フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

河井夫妻選挙疑惑でボロボロと明るみに出た金銭受領側の地元政治家たち➡大本営に捜査の手は?/地球温暖化でこんな現象も

2020-06-28 11:55:03 | 日記

   河井夫妻議員の公職選挙法違反事件は大本営にまで捜査の手が伸びるのであろうか。大本営とは政権中枢のことである。選挙資金1億5千万円の違法性について検察は視野に入れているはずである。中枢としては捜査の手を逃れるために黒川東京検事長をどうしても側に置いておきたかったが、賭けマージャンごときで守護神構想が崩れてしまった。
   昨年7月の参院選挙に於ける公選法違反の捜査は河井案里陣営の運動員に対する違法報酬から始まった。表面的には週刊文春の報道がきっかけみたいになっているが、これだけ広範な選挙資金のばら撒きは警察・検察の耳に入っていないわけはない。内偵していたところで文春砲でぶち撒かれたので表面だって捜査を加速したのだと思う。
   定法に従ってまずはザコから調べを始め、公設秘書を逮捕。それから夫婦両議員の周辺に捜査の手を広げて逮捕まで行った。この第二段階の捜査情報として夫妻の選挙区内の数多くの首長・議員が金を受け取っていることが分かり、それらの首長・議員が軒並み受領否定から自白に追い込まれ、ある者は辞職をしている。
   これだけ多くの違反行為を実行し、相手を辞職に追い込んでも当人二人は「違法なことはしていない」とシラを切り辞職の考えを示していない。これは当人らの意志ではなかろう。”大本営”の意向に従ってのことだ。その大本営にこれからどれだけ検察の手が伸びるのだろうか、興味はそっちに移る。


   今朝(28日)の報道番組で紹介された地球温暖化による事象に驚いた。
   ロシアの永久凍土上にある小さな村を流れている川が真っ赤に染められた。その原因は発電所の燃料タンクが壊れ、2万トンのジーゼル油が川に流出したことだが、さらにその原因は地球温暖化で地盤の永久凍土が解けて、タンクの土台が傾いたからという。そして住民がいう。その村はかつて冬の最低気温-68度を記録した極寒地、それが最近38度の夏場気温を記録したのだそうだ。
   地球温暖化の影響についてはいろいろ言われているが、こうした凍土や氷河が解け、封じ込められていた未知の細菌やウィルスが地上に放たれる恐れがある、と放送されていた。氷河期に凍結したマンモスや恐竜などが地球上をのし歩く日が来るのであろうか。

 



  

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「いのちを見つめて」=A・デーケンさんと石川先生の思い出

2020-06-27 12:43:24 | 日記

   今日(27日)の朝日新聞別刷りの『be』に載った全面広告は「いのちを見つめて」という講話集のCD12巻組の広告であった。音楽や歌、映画などの名曲・名作のCDセットの頒布広告はもう毎週のように目にしているが、今日は格別の思いで見つめ、そしてある思いが蘇った。
   このCDセットは日野原重明さんを看板にして、鎌田実さん、斉藤茂太さん、渡辺和子さん、養老猛司さんらと共に「アルフォンス・デーケン」さんの名が並んでいた。第6巻『生とユーモア』という巻題で、「日本に死生学をもたらした哲学の一人」と紹介されている。
   私はそのデーケンさんとは60年近く前の高校時代に交流があった。その頃デーケンさんがまだ20代の青年で、上智大学で教鞭を執っていた。
   出会いは高校のMIC(フルネームは忘れた)という同好会で、四谷のイグナチオ協会でイエズス会の神父さん等と聖書や英会話を勉強する会であった。毎週だか隔週だったか火曜日にイグナチオ教会に集まり、その時日本でのイエズス会の最高権威者ヘルマン・ホイヴェルス司教もお相手をしていただいた。そうしたことは全て高校の英語の教師であった石川昌先生のはからいで、個人的な交友に依っていた。
   話題を戻して、デーケンさん(今ではそんな気安い呼び方は失礼だが)はほぼ毎回お相手をしていただいた。我々の方は常時出席は5,6人。今流行語になっている「濃厚接触」の交流会であった。その時分から、日本では馴染みのなかった「死生学」の研究をしておられたようだが、我々にはそうしたことや宗教のことについて口に出さなかった。フランクでまじめな神父であり、大学教師であり、我々には「良き兄貴分」だった。
   そんな一時期を過ごさせてもらったが、私が大学一年の時に宗派のミッションとしてアメリカに行かれた。(因みにご当人の出身地はドイツであった)
   再度日本に戻られた時には「死生学の大家」として知られる存在になっていた。著作紹介などに触れて、何度か消息を訪ねたいと思ったが、恩師石川先生も亡くなっていて機会を得ないまま今日に至っている。

 デーケンさんの思い出のシーンとして下のようなアルバムのページが残っている。上はデーケンさんがミッションでアメリカに行く時に、MICのメンバーが羽田空港で見送りをした時のもの。(私はデーケンさんの左後ろ)
   下の写真はMICのフルメンバーで一緒にハイキングに行った時の記念写真。(デーケンさんは左から3人目)


   石川先生は既に亡くなられている。高校で英語の教師だったが、授業で習ったことはない。にもかかわらずMICの縁から3年間のクラス担任だった本多浄道先生にも劣らぬ卒業後のお付き合いがあった。
   当時の英語教師はひどいジャパニーズ・イングリッシュの先生ばかりであったが、石川先生は実兄が聖路加病院の院長をされるなど等の家系で、先生も海外生活を経験していて英語は本物。私がジャパニーズ・イングリッシュの先生に盾突くような言動を職員室で耳にして石川先生は腹を抱えて笑ったそうだ。どちらかといと優等生的な生徒が多い中、私が型破りなのを面白く思っていたようで、卒業後も可愛がってくれた。大学までを通してお世話になった先生で、私の結婚式に出席をお願いしたのは大学の卒論担当教師とこの石川先生だけである。

 

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3ケ月遅れでプロ野球開幕/コロナ大国になったBRICs/笑える出張先での寒さ対策

2020-06-22 10:02:45 | 日記

   プロ野球が3ケ月近く遅れて19日(金)にセ・パ両リーグが揃って、かつ無観客試合で開幕した。テレビは競って中継放送を流し、新聞では見開きで賑々しく報じている。担当アナウンサーや解説者、また記者が待ちに待った出番を喜んでいる風である。ただ、パブリック・ビューイングではしゃぐシーンというのは無かったようだが、まだ外出自粛、巣籠りの気持ちが吹っ切れていない中でファンにとっては「一つの日常」が戻った気分になったことであろう。

  しばし新型コロナの話題がお休みだったが、また感染者に関する話題で。
   世界の感染者数として、相変わらずの勢いでアメリカが断トツのトップを走っている。「止まらない、止まらない・・」とスナック菓子のコマーシャル・ソングみたいに止まらない。それに続くのが急増中のブラジルで、3位を大きく引き離しその内アメリカも追い抜くのでは観測されている。それからロシア、インドと続くのであるが、妙なことに気がついた。
    今後大きく経済発展が予想される「BRICs」という言葉だ。「ブリックス」と呼ばれ、ブラジル、ロシア、インドそして中国(チャイナ)の4国を指す。いずれも国土が広くて人口が多く、資源にも恵まれている国であるが、何んとコロナ感染者数においてもブラジル・ロシア・インドが2~4位に並び、中国は現在20位前後に下がっているが当初はトップに就いていた国である。
    そのBRICsがこんなところでガン首を揃えるなんて誰が想像したであろうか? 頭文字の順に並んでいるところも面白い。


   先週、講習会の仕事でさいたま市郊外に出張した時のこと。講習開始時間が早いため最寄りのホテルに前日泊をしたのだが、前日は半袖シャツで十分な陽気であり、講習会もクールビズなので半袖の着替えしか用意していなかった。ところが夜のテレビで「明日は一日雨で、気温も19℃までしか上がらない」と天気の予報をしていた。半袖シャツでは19℃は寒いと思い、翌朝は5時に起きてフロントに何か対応するものがないか尋ねたが、つれない返事だけ。それで前夜着替えで脱いだ下着上下を重ね着し、さらに前日の半袖シャツも内に重ねて着た(下の半袖シャツの袖が出ないようにホッチキスで袖留めして)ところ何とかそれで一日凌ぐことが出来た。
    帰宅後家内に重ね着の姿を見せて2人で大笑いをした。 

 

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河井夫妻議員逮捕~安倍腐敗政治を白日の下に・・と検察に期待/南北朝鮮関係悪化と20年前に垣間見た北の生活水準

2020-06-21 12:30:14 | 日記

    もう時間の問題になっていた河井議員夫妻の逮捕だが、18日に逮捕が執行された。今さらここに取り上げるまでもないが、これもまた”文春砲”により公職選挙法違反事件が表面化したものだ。1月に「河井案里参議院議員が初当選した昨年の参議院選挙時に自民党本部から河井陣営に1億5千万円の運動資金が投じられ、この資金が車上運動員(ウグイス嬢)への違法報酬の支払いに充てらた」と報じられ、それを受けて河井克行氏が直ちに法務大臣を辞職した。以後公設秘書による選挙違反を”当て馬”にして、本命河井夫妻議員の違反事件として検察による捜査の包囲網が敷かれた。
   逮捕された両名はまだしらを切っているが、無実だったら克行氏が折角射止めた法務大臣の座をそそくさと手放すはずがない、と考えるのが妥当だろう。本件の陰の主役安倍首相・二階幹事長も他人事のような答弁に終始しているが、久しぶりに政界の最高権力者を相手に検察が挑んでいる気配である。忖度捜査を期待していた黒川前検事長もあっけなく失脚したことだし、安倍腐敗政治の一端が白日の下に曝されることを期待している。

    朝鮮半島の和解と平和の新時代を宣言した南北共同宣言から丸20年を迎えたが、韓国内の脱北者団体による北朝鮮批判活動を北朝鮮側が激しく非難。北の金正恩委員長の妹金与正女史が予告していたように16日、南北共同連絡事務所を爆破する暴挙に出た。相変わらず「世界の孤児の無法ぶり」を発揮している。
   実は私は20年前の南北共同宣言からほどない時に韓国ソウルに商用の出張があり、現地商社員に案内されて南北軍事境界線と接する「烏頭山(オードウサン)統一展望台」を訪ねたことがある。ソウルから車で1時間、板門店にもほど近い所で、展望台から川を挟んで北朝鮮が目の前に見える。コインを入れて観る望遠鏡で覗けば北朝鮮の寒村とそこに住む北の農民らしき人民の姿が見えた。そしてこちらからは拡声器を使い、それらの北の人民に向かって教宣放送を流していた。
    ところで、この施設内には「北韓(北朝鮮)展示館」というのがあり、冒頭の南北共同宣言を受けて北の生活を紹介するような様々な日用品が展示されていたが、それらは日本と比べると実に粗末な物が多く生活水準が推し量られた。あれから20年、北朝鮮が目覚ましい経済発展を遂げた様子はない。どんなに為政者が虚勢を張っても庶民の生活水準の向上は想像しにくい。

   

 

 

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東京都知事選が火ぶた/検察庁法改正案廃案に/佐々木希と朗希

2020-06-18 09:41:27 | 日記

   今日18日東京都知事選挙が告示され、7月5日の投票日までの選挙戦の火ぶたが切られた。東京オリンピック対応やコロナ感染対策でその手腕が問われる小池百合子現知事、立候補常連となり”次点候補”的な宇都宮健二氏、政治に目覚めた元タレントで国政選挙にも手を広げている山本太郎氏、何かと話題を賑わす反NHKの立花孝志氏、元熊本県副知事で選挙初体験・若手気鋭の小野泰輔の5人が告示を前にオンラインによる共同記者会見を昨日行ったという。
    私は投票当日の投票所立会人に選任されているので、旗幟を鮮明にせず見守ることにしている。

   黒川弘務前東京検事長の定年延長を正当化する目的だった検察庁改正案が一旦廃案になった、と今朝の新聞に出ていた。「一旦」というのは次の国会に向けて再提出を検討するのだそうだ。喫緊の法案だったが、目的だった当人がマージャン賭博問題でこけてしまった現在、果たしてどうするのやら。

  
   つまらんネタだが、近頃週刊誌やテレビのワイドショーで最大のスキャンダルになっている芸人渡部某。その「美人妻」として佐々木希さんも同時にメディア攻勢に曝されている。一方、昨年から野球界で最大の話題になっている岩手・大船渡高校からプロ野球ロッテに入団した佐々木朗希選手。今”注目”の2人の名前が余りに近いのに今日の新聞を見ながら気が付いた。別に何の意味もないが、暇ネタとして取り上げた次第。

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