フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

落ち着かない東京の空模様/私のアジア大会は池江選手のメダルで終わり?/恒例の夏祭りで熱中症気味に

2018-08-28 18:38:30 | 日記

   東京地方は台風の影響で2,3日暑さが緩んだり、猛暑がぶり返したり、昨夕は激しい雨が降ったり、なかなか落ち着かない空模様である。インドネシアでのアジア大会では熱戦を繰り広げているのだろうけれど、どうも日本勢の活躍も2年後の東京オリンピックの前景気の盛り上がりを感じない。日本のメディアは人気種目でのメダル報道で盛り上げようとしている感じだが、国別メダル獲得数を見ていると中国の独走、といった感じだ。日本も総数では中国の3分の2くらい取っているが、金メダルは中国の半分で推移している。まあ国民の絶対数が10倍近くも違いがあるのだから仕方がないのかもしれない。
   その中で前回取り上げた水泳の池江璃花子選手が8種目に出場して、リレー種目で2つ銀メダルのほかは6つの金メダルを取ったのは圧巻であった。私なんかもうそれでアジア大会が終わった感じである。


   学校は夏休みだし、私の所属する地域活動団体も8月は定例会がないものが多く、いつもよりヒマなはずなのだが、暑気払いと称する会が重なったりして結構ヒマなしになっている。
   先週土曜日(25日)は恒例になっている最寄り小学校の「親子夏祭り」があった。私の所属する団体の一つが主催し、同校のPTAや「お父さんず」という児童の父親クラブが助太刀をしてくれる。私はいつも記録班(=写真係)を仰せつかる。一昨年は雨で、昨年は雨を予想したためこの2年は体育館で開催したが、3年ぶりの校庭での開催となった。鉄骨で櫓を組んだり、50個ほどのぼんぼりや100個の電球を張り巡らし、千人分のやきそばやジャガバタなどを作って提供したり、ヨーヨー釣り、輪投げ、缶積みなどのゲームコーナーを設けたり、100人ほどのスタッフが熱暑の中を大車輪であった。祭終了後大道具、小道具の片づけの途中で帰らせてもらったが半ば熱中症気味となり、帰宅後は冷たい風呂に長い間浸かって体のほてりを癒やした。

【写真】上左=ゲームコーナーの人だかり 上中=櫓の周りで盆踊りを踊る 上右=大きな鉄板でやきそば作り
下左=缶積み競争 下中=輪投げゲーム 下右=ヨーヨー釣り

 

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熱闘甲子園終わる/アジア大会で池江選手のメダル数は?/大阪の脱走・逃走劇

2018-08-23 20:50:03 | 日記

   『夏の甲子園』、全国高校野球選手権大会が21日に終わった。決勝戦は大会前から本命視されていた大阪桐蔭が秋田代表の金足農業に快勝して、2回目の同一年春夏連覇を成し遂げた。堂々の優勝で大きな称賛を浴びるべき戦果なのだが、今大会の熱狂と称賛は相手金足農業に集まった。103年前の第一回大会でやはり決勝で敗れ、100回目の記念大会でまたもや決勝戦進出といういう因縁もさることながら、雪国秋田という野球後進県の公立の農業高校で、全国から俊英たちを集めた強豪校に対して部員全員が県内の出身者という、いわゆる野球エリート高校ではない”雑草集団”というところに、県内のみならず全国の声援が集まった。さらには3年生の9人のメンバーだけで地方大会と甲子園の6試合全てを戦い切ったところにも歓心を呼んだ。そして目を見張らせたエースの吉田輝星投手の快投である。その吉田投手も決勝戦には余力が残っていなかった。連戦連投の体で横綱大阪桐蔭の前に屈したが、大会前から高かった評価をさらに高めて、今大会のヒーローとなった。
・・・と私は知ったようなことを書いているが、大会中、試合(の中継)はほとんど観ておらず、新聞やテレビの受け売りでしかないのだが。


   高校野球の終わった今、スポーツ競技ファンの関心はアジア大会か。18日からインドネシアの首都ジャカルタで開かれている第18回アジア大会は水泳の池江璃花子選手のメダル獲得数に注目が集まっている。個人種目の自由形、バタフライとメドレー、それに団体のリレー種目の合計8種目に出場し、8冠なるかとの期待であるが、大車輪の活躍で4個の金メダルを立て続けに獲ったが、男女混合リレーという種目では金を逃した。果たして最終的には何個になるのか。その池江選手はまだ18歳の高校3年生、国内では無敵の女王に育ったが世界レベルにはもう一歩の評価。先日のパンパシフィック大会(於東京)の100mバタフライでようやく国際大会での優勝を果たしたところで、アジア大会ではその世界レベルの成績が求められているが、美人である池江選手の笑顔はとてもテレビ映えする。

 
   去る12日に大坂・富田林署の留置所面会室から脱走した留置犯は警察の威信をかけた大捜査網・捜索陣にも拘わらず脱走後10日が経つのに行方が依然ようとして知れない。面会室からの脱走そのものがおよそ考えられないことである。厳重の上にも厳重、警戒の上にも警戒されている中で脱走に成功し、かつ生き延びるのに必須の金品をひったくりなどを繰り返して逃走を続けているそうだ。テレビなどのフィクションでもこんな活劇みたいな脚本は書けないのではなかろうか、と思うばかりである。

 

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78歳のスーパー・ボランティア/全米のメディアが足並み揃えてトランプ批判/甲子園にニューヒーロー

2018-08-18 23:00:07 | 日記

   行方不明になっていた山口県の2歳の幼児を大分県から駆け付けたボランティアの捜索員が探し当てて無事に救出したというニュースは、多くの人が唖然とし、そして讃えた。なぜ大分県から赤の他人が駆け付けて、そして単身山の中に入り、行く方不明の子供が救えたのか。
   幼児は祖父と一緒にいたが一人で近くの曾祖父の家に帰る、と言って行く方が分からなくなったのだが、そのニュースを大分の尾畑さんという人が聞きつけた。78歳の尾畑さんは65歳で鮮魚店の仕事を辞めると、東日本大震災や熊本大地震など全国の被災地などへ飛んで行ってボランティア活動をしているのだそうだ。誰にも真似の出来ないよう奇特な社会奉仕をされている方だ。2年ほど前に大分県でやはり2歳の幼児が行方不明になった騒ぎがあり、それにも捜索に駆け付けたことがあって、その経験から幼児の行動パターンにある確信があったそうだ。それが見事に的中して、山に入ってほどなく尾畑さんの呼びかけに応える幼児の声がはね返って来たという。行方不明になった人の生死は72時間が分かれ目、という定説があったが、きれいな水が流れている沢筋だったためか奇蹟的な生還となったが、それにしても78歳のスーパー・ボランティアの行動力には驚かされる。


   自分の気に入らない者は側近であろうと、有能な協力者であろうと片っ端から斬り捨てるトランプ米大統領は、マスコミのほとんどを敵視して来たが、今度は全米のメディアが足並みを揃えてトランプ批判の社説を一斉に載せたという。日本と違って独自色を尊重する米国メディアとしては極めて異例のことのようだ。それくらいトランプ大統領がメディアと対立しているわけだが、ひるがえって日本の大新聞では反安倍が旗幟鮮明な社から安倍首相に寄り添うものまで、こちらは足並みが全く揃っていない。それにしてもトランプ氏は極め付きのゴイーイング・マイウェーの政治家であると改めて思う。


   佳境にあった夏の高校野球は今日(18日)で準々決勝が終わり、ベスト4が出揃った。その中でひと際目を引くのが秋田代表の金足農業高校である。チームは秋田県大会全試合と今日の準々決勝までを9人で戦い続けている。もちろん投手の吉田選手も全イニングを一人で投げているのだが、甲子園の4試合では13、13、14、10三振という快投を見せている。ほとんど中継放送を視ていない私だが、たまたま視た3回戦、対横浜戦では8回裏に満塁ホームランで逆転した後の9回表を3者三振に打ち取った。しかも、最後の打者にその日最速の150キロを投げた。連戦中の試合の9回に投げられるなんて、たまげた。野球後進県と言ってよい秋田代表の胸のすく活躍である。そしてエースの吉田投手は間違いなくこの大会のヒーローとなろう。

 

 

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夏の真ん中の我が誕生日は追悼シリーズの真ん中/アニメ『この世界の片隅に』と朝ドラ「あまちゃん」

2018-08-15 23:22:08 | 日記

    前号は、私の真夏の誕生日(8月11日)と小学時代の夏休みの思い出を綴ったが、同じ真夏時に追悼の行事が続く。8月6日の広島原爆投下、9日の長崎原爆被災、そして今日(15日)は終戦記念日。その間に日航機墜落事故追悼(12日)が挟まる。言っては悪いが一番新しく制定された国民の祝日の「山の日」(8月11日)などは全く存在感がない。この祝日は盆の連休休に絡むサラリーマンに関係するくらいしか存在価値がないように思う。折角私の誕生日が祝日になったにもかかわらず、私にとっても祝日の意味が解せない。
   変な話だが、私の誕生日は夏休みの真ん々々中であると同時に、国民がその悲惨さを思い起こし、被災者を追悼するシリーズの真ん中でもあるのだ。一方では、高校野球の「夏の甲子園」が熱狂の渦中にある。NHKテレビは朝から夕方まで全試合を生中継している。主催の朝日新聞共ども、いかにも「国民が熱狂できるという平和の象徴」と言わんばかりである。
  
    終戦記念日の今日は午後零時に市の防災放送に合わせ、家の中で1分間の黙祷を捧げた。そして昨年は参列した午前中の戦没者追悼式を割愛して、午後の平和アニメ上映会に出かけた。今年は、こうの史代原作の同名の漫画をアニメ映画化し、2016年11月に公開された『この世界の片隅に』だった。このアニメの人気は高く、市の公会堂は老若男女で満員であった。市井のささやかな平和や安寧を奪う戦争の愚かさ、理不尽さを切なく描く点では野坂昭如原作の人気アニメ『火垂るの墓』によく似ている。私にはもう一つの興味があった。主人公「すず」の声役の「のん」さんだ。あのNHKの人気朝ドラ『あまちゃん』の「能年玲奈」さんである。なんでもプロダクションとのゴタゴタで芸能活動が圧殺されているんだとか。あの時の「あまちゃん」の突き抜けるような天真爛漫さにまた会いたい、との気があって映画に見入った。

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真夏の誕生日と夏休みの思い出

2018-08-12 22:26:55 | 日記

   昨日(11日)は我が誕生日。前期高齢者最後の誕生祝いは家内と二人の外食で済ませた。今日は足立区の実家に盆参りをした。98歳の母および同居の弟夫婦はいずれも達者。母は日頃週3回のデーサービスが楽しくてしょうがないようだ。なにせその歳ではもう長い付き合いの知人も皆鬼籍に入っていて、訪ねたり訪ねられたりできる仲良しがいないのだ。まだ自分で何でもでき、食欲も人並みにあるようで何よりである。長年一緒に住んでいる弟夫婦に感謝の念に堪えない。

   私の誕生日は東京都の小・中・高校の夏休みの丁度折り返し点になる。その学校時代、いつも自分の誕生日には「ああ、夏休みが半分終わったな」という感慨に捉われた。
   夏の真ん中の誕生日ということがあって、梅雨が明けて太陽がカーッと照り付けると「俺の季節が来たあ!」という気持ちになる。つい二、三年前まではそうであった。だが今年はとても「俺の季節」なんて歓迎できる夏ではない。
   小学生時代の夏休みの思い出は、学校に行ってのラジオ体操とセミやトンボやチョウなどの昆虫取り、そして小さな川での魚取りである。ラジオ体操は休みの前半2週間くらいだったろうか。校庭で体操をして出席のスタンプをもらう。皆勤賞はノートか何かのご褒美が出た。私は6年生の時は児童会長だったので、朝礼台に登って皆とは左右反対で体操をした思い出がある。
   昆虫ではセミ取りに夢中になった。玉網の輪のような針金の輪を竹竿の先に付け、そこにクモの巣を幾つも幾つも巻き付けてセミをくっつけるネットを作るのだ。昼になって乾いたようなクモの巣では接着力が弱くなるので、近所の家の軒下に張った巣を朝早く取りに行くのだが、人の家の庭に入っても怒られることはなかった。のどかな時代だったのだ。因みに釣り道具屋などに行くと「とりもち」というのが売っていて、それでセミを取る奴がいた。それで取ったセミなど「とりもち」がべっとり付いて邪道もいいところである。
   戦後10年前後のその時代には、足立区の実家の周りにはまだ田畑が残り、荒川から用水路が引かれてそれが魚取りの遊び場であった。護岸の杭の間に手を差し込むとそこにフナがいたり、四手網でフナやドジョウ、クチボソなど取った。サツマイモと小麦粉を練ったエサでフナ釣りもした。そうした遊び場はその後の経済の高度成長とともに団地や住宅地に変って行った。
   私はその後中学以降は文京区に通って自宅周辺では遊ばなくなり、地元の変容について疎くなって”浦島太郎”になってしまった。

 

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