フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

アメフト問題に連盟から処断/会社時代のOB会の連チャン

2018-05-31 17:06:22 | 日記

   国中が大騒ぎになっている感がある日大アメフト選手による異様な反則タックル問題に日大チームが加盟する関東学生連盟が結論を下した。反則選手の記者会見での陳述と、それに対する監督・コーチの弁明の食い違いについては、選手の陳述内容を認め、監督・コーチの弁明を真っ向から否定するものであった。連盟の規律委員会が約20名に及ぶ関係者に実施した聞き取り調査や映像、音声の記録等から明快な結論を下し、それに基づいて反則選手、監督、コーチ、日大アメフト部にそれぞれ連盟としての処分を下した。内田監督と井上コーチは永久追放に相当する「除名」、選手とチームは一定期間(来年3月まで)の出場資格停止とされた。時を同じくして、日大アメフト部選手会は部の解体的出直しを誓う声明を発表した。この一件では監督・コーチの責任逃れの強弁や日大学長、理事会等の姿勢も世論の批判を招いてており、大学内の非民主的な「恐怖政治」が問題化し、日大ブランドは大変な深傷(ふかで)を負ってしまった。相当の膿み(ウミ)を出さなければならないだろうし、短時日で汚名を返上するのは難しいであろう。


   昨日(30日)は「不知火会」という会社の熊本工場の在京OB会が銀座で開かれた。毎年開催されて30年以上続いている。私は同工場には1年半ちょっとしか勤務しなかったので主流メンバーではないのだが、社内歴から大半がよく知る先輩・後輩である。今年は退職後初めて再会した同期生あり、同工場で部下だった者と20年ぶりの再会もあり、話が弾んだ。
   その前日は会社OB有志5人による新宿での月例の飲み会。私が最年少で、実は年長のメンバーが3名亡くなってしまったのだが、残る5人は意気軒高である。夜の飲み会であったものを昨年からは昼にカラオケ店に集まり、そこでお喋りをし、飲み食べしながら歌うという趣向に変えた。歌の方は素人なわけだから、三番まで歌うのも聞くのも飽きるので、もう二番まで歌ったらカットするのがこの会のしきたり。ほかでもこうしたいものだ。

 

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講習会の講師に/今さら「首相に会ったのはウソです」?/アメフト問題は大学の体質・運営の議論にまで発展

2018-05-28 14:06:47 | 日記

   気ぜわしい5月になり、ブログ更新もおちおち出来ない日が続いていたが、一番大きな気がかり事であった講習会の講師の勤めが一昨日(26日)に終わって気分は相当軽くなった。
   講習会というのは「外国人技能実習養成講習」というもので、中国や東南アジアからの技能実習生を受け入れる企業に対し厚生労働省が受講を義務付けた法令講習会である。従来の技能実習生制度下では、日本人労働者の人手不足対策として実習生を体のいい低賃金労働者として使い、過重労働を強いたり、残業代不支給はおろか賃金未払いなどが横行して実習生の大量失踪などの弊害を招いていた。そこで新しい「外国人技能実習法」が制定され、昨年11月に施行されたが、法の趣旨を徹底するためにこうした講習受講を義務化したものである。
   私は法律の仕事に従事したことがないので”法令講習”は全くの苦手であるが、”実習生に向き合う”ための事項があり、これについては法律家にはない経験がある。つまり、私が中国で日本語教師をした時の教え子が20人ほど実習生として来日し、それらの教え子とたくさんの交流があったのでそういう部分では他の講師には出来ない講義が出来る。それで講師依頼をお受けした次第なのだが、やはり法令部分についてはずっと気が重かった。講習の持ち時間は5時間、休憩を含めて6時間20分。これはキッチリ守らなくてはならず、時間の過不足は許されないので、時間通りに収めるのも準備段階から苦労した。
   一昨日終わった、と書いたがこれからはほぼ月に1回程度が予約されている。しかし準備はほとんど整っているので大きな負担はない。


   こうした中でも5月は行事や用事が重なってアップアップしていたが、その間メディアの方は相変わらずの「森友・加計問題」と「アメリカンフットボール」であった。「モリ・カケ問題」では新たに加計学園の理事長が「安倍首相と会ったというのはウソであった」と言い出した。「安倍首相とも会い、いいネ!と言われた」と”首相案件”であることを武器にして来たものを、今度は疑惑のネタになると考えて「ウソだった」と言う。もう子ども以下の言い訳というか噴飯もので、「ウソ」つきもここに極まった感がある。

 もう一方の「アメフト問題」。被害選手側の関西学院大学、加害者の日大選手、日大側監督やコーチ、日大学長などの記者会見が相次いだが、監督・コーチを含めた日本大学への逆風が強まるばかりである。負傷を負った関学大の被害選手は試合に復帰し、また加害選手の真意を認めて「また対戦したい」と既に両選手間で和解していることが伝えられている。一方、日大の方は大学の体質や運営そのものについて問われ出した。単なる反則プレーに対する議論から方向が大きく変わって来た。


   大相撲夏場所が終わった。普段だと一場所2度か3度ブログに取り上げて来た。クンロク大関や弱い横綱が土俵のツヤ消しになる一方、白鵬が横綱らしく場所を支えている姿が記事の中心であった。しかし今場所は大関取りの栃ノ心の力強い相撲がずっと場所を盛り上げ、最後は鶴竜が初の2場所連続優勝で横綱の面目を保った。私はテレビの中継を視る機会が少なかったが、スポーツニュースなどのビデオを見ても本当に栃ノ心の正攻法の力相撲に「これぞ大相撲!」と拍手を送った。鶴竜は飛んだり引いたりして昇進後は弱い横綱の代名詞みたいだったけど、今場所は引き・はたきが影を潜めて自滅相撲がなくなり、年齢的な衰えが目に見えてきた白鵬にとって代わって場所を支えた。栃ノ心の力相撲と鶴竜の正攻法の相撲を今後とも期待したい。

 

 

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「書類は処分した」「書類が出て来た」「言った」「言わない」・・政界とアメフト界/福祉グループの旅行

2018-05-24 18:19:50 | 日記

   明後日の法令講習会に於ける講師を仰せつかってその原稿づくりに追われている中、5月という時節がら行事等が重なってヒーヒー言っているところである。その間、国会の方では森友・家計問題や防衛省の日報などで相も変わらず新たな疑惑が出るわ出るわ。これほど疑惑まみれの安倍総理も相変わらず「私には一点の疑いもない」と開き直っている。

   政界の疑惑まみれの中、今度はスポーツ界で「言った」「言わない」で大騒ぎになっている。日大アメフト選手による目に余る反則タックルの真相を巡ってである。被害選手側関学大の記者会見、当の日大選手の記者会見、口を閉ざして来た日大アメフト部監督(コーチも)の記者会見と続き、テレビ・新聞を通じて見たり聞いたりしていると一体何が真相で、誰の言い分が正しいの?との疑問だらけだが、どう見ても日大監督・コーチ(及び大学当局)の方が分が悪い。記者会見で陳述した20歳の選手が悪ガキとはとても見えず、その選手が判りきった悪質な反則を自分の判断でするなんて考えられない。「言った」とか「言わない」ではなくて、選手をそこまで追い込んだ事実までは否定出来ないだろう。それを「理解に齟齬をきたした」なんて言い訳で通るものだろうか? メディアも弱い者を袋叩きして溜飲を下げるところ大だが、さすがに今のところ監督側を弁護するメディアはないようだ。
   私は日大監督が関学大に謝罪をした時にピンクのネクタイをしていたのに呆れ、さらに名門の関西(かんせい)学院大学を「かんさいがくいん」と言ったのには驚いた。この2点だけでもこの人には信用ができないのだが。


   私が当番幹事で、地域の福祉団体グループの日帰り旅行が21日にあった。行先は横須賀で防衛大学の見学~軍港巡りのツアーである。防衛大見学には事前に名簿を提出し、当日は身分証明書を提示するなどチェックが厳しそうだったが、大学内ではハンドスピーカーで案内をしてくれ、写真撮影も自由ということで開けた雰囲気に驚いた。係員からは「大学にはそんな機密はありませんよ」と笑われた。50㎡という広い敷地内に実に整然と建屋や施設が並んでいた。約2時間の見学ツアーの最後が防衛大グッズを売っている売店というのがちょっと笑わせる。一行23人の中には結構そこでみやげ等を買っていた。
   続く横須賀軍港巡りに向かう道で事故渋滞に巻き込まれ、出港時間に間に合うかどうか危うい局面になり、幹事としては懸命に船会社に連絡を取った。全く知らない土地だが、バスから見える建物や交差点の名前を告げて逐一こちらの位置を伝え、辛うじて乗客の最後として間に合った。
   横須賀港は日米の艦船の基地になっており、米海軍の原子力空母ドナルド・レーガン(10万1千トン)が停泊中であった。海上自衛隊の艦船も真黒な船体の潜水艦や400km先のミサイルを探知して迎撃できるというイージス艦、護衛艦や掃海艇など、船の案内人の説明を聞きながら間近に見ることができた。
   食道楽のお姉さま方も昼の海鮮膳と夜の中華料理に舌鼓を鳴らして喜んでくれたが、それにしても疲れた。

写真 左=防衛大学門前にて記念写真を 中=広く整然とした構内 右=戦車や戦闘機の展示も
  

左=色々な艦船が並ぶ 中=原子力空母ドナルド・レーガン 右=自衛隊艦船のすぐ脇を通る
  

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日大アメフト監督の辞任表明だが・・/52年ぶりに初のクラス会

2018-05-20 08:14:29 | 日記

   マスコミ等から轟々の非難を浴びている日大アメフトの卑劣な反則プレー。その非難の的の中心となっている内田監督が”事件”に対して口を開かず、外野ばかりが騒ぎ立てていたがようやく昨日(19日)、「自分の責任」として相手チームの関学大の選手への謝罪と自らの辞任を表明した。だが、報道陣の質問に対するコメントは、これまでの傲慢とも思える沈黙への不信を払拭するような内容ではなかった。「反則選手への指示があったのか」等については相変わらず口を閉ざしている。一方チームの方は関東大学リーグの加盟チームから完全に危険視扱いされて、交流戦の拒否が続いたし合同練習もキャンセルされている。日大チームは内部外部ともにズタズタの状態である。アメリカンフットボール界の名門日大の汚名とアメフト競技のダーティーなイメージを晴らすには時間がかかりそうである。


   母校の大学は入学後2年間は全員教養学部に所属し、一般教養主体の教育を受ける。クラスの方は理科系と文科系及び選択した第二外国語によって編成されるが、3年次からは専攻の学部・学科に進級するので卒業後のクラス仲間意識が極めて薄い。卒業時の学部・学科のクラス会は大概開かれているが、教養時代のクラス会というのはほとんど聞かない。私の所属したクラスについても同様で、私自身52人のクラスメートの内でいまだに親交があるのは2人だけである。2年前だかに、北海道で勤務医をしているクラスメートが上京するのに合わせてその2人を含めて6人が集まったことがあって、それを機にクラス会開催の話が持ち上がったことがあったが、その後沙汰やみになっていた。
   そこで今年こそはと意を決し、5月にある大学祭に集まることを目標にしてクラスメートの消息を手繰って行った。それぞれも仲間の消息に乏しく、蜘蛛の糸を一本々々手繰るような感じであったが、昨日の大学祭までに21人のメールアドレスが分かり、大学祭を覗いた後近くの中華料理屋で13人のクラス会を開くに至った。クラス解散後52年、それ以来初めて再会した面々が多く、懐かしく大いに盛り上がった。席上「あいつは今どうしているの?」の声もあり、さらにメンバーを増やしてまた開きたいところである。

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旅行から帰る/女児殺害犯の意外な人物評/これはひどい!日大アメフトの反則プレー

2018-05-15 21:09:19 | 日記

   ブログ前号で予告しておいたように10日から今日(15日)まで家内と6日間の旅行に出かけていた。その間にスマホでネットのニュースを見たり、PCメールのチェックなどは出来たのだが、帰宅した今は溜まった新聞や郵便物などに目を通したり、メールの添付ファイルをプリントするなどに追われているところだ。
   旅行は家内の兄夫婦と九州の大分まで車で行こうというものであった。我々は大分市に住む三男家族(孫2人)と過ごす計画であり、兄夫婦はもう少し県南部に足を伸ばして兄嫁の亡父の墓参りが主目的なのである。まずは東京から愛知県豊田市の兄夫婦の家まで走り、そこからは兄夫婦の車で大分まで行った。途中、関門大橋の橋下にある壇ノ浦のホテルに泊まって関門海峡と大橋を眺め、大宰府天満宮を参拝、湯布院温泉の露天風呂に入り、大分市から別行動になった。帰りはまた合流して一気に豊田市に戻り、そこで一泊してから帰京した次第。往復で2千5百kmほどの車の旅になった。  

 
左=暮れなずむ駿河湾と伊豆半島の眺望 右=関門海峡の日の出と関門大橋

  
左=大宰府天満宮に参拝 中=由布岳を背景に湯布院の露天風呂 右=富士山に向かって帰路に


   小学2年の女子児童が殺害されて線路上に遺棄されていたという新潟県での事件が7日に起きて以来、毎日「誰が、何故、何時、どこで、どうして・・・」という5W1Hの謎を問う報道が続いていたが、昨日(14日)になって女児の住む近所の23歳の青年が逮捕された。今日帰宅してテレビでニュースを視ていると、そんな事件が考えられないような近所の人が語る人物像である。殺害の事実は認めていると言うが、これから5W1Hが明かされていくのであろう。


   もう一つ大変なニュースが報じられている。アメリカンフットボールの名門日本大学の選手による試合中の悪質な反則プレーについてである。6日に行われた関学大との定期戦で、試合の司令塔と言われる相手のQBに対して背後から異常なタックルをして負傷させたプレーが何回も何回もテレビ画面に流された。明らかに試合の流れとは全く関係なく、初めからQBを狙っていた。そしてそれは監督からの指示だとされているのである。相手の司令塔を反則プレーで負傷退場させて自軍有利にしようという監督とそのチーム・・・恐るべきスポーツマンシップではないか。この”事件”には大きな世論が巻き起こりそうである。

 

 

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