フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

【10年前の記事の再投稿#12】留学生とゲリラ豪雨/CMの大音量/イチロー&マー君

2024-06-30 18:44:25 | 日記

最近”雨”と言えばほとんどゲリラ豪雨を意味する。とにかく降り方が尋常ではない。昨日は中国人の留学生と会った帰り際にその雨に見舞われた。私の北京での日本語の教え子R君は現在東洋大学に留学中で、とにかくアクティブに大学生活を謳歌している。久し振りに会って彼に大学のキャンパスを案内してもらった後、近くにある私の出身中学や高校などを連れて歩いたり、最後に高校時代に馴染んだ名勝六義園の庭園を散歩した。疲れ癒しに手近な所で生ビールでノドを潤している間に外では稲光がして激しい雨が降り出した。通りには傘を持たない人も歩いていて、狼狽したり近くの建屋の庇などに逃げ込む姿が見られ、中には雨宿り方々店に飛び込んで来る客もいた。R君と私は傘を持っていたので雨を突いて近くのJR駒込駅に走り込んだが、ズボンの膝から下はずぶ濡れである。駅の入口には傘を持っていない人や持っていても出られない人達で溢れていた。三鷹駅に着くと雨は上がっていて駅前駐輪場からは自転車で帰宅できたので、被害は最小で済んだと言うべきか。その晩のニュースでは家屋の浸水や道路の冠水に沈むタクシーの姿などが放映されていた。

写真下左=ガイドの案内で六義園庭園を歩いている時は日傘が要るほどの陽が射していた。右=R君と出口でこの記念写真を撮った3,40分後には激しい雨が降り出した。

昨日の購読紙の読者投書欄で長年の疑問が解けた。テレビを観ている時、CMに変わると途端に音が大きくなって、リモコンでボリュームを下げることがよくある。「CMの時だけ何で音を大きくするんだ」と苦々しく思っていたところ、「それは気のせいで、CMの時だけ音量を上げることはない」と何かで聞いたことがあった。もう10年も前のことだろうか。
それが『CMの大音量にはからくりがある』という見出しの投書で、疑問が解けたのだ。”からくり”というのは、番組やCMには音量の基準値があり、平均値がそれ以下ならOKということ、つまり1本のCMの中で音の小さい時間があればその分音量を上げられるということなのだそうだ。それで大手を振って大音量が流せるという訳だ。それにしても大きな音のコマーシャルには不快にさせられる。

私が最近ヤキモキしていたことがある。大リーグ・ヤンキースのイチローの今シーズンの打率のことで、シーズン初めは3割台後半の高打率だったのだが、その後少しずつ低下して行って3割ラインすれすれまで落ちていた。それが今朝の新聞(昨日の成績)ではとうとう3割を切ってしまった。大リーグで第一線を張るには年齢的にピークを過ぎているが、イチローにはいつも常人にはできないスーパープレイヤーでいて欲しいと期待しているものだから・・・。
一方鳴物入りの高額契約金でヤンキース入りしたマー君こと田中将大投手は私の予想を超える活躍で、脱帽している。新人ながら両リーグトップの勝ち星(11)を上げていることもすごいが、先発投手の責任ともいうべきQS(6回以上を3失点以内に抑えるクオリティースタート)を16試合100%果たしていることだ。つまり負け(3)はあっても、一度もKOされていない。日本での昨年の快記録はフロックではないことが立証された形である。

[今日の花]


ヒメヒオウギスイセン(姫檜扇水仙)        ヤブミョウガ(藪茗荷)          


   オカトラノオ(岡虎の尾)            ノウゼンカズラ(凌霄花)

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【10年前の記事再投稿#11】W杯敗退後/ヤジ都議会/知り合いから雹の話

2024-06-28 21:51:01 | 日記

   日本代表が一次リーグで敗退したW杯サッカー。厳しい”結果論”が渦巻くと思っていたが、一億総評論家も意外と平静である。選手達の反省や慙愧の思いが伝えられ、ザッケローニ監督が「全ての責任は自分にある」と辞任を表明した。サッカーには詳しくない私だが、ザック・ジャパンは国際試合で通算30勝13敗12分けと好成績を残して来たし、同監督の指導方針や人間性もサッカーファンの心を捉えていたように思う。代表メンバーはこれまでの最高と評されているようだが、それをチーム力として形作るには時間が足りなかった、とザッケローニ監督は反省の弁を述べている。評論家の希望的観測に乗せられた感はあるも、期待を持たせてくれた日本チームに「お疲れさまでした」と声を掛けたい。 

   都議会のヤジ問題は一人の議員をスケープゴートにして、とばっちりから逃げたい自民党議員団が強引に幕引きをした。「自分で早く結婚したらどうか」という鈴木章浩議員のヤジのほかは、「子どもを産めないのか」などのヤジは無かったことにして、”信頼回復と再発防止に努める”なんていう決議案でお茶を濁そうとした。しかし、今朝の朝日新聞は『複数都議がヤジ 録音精査し判明』の見出しで一面で報じている。これでも頬被りを続けるのだろうか、自民党都議団どの。 

   三鷹市を襲った雹(ひょう)のニュース。同じ市内のこととは言え他人事のようであったが、今日の水泳の練習の時、クラブメンバーの一人がその近辺だったはずと思い声を掛けたら、案の定雹の生々しい話が聞けた。それによると雹は竜巻のようにすごい勢いで通り抜けた、渦中にある時は恐ろしかった、雹に打たれた庭木の葉や花壇の花が無残な姿になった・・・とのことである。テレビや新聞では大雪のように道路に積った雹が主役であったが、その日の気象のすさまじさが伝わって来た。

 

[今日の花]

   スカシユリ(透かし百合):ちょっと前に一度登場済みなのだが、その後咲き揃ったところで改めて登場をしてもらうことにした。色とりどりで本当に美しい花だ。

   

      

 

 

 

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【10年前の記事再投稿#10】W杯サッカー敗退/三鷹の雹(ひょう)続き

2024-06-25 18:44:58 | 日記

   「サムライブルー」、W杯サッカーの日本代表チームが散った。
   日本時間の今朝5時にキックオフしたコロンビア戦で敗れ、1次リーグでの敗退が決まった。これまで1敗1分けで背水の陣のニッポン、今日のコロンビア戦で2点以上の差で勝ち、かつグループ内のコートジボアールVSギリシャ戦の結果次第では・・・という一縷の望みを繋げてはいたが、世界のランクの違いを見せつけられて1-4で敗れ去った。
   数日前にも書いた通り私は格別のサッカーファンでもないが、国民的な関心事として枕元にテレビを置いてライブで観戦した。前半は強豪を相手にむしろ押していたがシュートに決定力がなく、疲れの出る後半で突き放された。
   今さらのことだが、相手がレッドカードで一人欠く絶対有利なギリシャ戦を勝ち獲れなかったことが今大会一番の問題だろう。・・・と私も一億総評論家の一員になって書いているが、これからは世界的イベントを静かに楽しむことにしよう。

   昨日アップした当地三鷹に降った雹(ひょう)のニュースは、夕方から夜のテレビ番組で何度も報送されたため、遠方の知人や親せきから心配の便りが続いた。それらの映像や今朝の新聞の写真では三鷹市全域でそのような印象を持たれるが、極めて限られた地区に集中して雹が降ったようだ。今日もテレビで続報が流れ、車のボンネトがボコボコになった映像も紹介された。私は念のため朝になって車の屋根などをチェックしたが傷はついていなかった。
   今日も東京地方ではカミナリ雲が発達して局地的な強い雨が降っているとのことで、我が家近辺では今日は今(午後6時40分)現在雨の様子はないが、いずれにして異常な気象状況が続くものだ。

[今日の花] 

アメリカデイゴとサンゴシトウ: 共に鮮やかな真紅の花、アメリカデイゴ(アメリカ梯梧)サンゴシトウ(珊瑚刺桐)はちょっと目には区別がつきにくい。そのはずでサンゴシトウはアメリカデイゴの交配種だが、よく見ればアメリカデイゴの方が開かれた花である。

アメリカデイゴ→   

      ←サンゴシトウ

       
          ワルナスビ(悪茄子)             ソバ(蕎麦)

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【10年前記事の再投稿#9】波紋広がる都議会のヤジ

2024-06-22 20:30:44 | 日記

東京都議会での下品なヤジの波紋が広がっている。セクハラとも言えるこのヤジに対して国内で厳しい批判が出ているだけでなく、海外からは2020年オリンピックの開催都市としての品位が問われるまでに至っている。
一般質問で晩婚化問題について質問していたみんなの党の塩村議員に対しての「自分が早く結婚したらどうか」とか「子供は産めないのか」というようなヤジが飛んだことについて、すぐテレビニュースでVTR映像が流されインターネットでもあっという間に広がった。『ヤジは議場の華』という言葉があるそうで議事進行のアクセントになることもあるが、今回のヤジはいかにも品性に欠けている。はしなくもセンセイの下劣な本性が丸出しになったもので、本人は騒がれて「ヤバイ」と思っただろうが、引っ込みがつかなくなってしまった。塩村議員が発言者の特定や処分を議長に申し入れたが、「特定は不可能」として受理を拒否された。発言者はもう今更「私です」とは言い出せないし、議場で発言者の側にいた議員は知りながらも互助会の立場から「知っている」と言えず、うやむやの内に幕引きを図ろうとしている。だが、事はここまで大きく広がって、自民党本部の幹事長まで「名乗り出て謝罪せよ」と言い出すまでになった。
議場での不規則発言を政争の具にするのはどうかと思うが、私はせめて「投票をしてくれた有権者や家族の前で同じ言葉が言えますか」ということだけは伺いたい。

・・・とここまで書いたところで、午後の予定に入っていた都政・市政報告会に出かけた。私が支持している都議会議員と市議会議員のタウン・ミーティングというやつであるが、案の定出席者の中からこのヤジ問題について厳しい意見が出た。「うやむやでには終わらせるな」という声である。マスコミの取り上げ方もあるだろうけれど、庶民の怒りは根深いと感じさせた

[今日の花]


  クチナシ(梔子)      ヤエクチナシ(八重梔子)         タチアオイ(立ち葵)


     ヒメジョオン(姫女苑)                  ネムノキ(合歓木)


  アレチノギク(荒地野菊)    フイリギボウシ(斑入り擬宝珠)   ヤエヤマブキ(八重山吹) 

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【10年前の記事再投稿#8】地に満ちるアジサイ

2024-06-21 22:11:17 | 季節の便り

   梅雨の中休みか、このところ雨が降り続くことがない。嬉しいことではあるが今年は長梅雨になるとの予報もあり、楽観してはいられないようだ。
   さて、今や山や野に、町や公園にアジサイ(紫陽花)の花が溢れ返っている。 一株毎に花の表情が違い、それぞれに風情があるのでカメラを向けるが、あとで並べてみると同じようなものを限りなく撮っていることになる。写真に収めたものは大変な数に上って整理もつかないが、適当なところでざっと並べてみた。 

     

    

    

    

    

    

     

    

    

 

 

 

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