フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

3年目に入ったブログ

2013-02-26 23:11:51 | 日記

   紹介が少し遅れたが、一昨年の2月21日に開設したこのブログが3年目に入った。開設当初は年100回の更新を目標としたのだが、一年目は128回、二年目は140回と幸いこれまでは当初目標をクリアーし、月10回強のペースになっている。実のところは毎回、書く題材を考えたり写真を編集してくっつけたりするのにない頭を絞って冷や汗をかきながら投稿しているのだ。
   文章だけでは読む方も窮屈になろうと考え、またブログのタイトルにもマッチするようにと、ある時から花を中心とした季節の写真を添えるようにしたのだが、これも苦労の種になっている。元々趣味の公園散歩の折に目にした花などを写真に撮っていたのが、今では時期的に旬な季節のものを追って歩いているという感じで、言わば本末が逆転している。そのため歩くコースも井之頭公園よりは神代植物園の比重が高くなってしまった。
   さてところで、井之頭公園の方は一年365日昼夜を問わず開放されていて入園料も不要であるが、神代植物園はといえば月曜を除く9:30~17:00の開園、大人500円の入園料となっている。この入園料ではおいそれと再々散歩に行くこともできないが、「年間パスポート」というのがあって、何と2500円で何回でも入園できるし、なおかつ65歳以上についてはその半額という特典になっている。なんと素晴らしいことだろう、そのお蔭で植物園に通うことも出来ているわけなのである。植物園なら季節の花の写真に事欠くことはないものの、昨年までは裁判での「一事不再理」ではないが一度紹介した花は極力同シーズンには二度載せないようにしていた。しかし、同じ花でもやっと開花した時の感動や満開時の華やぎ、また返り咲き、残り咲きの情緒などそれぞれの興趣があるので、今年からは同じ花が繰り返し登場することもあることをご承知願いたいのである。


[今日の花]   

   ウメ)=神代植物園の「梅まつり」のポスター広告には「72種類180本のウメが植えられており、2月中旬ころに盛りを迎えます」と謳ってあるが、今年はまだ梅林全体で1~2分咲き程度である。下の写真は白梅の早咲き種の「白難波」の内、この1本だけが見頃を迎えていた。

      


   写真左:サンシュユ山茱萸:ミズキ科)が咲き出した
   写真右:ボケ木瓜:バラ科)はまだ固い蕾だ 

       

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花粉症?

2013-02-24 22:12:23 | 日記

   数日前からくしゃみが出るので鼻カゼでも引いたかなと思ったのだが、どうも花粉症の始まりのようである。例年”春一番”の風に乗って律儀にやって来る長年付き合いの春の客なのだが、今年はまだ春一番がはっきりしていない。いつだったか強い風が吹き「春一番宣言」が出かかったが、関東地方は適用されなかった。春一番は立春から春分までの間に吹くある条件の春風ということで昨年は宣言が出ずじまいだったが、今年もまだなのかなと思う。お蔭でかどうか、まだ花粉症の症状の方も楽である。

   安倍首相が就任後初めて米国を訪問、オバマ大統領との首脳会談でTPPなどの重要案件について協議するとともに、改めて日米同盟強化について意見交換した。一方この間、安倍首相の特使として森元首相がモスクワを訪問してプーチン大統領と北方四島の領土問題について協議をして帰って来た。因みにプーチン大統領は自身柔道家で森元首相と懇意なのだそうだ。
   先のG20(20か国財務相・中央銀行総裁会議)では「アベノミクス」に対する参加諸国の「円安誘導」との批判を何とかかわすことができたが、TPPを始め沖縄米軍基地、北方四島や竹島、尖閣諸島の領土問題などの外交課題が山積である。これらは民主党政権が外交の能力無能で溜まっていたツケがそのまま安倍政権に引き継がれた感じだが、新たな対北朝鮮政策を含めて今度は安倍政権の外交能力が試されようとしている。

[井之頭公園の春は?]

  気が付いてみると井之頭公園はしばらく歩いていなかった。昨日行ってみると春の気配が感じられたが、例年よりは遅い感じがする。この公園の花で春の先駆けとなるのがシナマンサク支那万作:マンサク科)で、今や満開、花盛りとなっていた。

        

   梅林では紅梅(紅鶴?:写真左)が1株、白梅(白難波:同右)が2株それぞれ4~5分咲きになっていたが、ほとんどはこれからというところだ。

            

   梅林の中の日当たりのよい傾斜面にクロッカス(アヤメ科)の花が顔を出していた(写真左)。 ジンチョウゲ沈丁花:ジンチョウゲ科)の蕾が膨らみ赤紫色に色づいて来たが、開花はもうしばらく先のことであろう(写真右)。

               

   一方、サクラの中で早咲きのカワヅザクラ河津桜:写真左)やオオカンザクラ大寒桜:写真右)はまだ固い蕾である。

        

 

        

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沙羅ちゃん&老舗蕎麦屋の火事

2013-02-20 10:01:01 | 日記

   まだ16歳、152センチの小さな少女がでっかいことをやってくれた。スキーの女子ジャンプのワールドカップ(W杯)で今シーズン開幕から快調に優勝を重ねていた高梨沙羅選手が、個人総合優勝を決めたのだ。14戦して8勝、他の選手を寄せ付けない強さで2試合を残して総合王者に。女子のW杯は2シーズン目で、まだ選手層が広がっていないとは言え、ノルディック種目強豪国の選手達を圧倒しての勝利である。スキー・ジャンプは札幌五輪で笠谷幸雄の金メダルを筆頭に表彰台を独占したり、長野五輪でも団体および船木和喜が金メダルを取るなど日本のウィンタースポーツの華であったが、男子陣が精彩を欠く現在、新たなジャンプ女子競技にビッグなヒロインが出現したわけだ。しかも高梨選手は学業の方も優れているらしく、既に大学受験資格である”大検”の合格を取っているとのことで、私も今シーズン開幕前からエールを送っていたのである。

   昨日は元の会社のメンバーによる飲み会があった。私がメンバーになっている元会社の有志の飲み会は2つあって、一つは新宿で、一つは神田で、いずれも決まった飲み屋で開くため会には店の名前が付けられている。両者とも5~8人が集まり、会社時代の肩書に関係なく勝手放題に物言える雰囲なのがいい。昨日は後者の会であった。「飲み放題」で飲んで家に帰ったら、テレビのニュースで「かんだやぶそば」の火事の模様が映されていた。私も利用したことがある、東京では「名店」と言われる蕎麦の老舗である。私達が飲んでいた店とは歩いても数分の近くにあり、時間的にも飲み終わりくらいのことだったのだが、家に帰り着くまで全く知らなかった。「かんだやぶそば」の火事は今朝の新聞でも大きく取り上げられていた。

[クリスマスローズ展]

   クリスマスローズはキンポウゲ科の多年草でヨーロッパ原産、日本には明治初期に入って渡来したという。冬から春にかけて咲くが、日本ではオリエンタリスという種を基に掛け合わせた園芸品種が普及して春に咲くものが多いようだ。元々は咲き始めは白く、次第に紫色を帯びてくるものだが、今や家庭園芸の人気もので色とりどりの花が栽培されている。現在、神代植物園でその鉢植え展が開催されている。植物園内にはクリスマスローズがたくさん露地植えされているが、地面から15~20センチくらいのところで花が下に向いて咲くため、まことに鑑賞しにくい。それに対してこの鉢植え展では形も色も実に多彩で、花も見やすく園芸家にはこたえられないだろうと思う。

      

           

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隕石と温泉

2013-02-17 18:46:20 | 日記

   15日朝ロシアのウラル地方上空で起きた隕石の爆発は文字通り衝撃のニュースとしてメディアを賑わしている。何しろ全く予想もされなかった謎の物体が上空を白い航跡を引いて猛スピードで流れ、そして激しい爆発の衝撃が走ったというのである。その模様は住民などのビデオに納められ、たちまちインターネットで世界に伝えられテレビなどに流された。その後の米航空宇宙局(NASA)の発表によると直径17メートル、質量にして1万トンの隕石が、秒速32.5キロのスピードで大気圏に突入したと推定されている。我々は日頃空気の重さや抵抗を感じないが、例えば風速50メートルの台風と言えばもの凄い力を感じるであろうし、風速100メートルなんて想像もできまい。その300倍ものスピードで、1万トン(質量には10トンとするものから幾つかの推定値あり)の岩石が大気圏に飛び込んで来るのだ。空気との摩擦熱で太陽よりも明るい火の玉となってロシアの上空を横切り、爆発したというのである。その衝撃によって1200人を超す負傷者と多くの建屋損壊を招いたとのことだが、隕石の持つエネルギーは長崎型原爆の25個分とも報道されている。宇宙のほんのチリに過ぎない隕石が人間にとってはとてつもないエネルギーを持っているのだが、ちっぽけな存在に過ぎない人間が地球上では我が物顔で覇権を競い、人を殺し合っている。人間は宇宙のチリにも及ばないことを謙虚に思い致すべきと思うのである。

   同じ15日、私は家内に誘われ温泉に浸って来た。何も遠出したわけではない。家から車で20分ほどの所で家内がお気に入りの温泉があるのだ。近くには都立小金井公園や会員権が日本一高いことで有名な小金井カントリーなどがある。私は初めてだったのだがそこは人気があるようで、朝10時前というのにかなり広い駐車場は7,8割が埋まっていた。火山地帯ではない東京周辺でも地下1500~2000メートル掘れば温泉が湧き出るが、概ね透明なコーヒー色の温泉が出るようだ。そこも例外ではなく源泉はコーヒー色で、ジャグジーやサウナを含めて10種類以上の入浴が楽しめ、別料金で岩盤浴も備わっている。休憩のスペースやリラグゼーション、マッサージ、食事処なども整っていて半日はゆったり過ごせる。車で行くと一杯飲めないのが泣きどころだが、近場で楽しめるいい所を家内に教えてもらった。それにしても、我々年代になると女の方が食べる処や遊び場所をよく知っているものだ。

[今日の花] 

セツブンソウ節分草:キンポウゲ科)
   石灰岩質の土地に生えるというが、今では希少植物になっている。

      
          神代植物園での群生           白い花弁に見えるのは萼である

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驚き呆れる

2013-02-13 12:41:27 | 時事トピックス

   ” 世界の無法国家”北朝鮮が核実験を強行した。関係各国の制止や国連安保理の決議もなんのそのである。この無法者、世界の孤児には如何なる説法も常識も通じない。国民の貧困・飢餓をよそに、ひたすら「張り子の虎」造りに血道をあげている。その究極が核兵器という脅しの道具である。この悪魔の飛び道具をちらつかせて支援を取り付けようという算段なのだろうが、孤立を深めているだけなのが見えないのであろうか。 世襲ではあるものの若い元首に代って少しは目が開けるかと期待もされたが、政治経験のほとんどない若造では頑迷固陋の老幹部や強硬一徹の軍部の為すままなのだろうか。国民にとっても世界の平和にとっても何の得にもならない。しかし、それは既存の核保有国も猛省すべき点があることを知るべきだ。

   東電の隠蔽体質が未だに改善されず、底なしであることが露呈している。コトは昨年2月の事であるが、福島原発の現地調査をしようとする国会事故調査委員会に、「現場は真っ暗で危険」と説明して調査を断念させたことが明るみになったのである。現場には天井から明かりが差していたり、強力な水銀灯が使用できる状態になっていたのに、嘘の説明をして調査されることを拒んだのだ。このことが明るみになってからの東電は、説明の誤りは認めたものの、「何らかの意図を持って虚偽の説明したものではない」とか、説明に当った者が「よく知らないで説明をした」などとこの期に及んでまだシラを切っている有様だ。確かに「原子力発電の技術は俄か仕立の事故調なんかに分かるはずがない、余計な手間が掛かるだけだ」という発想自体は分からないでもないが、トップが代っても今なお底なしの隠蔽体質であることが暴かれた。こういう体質の企業が原発を動かしていた・・・いや~恐ろしいことだ。

   中国の大気汚染の深刻さと健康への影響が連日報道されている。前にも取り上げたように、市民が目で見て明らかな現象にさすがに中国政府も隠蔽し切れず、事実は認めているものの深刻さを矮小化しようとしている。そんな折、一連の報道の中でちょっと驚く記事を目にした。インターネットにUPされていた産経新聞の記事の中に反日的なスタンスの中国人ジャーナリストが『大気汚染の大きな原因は中国に進出している日本企業の工場の排出ガスであり、さらに原発事故後に火力発電が増加したために汚染された日本の大気が中国に流れ込んで引き起こしたものだ』という論陣を張り、燃え盛る国民の反日感情に乗っかるキャンペーンを画策しているというような記述があった。日本のマスコミの中でも「右寄りの論調」で知られる同新聞であるが、中国はここまでやるかと呆れる。

[来た来た春が・・・(3)] 

   来た来たシリーズの3回目、実は写真撮影は同日である。
  「シナマンサク(支那万作)」と、真っ赤な色をしたマンサクの「ダイアナ」②が咲き出した。 既に紹介済みの「ロウバイ(蝋梅)」③は満開に達し、芳香を漂わせている。  

     
                  ①                 ②                    ③

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