか勝ち星がつかずにもどかしい。ただ勝敗はまだ1勝0敗だが奪三振数は多く、投手成績の上位にいるのではないかと思っているが、メディアに記録が載らないので分らない。今後疲労が溜まらないか心配なところがあるけれど、打者として本塁打数、投手として奪三振数でいずれもリーグのベスト5に入れば投打の二刀流は大成功と評価してよいのではないだろうか。(注:リーグ戦で下位を行くエンジェルスで勝利数を重ねるのは難しいと思うので投手の評価を奪三振数に置いた)


今日は姪親子が我が家に来てくれた。私の実家の101歳の母と同居する弟の家族で、ずっと実家と離れて暮らしている私たちに代わってよく母の世話をしてくれており、感謝に耐えない。だが長生きの問題も聞かされた。2人の子供は健やかに育ち、今や大学2年と高校2年となって我々の話にも加わってくれた。
私と姪とは誕生日が一緒で、昨年予定の東京五輪では三鷹市の会場でのバドミントンの試合のチケットを入手して、観戦後我が家で合同誕生会をする計画だったが、それは残念ながらお流れになってしまった。
大学生の男の子が運転免許を取り、車で親子揃っての来宅であった。次はコロナワクチン接種後、こちらが実家に行って母を訪ねる番である。

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やっとワクチン接種予約できたが・・・/不正に口が裂けても言えない「私がやりました」

2021-05-20 11:04:46 | 日記

   昨日(19日)、やっとコロナワクチン接種の予約が取れた。市の前回の予約受付では開始1時間で予定数に達して締め切られた。今回は受付開始の9時ジャストに予約のWebサイトにアクセス、なんとか家内との2人分の予約が出来た。今回は集団接種会場1か所と病院・医院23施設で合わせて4千人分で、私は一番近くの施設の予約が取れたが、続く家内の分はそれからわずか2分位でもう同じ施設の枠は埋まっており、集団会場での10日後になった。いやあ凄まじい予約合戦である。市の広報で「接種券が届けられた方は全員接種が受けられるのでご安心下さい」と謳っているが、私を含めてみんなどれほど接種を急いでいるかが分かる。
   河野担当大臣が「16歳以上の国民全員のワクチンは確保できるので、皆さんはゆっくりお待ちください」なんて言うのは庶民感覚からは相当ズレているなあ。


   36万人分とも言われる膨大な数のニセ署名を偽造して問題となった愛知県知事リコール投票。その運動団体の事務局長と関係者が逮捕されたが、しかしリコール運動の首謀者で、得意満面でいた有名美容整形家と河村名古屋市長の2人は署名の不正が露呈すると「自分は責任者ではない」と逃げ回っている。まあ見苦しいこと限りがない。しかし私は美容整形家の方は金持ちのボンボンで、政治等の野心があって不正を先導したと思わない。ただ、如何に自分がセレブであるかを誇示するようなTクリニックのテレビ・コマーシャルにはべったり泥が塗られたことであろう。
   河村名古屋市長の方はそれでは済むまい。政適の大村愛知県知事からたっぷりとしっぺ返しがあることだろう。

    自民党の不正の責任逃れ劇も表面化している。昨年の参院選で大量の買収金をばらまいて公選法違反で逮捕された元法務相の河井議員。事件が表面化した時から疑惑化している妻の選挙資金1億5千万円について、今になって二階幹事長や当時の甘利選対委員長が相次いで「自分ではない」と言い張っている。
   上記の不正についても本件についても地位や名誉のある御仁だもの、「私がやりました」とは口が裂けても言わないだろう。

   

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たかが「納豆」されど「納豆」

2021-05-16 21:09:41 | 日記

   前回、新聞の株式欄に載った「雪国まいたけ」社の名前から、舞茸に関する話題をアップしたが、今回は今日(16日)の朝日新聞の記事から「納豆」を取り上げる。

【水戸納豆】
    記事は文化欄の半面を使った特集だったが、そのイントロが納豆消費量の全国ランキングであった。総務省の家計調査によると昨年(2020年)の購入額1位は2年連続で福島市で、「水戸の納豆」で知られている水戸市は5位なんだそうだ。因みに2位は山形市、3位は盛岡市、4位仙台市と東北地方の県庁所在地が上位を占めているとのこと。
    水戸市は他県に後れを取っていて、”名誉挽回”にやっきになっているそうだが、最近講習会講師の仕事でよく水戸に行き、その帰りに土産物を探すとやたらに納豆が並んでいる。あくまで納豆の本場は「水戸」だと思う。

【九州の納豆】
   納豆食は”東高西低”がよく言われるが、寒い地方の保存食として普及した東北地方や関東北部での消費が多く、一方温暖な西日本では納豆菌が活発に繁殖して臭いがきつくなるので好まれないというのである。
   私にはもう一つの理由が思いつく。納豆は小さい大豆の方が美味しい。大きな大豆ではポクポクした大味な納豆になる。私はその経験を50年前に味わった。社会人になって初めての九州生活、その独身時代に納豆を口にすることはなかった。結婚してからも家の食卓に納豆が出ることはなかった。家内は大分生まれで多分納豆を食べたことがなかったのだろう。ある時近所にある地元のスーパーで納豆を買ってみた。生産者は隣町(現在は市町村合併で同じ市に)で、粒の大きい、ポクポクした味で全く美味しくなかった。これじゃあやっぱり九州の納豆はダメなんだと思った。その後流通が発達して、スーパーには関東・東北のメーカーの”小粒納豆”や”引き割り納豆”が店頭に並ぶようになったが、家内が買うことはなかった。
   九州はもとより関西地方も納豆は好まれないといい、日本で一人当たり購入量が最も少ないのは和歌山県だと聞いた記憶がある。

【子供の頃の思い出】
 私の子供の頃はよく納豆を食べたと記憶している。納豆は庶民の食べ物で、豆腐やアサリなどと同じく家の近所を売って回るおじさんがいた。納豆は大概経木で三角形に包まれていて、一つ10円という時代が長かった。近くに納豆の製造所があり小売りもしてくれたが、3つ買うと20円で売ってくれた。
   十代の前半くらいまで、朝食は卵と納豆と魚の干物で育ったようなものだった。

【食べ方】
   最近になって家内は「朝食に良質なタンパク質を摂るとよい」とテレビか何かで聞いて、朝は卵と納豆を交互に出すようになった。卵はウォーキングのついでに郊外で平飼いしている鶏卵の朝採れを買って来る。納豆はスーパーに行くと目移りするくらいいろんなメーカーの製品が並んでいて、どれも大きな違いはないみたいだ。幾つかを食べ比べて買っているが、さてその食べ方だが・・。私は糸で白くなるくらいぐるぐる掻き回してご飯にまぶす。元々納豆など食べたことのない家内は出汁醤油がよく混ざる程度に掻き混ぜるだけ。
   今日の新聞では”掻き混ぜ派”に分があった。毎朝食べているという歌手の郷ひろみは「必ず200回」と言い、美食家で知られる北大路魯山人は執拗に掻き混ぜたと書いてある。近年発売の調理玩具では「おいしいとされる合計424回撹拌してふわふわの究極の納豆」をつくってくれる、とある。
   しかし、家内は山芋も摺り鉢で摺ってヌルヌルになるのは嫌で、包丁でサクサクと切って食べるくらいだから糸を引く納豆は敬遠するだろう。

 

 

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