フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

サッカーの五輪出場に花/甘利大臣の辞任/最後の新年会で

2016-01-31 12:27:06 | 日記

   リオデジャネイロ五輪のアジア最終予選を兼ねるサッカーU23(23歳以下)アジア選手権で日本が韓国を破って優勝した。準決勝で最強敵とされたイラクに勝った時点で五輪出場を決めていたが、宿敵韓国を破ってその歓喜に花を添えた。この試合で日本は2点を先行され、まさかの逆転勝を収めたのだが、試合終了は日本時間の今日(31日)午前1時半過ぎ。このため新聞(朝日・毎日・読売・産経・東京各紙の東京版)の朝刊には記事が間に合わなかった。辛うじて朝日が2-2に追いついたところまで報じていた。テレビでは早朝から大きなニュースとして取り上げられているが、私は中継テレビにかじりついていた家内から先に聞いていた。   

   甘利経済再生相が辞任した。週刊文春で報じられた千葉の建設会社からの違法な金銭授受の疑惑に関して記者会見で一部を認め、また秘書の監督不行き届きの責任を取るとして、国会会期中に火だるまになることを避けての閣僚辞職と見えた。だがその後の報道で、日銀のマイナス金利政策の発表の後では同政策の印象が薄れるので、発表前に急きょ繰り上げたとの見方も聞いた。
   建設会社の依頼で秘書らが頻繁にUR側と接触していたことを新聞で読んだが、どうも素性のよくない建設会社の相手をしていたように思われる。それはそうとしてもこの程度の口利きと違法な金銭のやり取りなどは氷山の一角に過ぎないと国民の大多数が抱いている疑念であろう。一方新たな景気刺激策の「マイナス金利」。経済音痴の私には「異次元の金融緩和」だとか「黒田バズーカ」だとか華々しい打ち上げ花火の結果がどうなったのだかチンプンカンプンで分からない。 

   今年の新年会が全て終わった。その締めくくりは新宿で、三鷹から約15kmの道のりを徒歩で行った。昨年10月に途中リタイアしてしまったリベンジである。前回は股関節が痛くなり1万7千歩くら いでバスに乗ったのだが、靴や歩き方を工夫して今回は2万3千歩で完歩した。新宿からの帰りの電車ではさすがに座りたかったが、目の前の優先席に座る20代の2人はこちらを一瞥するだけで全く席を譲る気配がなくスマホに余念が無かった。一人は会社員のようだったが、もう一人は茶髪で皮ジャン、胸元にキンキラ光るペンダント、両手には指輪をし、尻のポケットから鍵をジャラジャラ垂らしていた。何ともキンキラ、チャラチャラのお兄ちゃんだった。 
   帰宅してから両膝の裏側が痛くなったので湿布薬を貼ったところ、かぶれて湿疹ができた。年末の手首のケガの治療の時にかぶれを起こして皮膚科に通ったのだが、同じ湿布薬を使ったのである。その湿布に対する抗体ができていて、アレルギー反応が起こったためで、思わぬ徒歩の副産物となっている。

  

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両陛下の訪比に思う/続いた新年会/シシ肉シカ肉

2016-01-28 10:33:31 | 日記

   天皇・皇后両陛下が26日からフィリピンをご訪問されている。日比友好の親善旅行でもあるが、大きな目的は第二次大戦で亡くなった日比両国の犠牲者の慰霊碑訪問にある。昨年末の天皇誕生日に際して、両陛下が精力的に戦争や災害の犠牲者慰霊施設を訪ねておられることを書いた。そうした行脚の一環なのだろうが、この度のご訪問の記事で初めて知ってその意義の大きさが分かったことがある。それは、第二次大戦で日本軍は(満州と中国を分けて捉えると)海外ではフィリピンで最大の戦死者を出していることだ。その数52万人という。さらに驚いたことはフィリピン人の犠牲者はその倍の111万人というのだ。勿論ゲリラとして日本軍兵士と交戦して”戦死”したフィリピン人も少なくはないだろうが、国の我欲で侵略した日本が100万を超えるフィリピン人を殺したことには違いない。両陛下はご高齢を押してその償いに行かれているのだ。 

   市の民生委員協議会の全体会としては初めての新年会が催されたのを始め、民生委員絡みの活動団体やプライベートのものなどの新年会が続いていた。片や志や活動を共にする仲間と打ち解けて話ができる機会であり、まだ任期の浅い私には新発見のところがあって楽しい。一方のプライベートの方は会社や学生時代の仲間との気の置けない裸の付き合いで、近況や昔話に花が咲く。元々そっち(お酒)の方は嫌いではなく、こういう酒席が多いのは嬉しいことだ。ただ、年明け早々の投稿に「正月太りで目指す体重が2㎏オーバーしているのでコントロールしなくては・・・」と書いた通り少し節制気味にしているところであり、痛し痒しのところがある。だが、これを節制していては味気ない。もう1件残っており、コントロールはそれからにしよう。

      過日の新聞によると、今シカやイノシシなどの肉「ジビエ」(こんな言葉初めて聞いた)がブームなんだという。硬いとか臭いというイメージで敬遠する向きもあるが、捕獲後の血の抜き方や時間など適正に処理すれば美味しいし、牛肉や豚肉より高たんぱくで低脂肪、低カロリーのヘルシーな食べ物と書いてある。
   私は大分県内の工場勤務時代にシシ鍋はよくいただいた。美味しいもので、シシ鍋を出す料理店は少なくない。また、山合いの村落と間伐材の取引の際シシ料理の歓迎に遭い、シシの焼肉もご馳走になった。猟師がその日鉄砲で仕留めてくれたという新鮮な肉を塩を振って焼いたら実に美味しかったのを覚えている。シカ肉は親しい工場の知り合いが季節の物としてマツタケや鮎などとともに時々持って来てくれたので、それを家内に刺身に卸してもらって食べた。こちらは馬刺しより柔らかく淡泊であった。土地の人から、シシもシカもワナで獲ったものは肉が臭いが、鉄砲で仕留めたものは臭くないと聞いた。魚と一緒で、じりじりと弱って死んだ魚より生き締めした魚の方が”いきがいい”のと同じ理屈であろうか。そこがこの「ジビエ」のポイントなのだろうと考える。
   余談だが、私は大分に最初赴任した時に地方生活の趣味にと思って狩猟免許を取得した。しかし猟銃を買うお金や保管を考えて結局猟は諦めたのであった。

 

 

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琴奨菊人気に一言/真逆の株価予測/宜野湾市長選の意味

2016-01-26 09:29:49 | 日記

   日本を始め、北半球の各地で寒波が猛威をふるった。日本では九州でもかなりの積雪を記録し、中でも沖縄では観測史上初めて、奄美大島では115年ぶりの雪だという。温暖な台湾や中国本土の南の地方でも珍しい雪のニュースが報じられた。何でも寒冷な偏西風が南下したためだという。 

   大相撲初場所で日本出身力士として10年ぶりの優勝を果たした大関琴奨菊がメディアに引っ張りだこの感がある。そのふくよかな笑顔、土俵でルーティーンとなっている”琴バウアー”と呼ばれている独特の仕草、そして場所後に控えている新婚の奥さんとの挙式に花を添えたことなどが相まって人気を呼んでいるようだ。ケガに泣かされ続けていい成績が残せず、「クンロク大関」「カド番大関」の座に定着していたのが、突然の変身で信じられないような勝ちっぷり、優勝するなんて大方の相撲ファンには驚きであったと思う。私もその一人である。
   ところで私は常々「クンロク」で代弁される弱い大関にウンザリしていた。土俵のつや消しである。最近でも琴奨菊と豪栄道がそうであった。念のため大関として日の浅い照の富士を除く3人の大関の記録を調べてみた。以下いずれも大関通算の成績で、場所=この初場所までの在位場所数、勝敗=在位中の勝敗、( )=同勝率、2桁=10勝以上の回数、カド番=カド番の回数を表す。
   琴奨菊=26場所、218勝148敗24休(.596)、2桁8回、カド番5回
 稀勢の里=25場所、258勝117敗(.688)、2桁18回、カド番1回
   豪栄道=9場所、65勝69敗1休(.485)、2桁ゼロ、カド番3回
これをみると、大関の責任を果たしているのは稀勢の里ただ一人である。絶えて久しかった日本人力士の優勝、次期横綱の本命、と期待が掛かっていたことも頷ける。今回優勝したが琴奨菊は26場所で10勝以上が8回だけというのは余りに寂しい。豪栄道に至っては2桁勝利がないどころか、大関通算では負け越しているのである。琴奨菊については一発屋に終わらず、これを契機に本物の大関として蘇生してもらいたいと願う。豪栄道については明るい展望はないだろう。 

   代表的な大衆週刊誌の2誌が株価動向について真逆の予測を報じている。購読紙では2誌の広告が並んで載るので実に比較しやすく面白い。ただし私は実際に手に取って読むわけではなく新聞広告の見出しだけによっているのだが、まずは今週発売の両誌のトップの見出しを紹介する。
   週刊ポスト=わずか半年で株価2万3000円まで大反騰する。あたふたするな! 賢い者だけがじっくり狙って大儲け!
   週刊現代=激震! 急いで逃げろ 株価1万4000円割れへ 最悪の事態を想定せよ!
さらに前週の見出しも見てみよう。
   ポスト=爆謄する日本株 これからが本番だ
   現代=世界経済大異変に備えよ 日本株大暴落のXデーは3・10
週刊誌としてはセンショーナルな見出しで読者を釣ればいいのだけれど、さて庶民はどれを信じて虎の子のお金を投じたらいいんでしょうかね?

   長くなるけどもう一つ。米軍普天間飛行場の辺野古移転で大揺れの沖縄で、同飛行場を持つ宜野湾市の市長選挙が行われた。辺野古移転に反対する翁長知事と移転に必死の政府・与党の代理戦争とも言われたが、政府がテコ入れした現職が再選された。どちらも「沖縄の民意」と訴えたが、所詮は危険な飛行場は早く出て行ってもらいたい宜野湾市民にとっては、押し付けられる側の事情は二の次であった。つまり”オール沖縄”ではなく、宜野湾の局地戦だったのである。そのところは政府や勝者の市長は勘違いしないでもらいたいものだ。

 

 

 


   

 

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寅さんのマドンナ/宝物の一言/琴奨菊の優勝/降雪対策をしたが・・・

2016-01-24 17:58:16 | 日記

   市芸術文化センターで渥美清主演の「男はつらいよ」シリーズの上映会が始まった。昨年前半に同作品の第1作から8昨目まで、月に1回2本ずつの映画会があった。そのあと、漱石や鴎外、芥川、谷崎などの文豪の名作小説の映画化シリーズが挟まって、今度は第9作から18作までの10本が月2本ずつ上映される。1月度の昨日は1972年の作品で、マドンナは吉永小百合と八千草薫。今やすっかり「日本のお母さん」役になった吉永小百合の43年前の何と若々しく初々しいこと。私はサユリストではなくコマキスト(栗原小巻のファン)の方なのだが、懐かしんで観た。八千草薫は、先般亡くなった加藤治子などとともに好きな女優さんだったが、これもきれい盛りのマドンナ役であった。昨日はちょっと得したような気分になった。 

   購読している朝日新聞の朝刊一面を飾る『折々のことば』というコラムが人気なのだそうだ。切り抜きを貼る専用の台紙が売られているくらいで、家内も切り抜きをしているみたいである。それに乗って中・高校生の「私の折々のことば」(宝物の一言)の募集があり優秀作が掲載された。その中に次の作品が一番私の胸を打った。
   「幸せになりなさい。先生からの最後の宿題です。提出期限は生きている間」6年生の時の担任が最後の学級会で言ったことだそうだ。珠玉の言葉である。

   大相撲初場所は琴奨菊の初優勝で先ほど幕を閉じた。日本出身力士として10年ぶりの優勝という。
   中日まではいつものパターンであった。横綱白鵬が全勝で折り返し、日馬富士が1敗、鶴竜が2敗。大関陣は稀勢の里3敗、豪栄道が4敗の体たらく・・・。途中休場の照の富士を除いて完全に想定の展開である。だが一つだけ大きな違いがあった。クンロク大関に定着していた琴奨菊が突然の目覚めで白鳳に並ぶ8連勝。後半に入っても得意のがぶり寄りで快進撃し、11日目には全勝対決で白鵬を破って優勝争いのトップに躍り出て、1敗はしたもののそのまま優勝した。相撲っぷりは、今までの不振は何だったのだろうかと思えるほど実に豪快な押し相撲で”爆勝”した。長い間ケガに泣かされて来たということであろうか。来場所以降に注目したい。

   一昨日(22日金曜)の小学校の見守り当番でのこと。正門内側でいつものように下校する児童に挨拶を送っていたところ、副校長を始めとする先生方が何かの袋を破って白いものをスコップで撒き始めた。融雪剤の塩化カルシウムである。まだ校庭の片隅に月曜日の雪が残っている中、翌日土曜にはまた雪が降る予報だったので、通学路に積もらないようにと予め融雪剤を撒いたのであった。だが皮肉というか幸いというか、雪は降らなかった。せっかくの先生方の心遣いや労力が無になったが、雪は降らないでよかった。(写真左は融雪剤で白くなった校庭脇の通学路、右は校庭の片隅に残る4日前の雪)
             
        

 

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国会議員の育児休暇/SMAP騒動一段落?/大型バスの事故続く

2016-01-21 21:41:55 | 日記

      購読紙で読者の『国会議員の育休取得は勘違い』という投書に対して寄せられた賛否の両意見が同欄に載っていた。自民党の宮崎健介代議士が育休取得を表明したことに対して、原投稿は「国会議員が審議や採決を放棄することは、有権者の期待を裏切ることになる。男性の育休は子育て支援に必要と考えるが、国会議員に求められるのはそんな社会を作るために知恵を絞ることであって、率先して育休を取ることではない」という趣旨であった。国会議員の育休取得については賛否両論が多くあるだろうが、私は国会だけでなく各自治体議会で病欠者なども含めて議会で承認された者については、委任状等で議事に参加できる制度を設ければいいのではないかと思う。かつては公務に就く者は「滅私奉公」を旨とすべきであったが、子育てについては時代の流れを斟酌するところがあってもよいのではと思う。

   前号でも取り上げた人気アイドルグループ・SMAPの解散危機騒動。どうやら18日夜の番組「SMAP×SMAP」の冒頭でメンバー5人が生出演して”謝罪と決意”のコメントをしたことで、一応の幕引きが図られたようだ。騒動の原因や経緯などはこれでもかというほど報道されているが、それに踊らされるように私も今まで一度も見たことがない「SMAP×SMAP」の番組(冒頭のみだが)を見たし、インターネットでも関連の記事に目を通した。芸能事務所としては5人を前面に出して幕引きしようとしたのだろうが、どうもメンバーの表情には曇りがありありであった。燻り(くすぶり)はありそうだ。

   長野県軽井沢町で2人の運転手と学生13人が亡くなる大型バスの事故原因の究明さなかに、更なる大型バスの事故が続いている。
   20日の午後7時頃、東京・大田区の環状8号線で、埼玉県内のバス会社が運行する大型観光バスが信号柱に衝突し、乗客28人の内24人が負傷した。今日(21日)は愛媛県今治でガードレールに衝突するという事故が発生した。更には事故には至らなかったが兵庫県淡路島では高速道路上で運転手の意識がはっきりしなくなり、蛇行運転を始めたため女性のツアー添乗員がハンドル操作をして、通過してしまった休憩所の次のサービスエリアにて停車したという。夜のことだったら添乗員も分からず、恐らく大事故になっていたであろう。
   これらの事故(未遂も含め)は偶然重なったものなのだろうか。少なくとも規制緩和後の業界体質にこういうリスクが高まっていたことは確かだろう。
 

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