フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

【10年前の記事再投稿#17】呪われた?マレーシア航空機/オールスター戦大谷投手の投球に沸く

2024-07-20 12:18:55 | 日記

   またもマレーシア航空機に災厄が降りかかった。3月8日にクアラルンプールから北京に向かっていたマレーシア機が239人の乗客乗員を乗せたまま交信が途絶えて行く方不明になったままの現在、7月17日にはオランダからマレーシアに向かう途中の定期旅客機が、ウクライナ東部領空で撃墜されたという。なんということだろう。前者では国を越えた大掛かりな捜索が行われたが、行方も原因も239人の安否も全く手がかりがないままである。今回は破壊・焼損した機体が地上で確認され、295人の乗客乗員の生死が絶望となっている。今回はロシア製のミサイルで撃墜されたといい、ウクライナの親ロシア派勢力の”犯行”とする見方が有力になっている。クリミア半島などを巡ってウクライナの中は親ロシア派と反ロシア(親欧州)派との間で内紛が激化しているが、それにしてもどうして民間旅客機を撃ち落としたのか理解に苦しむ。到底弁解の余地はないように思う。そして何故またマレーシア航空機なのか? この”事件”はロシアを巡る国際問題に発展しそうである。


   「161―162―159―160―161―160―160―159・・・・・・」 ズラリ並んだ23個の数値。これは今朝の朝日新聞スポーツ欄のヘッドの見出しであり、昨日行われたプロ野球オールスター戦でパリーグ先発の大谷翔平投手の投球の全球速を並べたものである。
   昨夜甲子園球場で行われた第2戦のこの試合、セは藤浪晋太郎、パは大谷という3年前に甲子園を沸かせた若き両スターの先発予告で盛り上がっていた。私は今のプロ野球では大谷投手のファン。投手としても打者としても一流の二刀流に期待を賭けている。最近はプロ野球に対する関心も薄れてきて、オールスター戦にもワクワクすることがなく第1戦はテレビ中継も見なかったが、さすがにこの試合はテレビをつけた。
    まず1回表に登場した藤浪投手がいきなり自己最速タイの156キロを出して、球場がどよめいた。そしてオールスター戦らしくセの打者に対して速球での真っ向勝負を挑んだが、やはり速球だけでは一流打者を抑えることは難しく打ち込まれて1回表に4点を失った。
   その裏、大谷投手の球速に注目が集中している観衆の前で、初球に自己最速の161キロが表示されて球場が揺れた。続く第2球はファールされたものの表示は162キロ・・・何とプロ野球最速タイ、オールスター戦の最速記録である。観客も選手達も驚きの表情だ。大谷投手もセの打者に真っ向勝負を挑み、1点は取られたものの全23球中12球が160キロ超えという圧巻の投球であった。久し振りに胸のすくプロ野球の醍醐味を味わったが、大谷投手が引っ込んだ2回以降は面白くなくなり、早々にテレビを切ってしまった。 
   ちょっと引っ掛ることがあった。1回表に藤浪投手が153キロから156キロを投げた時に、ちょっと計測が甘いのではないかと感じた。そしてその裏、大谷投手が162キロの自己最速を始め160キロ台を連発したが、やはりそうだと思った。計測器の精度というのはどの程度のものだろうか、気になった次第である。

 

[今日の花] 

      
                         サルスベリ(百日紅)                   アーティチョーク

  
   大輪のアメリカフヨウ       ユリの仲間 ヘメロカリス           ヤマユリ(山百合) 

 

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【10年前の記事再投稿#15】ぶざまな号泣会見/集団的自衛権

2024-07-14 15:12:56 | 日記

   それにしてもぶざまな議員さんがいたものだ。兵庫県の野々村竜太郎県議=47歳、無所属、西宮市選出=のことだ。3年間で計345回の日帰り出張を繰り返し政務活動費から約780万円を支出したということの釈明会見で大声で泣き出した。まるで子どもみたいな姿は、「これが選挙で選ばれた議員さんか?」と目を疑った。まず出張費計上の内容が破天荒というか無茶苦茶だ。こんな内容の計上する方もする方、それを何年も見過ごしていた議会や事務局も呆れたものと言わざるを得ない。
   ”号泣記者会見”のニュースは各国に飛んで、いい笑いものになっているそうだ。 都議会での女性蔑視ヤジに続き国会でのセクハラヤジも明るみに出されたが、議員さんの醜態は掘れば底なしになりそうである。

 
  集団的自衛権の行使を安部内閣の閣議决定で容認することになった。このことについてはこれまでブログの投稿を控えて来た。「日本は再び戦争への道を辿るのか」「平和憲法の象徴である9条を歪めるものだ」「憲法改正の論議を経ずして、一内閣の解釈だけで集団的自衛権が認められるのか」など疑問は数々あるが、有力全国紙を読み比べても真っ向から意見が分かれている。それぞれにはなるほどと思う考えがあって私の判断が揺らぐことがあるが、少なくとも安部首相の独断・強行のやり方にはYesとは言い難い。

 
  この2日ほどは梅雨冷えと言ったところで、天気はぐずついているが暑さからは解放されている。ところで家内は現在梅雨の明けた沖縄へダイビングに出かけており、私がにわか主夫を勤めているのだが洗濯ものが乾かない。梅雨時の主婦の悩みの一端が分かった次第である。

[今日の花]

  
  ヒメザクロ(姫柘榴)の花と実  ハナモモ(花桃)の実(食用ではない)

    
  庭木に人気のあるシマトネリコ(別名:タイワンスオジ) グラジオラス

  
 ハクチョウソウ(白蝶草)  花の形に特徴がある

 

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【10年前の記事再投稿#14】急変した天気/ヤジの主が名乗り出たが

2024-07-09 18:26:53 | 日記

   今日は大気の状態が不安定で天気が変わり易いという予報・警報は出ていた。しかし、それにしても激しい変わり様であった。
   午後2時過ぎ、市民プールへ泳ぎに行く時にはまだ雨は降っていなかったが、雷の音がしていたので用心して自転車ではなく傘も持って車で出かけた。うっかりしていて、プールは修繕と水の入れ替えで休館中だったため隣の調布市のプールに向かった。その途中で雨が降り出し、しかも雷が伴う激しい雨になった。ワイパーを最速にしてもフロントグラスの雨が払い切れない。まだ日中というのに視界が利かず対向車のヘッドライトが辛うじての頼りであった。こんな激しい雨の中の怖い運転は今までに記憶がない。調布のプールの駐車場にまでは来たものの、とても車の外に出られる状態ではなくそのまま家に引き返した。しかしそれから雨足は一気に弱まり、6,7分で家に着いた時はもう小雨となっていた。
   ところが帰宅後テレビを観ていたら、ニュース番組で当地三鷹での雹(ひょう)が積もった光景が何度も繰り返し映し出された。しかも映像で見る限り道路に30センチくらいは積っており、住民がスコップで”雪掻き”をしていた。同じ市内でも我が家周辺や車で走ったコースでは雹に遭っていないので、極めて狭い範囲で起きた現象のようだ。 最近異常気象がよく起きるが、ますます激しくなる感じである。
 
   東京都議会の「問題ヤジ」について、頬被りしていた発言議員がとうとう名乗り出ざるを得なくなって、ヤジを浴びせた塩村議員に謝罪し、記者会見を開いた。互助会組織でかくまっていた自民党都議団も波紋が広がるにつれて、自分にとばっちりが及ぶのを恐れてかくまい切れなくなったのだろう。 全くみっともない限りだ。だが鈴木章浩議員は「自分が早く結婚したらどうか」の発言は認めたものの、「子どもを産めないのか」などの発言は否定している。私も他の議員が調子に乗って鈴木議員に続いてヤジを飛ばしたのではないかと思っており、そっちの方が議員間では格上のため鈴木議員がスケープゴートになったのでは推測している。これで一件落着ではなさそうだ。  

[今日の花] 

 

     
   秋の紅葉と真っ赤な実で知られるナナカマド(七竃)  ノカンゾウ(野甘草)       

     
 キョウチクトウ(夾竹桃)         葉の白が花の様なハンゲショウ(半夏生) 

  
    ハナタデ(花蓼)  キクイモモドキ(菊芋擬き) セイヨウノコギリソウ(西洋鋸草)
                                                                                                 
↓  
                                               

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【10年前の記事の再投稿#12】留学生とゲリラ豪雨/CMの大音量/イチロー&マー君

2024-06-30 18:44:25 | 日記

最近”雨”と言えばほとんどゲリラ豪雨を意味する。とにかく降り方が尋常ではない。昨日は中国人の留学生と会った帰り際にその雨に見舞われた。私の北京での日本語の教え子R君は現在東洋大学に留学中で、とにかくアクティブに大学生活を謳歌している。久し振りに会って彼に大学のキャンパスを案内してもらった後、近くにある私の出身中学や高校などを連れて歩いたり、最後に高校時代に馴染んだ名勝六義園の庭園を散歩した。疲れ癒しに手近な所で生ビールでノドを潤している間に外では稲光がして激しい雨が降り出した。通りには傘を持たない人も歩いていて、狼狽したり近くの建屋の庇などに逃げ込む姿が見られ、中には雨宿り方々店に飛び込んで来る客もいた。R君と私は傘を持っていたので雨を突いて近くのJR駒込駅に走り込んだが、ズボンの膝から下はずぶ濡れである。駅の入口には傘を持っていない人や持っていても出られない人達で溢れていた。三鷹駅に着くと雨は上がっていて駅前駐輪場からは自転車で帰宅できたので、被害は最小で済んだと言うべきか。その晩のニュースでは家屋の浸水や道路の冠水に沈むタクシーの姿などが放映されていた。

写真下左=ガイドの案内で六義園庭園を歩いている時は日傘が要るほどの陽が射していた。右=R君と出口でこの記念写真を撮った3,40分後には激しい雨が降り出した。

昨日の購読紙の読者投書欄で長年の疑問が解けた。テレビを観ている時、CMに変わると途端に音が大きくなって、リモコンでボリュームを下げることがよくある。「CMの時だけ何で音を大きくするんだ」と苦々しく思っていたところ、「それは気のせいで、CMの時だけ音量を上げることはない」と何かで聞いたことがあった。もう10年も前のことだろうか。
それが『CMの大音量にはからくりがある』という見出しの投書で、疑問が解けたのだ。”からくり”というのは、番組やCMには音量の基準値があり、平均値がそれ以下ならOKということ、つまり1本のCMの中で音の小さい時間があればその分音量を上げられるということなのだそうだ。それで大手を振って大音量が流せるという訳だ。それにしても大きな音のコマーシャルには不快にさせられる。

私が最近ヤキモキしていたことがある。大リーグ・ヤンキースのイチローの今シーズンの打率のことで、シーズン初めは3割台後半の高打率だったのだが、その後少しずつ低下して行って3割ラインすれすれまで落ちていた。それが今朝の新聞(昨日の成績)ではとうとう3割を切ってしまった。大リーグで第一線を張るには年齢的にピークを過ぎているが、イチローにはいつも常人にはできないスーパープレイヤーでいて欲しいと期待しているものだから・・・。
一方鳴物入りの高額契約金でヤンキース入りしたマー君こと田中将大投手は私の予想を超える活躍で、脱帽している。新人ながら両リーグトップの勝ち星(11)を上げていることもすごいが、先発投手の責任ともいうべきQS(6回以上を3失点以内に抑えるクオリティースタート)を16試合100%果たしていることだ。つまり負け(3)はあっても、一度もKOされていない。日本での昨年の快記録はフロックではないことが立証された形である。

[今日の花]


ヒメヒオウギスイセン(姫檜扇水仙)        ヤブミョウガ(藪茗荷)          


   オカトラノオ(岡虎の尾)            ノウゼンカズラ(凌霄花)

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【10年前の記事再投稿#11】W杯敗退後/ヤジ都議会/知り合いから雹の話

2024-06-28 21:51:01 | 日記

   日本代表が一次リーグで敗退したW杯サッカー。厳しい”結果論”が渦巻くと思っていたが、一億総評論家も意外と平静である。選手達の反省や慙愧の思いが伝えられ、ザッケローニ監督が「全ての責任は自分にある」と辞任を表明した。サッカーには詳しくない私だが、ザック・ジャパンは国際試合で通算30勝13敗12分けと好成績を残して来たし、同監督の指導方針や人間性もサッカーファンの心を捉えていたように思う。代表メンバーはこれまでの最高と評されているようだが、それをチーム力として形作るには時間が足りなかった、とザッケローニ監督は反省の弁を述べている。評論家の希望的観測に乗せられた感はあるも、期待を持たせてくれた日本チームに「お疲れさまでした」と声を掛けたい。 

   都議会のヤジ問題は一人の議員をスケープゴートにして、とばっちりから逃げたい自民党議員団が強引に幕引きをした。「自分で早く結婚したらどうか」という鈴木章浩議員のヤジのほかは、「子どもを産めないのか」などのヤジは無かったことにして、”信頼回復と再発防止に努める”なんていう決議案でお茶を濁そうとした。しかし、今朝の朝日新聞は『複数都議がヤジ 録音精査し判明』の見出しで一面で報じている。これでも頬被りを続けるのだろうか、自民党都議団どの。 

   三鷹市を襲った雹(ひょう)のニュース。同じ市内のこととは言え他人事のようであったが、今日の水泳の練習の時、クラブメンバーの一人がその近辺だったはずと思い声を掛けたら、案の定雹の生々しい話が聞けた。それによると雹は竜巻のようにすごい勢いで通り抜けた、渦中にある時は恐ろしかった、雹に打たれた庭木の葉や花壇の花が無残な姿になった・・・とのことである。テレビや新聞では大雪のように道路に積った雹が主役であったが、その日の気象のすさまじさが伝わって来た。

 

[今日の花]

   スカシユリ(透かし百合):ちょっと前に一度登場済みなのだが、その後咲き揃ったところで改めて登場をしてもらうことにした。色とりどりで本当に美しい花だ。

   

      

 

 

 

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