フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

「変革期待(党友・党員)」より「常識内(党議員)」が勝った自民総裁選/「ゴルゴ13」死す!

2021-09-30 16:27:06 | 日記

    昨日(29日)投票・開票が行われた自民党総裁選挙で岸田文雄氏が当選した。立候補した4人の候補者がそれぞれ「今の自民党には問題があり、我かく考える」という政策を掲げた。そんなに問題が多い自民党ならぶっ壊したしたらどうかと思うが、まあ”コップの中の嵐”か、開票が終わったら4人が並んで笑顔でグータッチして”一件落着”となった。
   当初岸田氏を抑えて優勢が伝えられていた河野太郎候補だが、終盤の票読みでは1回目投票では過半数を取る候補がなく、決選投票になれば①2・3位連合で岸田氏が有利②河野氏は党員党友投票数が382→47票と大幅に減るので不利、との見方が固まっていた。
    河野氏に「変革を期待する」党員党友票が大幅に減って、安倍前総裁ら「党を壊されたくない」古老議員が岸田氏に肩入れたのではもう勝負にならなかった。
    一晩明けて今日のマスメディアは党役員と内閣の顔ぶれ予想についてワンワン言っているところである。


   昨日のテレビ及びネットニュースと今朝の新聞で、漫画家のさいとう・たかお(斎藤隆夫)さんの死を大きく報じている。
    漫画というより劇画と言うジャンルの作品で、多くの連載漫画を世に出しているが、何と言っても「ゴルゴ13(サーティーン)」が代表作であろう。実は私は他の作品を余り知らないのだが、「ゴルゴ13」にはかなり熱中した時期がある。プロの殺し屋デューク・東郷のクールな狙撃とリアルな背景描写に凄い迫力があった。
(舞台の大半は外国であるが、斎藤氏本人は外国に行ったことがないというのは信じられない)
    初めは床屋の待合い室に並んでいるのを読んでからだと思う。何と言っても一番の思い出は、盲腸で入院した時のこと、会社の後輩が入院見舞いに紙袋一杯のゴルゴ13の単行本を持って来た。入院中の退屈凌ぎに読んで下さい、と言って貸してくれたのだ。好きだということを私が言ったことがあるのか、彼が誰かから聞いたのか知らないが、いずれにしてもこんな気の利いた入院見舞いはない。
   今までこの時以外に入院の経験はないが、思い出に残る一件である。


    

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糖尿病診断、一ケ月執行猶予の結果は/小室さんに纏わりつくメディアのハエども

2021-09-28 11:37:00 | 日記

7月の高齢者健診で「糖尿病の医療を要す」という結果を受け、かかりつけ医から「すぐ診てもらうように」と紹介された糖尿病専門医。8月末に検査を受けた結果、診断を1カ月待つことになった・・・という経緯は「一ケ月の執行猶予」としてこのブログに書いている。
そして昨日(28日)、その執行猶予後の診断を受けたが、前回より血糖値(HbA1C)が若干ながら好転していた。それで服薬治療とはせず、さらに2か月後に再診断することになった。1ケ月の執行猶予後、更に2ケ月執行が猶予されたわけである。
私も糖尿病の注射や薬の世話になりたくない。いかにも病人っぽい(ぽいと言うより病人そのものなのだが)。なので少しは抵抗の策を練り始めた。先ずは毎日の晩酌をノンアルコール・ビールに代えてみた。スーパーの棚にあるノン・アル品を全部買って味を試し、取り敢えず休肝日と考えて我慢の範囲にあるものに絞った。続いては整体医から教わった基礎代謝を上げるための筋トレで、ソファに座ってテレビや新聞を見ながら出来る手軽なものだ。そしてあとはウォーキングやプールに行く回数を増やすことだが、ノルマ化すると却って続かないのでは・・・とついつい考えてしまう。未だ意志薄弱なのだ。



昨日、秋篠宮眞子さまの婚約者小室圭さんが、留学先のアメリカから一時帰国をした。10月末頃に結婚式を挙げるため、記者会見を開くと伝えられている。これまで小室さん親子のネガティブ・キャンペーンを続けて来た各メディアには「ご成婚」に対する敬意や慶賀の念は見られない。
今回の小室さんの帰国に当たってはニューヨークで、東京で、レポーターというのかメディアの使いっ走りが小室さんに付きまとい、「眞子さまとのご結婚をどのように考えていますか?」などと声を掛けている。まるで犯罪疑惑者に纏わり付いているのと同じ姿である。バカではないか! 急ぎ足で歩いている小室さんが立ち止まってその質問に丁寧に答えることなんて絶対にあり得ない。絶対に答えはないと分かっていて質問している。
それはポーズに過ぎない。レポーターは会社に対して「私はレポーターの任務に励んでいます」、メディア機関は視聴者に「我々は小室さんに密着取材をしています」というポーズである。見苦しい。

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大谷選手の快挙またおあずけ/照ノ富士の新横綱優勝と白鵬の引退劇

2021-09-27 20:31:17 | 日記

日本時間の今日(27日)早朝からBSテレビで中継放送された大リーグの試合。私は起きるのが遅くて少ししか観ていないのだが大谷選手が登板、10勝目を挙げて、同一シーズンで投手として二ケタ勝利、打者として二ケタ本塁打のベーブルースの記録を103年ぶりに達成できるか大注目の試合であったが、味方エンジェルスの打線の援護がなく、7イニング10奪三振の好投をするも、またまた勝利に恵まれなかった。前日の試合では14-1と大勝したものの、この日はたった1点。こんな不運なことがいったい何試合続いたことだろうか。残る登板回数は1回きりと見られているが、今シーズンでの快挙はなるのか。


午前中外出して帰宅したら、家内が「白鵬が引退だって」と言う。このところ休場が続き、横綱審議会も怒り狂って「引退勧告」に次ぐ「注意」の処分を断行したが、久しぶりに出場した先場所で”復活”の全勝優勝を遂げたばかりであった。
45回の優勝や横綱在位84場所など力士の勲章となる歴代1位の記録を幾つも持っており、時代は異なるが双葉山に勝るとも劣らない大相撲のレジェンドと言ってよい。それなのにモンゴル出身者であること、終盤時は勝つために横綱の品位にふさわしくないような取り口が見られたことで輝く評価が割引きされているように思う。

折しも先場所千秋楽まで優勝を争って横綱に昇進した照ノ富士が新横綱の場所で優勝。同じモンゴル出身の横綱がこれからの土俵を支えて行く姿を見届けての引退かと思う。ドラマになりそうな横綱交代劇ではなかろうか。





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石神井公園で中学時代のR先生を思う/終盤戦の自民党総裁選・菅首相の「コロナ専念」は?

2021-09-25 21:31:21 | 日記

真夏の戻りみたいな天気が続いたところで今日(25日)は一転、涼しい曇り日となった。昨日は家内と久しぶりに石神井公園を歩いたのだが、そんなことなら今日行けばよかったと二人で思った次第である。

さてところで、ここで思い出すのが私が中学2年の時の担任R先生。当時30歳ちょっとの女性教師で、石神井公園の近くのお宅にクラスの班の仲間と遊びに行ったことがある。その後クラスは編成変えになったが卒業式直後にも数人でお別れに訪ねた。その時初めて石神井公園に行き、男女ペアになってボートに乗った思い出が残っている。
そして先生の当時の住所がかすかに頭に残っていて、昨日昼食に入った店で80年配の女将さんに尋ねてみたら、住所表記は変わっているがこっちの方向だと手で示してくれた。しかし60年以上も前のことなので探すことはしなかった。

そのR先生は私に大きな影響を与えてくれた人だった。私は下町の地元の小学校を卒業後中学から山の手の学校に進んだのだが、それには凄いカルチャー・ギャップがあった。小学校では素朴というか蛮カラというかガキというか、例えば仲間同士では「おい、おめえ」とか「オレはよお」なんていうのは当たり前で、教師に向かって「先生よお、オレさあ分んねえよ」なんて言うのも珍しくなかった。
ところがバスと都電に乗って通った中学では「キミ、ボク」であり、「先生よお」と言っては男の担任教師に何度ハタキ棒で頭を叩かれたことか。通信簿には『言葉や態度が粗野であり・・・』とクラスの問題児として書かれ、父兄面談では『勉学の意欲がなく、高校に進学する気があるのか』と母が厳しく叱責されたそうだ。
(担任は数学の担当で、どういうわけか数学はクラスのトップだったことは後になって知った)
それが2年生になったら180度変わってしまった。まあ1年間の「じゃじゃ馬馴らし」の教育の薫陶を受けたからなのか、R先生からは認められるところとなって2学期には学級委員に指名され、副委員の女子とのコンビがクラスのお手本になっているとして、父兄面談で母が褒められたという。
自分で言うのもおかしいが、続いて3年のクラス担任からも模範生徒の扱いを受け、『落ちこぼれ』『厄介者』の烙印が払拭されて中学を卒業したのである。
ご存命なら90台半ばの御歳、R先生はどうされているだろうか。

29日投開票の自民党総裁選もいよいよ終盤戦に入り、立候補者4人の各陣営は票固めに余念がないが、メディア各社の現時点の分析では河野太郎氏が有力視されているようだ。
新型コロナ感染者数については減少傾向が続いているものの、まだまだ手抜き・油断は禁物だ。「コロナ鎮静化に専念するため総裁選出馬を断念」した菅首相も『修学旅行』と揶揄されている渡米から早く帰国して、国民から「退任は惜しかった」と言われるように最後の力量を示して欲しいものだ。


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隣町の火事/中国のマンション・バブルと破綻の光景

2021-09-23 18:43:39 | 日記

    今日(23日)は秋分、外は好天だが真夏日の暑さになった。昨日10試合ぶりの45号ホームランを打った大谷選手、今日は4四球と勝負してもらえず快音は出ずじまいだった。

    何日か前の晩、我が家の近くで火事があったようだ。「ようだ」と言うのは炎や煙を目撃したわけではないし、消防車のサイレンの音も聞こえなかったからなのだ。その日の夜のネットニュースで三鷹市で火事があったことを知ったが、火災のその時間に15台出動したとされる消防車のサイレンの音は全く聞いていない。翌朝のネット検索で産経新聞の記事として、隣の丁目の5階建てマンションの火災で高齢者の住民2人が亡くなったことが分かった。確かに隣の丁目一帯には5階建てマンションは数多く、それでは場所の特定はできない。更にその翌朝の購読紙朝日新聞の地方版に小さく記事が載っていた。実に遅い記事なのだが、それによるとマンションの一室の一部(約5平方メートル)が焼けて、2人暮らしの高齢者夫婦が亡くなった、と名前入りで報じた。
    幸い知り合いではなかったが、近隣の火災の情報が翌々朝までよく把握できなかったことと、深夜ではなく午後8時半頃の時間帯での5㎡程度の火災で2人も亡くなったことがどうも腑に落ちなかった。


   前号で中国の恒大集団の経営危機とマンション・バブルについて書いたが、私が中国で垣間見たマンション・バブルとその破綻の光景を紹介したい。ただしこれらの写真は同じ時期、同じ地方のものではなく、時期や地方を異(こと)にして、こうした光景がまだら模様で見られたのである。

(左)開発予定地には巨大な看板にこのような夢の計画が描かれていた
(右)土地が掘り返され、マンション建設工事が始まった都市部の一角

(左)見えて来た市中の完成近いマンション群
(右)こちらは新幹線沿線に完成した郊外のマンション・タウン



(左)建設工事が止まってしまったマンション団地
(右)止まった工事現場には人っ子一人おらず、閑散としていた

 

 

 

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