紹介が少し遅れたが、一昨年の2月21日に開設したこのブログが3年目に入った。開設当初は年100回の更新を目標としたのだが、一年目は128回、二年目は140回と幸いこれまでは当初目標をクリアーし、月10回強のペースになっている。実のところは毎回、書く題材を考えたり写真を編集してくっつけたりするのにない頭を絞って冷や汗をかきながら投稿しているのだ。
文章だけでは読む方も窮屈になろうと考え、またブログのタイトルにもマッチするようにと、ある時から花を中心とした季節の写真を添えるようにしたのだが、これも苦労の種になっている。元々趣味の公園散歩の折に目にした花などを写真に撮っていたのが、今では時期的に旬な季節のものを追って歩いているという感じで、言わば本末が逆転している。そのため歩くコースも井之頭公園よりは神代植物園の比重が高くなってしまった。
さてところで、井之頭公園の方は一年365日昼夜を問わず開放されていて入園料も不要であるが、神代植物園はといえば月曜を除く9:30~17:00の開園、大人500円の入園料となっている。この入園料ではおいそれと再々散歩に行くこともできないが、「年間パスポート」というのがあって、何と2500円で何回でも入園できるし、なおかつ65歳以上についてはその半額という特典になっている。なんと素晴らしいことだろう、そのお蔭で植物園に通うことも出来ているわけなのである。植物園なら季節の花の写真に事欠くことはないものの、昨年までは裁判での「一事不再理」ではないが一度紹介した花は極力同シーズンには二度載せないようにしていた。しかし、同じ花でもやっと開花した時の感動や満開時の華やぎ、また返り咲き、残り咲きの情緒などそれぞれの興趣があるので、今年からは同じ花が繰り返し登場することもあることをご承知願いたいのである。
[今日の花]
ウメ(梅)=神代植物園の「梅まつり」のポスター広告には「72種類180本のウメが植えられており、2月中旬ころに盛りを迎えます」と謳ってあるが、今年はまだ梅林全体で1~2分咲き程度である。下の写真は白梅の早咲き種の「白難波」の内、この1本だけが見頃を迎えていた。
写真左:サンシュユ(山茱萸:ミズキ科)が咲き出した
写真右:ボケ(木瓜:バラ科)はまだ固い蕾だ