東日本大震災発生から明日で丸2年、テレビや新聞などでは特集記事・番組が組まれている。マグニチュード9.0という地震とそれによる津波そして福島原発の事故・・・そのいずれもが「巨大」という言葉がつく、想像を絶するような災害が起き、東北3県を中心に人々の命がそして生活が奪われた。現在のところ死者は15,880名、いまだ行方の分からない人が2,660名に上るという。
もう2年も経つというのに奪われた生活の復興は遅れ、道はまだまだ遥かに遠い。この間、国民を代表して復興支援を進めるべき国会議員は無能ぶりをさらけ出して、政争や自らの保身にうつつを抜かすばかりである。勤勉で礼節に豊み、絆を大切にすると海外から礼賛される日本国民の代表がこれなのか。見かけ倒しで政権を追われた民主党に代って、自民党政権がここで”力量”を見せるのか? 「アベノミクス」の幻想に酔わないでもらいたい。
[ぽかぽか陽気の井之頭公園―2]
明日はちょっと寒さが戻るという予報だが、この数日、実に暖かい日が続いた。そのせいで木々花々に春が駆け足でやって来た感じだ。3日前のブログで[ぽかぽか陽気の井之頭公園―1]をアップしていたが、今回はその2を紹介したい。
ジンチョウゲ(沈丁花:ジンチョウゲ科) ずっと膨らんで来ていた蕾がこの陽気で一気に弾けた。
サンシュユ(山茱萸:ミズキ科) トサミズキ(土佐水木:マンサク科)
ヒイラギナンテン(柊南天:メギ科) アセビ(馬酔木:ツツジ科)
一方、ツバキ(椿)の方遅れているのか本番未だしである。写真左下は12月から咲き続けているカンツバキ(寒椿)。こちらはツバキではなくサザンカの仲間である。まだまだ花勢衰えずといったところだが、右下のツバキ(椿)はさっぱりだ。井之頭公園内には4~50本のツバキの木があるが、花はボチボチと散見されるのみである。
衰え見せぬカンツバキ 花もなく寂しいツバキ林
園内で散見されるツバキの花。 やはりツバキは華麗な花だと思う