フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

今年の重大ニュース

2011-12-30 08:03:29 | 時事トピックス

   今年も残すところあと一日となった。この一年日本で、また世界でいろいろな事が起こった。3月に起きた東日本大地震とそれに伴う原発事故の余りの災害の大きさに、他のニュースがかすみがちであるが、改めて私の選んだ重大ニュースを以下挙げてみた。
     
[国内ニュース]
①東日本大震災
=3月11日の午後に発生したM9.0の大地震とそれによる大津波。死者・行方不明者は1万9千余にのぼる。地震の大きさ、予測もできなかった大津波などによる甚大な被害は戦後のトップ・テンに入る重大ニュースに挙げられるだろう。
②福島第一原発の事故=大震災の二次災害プラス人災が複合した恐るべき事故だ。年末の「原子炉冷温停止」宣言まで9カ月を要したがまだ疑問を残している。原発の安全神話の崩壊のみならず、多くの問題を抱えたまま年を越す。
[政治面]
③民主党政権の混迷=自民党政権の末期的症状の反動から一時的なブームで2年前に誕生した民主党政権であったが、政策的には所詮寄せ集まりの集団。一年しかもたない首相だけでなく、議員・閣僚も政治家としての見識や経験、能力の不足が露呈して、もうすでにアップアップの状態だ。
④国民不在の政治=政権党がそんな有様の中で、最大野党というよりこれまでの長期政権を担って来た自民党のなんという体たらく。何ら国民が信頼できる政策を訴える力もなく、ただ民主党政権の失点の揚げ足取りに終始。政治の停滞と混迷を招いている共犯者だ。
[経済面]
⑤超円高到来=リーマンショックからやっと立ち直りかけた日本経済は大震災の打撃でさらにヨレヨレのはずなのに何で日本の国債が買われ、円高なのか未だに分らない。とにかく1ドル70円台が定着してしまって、輸出産業を中心に業績悪化の懸念が深刻化している。
⑥大企業のスキャンダル=造反外人社長の解任劇が巨額損失隠し、違法決算が天下に曝される幕開けとなったオリンパス。創業家の御曹司会長がギャンブルに狂い、立場を利用して関連会社から巨額のギャンブル資金をせびり取った大王製紙。知らない人もいない大企業でコンプライアンスを吹っ飛ばすトップの実態が浮き彫りになった。
[国際面]
⑦欧州危機地球規模で見て人口でも経済でもとるに足らないはずのギリシャの財政破綻を引き金にするように、イタリアやスペインからドイツまでの欧州危機、さらには世界経済にまでドミノ倒し的な経済不安が広がっている。経済は難しい。
⑧タイの大洪水タイの大洪水は自然の猛威や地形のほか水門の開閉などの要因が被害を大きくしたと言われるが、日本でこれほど報道されたのは被災地の工業地帯には日本の名だたる企業が立地していたことにもよろう。改めてタイが国際的な工場になっていることを知った。
⑨アラブの春・金総書記の死去  民衆の蜂起でエジプトのムバラク大統領が追放されたのを皮切りに、リビアのカダフィ大佐も殺害されるなどアラブ諸国で長期にわたる独裁政権が打倒。米国の10年に及ぶ追及の末ビンラディンも殺害された。国際的に無法な緊張を生み出して来た北朝鮮の独裁者金総書記は病に倒れた。
⑩ニュージランド地震2月に起きたニュージランド南部の地震はマグニチュード6.1
と言われるが、大都市クライストチャーチの大聖堂が崩壊、日本人語学生28人がビルの倒壊の巻き添えで死んだことにより、大きなニュースとなった。18日後の東日本大震災により報道がめっきり減ってしまった。
⑪中国の高速鉄道追突脱線事故高度成長を続ける中国でもそれを象徴するような高速鉄道。国の威信をかけた急速な延伸で起こるべくして起きた事故と言える。翌日には事故車両を重機で掘って埋めてしまう暴挙は、さすがに情報が統制されている国といっても覆い隠すことはできなかった。
[スポーツ・芸能]
⑫なでしこジャパンの活躍前回も取り上げたばかりだし多くは触れないが、競技環境としては恵まれない中でのW杯優勝である。国民栄誉賞に値する快挙であったが、今回は精神論的な部分と幸運で勝ったというべきで、競技環境が飛躍的に改善されたわけではなく、今後同様な活躍を期待するのは酷である。
⑬大相撲の危機=長い間くすぶっていた八百長相撲の問題が、携帯メールでやり取りしてことが判明して大揺れとなった。前後して力士の野球賭博や暴行死なども重なって、相撲協会の抜本的な改革が迫られているところである。そんなさなかにあって、尊敬する双葉山を目標にしている白鵬の弧高とも言える相撲は救いであり賞讃に値する。  
⑭ホークスの完全優勝=ここ数シーズン、リーグ優勝はしてもクライマックス・シリーズで負けて日本シリーズに出場できないなど、日本一にはなれなかった福岡ソフトバンク・ホークス。今シーズンは交流戦およびリーグ戦でぶっちぎり優勝し、クライマックス・シリーズも無敗で日本シリーズに駒を進め、中日ドラゴンズを破って晴れの日本一に輝いた。シーズンの完全優勝と言ってよい。
[その他]
⑮小笠原諸島、平泉の世界遺産登録
=6月に小笠原諸島が世界自然遺産に、平泉が世界文化遺産に相次いで登録が決定された。これで日本の世界遺産は文化12ケ所、自然4ケ所の合計16ケ所となった。まだこれからも富士山、鎌倉などが登録申請をしているところだ。 
      これが本年最後の投稿になります。みなさん、良いお年を。 

[冬を見上げる4=最終]
    
     クスノキ(楠)        トチノキ(栃の木)         ヒマラヤスギ

     
     ホオノキ(朴の木)        スギ(杉)           エンジュ(槐)

 

  
  

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今年のスポーツ感動シーン

2011-12-28 09:35:45 | 日記

   年末に入り、テレビや新聞では今年一年を回顧する特集ものが多くなった。 昨夜のNHKでは『感動再び! スポーツハイライト2011』という番組があった。
   初めに登場したのはプロ野球、ダルビッシュ有と楽天田中将大の躍動的な争いである。北海道日本ハムのダルビッシュは東北高校の出身。一方田中は言わずと知れた東北楽天のエース。いずれも大震災の被災地の期待を担っての登板であったが、その面では田中の方が地元の期待が熱く、今年の成績でも田中が一歩上回って沢村賞などを獲得した。
   テレビでは今シーズン横浜からソフトバンクに移籍してセ・パ両リーグで首位打者に輝いた内川聖一がゲスト・スピーカーとして、両投手とも攻略することは大変難しいと語っていた。
   今年、感動ということでは次に登場した「なでしこジャパン」に勝るものはないであろう。アメリカとの決勝戦の奇蹟と言ってよい感動シーンが再現されて、改めて胸が熱くなった。     ”なでしこ”の活躍のキーワードにもなった「決して諦めない」敢闘精神の裏話が次のように披露された。
   主催国ドイツとの対戦前夜のミーティングで震災被災地の映像を見せられた福島県出身の選手が燃え上がり、これがみんなに伝わった。結果を残さなければスポンサーにも相手にされない女子サッカー、仕事を持ちながらやっている選手が多く、中途半端な気持ちではできない。そして試合会場の日の丸を見て諦めない気持ちが強固なものになった・・・と。 
  
   私は、「なでしこチーム」がアメリカを破った一戦は、2日前にテレビで見た日露戦争で世界最強と言われたバルチック艦隊を日本海海戦で勝利した日本の海軍とダブって見えた。 もう一つ地元東北を熱狂させたものとしてサッカーJ1の弱小チームだったベガルタ仙台の大躍進が取り上げられた。序盤ではトップ争いを演じて東北の星として輝き、最終的にはチーム最高の4位になった。
   その他の感動シーンも登場あったのだが、ここでは以上特に震災被災地を勇気づけたものを取り上げた次第である。
    

[冬を見上げる3]

    
   トウカエデ(唐楓)         ウメ(梅)         ユリノキ(百合の木) 

   
   サルスベリ(百日紅)         コナラ(小楢)        イヌシデ(犬四手)  

    

 

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フィギュアスケート&浅田真央ちゃん

2011-12-26 18:31:00 | 日記

   今年のフィギュア―スケート全日本選手権が昨日終わり、男子は高橋大輔、女子は浅田真央と、ともに本命が優勝を飾った。
  
   特に注目を浴びたのは浅田真央ちゃんであろう。つい先日、お母さんの危篤のためグランプリ・ファイナル出場を棒に振って急きょ帰国したものの最愛のお母さんの最後には間に合わなかった。今日(こんにち)トップスケーターとして浅田真央があるのはお母さんあってのこと、どれほどの悲しみであったか推し量ることもできない。
   悲しみのどん底にあった中での全日本選手権であり、注目を浴びての出場であったが、、そうした不幸を表情には出さず、演技にも全く動揺や乱れがなくきっちり”女王”の勤めを果たした。この健気な姿には多くの人が感動し、そして優勝の笑顔には心から拍手を送ったに違いない。
   男子の高橋大輔も第一人者の貫録を示した。フリーではジャンプで3回転倒して本来の調子ではなかったようだが、これも次のオリンピックに向けての試行錯誤の中でのことらしく、前日のショートプログラムでは極めて高レベルの演技を見せた。
  
   それにしても今のフィギュア―スケートの人気はすごいと思う。現在のウィンタースポーツの華と言えるのではないだろうか。日本のウィンタースポーツではかつてスキーのジャンプがオリンピックなどで世界レベルの活躍をし、それに伴って人気が高くテレビ中継なども盛んであったが、どうも今は影が薄い。他の競技では例えば清水宏保や加藤条治のスピードスケート、里谷多江や上村愛子のモーグルスキーなど人気が高まったものもあるが定着するに至っていない。
   フィギュアーは2005年のグランプリファイナルで15歳の少女浅田真央が優勝、年齢制限で翌年のトリノ・オリンピックに出られなかったが、”イナバウアー”の荒川静香が見事に優勝して爆発的なブームを巻き起こし、その後も安藤美姫や村主章江などを輩出した女子がリードをした。現在では高橋大輔や織田信成、小塚崇彦など世界に通用する男子が出て来て男女揃っての人気競技になって来た。が、なんと言っても浅田真央はいつもその軸の中心になって来たと言えるのではないだろうか。 
  
   全日本の結果から男女とも来年の世界選手権の出場者がほぼ決まった。 男子は高橋、小塚に羽生結弦、女子は浅田に鈴木明子、村上佳菜子。
   男女ともエースと技術に評価が高い中堅、それに進境著しい若手・・・なかなかうまい組み合わせになった。期待をしたい。

[冬を見上げる2]

    
           カツラ(桂)        ハナミズキ(花水木)      アカマツ(赤松)

    
    ムクノキ(椋の木)         ヒノキ(桧)         イチョウ(銀杏)

 

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クリスマス&国の予算案

2011-12-24 22:28:24 | 日記

   昨日はちょっと冷え込んだクリスマスイブ、そしてこの日2012年度の政府予算案が発表された。
   日本のクリスマスはクリスチャンを別にするとなぜか前夜祭のイブで終ってしまう。イブに記念の食事をしたり、クリスマス・ケーキを食べたり、あるいはサンタさんから子供へのプレゼントがあったりするが、一般の人は今日、つまりクリスマス・デーは何もしないのではなかろうか。
   かつてはイブの夜は街に繰り出してバカ騒ぎをしたものだが、最近は家族でイブを祝う家庭が増えているそうだ。また、プレゼントを交換をしたり、一夜を共にしたりと特別な記念日にする若いカップルも多いと聞く。
   そんなクリスマス・イブの昨日、何人かの中国の教え子からメールで「聖誕節快楽」(楽しいクリスマスを)などの賀詞が寄せられた。中国ではクリスマスを聖誕節、日本で聖夜と言うイブを平安夜(または聖誕夜)と言う。中国では最近祝われるようになったクリスマスだが、繁華街ではクリスマス・ソングが流れ、店先にケーキが並ぶようになった。しかしケーキを食べることはまだそんなに広まっておらず、クリスマスにはリンゴを食べたり贈ったりするのがこの国の習慣である。下の写真は中国で学生からもらったクリスマスの贈り物のリンゴだが、このようにいろいろな包装で飾ったリンゴをプレゼントしたり、食べたりするのである。 昨日もそんな便りが寄せられた。
                          

  話転じて、昨日発表された国の予算案。詳しい予算配分などを見たわけではないが、とにかく総額は実質史上最高額だ。これを野田民主党政権は「減額できた」「予定の枠内に収めた」など言っているようだが、まやかしもいいところ。 「無駄を徹底的に排除し、財政再建に取り組む」と先の衆院選挙で掲げた民主党の最大の公約はどこへ吹っ飛んだんだろうか。
   確かに予想もしなかった東日本大震災の復興財源の確保は必要であろう。しかし、民主党政権は財政再建の信念を貫けないひ弱な政権で、結局はバラマキ、大盤振る舞いで批判をかわすしかないのである。悲しい話だ。  何しろ国の予算額の半分以上を借金(国債)で賄うという超異常な財政。それも何と4年も連続で税収より借金が上回っているという。
  既に破綻寸前の国の財政がさらに危機状態に陥ることは火を見るより明らかなのに、ここまで財政を悪化させた主犯である自民党は野に下った今もこれに歯止めをかける気はさらさらない。行政能力のない国会議員が官僚の思惑に踊らされ、与野党挙げて国の財政破滅に突き進んでいる。恐ろしい国に我々は今住んでいるのだ。
   しかし、我々も批判ばかりしているわけにはいかないだろう。何しろ行政能力のない議員を選挙で選んだのも有権者であるし、多くの国民は自分自身にかかわる予算の削減や負担増大について真っ先に反対するではないか。国民の側にも”我慢”の考えが足りない。そこに官僚や議員がつけ込み、利権の温室になっているのだ。このこを国民はもっと反省しなければいけないと思う。
  70歳に近づいた私自身より、孫子の時代に恐ろしい負の遺産を残すことになりそうだ。

 
[冬を見上げる①]

 今年も残すところ一週間、私の日常の散歩道もすっかり冬支度だ。そんな中で冬空に向かって屹立する樹々を下から仰ぎ見てみた。

       
                 ケヤキ(欅)               ヤマザクラ(山桜)          

          
            コブシ(辛夷)              メタセコイア(曙杉)

 

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金総書記死去後のニュースに触れて

2011-12-23 07:13:46 | 時事トピックス

   19日昼に発表された北朝鮮の金正日総書記死去後のニュースが駆け巡っている。
   北朝鮮は国力的には全く取るに足らない貧国だが、核カードを振り回すなどして無法な国際緊張を生み出して来たその独裁的指導者が死んだのであるから当然であろう。
   アラブ諸国の独裁者達が相次いで民衆の蜂起によって葬り去られ、その後の民主化の行く方が注目されているところであるが、それとは異なった色合いで金正日後の体制に世界の目が集っている。いや「世界の目」と言ったが、それは違っているかもしれない。
   日本は地理的にも北朝鮮のミサイルが届く近隣国であり、また未解決の拉致問題が喫緊の課題になっていることもあって、北朝鮮の今後の行く方は重大な関心事であるが、国際的に孤立しているこの国について日米中韓を除く諸国ではほとんど利害がなく大した関心はないかも知れない。その辺の事情については余りニュースで触れることがない。

   それはともかく、日本では”上を下への大騒ぎ”とまでは言わないまでも、百家争鳴、伝聞・論評・憶測などの記事が今溢れているが、いろいろがベールに包まれている国であるから真偽のほどはわからないものが多い。

   まず金総書記の死去が51時間後に報道されたことについてだが、その先代が34時間後であったことと対比すると、それだけ報道管制の時間が必要だったとして体制不安の証しと見る向きが多い。
   中国筋は死去の当日には把握していたと言われ、やはりその日の内に交通や通信が遮断されている中、地方の軍幹部達が大挙して平壌に向かったとも言われている。死去が全く極秘に付されたわけではなさそうだ。
   このような秘密主義の国の出来事だから当然のように「暗殺」説が飛び交うが、もともと健康体ではなかったし、銃弾や毒薬などによる暗殺なら報道管制からはみ出る情報がもっと出ただろうと思われる。
   
   後継者としては三男の金正恩氏が既成事実化されつつあるが、金総書記が権勢絶大だっ父の日正氏のもとで17年もの間後継者としての帝王学を学ぶ期間があったのに対して、正恩氏が表舞台に出たのはたった1年前のこと。
   年も28歳で何しろ一国を治めるには余りにも経験がなさ過ぎる。海外生活が豊富で国際的な視野があるとも言われるが、逆に国内での独自の人脈を持っていないことになる。
   余りの若さと政治・軍事の経験のなさ、支える人脈もなく、一方では3代世襲に対する反感もある・・・等々正恩体制には不安材料が一杯ありすぎる。体制を支える側のメディアは「偉大な後継者」とか「傑出した指導者」など歯の浮いたような美辞麗句を並べて権威付けに躍起になっているようだが、「金総書記という絶対的権力者がいなくなった以上、正恩氏を祭り上げる以外に体制を維持する方法がない」とする専門家の見方が当たっていよう。
   正恩氏には異母兄弟で長男の正男氏と実兄で次男の正哲氏の2人の兄がいるが、一人独裁を貫く北朝鮮では指導者の肉親は「キョッカジ」(わき枝)と呼ばれて疎まれてきたという。正恩氏が2人の兄のバックアップを受けるということは考えられないようだ。
   それに代わって、総書記の最愛の妹金敬姫政治局員とその夫の張成沢国防副委員長の2人は総書記から特別の寵愛と信頼を受けて来たと言われ、正恩氏の後見役として今一番近い所にいるとされる。
   
   総書記に対する弔問・追悼については、体制護持のため国家的な住民統制のもとで進められ、市民が200万人と言われる平壌では一日で500万人を超える弔問者が押し寄せたと報道されている。その一方では、泣き崩れているのは”ポーズ”に近く、市民は意外と平静さを保っていると訪朝していた日本人関係者が伝えていた。
   とまれ、これからまだまだメディアから北朝鮮関係の伝聞・論評・憶測などの報道が続くであろうが、無関心では済まされまい。


[葉っぱのフレディ 命の旅]

  夏には青々と葉を繁らせ、緑の木陰をつくって公園に憩いの場所をつくっていた葉っぱのフレディとその仲間たち。秋になると皆からだの緑が抜けて力が落ち、風に吹かれては次々と仲間が離れて行った。やがて冬になり、最後に残ったフレディもとうとう枝から手を離して地面に舞って落ちた。しかし葉っぱたちが全て去ってしまった桜の木には、来年の春に見事な花を咲かすであろう蕾が枝先に芽吹いていた。フレディ、長い間お疲れさまでした。  

 

 

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