21日に本土で一番早く桜(ソメイヨシノ)の開花宣言が出た東京地方だが、その後花開く速度は遅れがちのようだ。あれから8日経った今日、我が家の周りではチラホラの木が大半で特に進んだ個体でも2分咲き程度(写真左)である。一昨年の今頃(30日)の写真を見たら同じ個体では右のように満開であった。4月1日に家内と小金井公園の桜まつりに出かけることにしているが、昨年一昨年のような満開は望めないかもしれない。同公園は都内でも有数の花見の名所であり、小金井市挙げての桜まつりは大いに賑わって楽しみなのだが。
左:今日(3月29日)の開花状態 右:一昨年30日の同じ木は満開だった
購読紙(朝日)の投書欄に『女性の化粧は身だしなみとして当然のことなのだろうか。押し付けられているようで納得いかないのだが』というような投書をきっかけに賛否の意見が同欄で交わされている。私は会社時代のように毎日多くの女性と行き交うことはないが、女性の化粧に好感や不快感を抱くことはある。それは年齢やTPOにマッチしているかによるのであって画一的に良い悪いを論じることではないと思う。例えば高齢のご婦人がほんのり化粧をしている姿は「いいな」と思えるが、やはり過ぎれば見苦しくなるし、若い女性には個性的なメークも許されるが、学生として登校するような時はNGと考える。華やかな場では衣装やメークを派手やかにして雰囲気を盛り上げるのも悪くないだろうと思う。「何で他人の目を気にしなくてはならないのか?」と思うより、「私には周りの人を不快にすれ権限があるのだろうか」と考えたら良いのではなかろうか。
ついでに書くと、中国で日本語を教えた時の女子学生はほとんど”すっぴん”であったが見苦しいことはひとつもなく、逆に日本に帰国した時には女子学生風の厚化粧にはウンザリしたものだった。