フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

同じ誕生日が縁の老々会話で敬意を/中学生相撲の立合いに違和感

2022-08-25 22:34:22 | 日記

昨日は同じ誕生日が縁のご婦人と一緒に昼食し、話に花が咲いた。当方78歳、彼女は81歳。
先日、私の車に同乗して免許更新に一緒に行き、次は食事でもということになったのだが、元々はというと9年前からの知り合いではあった。民生委員として3年間一緒に活動し、民生活動に連なる2つの地域福祉団体にも籍を置いて毎月顔を合わせ、その場に必要な言葉は交わしていたものの、それ以上の話をしたことはなかった。更にこの5,6年は選挙の投票立会人として一緒に選任され、年に1度くらい席を隣にしていたのである。
今回、7月の参院選挙の立会人の時に免許更新の話しで誕生日が同じと分かってびっくりし、一緒に免許更新に行ったことで初めて個人的な会話が出来たという経緯なのだが、この間9年もの中で100回は優に超えて顔を合わせていたのに二人での話を交わしたことがなかったというのも不思議なものだ。
今回は主に彼女から話を引き出すようにして聞き入ったが、毎週早朝の軟式テニスや陶芸などの趣味のほか、民生委員や地域福祉団体での活動の延長とも言える高齢者を対象としたマージャン会やウオーキングの会などのグループを率いているそうだ。大層お元気で立派な活動ぶりに敬意を抱いた次第である。


過日のこと、全国中学相撲選手権大会の模様がNHKテレビで中継放送されていたのを、何故か家内がそれを観ていて、私も伴観した。出場者は中学生といえども130~140kgはザラという堂々たる体躯だし、面構えも少年の域を越えている者が多くいた。
相撲の取り組みもなかなか力強かったのだが、仕切りについてはどうも感心しない。大相撲のようには仕切り直しがなく、1回で両者が呼吸を合わせて立ち合わなければならないのだが、全く相手との呼吸を合わせる気がなく、自分のペースだけしか考えていない選手の姿が多かった。私がそれにイライラしていたところ、ついに審判員から注意が出た。私が不戦敗にしてもいいのではないかと思うほどのものもあり、中学生の時期からこんな礼儀では国技の将来が心配になる。指導者は策を弄して勝てばいい、というような取り口は厳しく注意して指導すべきと考えるのだが・・・。

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仙台育英 高校野球東北勢悲願の優勝に熱くなる/ 甲子園決勝戦に関する思い出

2022-08-22 18:16:38 | 日記

全国高校野球選手権大会、呼んで「夏の甲子園」は今日(22日)が決勝戦で、宮城県代表の仙台育英高校が下関国際を8対1で破り初優勝を果たした。というより春夏の大会を通じて高校野球100年を超える歴史の中で、東北勢初の優勝となり、『深紅の大優勝旗が初めて白河の関を越えた』のである。
私も家内も家に居て、家内はずっとテレビで観戦していたが私の方は中抜きの観戦になった。
試合後のインタビューで監督は『100年の扉を開けた』喜びと共に、「東北の皆さんありがとう。また(決勝相手の)下関国際高校や大阪桐蔭など好チームが大会を盛り上げ、全国の選手達がこの大会を作ってくれたことに拍手を送って欲しい」と感謝の言葉を述べ、選手代表も「グランドに出た自分達だけでなく、今日は応援席だが全く同じレベルの皆で掴んだ優勝だよ。みんなありがとう!」と述べ、苦労をかけた家族にも感謝の気持ちを伝えた。ちょっと目頭が熱くなった。


今朝の朝日新聞にこれまでの東北勢の夏の甲子園決勝戦9回の記録が載っていた。眺めてみるとその中では1969年の第51回大会の青森・三沢高校VS愛媛・松山商業戦がなんと言っても一番印象に残る。
社会人になって2年目、独身寮の娯楽室のテレビで観戦したが、双方に何度ものピンチ、チャンスが訪れ、ハラハラの連続。結局、延長18回0-0で引き分け再試合となった。翌日の再試合は仕事でテレビ観戦が出来なかったが、松山商業が優勝。しかし、一戦目は私が観たことがある高校野球の試合で一番と言ってよいほどハラハラした試合展開であり、これによって三沢高校の太田幸司投手は一躍アイドル選手になった。
1年置いて1971年の第53回大会は福島・磐城高校と神奈川・桐蔭学園が決勝戦に上り詰め、結果は桐蔭学園が優勝したが、磐城高校出身の大学の友人が母校の活躍に感涙にむせんでいたと後に共通の友人から聞いた。母校の磐城高校は県立の進学校であり、予想もしない決勝戦に進んだのであった。

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ダフ屋組織の解散/[パンドラの箱] 統一教会と自民党の闇/井の頭公園の樹に落雷

2022-08-21 15:30:06 | 日記

ダフ屋を稼業とする暴力団が解散した、とニュースにあった。昨日(20日)のネット記事の中で見つけたものだが、その数日前にも何かで見ていた。前者は読売新聞の記事で、後者は購読の朝日新聞だったかもしれない。
実は私が若い頃ダフ屋から恐い目に遭ったことがあるのだ。30歳台の時だったか、今の東京ドーム、当時の後楽園球場の近くを一人で歩いていた時に2人のダフ屋から道を塞がられるようにして球場の入場券を売りつけに来た。その近辺ではいつもダフ屋がたむろしていたのだが、私は野球を観に来たわけではなく、肩で振り払うようにその場を立ち去ろうとしたその時、「ヤロ~ッ!」と凄んで後ろから私に襲いかかった。しかし幸いその周囲は人の往来が多く、それ以上深追いして来なかったので難を逃れた。
そうしたダフ屋はホームレスなどを募ってチケットを買い集め、商売にしていたが、暴力団排除の流れが進み、チケットの売買もインターネットに移行したため商売が細って来たと記事にあった。解散した暴力団は一時700人ものダフ屋を擁していたが、解散時には数十人になっていたそうだ。

安倍元首相の銃撃事件に端を発して、今や旧統一教会を巡るネガティブキャンペーンが日本中を覆っている。事件発生当初、メディアは旧統一教会についての実態を深く把握していなかったのだろうか、腰の引けた報道にとどまっていたが、教団のブラックな実態や隠れた政権政党との繋がりが明るみ出るにつれて報道がエスカレートして来た。皆で渡れば怖くない、みたいに・・。銃撃事件がなければずっと地下に眠っていたままだったであろうに。まさに銃撃事件が「パンドラの箱」を開け、深い闇を青天のもとに曝そうとしている。

昨日、井の頭公園のウォーキング方々吉祥寺へ買い物に出た折、途中で縦に大きく樹皮が剥がれた樹が目に入った。武蔵野の雑木林の面影を残す一帯で、近づいて見るとサワラの樹が1本が無残な姿になっていた。「落雷で傷がつき危険なので近寄らないように」という注意札と共に回りが囲われていた。これまで何百回も通った場所で、台風でボッキリ折れた樹木は何度か目にしてしているが、こんな落雷の被害は初めてである。

  

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スポーツイベント界の角栄? 収賄疑惑/可哀そうにお姫様議員にも教会疑惑

2022-08-18 14:17:08 | 日記

今朝(18日)の朝日新聞では4ページに亘って先の東京オリ・パラにまつわる汚職記事を載せていた。既に疑惑の事案は報じられて来ていたが、いよいよ主役が東京地検に逮捕されたのだ。
主役の片や受託収賄容疑の高橋東京オリ・パラ大会組織委員会元理事、片や贈賄容疑の紳士服AOKIの青木前会長ら。高橋氏は出身元である広告代理店大手の電通時代から内外のスポーツイベントに腕を振るい、オリ・パラ組織委員会内でも突出したインフルエンサーだったようだ。そこへスポンサー契約や公式ライセンス商品の契約が欲しいAOKIがコンサルティング料名目の賄賂を贈っていたという。
それにしても加藤氏にはスポーツイベントに関して誰もマネが出来ないほどの実績や人脈があったようで、その威厳は日大の田中前理事長の威圧によるものと違い、例えが古いが「スポーツイベント界の角栄」と言えるのか、と思ったりするのだが。

新聞記事に高橋容疑者は1967年K大学を卒業して電通に入社したとあり、私の親しい知人と大学同期生であることを知った。最後に会ったのは2ケ月前、早速電話をして冷やかした。「あの人はあんたの大学同期じゃない。おこぼれがあったでしょう。5千万の1割とは言わないが、100分の1でも50万円・・・」と。彼は大学は同じだが同期だとは気が付かなったらしい。笑って「全く知らなかった。1円ももらってはいないけど・・・」とのことである。


先ほどから、傍らのテレビで政治と統一教会の問題を、特に7月の参院選で初当選した生稲晃子議員の疑惑について侃々諤々議論している。
私は生稲さんが立候補している選挙区に投票権を持っているが、どういう動機で政治を志したか知らないし、政治活動歴も分からない。これまで何人も誕生して来た、容姿と知名度が武器のタレント候補、もっと言えば衆院選で同じ地域を地盤とし今や自民党のホープである荻生田政調会長のマスコット・ガールではないかと穿(うが)ったりしている。
いずれにしても私の選挙区から選出された議員さんだが、当選後早速試練に曝されている。当選挨拶が出来ずに能力を疑われたり、今度は統一教会との接点が露見して問題となっている。立候補前にはそんな接点はなかったろうに、教会としては初心(うぶ)な新人は教会思想を植え付ける絶好のターゲットであり、カモであるのだ。
教会関連の集会に招かれたことは肯定しているが、生稲姫の試練や如何に。


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終戦後77年に思う/統一教会の実態が少しずつ報道されて来て/自衛隊員が綴った日航機墜落現場の惨景

2022-08-16 13:24:23 | 日記

昨日15日は終戦記念日。8月は私の誕生日を挟んで、日航機墜落を含む一連の慰霊・追悼式が続いた。
今年は第二次大戦終戦後77年となるが、外部から見れば安穏な77年と言えるだろう。しかしそれは大変な長さである。
終戦(1945年)から77年遡ると1868年、丁度大政奉還・明治政府樹立の年になるが、以下出来事を簡単に挙げてみる。
明治政府樹立ー日清戦争ー日露戦争ー韓国併合ー第一次世界大戦ー満州事変ー五・一五事件ー二・二六事件ー日中戦争ー第二次世界大戦ー太平洋戦争ーそして終戦・・・
私は戦時中(1944年)の生まれだが、全く戦争を知らずに78年を過ごした。奇跡と言うべきなのか、それが当たり前であって欲しいものだ。


第二次岸田内閣が発足した。改造にあたっては閣僚候補の統一教会に対する”身綺麗”(みぎれい)さが問われた。すると、いるはいるは教会と何らかの関係がある者、あった者。正直、教会がここまで政界に食い入っていたのかと呆れ驚いた。
いまでは在京テレビ7局の内、NHK教育とノンポリを貫く日経新聞系列のテレビ東京以外の全てで「統一教会問題」を取り上げているが、安倍元首相銃撃事件発生後しばらくは隔靴掻痒というより逃げ腰の報道でしかなかった。
最近はコメンテーターとして出演する有田芳生さんらによって統一教会を巡る実態の一部が明るみになって来たが、それによると「統一教会に関係した国会議員は100人を超える(106人という数字が出た)」とか「高額の献金や霊感商法などで得た莫大な資金はほとんど韓国の本部に流れる」「韓国の本部はその潤沢な資金を海外戦略に使っている」「教団のイベントに主要国の要人を招いたり、ビデオメッセージを披露しているが、例えばトランプ氏には100万ドルの金を払っている」等々、唖然とする話がメディアに載っかる今日(こんにち)である。
因みに有田氏はオウム真理教や統一教会などのカルト教団を40年間取材して来たジャーナリストであり政治家(参議員2期)
であり、統一教会に関する情報ではこの人の右に出る人はいないのではないかと思うが、この先どんな事実が報道に曝されるのであろうか。


12日の日航機墜落追悼の日に、ネットで関連記事を検索していて『御巣鷹山  48時間の地獄絵図』というタイトルの手記を開いてみた。災難救助のため現地派遣を命じられた自衛隊の小隊長が執筆し、2年前の週刊誌に掲載されたものであった。
災害派遣の命を受けて駐屯基地から大型ヘリに乗り、ロープで降り立った急峻な斜面、ここに書くのも憚れるような遺体の状況、そうした遺体が集められた中での一時(いっとき)の休息、上官の現場無理解の命令、状況をわきまえない警察や報道機関の振舞い・・・等々の極限状態により精神もおかしくなったという事実が綴られている。そんな中で、国民が沸き立った少女とスチュアーデスら4人の生還が唯一救いとなったことも書かれている。
ルポライターによるものではない凄まじい生の現場状況が伝わって来るものであった。







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