リオデジャネイロ五輪のアジア最終予選を兼ねるサッカーU23(23歳以下)アジア選手権で日本が韓国を破って優勝した。準決勝で最強敵とされたイラクに勝った時点で五輪出場を決めていたが、宿敵韓国を破ってその歓喜に花を添えた。この試合で日本は2点を先行され、まさかの逆転勝を収めたのだが、試合終了は日本時間の今日(31日)午前1時半過ぎ。このため新聞(朝日・毎日・読売・産経・東京各紙の東京版)の朝刊には記事が間に合わなかった。辛うじて朝日が2-2に追いついたところまで報じていた。テレビでは早朝から大きなニュースとして取り上げられているが、私は中継テレビにかじりついていた家内から先に聞いていた。
甘利経済再生相が辞任した。週刊文春で報じられた千葉の建設会社からの違法な金銭授受の疑惑に関して記者会見で一部を認め、また秘書の監督不行き届きの責任を取るとして、国会会期中に火だるまになることを避けての閣僚辞職と見えた。だがその後の報道で、日銀のマイナス金利政策の発表の後では同政策の印象が薄れるので、発表前に急きょ繰り上げたとの見方も聞いた。
建設会社の依頼で秘書らが頻繁にUR側と接触していたことを新聞で読んだが、どうも素性のよくない建設会社の相手をしていたように思われる。それはそうとしてもこの程度の口利きと違法な金銭のやり取りなどは氷山の一角に過ぎないと国民の大多数が抱いている疑念であろう。一方新たな景気刺激策の「マイナス金利」。経済音痴の私には「異次元の金融緩和」だとか「黒田バズーカ」だとか華々しい打ち上げ花火の結果がどうなったのだかチンプンカンプンで分からない。
今年の新年会が全て終わった。その締めくくりは新宿で、三鷹から約15kmの道のりを徒歩で行った。昨年10月に途中リタイアしてしまったリベンジである。前回は股関節が痛くなり1万7千歩くら いでバスに乗ったのだが、靴や歩き方を工夫して今回は2万3千歩で完歩した。新宿からの帰りの電車ではさすがに座りたかったが、目の前の優先席に座る20代の2人はこちらを一瞥するだけで全く席を譲る気配がなくスマホに余念が無かった。一人は会社員のようだったが、もう一人は茶髪で皮ジャン、胸元にキンキラ光るペンダント、両手には指輪をし、尻のポケットから鍵をジャラジャラ垂らしていた。何ともキンキラ、チャラチャラのお兄ちゃんだった。
帰宅してから両膝の裏側が痛くなったので湿布薬を貼ったところ、かぶれて湿疹ができた。年末の手首のケガの治療の時にかぶれを起こして皮膚科に通ったのだが、同じ湿布薬を使ったのである。その湿布に対する抗体ができていて、アレルギー反応が起こったためで、思わぬ徒歩の副産物となっている。