今年のプロ野球が終った。結果で言うと、パリーグのソフトバンクがレギュラー・シーズンもクライマックス・シリーズも日本シリーズも全く他を寄せ付けず独走・圧勝であった。最近何度も書いている通り、今のプロ野球には余り興味がなく、テレビ中継も見ない。正確に言うと、家内が観ているのが見えたりはするのだが・・・。新聞でもスポーツ欄をざっと見て、大きな話題(快記録とか惜しまれる引退とか)と日ハム大谷投手の記事に目を通すくらいである。 それでもソフトバンクの強さは断トツであったことくらいは分かっているし、賞賛をしたいと思う。前年優勝の秋山監督から工藤監督にバトンタッチしてからも横綱相撲を取り切った。記録は確認していないが優勝監督が変わっても続けて優勝したチームってこれまで無いんじゃないだろうか。
ここに来て不本意にも風邪を引いてしまった。そんな時に一昨日から昨日にかけて、民生委員会の宿泊研修旅行にぶつかった。民生委員としての見聞を広める研修と委員同士の親睦を兼ねて毎年一回行われ行事で、早くからスケジュールは決まっていた。前夜早目に床に入ったものの症状の好転はせず、出発の朝はノドと口の中そして頭の芯が痛かった。それでも市役所前に待っている8時出発のバスに乗り込んだ。視察研修先は静岡県沼津市にある障害者支援施設で入所・通所による授産や社会復帰の為の就労支援、グループホームなどを運営する大規模な施設であった。入所者のための診療所や理髪所などが備わっていたのも感心した。
その晩の宿泊は修善寺温泉のホテル。総勢60名の懇親宴会の後、私は二次会を辞して部屋で床に伏した。翌日帰りの視察に「韮山反射炉」が入っていた。歴史の教科書で必ず習う日本の近代化技術の象徴の一つで、先般世界文化遺産にも登録されたものだ。それまで何度も耳目にした韮山反射炉だが見るのは初めて。実は私は”反射炉”の意味を知らなかった。、「国産の大砲を造るために建造された铁を溶かす溶炉」くらいな歴史知識であったが、今回「石炭を焚いた炎の熱が炉内の天井で反射して原料の鉄に熱が集中するように設計された溶炉」であることを知った。太陽光でも反射光を集中させるすごい高熱に達するのと似た原理なのだという。いやあ、この歳になって初めて知った次第で、体調は思わしくなかったが目からウロコの気分であった。

歴史で習うお馴染みの姿 桂川の流れに沿う修善寺温泉 朝、修善寺を参拝
[日本語教師の帰国後編]#8-佐野の2人に四季の行事を伝える
前号で栃木県の佐野には20回ほど通ったと書いたが、よく行ったものである。ケイ・ショウロとトウ・セイの2人の休みが合うと大概出かけて行ったような気がする。せっかくの日本滞在である。日本語をブラッシュアップしてもらいたいことと併せて日本の四季や風習を体験して欲しかった。そして帰国後にその”良さ”を中国人の間に伝えてもらいたかった。元々ケイさんは経貿学院時代に最もよく私の宿舎に遊びに来てくれた学生だったので、その延長線上にいるような感覚もあった。てなこともあり2人には極力日本の四季の行事に触れさせた。
【写真説明】 ①初詣では人気のある佐野厄よけ大師にお参り。但し三が日という訳にはいかず、1週間ほど遅れになった ②佐野市郊外の梅林公園にて春の訪れを感じる ③日本のサクラと花見は中国でもよく知られているが、これは上野公園での花見 ④小さな七夕飾りを作って部屋に飾った。因みに中国では現在7月7日を「情人節(恋人の日)」と呼んでいる。年に一度恋人に会える日だから ⑤佐野市郊外の唐沢山で紅葉狩り。戦国時代の城の石垣が残る古跡である ⑥クリスマス・イブのコスプレ ⑦キャンドル・ナイトにワインで乾杯
私はしてあげられなかったが正月は2人揃って会社の同僚(日本人)宅に招かれ、年越しと元旦のご馳走や紅白歌合戦を体験したとのことで嬉しかった。
① ② ③

④ ⑤ ⑥ ⑦














