フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

驚いた希望の党と民進党の動き/今日は小学校の運動会

2017-09-30 20:37:03 | 日記

   野党第一党の民進党の混乱に乗じて安倍自民党が強行した衆議院解散と総選挙。これに対して小池都知事が国政に乗り出して「希望の党」を立ち上げたのもびっくりだが、民進党の新代表に就いたばかりの前原代表がそれに完全に乗っかって民進党は公認候補を立てず全面的に希望の党公認で総選挙を戦うとの方針を打ち出したのも驚いた。実質解党を意味する挙に出たのだから驚くまいことか。もう民進党の進退窮まったというところではあろうが、安倍政権の独走を止めるためには「名を捨てて実を取る」決断と言う。「身を捨ててこそ 浮かぶ瀬もあれ」という諺もあり勇断とも思えるし、しかし自殺行為にもなりかねない。迎える希望の党小池代表は「民進党との合流のつもりはない。来たる者は拒まないが、党の方針に合う人物かどうかで選別する」と、既に前原代表の思惑と齟齬が生じている。
   もう選挙戦は始まっているのに、俄かな政党・政策協議が間に合うのだろうか。確かに都議選で見せた小池人気に反安倍自民勢力が結集すれば強力な台風の目になるが、果たしてそう上手く進むのだろうか。最大の課題は民進党議員がそっくり新勢力に合流できるのかどうかだろう。一日々々の動静に目が離せそうにない。
 

   秋たけなわの今日は私が児童の見守り当番を勤める小学校の運動会だった。昨年は雨で2回延期となり3度目の正直の開催となったが、今日は高曇りから薄日が漏れる絶好の運動会日和。2年前に現在の校長が着任してから主要行事が雨に祟られることが多く、ご自分でも「雨女かも」などと言われることがあるが、昨日見守り当番だった折り校長に「明日は天気が良さそうですね」と声を掛け、今日も運動会が終わってから「よかったですね」とねぎらいの言葉を掛けた。校長も照れながら「いやあ、おかげさまで」と笑顔で答えられた。
   余計な話になってしまったが、日和もよかったし運動会の内容も例年よりよかったように思う。閉会式で挨拶に立った児童代表が途中で感極まって声を詰まらせたのもそういう気持ちが表れたものと、参観の保護者たちも私同様感動の面持ちであった。
   ところで昨年、運動会のクライマックスである組体操の”タワー”が高さを競う余り骨折などのケガが全国的に問題となり、タワーをやめたり縮小する動きになったが、当校でもタワーをやめて新たな組体操になっていた。私も参観者受けを狙うようなタワーには反対だったが、今日は組体操終了時に大きな拍手が送られていたので、よかったなと思った次第である。 

     
 左=応援団のエールで始まる 中=徒競走 右=騎馬戦

      
   左=綱引き 右=6年生の組体操の一つ

              
    左=台風の目 右=恐らく1000人近くいた参観者          

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新聞各紙の衆院解散予測記事の大きな差/解散時の「バンザイ!」は何故?

2017-09-29 10:38:05 | 日記

   衆議院解散から一夜明けた今朝の新聞は関連記事満載である。購読紙朝日には『池上彰の新聞斜め読み』という連載コラムがあり、9月17日の各紙朝刊の記事を比較紹介していたのが興味深かった。その記事をお借りして内容を概略紹介したい。
   ➀朝日は1面トップで「首相年内解散を検討」の見出しで、政権幹部の情報から臨時国会冒頭での可能性を示唆していた ②日経はトップ記事ではないが一面で「早期解散強まる」の記事で、公明党及び創価学会が選挙に向けて走り出したことから早期解散間違いなしと判断したもよう ③東京新聞はトップで「年内解散へ準備本格化」として臨時国会冒頭も想定されると書いている ④産経は「首相 衆院解散を決断」とトップ見出しで数日内に解散する方針を固めた、と安倍首相から直接聞いたとしか思えない表現で断じており、公明党・創価学会からも情報を得たような内容である ⑤読売は一面には何もなく、二面の目立たない所に「早期解散論 与党に浮上」という記事があるだけで、安倍首相から「私の考えは読売新聞を熟読してほしい」と言われた新聞にしては情報が遅れている ⑥毎日は二面下に小さく自民党の竹下総務会長が「そう遠くないという思いを全ての衆院議員は持ち始めている」と講演したことを載せていただけ・・・とあった。
   私はこれを読んで、12日前の各紙の衆院解散予測に関する取材情報の差がこんなにも大きいのかと驚いた。 


   ところで、衆議院解散で毎度おなじみの「バンザイ!」三唱の光景。恒例になってはいるが議員にとって命の次に大事な議員職を失う時に何で「万歳」なのだろうかとふと思うことがある。多分破れかぶれのウサ晴らしの声だろうなどと・・。
   昨日のブログで『天皇陛下の詔書が読み上げられ、満場「バンザーイ」の声で』云々と書いたが、ここで思い付いた。衆議院議長が「日本国憲法第七条により、衆議院を解散する!」と読み上げるのは天皇陛下の詔書である。「バンザイ!」というのは天皇陛下のお言葉に敬意を表した「万歳」でお応えしたものではないかと。
   それでネットで検索してみると、「総選挙に臨む景気づけの掛け声」だとか幾つか載っていたが、中に『明治30年の第11回帝国議会解散時、議長が天皇陛下の詔勅を読み上げた際、議場内に「拍手起こり、万歳と呼ぶものあり」というわけで、これ以後衆議院解散の時に景気づけで言うようになったのではないかと思われる』というのがあって、私はこれに同感し得心したのである。

 

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衆院解散・総選挙へ/野党側の合従連衡

2017-09-28 16:37:48 | 日記

 いよいよ衆議院が解散され、総選挙に突入する。安倍内閣は閣議で臨時国会冒頭での衆議院解散を決定し、今日(28日)解散した。天皇陛下の詔書が読み上げられ、満場「バンザーイ」の声で新内閣発足後一言の審議もないまま国会は閉じられた。国政・外交・経済・人心などで国民に信を問うべき喫緊の課題もなく、「大義なき解散」と呼ばれているが、深まる森友・加計疑惑や閣僚の虚偽・不審 答弁などで下がる一方だった内閣支持率が改造によってちょっぴり回復したところに野党第一党民進党の大失点が出たのでこれに乗じて総選挙に打って出たことは誰の目にも明らか。「野党の隙突き解散」であり「モリ・カケ疑惑隠し解散」であり「政策・争点後出し解散」である。安倍首相が後付けで総選挙の意義の虚言を弄する顔が一層見苦しく思える。

 一方、これを返り討ちにすべき野党側は、自民党のお望み通り民進党が地滑り的に弱体化。反自公の批判票の受け皿が混沌としてしていたそこへ、先の都議選でジャンヌ・ダルクよろしく躍り出た小池都知事が余勢を駆って国政にまで旗振りをする情勢になって来た。さらに民進党が小池新党に乗っかると言う、何んとも奇妙な展開になっている。う~ん、一体これはどうなっちゃうのだろうね。
   小池新党には、都議会と違ってどうせ今回で政権が取れるわけではないので、私としては安倍晋三首相のどや顔に冷水を浴びせた上で、国民の声に耳を傾ける政治に舵を取る厳しいチェッカーになってくれれば、と思っていたのだが。この際橋下徹さんと維新の会も一緒くたになって、旧民主党のような野合政党を作っちゃたらどうだろうか。

 

 

 

 

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大相撲秋場所は低調のまま終わる/プロ野球の方は?・・清宮ムーブメント起こるのか

2017-09-25 18:37:03 | 日記

   大相撲秋場所が終わった。  白鵬、稀勢の里、鶴竜の3横綱が初日から休場という幕開け。高安と照の富士の2大関もケガで途中休場に追い込まれ、横綱でただ一人出場の日馬富士は5日目で2勝3敗・・と「大相撲は一体どうなっちゃったのだろうか?」と嘆いた。横綱・大関陣ではただ一人豪栄道が初日に敗れた以降勝ち星を続けて奮闘し、阿武咲などの若手の活躍が目立ったが、最後はみんな腰砕け。NHKテレビの解説者などは「予断を許さぬ面白い展開」などと言っていたが真の強者のいないドタバタ場所で、結局昨日(24日)の千秋楽は日馬富士が豪栄道と11勝4敗同士の優勝決定戦で逆転優勝ということで幕を閉じた。何んとも低調な大相撲である。


   一方プロ野球の方は一足早くセ・パ両リーグのペナントレース優勝が決まったが、セの広島、パのソフトバンクが独走してプロ野球に興味が薄れてしまっている私には盛り上がりも何も感じなかった。後は日本シリーズのチャンピオンを争うCS(クライマックス・シリーズ)への出場争いが残っていて、テレビのスポーツニュースも新聞のスポーツ欄も相変わらずプロ野球ニュースで賑わっている。中で日本テレビが相も変わらず低迷を続けている巨人戦の中継をしていて、全く分からないと言うより哀れこの上ない。
   高校野球界のスーパースター、早稲田実業の清宮選手がプロ入りを表明してプロ球界の一大朗報となっているが、約60年前の長嶋茂雄が巻き起こしたようなムーブメントが起こるのだろうか。

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空疎な横文字の羅列/赤羽の激安酒場に行ってみるも・・/レポーターの空疎なコメント

2017-09-23 19:25:37 | 日記

   今日(23日)の新聞に『元SMAPの3人 同じ新事務所に』という囲み記事が小さく載っていた。その内容がどうと言うのではないのだが、窓口を務めている弁護士のコメントに違和感があった。丁度100文字に要約されたコメントには「クリエーティブ面におけるイコール・パートナーとして・・云々」とカタカナ語が40字並ぶ。新聞社の方で要約したのだろうけれど、得てして時代の先端を行っていると錯覚している人間はやたらに横文字を使いたがるもので、横文字に弱い私には空疎に響く。そんな記事であった。
 

 赤羽には飲んべえにとってご機嫌の酒場街があると予てから聞いていたが、先日テレビでその激安ぶりが紹介され、いよいよ行ってみたくなった。その名も「センベロ横丁」。千円でベロベロに酔えるという意味だ。お彼岸の今日、ついでに実家に寄って亡父の焼香に行くことにして赤羽に行ってみた。(実家には赤羽からバス一本で行ける距離)
   赤羽に着いたのはまだ日の高い時間で、そのせいなのか閉まっている店が多いし、開いていた店もテレビと大違い。探しあぐねて、以前客が溢れているのを見たことがある立ち飲み屋を覗いてみたらやはり客が溢れており、メニューと値段を見たらテレビ紹介の店の一つのようであった。まだ昼にもかかわらず1人が割り込むスペースもなく、オーダーのしようもないので断念したが、今日は祝日なので昼から飲み客が多いのだろうか。値段は間違いなく安かった。 結局よそで遅い昼食をし、実家の方に電話を入れたら誰もいないので帰路につくという全く締まらない日になってしまった。

 
   ところで先出のテレビの話に戻るが、出演のレポーターの一人で女性タレントみたいなのが、その店は店主が毎朝築地に買付けに行くというのを聞いていて、マグロのぶつ切りを口に入れると「う~ん!さすがに新鮮で美味しい」と宣(のたまわ)った。ちょっと待て!! こんな所のマグロは遠洋漁業で獲ったのを冷凍して日本に持って来たもので、築地で仕入れたからって「新鮮」なんてことはあるわけがないだろう。近頃のレポーターときたら(特に女性)、食べ物を口に入れた途端に「う~ん」と唸り、感極まった顔で「うんま~い!」と叫ぶ連中ばかり。その後「あっさりしているのにコクがある」だの「濃厚でオイヒイ」なんて、分かってるんだろうかというようなコメントを発する。
   台本通りに言っているのだろうか、実感が伴ってなくてこれも空疎に響いてしょうがない。

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