フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

早実対日大三高…清宮/法隆寺元住職が76歳で老衰死?

2017-04-30 21:18:41 | 日記

   27日に行われた高校野球の春季東京都大会の決勝戦は異例づくめの試合になったようだ。決勝に進出したのは早稲田実業と日大三高。東京を代表する両雄の対決となったのだが、人気のある両校と高校野球界最大の注目選手早実の清宮幸太郎選手の出場とあって、試合会場の神宮第二球場では予想される観客をさばき切れないと判断され、神宮球場に変更することになった。ところが神宮球場では昼に東都大学野球のリーグ戦が組まれているため、ナイター開催となった由。そして前日からの入場券待ちのファンまで出て観客数は2万人と発表された。まるでプロ野球の公式戦並みである。試合展開がまた凄い。新聞やテレビによると激しい打撃戦になって17対17で延長戦に、12回裏に早実がサヨナラ勝ちしてやっと決着がついた。早実はエース荒木大輔の時以来35年ぶりの優勝とか。
   そして注目の清宮選手はというと8回に2ラン、9回に起死回生の同点3ランと終盤の2イニングで連続ホームランを放ってファンの大歓声に応えたという。翌日のスポーツ新聞では大見出しのトップで報じられていたようで、野球漫画でも描けないような試合であったこともさることながら、清宮フィーバーの凄さを改めて感じたところだ。 

   今朝の新聞訃報欄に載った法隆寺元住職の高田良信師。「老衰で死去、76歳。」とあり驚いた。故人が知人であったわけではない。76歳で老衰、ということだ。肩書も「法隆寺長老」とあった。我々凡人には僧職は長生きのイメージが強い。それは読経や修行などで脳をよく使うとか節制した生活が長生きの要因であるようにも理解していたので、僧職が76歳で老衰で亡くなったことは意外というよりちょっとした衝撃だった。長年のご苦労等から心身に大きな疲労を来していたのであろうか。
   法隆寺といえば一昨年の秋に家内と2人で訪れた。勿論このブログにも紹介をしたのだが、開門早々に入場したため修学旅行などの喧騒を免れて厳かな空気の中で参観することが出来た。私にも家内にも感慨深い法隆寺である。ご冥福をお祈りしたい。

   大型のゴールデンウィークに入った。風薫ると言われる5月は明日からだが、4月最後の今日爽やかな風に吹かれて水泳会の時の知人と新緑に燃える上野公園を歩き国立西洋美術館に入った。知人はご主人の仕事でスペインに駐在している間にヨーロッパ各地の美術館を巡ったということで、さすがに西洋の近代絵画に詳しかった。上野公園は連休を楽しむ大勢の人出で賑わっていた。

  

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将棋界驚異の新星・藤井四段/崩れ落ちる閣僚

2017-04-27 22:05:25 | 日記

   もっと早い時期に取り上げたかった将棋界の新星、今や”驚異”と言うべき藤井聡太四段はまだ中学3年になったばかり。昨年、中学2年14歳2ヵ月の史上最年少でプロ(四段以上)に昇格して注目され、以来公式戦で無敗の14連勝と快進撃を続けている。それだけでも”驚異”と称されるところだが、非公式戦とは言え押しも押されぬ将棋界の第一人者羽生善治三冠を破ったことで更なる”衝撃”を与えている。
   藤井四段のプロ昇格年齢は、先ほど86歳で一線を退いたが神武以来の天才棋士と呼ばれた加藤一二三元名人の14歳6ケ月を抜く史上最年少。プロ初戦はその加藤元名人と62歳差の対戦で注目されたが、それを破り現在まで無敗の14連勝と、これも加藤元名人や羽生三冠の記録を抜き去って新記録を更新している。
   大相撲で例えれば、序の口になったばかりの中学生が、本場所で三段目や幕下の力士をなぎ倒したばかりでなく、巡業場所とはいえ横綱白鵬または稀勢の里を破ったようなものだ。これを「驚異」「衝撃」と言わずに何と言おうか。とんでもない天才棋士登場に話題が沸騰しているのは将棋界だけではないだろうと思う。

  
   今村雅弘復興大臣が相次ぐ失言で辞任に追い込まれた。つい先日の記者会見で原発被災地の自主避難者に関する質問に対しての答弁で厳しい批判を浴びたばかりだが、25日のパーティーでの講演で「東日本大震災はあっち(東北地方)だったから良かったが、首都圏に近かったら甚大な被害になった」と言ったとか。再び被災地域の人々の感情を逆なでしたことで一度はかばった安倍首相もまた顔に泥を塗られ、即刻首にした。前回は失言というより記者の質問に感情を抑えきれずの暴言、今回は発言自体に悪気があったとは思わないが迂闊な表現、いずれにしても大臣として”そつなくこなす”器量がなかったということだろう。
   それ以外にも安倍内閣の閣僚や政府関係者の失言や不見識な言動が続いており、”一強”の驕りとか気の緩みが与党の公明や自民内部からも指摘される有様だ。でも日本はいい国である。どんな大臣がとっかえひっかえしても霞が関の省庁は堅固で大きくは揺るがず、行政は粛々と進められて行くんだから。メディアがこぞってワーワー騒いでいるのは政治に対する不満のガス抜きに過ぎないようだ。
  

 

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仲間との旅行が続いた/東芝の広告に思う

2017-04-25 20:36:46 | 日記

   旅行が続いてブログの間が空いてしまった。22・23日の土・日は水泳会のメンバーと箱根へ1泊の旅行に出かけた。毎週土曜の午前に練習をして来た会なのだが、使用していた市民プールが老朽化して4月からは新プールに替わり、それに伴って団体貸し切りの形が変わるのを機に、指導者も80台半ばを越えているため解散することになった。そして会のメンバーで「お別れ会」の旅行をすることになったのである。
   私と一緒に会の幹事をしていた相方のSさんが企画から宿泊や食事、乗り物等の手配一切のお世話してくれ、参加の13人が賑やかで楽しい2日間を過ごした。
(写真左=新宿駅で小田急ロマンスカーと乗車を待つメンバーたち 中=立ち入りが出来るようになった大涌谷の噴煙をバックに記念写真 右=お馴染み芦ノ湖の海賊船に乗って湖上遊覧をする) 

   

   続く昨24日は地域ボランティア組織の日帰り旅行で、年1回のお楽しみである。総勢25名で行先は富士五湖周りで見所は本栖湖の「富士芝桜祭り」、西湖の「いやしの里」、河口湖畔にあるワイナリー。
   芝桜は2年前に行った満開時に比べてまだ3分咲きくらいというところだが、折からの好天とあって平日ながら人出は多かった。「いやしの里」には初めて行った。茅葺の民家を20棟ほど移築した建物公園のようなエリアを成し、建物一つ一つが異なるコンセプトの展示や工芸、食事、特産品の加工販売などを行っている。なかなかいい所だ。事前に見物予約をしていたワイナリーでは美人係員によるプレゼンテーションと試飲があり、多くの人がワインを買っていた。因みに私は試飲だけ。
(写真左=山頂付近は雲の富士山とまだ満開には遠かった芝桜 右=いやしの里の光景)

  

   箱根も富士五湖も首都圏にあって有名観光地ではあるが、どちらも外国人観光客が実に多い。箱根では海賊船で隣りに座った外国人夫婦に声を掛けて尋ねたところ、イスラエルから22日間の日本旅行に来ていて、箱根は「美しい観光地で富士山が見えると聞いていたから」と言っていた。一方芝桜祭会場では我々とすれ違った日本人が「わ~懐かしい、日本語だ」と我が仲間に声を掛けた。一瞬何のことかと思ったが、それくらい外国語(主に中国語)ばかりが聞こえるという意味であることが分かった。

   話は古くなるが21日の朝刊紙面に見開き2ページの東芝の広告が載り、目を引いた。経営不振を隠すため代々の経営者が行って来た不正経理の露呈や、国内で行き詰る原発事業を打開する主柱として子会社化した米ウェスティングハウス社の巨額赤字・倒産など東芝は解体的不振・不信に陥っていることは周知の通りだ。
   その東芝の広告は同社が国産1号として世に送り出した家電製品を、その時代を象徴する光景とともに年代を追って紹介している。電気冷蔵庫、電気洗濯機、電気掃除機、電気釜、電子レンジ・・などで、東芝の伝統と誇りを示し、起死回生の決意を込めた広告と読み取れる。
   広告主は『東芝ライフスタイル株式会社』となっていたが、この社名って何???  すぐにネットで検索したら2014年に設立した「生活家電などの開発、製造、販売」を事業とする従業員1400人ほどの非上場会社である、と載っていた。私の知る東芝はモートル(モーター)の会社=発電機やエレベーターや電車など=であるが、それでは一般の人に存在感を示せないので、現代生活には欠かせない家電製品での実績を誇示するスタイルにしたのであろう。


  

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陽光の下児童たちの歓声に思う/我が小学校の校歌

2017-04-20 18:49:10 | 日記

   本格的な春を迎えたところで”春の嵐”とか何やらで落ち着かない空模様だったが、今日は穏やかな天気の中で小学校のスクールエンジェルスを勤めた。千葉県の小学生女児遺体遺棄事件の容疑者逮捕が衝撃的なニュースになっている折でもあり、自らの安全見守りの立ち居振る舞いがどのように映るか少々気になる。
   ”超”がつくような満開の八重桜の下、休み時間には児童たちが陽光を浴びて歓声を上げていたが、この姿を我々は守っていかねばならないと改めて思った次第である。 

  


   校庭で見守りに就いている時、4階の音楽室から校歌練習の声が聞こえて来た。卒業式などで歌われ、私自身も斉唱に加わったりするが、まだ覚え切らない。ところが私の母校の校歌はいまだにそらで歌うことができる。卒業して丁度60年が経つのだが・・。
 一番「清く流るる荒川の 五色の桜名に匂う 
    我が学び舎の建つところ 永遠に平和の光あれ 光あれ」
   二番「西に芙蓉の峰仰ぎ 東に筑波見遥かし
           そば立つ庭の銀杏こそ 伸びゆく我らのしるしなれ しるしなれ」

   足立区立江北小学校の校歌である。荒川土手の五色桜は有名だったそうだが、戦時中に伐採され当時は跡形もなかった。また天気がよければ今でも荒川土手からは西に富士山、東に筑波山が望める。この母校は私が4年生の時に創立70周年の記念行事があった。現在では130年を超える伝統校ということになる。その後私は中学から大学までほぼ文京区の学校に通うこととなり、江北小学校との縁は遠くなってしまった。

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春爛漫から風薫る季節へ/楽しみな可愛子ちゃんアスリートの活躍

2017-04-18 11:28:06 | 日記

   ソメイヨシノが散って八重などの遅咲きの桜が見頃を迎えている。井之頭公園では葉桜見物と遅咲きの花見客とがこもごもで週末が賑わっていた。季節の花々はいよいよ春爛漫から初夏へと衣替えを始め、河川や池の水も温んで来た。木々には若葉が芽吹き、新緑も一気に広がって来た。ソメイヨシノが開いてくれた春の窓からもう風薫る季節がそこに見えている。
      
左=タチツボスミレ 中=ヤマブキ 右=満開の菜の花と小川に遊ぶカルガモたち                             

  
左=八重桜など満開の遅咲き桜に花見客が憩う 中=左右の桜に挟まれたケヤキには若葉が芽吹く
右=目にも爽やかに新緑が萌える

   
左=水温む井の頭池に漕ぎ出したボート、ボート・・ 中と右=まだまだ見応えあるツバキの花


   卓球で平野美宇選手が文字通りの快挙を成し遂げた。
   中国で行われていたアジア選手権の女子シングルスで高校2年になったばかりの平野選手が優勝したのだが、それは単なるアジアというエリアでの優勝とは重さが全く違う。準々決勝、準決勝、決勝で世界ランク1位、2位、5位の中国選手を破っての優勝である。中国と言えば男女とも世界に君臨する卓球王国だ。その中国のトップ選手3人を敵地で連破したのだ。これは文句なしに凄い。拍手喝采である。そして美宇ちゃんは可愛い。1月には全日本選手権で初優勝したがこの時、昨年のリオ五輪では補欠選手として試合には出られず銅メダルに輝いたチームの応援役に回ったことの悔しさを滲ませていた。可愛い顔に似合わない根性の強い高校生なのだと思う。それでなければ運だけで今回の快挙は生まれなかったと思う。
   美宇ちゃんの賛辞ばかり続いたが、同じ卓球で同学年の伊藤美誠選手も人気が高く、リオ五輪で福原選手の不調を補う活躍で銅メダルを獲った時に多くの国民が惜しみない拍手を送った。今まで日本の卓球人気を引っ張って来た福原愛ちゃんが台湾の卓球選手とめでたくゴールインしたが、その後を石川佳純選手と若い平野、伊藤両選手など可愛子ちゃん選手が盛り上げてくれそうだ。
   最近特に可愛子ちゃんアスリートの活躍が目につく。水泳の池江璃花子選手もその一人。平野・伊藤選手と同じ高校2年で、先日行われていた競泳日本選手権の自由形とバタフライで個人種目5冠を達成した。リレーの一員としてのメダルはなく、女子として初めての記録だそうだ。池江選手もリオ五輪に出場したがまだメダルに手が届く位置にはいない。 久しぶりに女子の大型スイマーが現れた感じでこれからが楽しみである。ほかには女子フィギュア―の樋口新葉選手や本田真凛選手も浅田真央ちゃんの抜けたフィギュア界で宮原知子選手のすぐ後を追う注目の選手たちであろう。私のアイドル選手だったスキー・ジャンプの高梨沙羅ちゃんは昨年十代を卒業して成人になったが、W杯での勝利数を今後も伸ばし続けてくれるのが楽しみである。
   この間家内に「最近は可愛い女子選手が活躍するねえ」と言ったら「今時ブスな選手なんかいないわよ」と返された。まあおじさんにとって(私はもうおじいちゃんだが)楽しみなことである。 

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