国中が大騒ぎになっている感がある日大アメフト選手による異様な反則タックル問題に日大チームが加盟する関東学生連盟が結論を下した。反則選手の記者会見での陳述と、それに対する監督・コーチの弁明の食い違いについては、選手の陳述内容を認め、監督・コーチの弁明を真っ向から否定するものであった。連盟の規律委員会が約20名に及ぶ関係者に実施した聞き取り調査や映像、音声の記録等から明快な結論を下し、それに基づいて反則選手、監督、コーチ、日大アメフト部にそれぞれ連盟としての処分を下した。内田監督と井上コーチは永久追放に相当する「除名」、選手とチームは一定期間(来年3月まで)の出場資格停止とされた。時を同じくして、日大アメフト部選手会は部の解体的出直しを誓う声明を発表した。この一件では監督・コーチの責任逃れの強弁や日大学長、理事会等の姿勢も世論の批判を招いてており、大学内の非民主的な「恐怖政治」が問題化し、日大ブランドは大変な深傷(ふかで)を負ってしまった。相当の膿み(ウミ)を出さなければならないだろうし、短時日で汚名を返上するのは難しいであろう。
昨日(30日)は「不知火会」という会社の熊本工場の在京OB会が銀座で開かれた。毎年開催されて30年以上続いている。私は同工場には1年半ちょっとしか勤務しなかったので主流メンバーではないのだが、社内歴から大半がよく知る先輩・後輩である。今年は退職後初めて再会した同期生あり、同工場で部下だった者と20年ぶりの再会もあり、話が弾んだ。
その前日は会社OB有志5人による新宿での月例の飲み会。私が最年少で、実は年長のメンバーが3名亡くなってしまったのだが、残る5人は意気軒高である。夜の飲み会であったものを昨年からは昼にカラオケ店に集まり、そこでお喋りをし、飲み食べしながら歌うという趣向に変えた。歌の方は素人なわけだから、三番まで歌うのも聞くのも飽きるので、もう二番まで歌ったらカットするのがこの会のしきたり。ほかでもこうしたいものだ。