フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

桜の開花状況/女性の化粧論議

2017-03-29 21:29:19 | 日記

  21日に本土で一番早く桜(ソメイヨシノ)の開花宣言が出た東京地方だが、その後花開く速度は遅れがちのようだ。あれから8日経った今日、我が家の周りではチラホラの木が大半で特に進んだ個体でも2分咲き程度(写真左)である。一昨年の今頃(30日)の写真を見たら同じ個体では右のように満開であった。4月1日に家内と小金井公園の桜まつりに出かけることにしているが、昨年一昨年のような満開は望めないかもしれない。同公園は都内でも有数の花見の名所であり、小金井市挙げての桜まつりは大いに賑わって楽しみなのだが。
       
左:今日(3月29日)の開花状態 右:一昨年30日の同じ木は満開だった 


   購読紙(朝日)の投書欄に『女性の化粧は身だしなみとして当然のことなのだろうか。押し付けられているようで納得いかないのだが』というような投書をきっかけに賛否の意見が同欄で交わされている。私は会社時代のように毎日多くの女性と行き交うことはないが、女性の化粧に好感や不快感を抱くことはある。それは年齢やTPOにマッチしているかによるのであって画一的に良い悪いを論じることではないと思う。例えば高齢のご婦人がほんのり化粧をしている姿は「いいな」と思えるが、やはり過ぎれば見苦しくなるし、若い女性には個性的なメークも許されるが、学生として登校するような時はNGと考える。華やかな場では衣装やメークを派手やかにして雰囲気を盛り上げるのも悪くないだろうと思う。「何で他人の目を気にしなくてはならないのか?」と思うより、「私には周りの人を不快にすれ権限があるのだろうか」と考えたら良いのではなかろうか。
   ついでに書くと、中国で日本語を教えた時の女子学生はほとんど”すっぴん”であったが見苦しいことはひとつもなく、逆に日本に帰国した時には女子学生風の厚化粧にはウンザリしたものだった。

 

 

 

 

 

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思わぬ展開の大相撲春場所/メガネなしで映画が観られた/卒業式で知る難しい名前

2017-03-26 20:51:33 | 日記

   新横綱誕生の”稀勢の里フィーバー”の中で幕を開けた大相撲春場所は思わぬ展開の末、稀勢の里の新横綱優勝で幕を閉じた。稀勢の里は期待通り初日から全勝街道を驀進し、白鵬の早々の休場の寂しさを埋めて余りあるものがあった。しかしそれが終盤に思わぬ展開になったのだ。
   13日目に日馬富士の速攻に一方的に押し出された際左肩辺りを痛めてしまい、テレビでも痛みに顔がゆがんだ姿がはっきり映されて残る2日の出場は無理と思えた。だがケガを押して出場した14日目は鶴竜に敗れたものの今日の千秋楽には照の富士との本割りと2敗同士の優勝決定戦に勝ち優勝を果たした。この連勝は誰しも無理と思っただろうし、それを成し遂げた稀勢の里の姿には多くの人が感動したことであろう。日本人横綱誕生を待ちに待っていたファンにはこれ以上ない歓喜の千秋楽となった。

   昨日は月一度の市文化センターでの映画会。テーマを決めて名画をシリーズ化しているもので、今は山田洋二監督の「寅さん」シリーズが続いている。昨日はその第23・24作で私のお目当ては香川京子のマドンナだった。相変わらずのペーソスと笑い一杯のお話だが、敢えて取り上げたのはメガネなしで映画を観たことだ。
   昨秋の白内障手術で強度の近視も矯正することができ、家での普段の生活はメガネなしでも不自由しなくなっていたのだが、映画もメガネなしで観られた。中学2年の時にメガネをかけ始めて以来初めてのことである。人生あと10年あるかないかの歳だが、私にとってはエポックであった。
    
   前号で小学校の卒業式に出席したことを書いたが、前の投稿を調べてみたら昨年、一昨年にも卒業式出席のことを取り上げていた。そこには、日頃見守り当番と言っているのは正式には「学校安全推進員(愛称スクールエンジェルス)」と呼ばれることも記してあった。さらに「民生・児童委員」としての出席であったが、他の来賓に比べて児童たちとの馴染み方が違うこと、式中に胸がジンとなったこと等を共通して書いていた。 
   さてところで、最近のお子さんの名前はシャレているのだが読み方が分からないものが実に多いと思う。今回も卒業生名簿を見ながら壇上で校長から名前を呼ばれて初めて「へ~」と思うことしきりであった。式後、名簿の中で当てずっぽうでしか読めない、または当てずっぽうでも読めない名前を数えたら、125名の卒業生の3分の1を超えた。女子の方がずっと多いと予想していたがほぼ同じ比率であった。親御さんは愛情込めて子どもによい名前を付けてあげるのだと思うが、「他人には読めない」名前とはちょっと考えてしまう。因みに私の姓と名は好いも悪いも”ふりがな不要”で、誰も読み間違えようがないものである。

  

 

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籠池氏の国会証人喚問/WBC終わる/小学校の卒業式に参列

2017-03-24 19:19:14 | 日記

   昨日の国会証人喚問での「籠池劇場」についてはブログネタとして取り上げねばならないところだが、各メディアこの話でもちきりであるし、それ以上もう多くは書くまい。因みにテレビ報道でいうと新聞のテレビ欄で数えてみたら地上波の東京キー局で昨日が33の番組で、今日は29の番組でこの問題が取り上げられている。地方の学校法人の一私人がこれほど国中挙げて騒がれたことが かつてあっただろうか? 豊洲問題も霞むフィーバーである。
   国会中継を視たところ、籠池氏の答弁は詐欺師まがいの饒舌・能弁の影が薄れ、その分だけテレビを視るものには信ぴょう性がアップように私には見えた。とすると安倍首相夫妻を始め泡を喰った向きが少なからず出たのではないかと思った次第である。 

「侍ジャパン」の快進撃で沸いた野球の国際大会WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)が終わった。23日の決勝戦でプエルトリコを破ったアメリカが優勝、日本は準決勝でそのアメリカに接戦で敗れてV奪還はならなかった。「野球の母国」と言われるアメリカにとっては4回目の大会で初の優勝である。
    今回の日本代表チーム「侍ジャパン」は史上最弱と酷評され、練習試合や強化試合でも振るわなかったが、1次ラウンド及び2次ラウンドを6連勝で準決勝に勝ち上がり、2度目の優勝に期待がかかった。雨の中で行われたアメリカとの準決勝戦(於ロスアンジェルス・ドジャースタジアム)は緊迫した投手戦となり、内野守備のわずかな乱れが命取りとなって1-2で敗れ去った。
   私は近年プロ野球への興味が薄れているのでWBCの中継放送もほとんど視ていなかったが、準決勝だけは最後まで中継を視た。
   これまで野球と言えばアメリカとキューバが最強国で、日本と韓国が独特のチームプレーで優勝候補に喰い込んでいたように見ていたのだが、それまでは新興国と思っていたオランダや中国、イスラエルなども油断のできない野球国になっているのにびっくりした。これらの国には米大リーグの現役や元選手がたくさんいるのだそうだ。それに対し今回の日本チームには大リーガーは青木選手一人のみ、田中マー君、ダルビッシュ、前田健太、上原などの大リーガー・ピッチャーが一人も参戦しなかったのは寂しい。そんなチームを率いて健闘した小久保監督には賛辞が多く寄せられているようだ。

 今日は市内の小学校が一斉に卒業式。私も日ごろ見守り当番をしている学校の卒業式に来賓として参列した。肩書きは民生・児童委員として紹介を受けた。見守り当番は正式には「学校安全推進員」、通常「スクールエンジェルス(略称SA)」と呼ばれ、学校の児童からは「エンジェルスさん」と呼ばれている。だから民生・児童委員などと紹介しても児童にはピンと来なかったと思う。
 そのことはともかくとして、式終盤のクライマックスになると児童たちの多くが涙顔になり、先生方や参観の保護者たちも目頭を押さえていた。私もウルウルになった口である。私は式終了後すぐに着替えをしてスクールエンジェルスの当番に就いた。
(写真 左=校庭で5年生が掲げたアーチの中をくぐる卒業生 右=卒業生を囲んで記念写真を撮る保護者たち)  
      

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何が出た?都議会百条委員会/稀勢の里が支える春場所/墓参りと雪

2017-03-22 12:12:25 | 日記

   東京都議会は百条委員会を開いて、築地市場の豊洲移転に関する疑問について移転を決めた当時の主要関係者を呼んで証人喚問を行ったが、一体そこで何がはっきりとしたのだろうか。石原都知事や浜渦副知事、3人の市場長等の証言は結局ウヤムヤで新事実も出ず、当時の決定を是認するだけの証言に終始している。議会を含めた都政の無責任体質を責めることは出来ても、豊洲の安全・危険が判定された訳ではなく、さらに言えば豊洲移転を中止して新たにどこへ移転し、それにはどのくらいの期間と費用を要するのか、どでかい新たな問題の始まりとなる。小池知事は移転判断は「当時の経緯を検証することが前提」としているようだが、今のところブログ前号で書いたようなデッド・ロックの解決への進展はない。
  
   もう一つの政治問題化している森友学園問題については、明日籠池理事長の国会証人喚問が行われるそうだが、信ぴょう性のある証言が得られるのだろうか。スキャンダル狙いとしてはウの目タカの目であろう。

   大相撲春場所は早々に白鵬がケガで休場、鶴竜と日馬富士の2横綱も昨日10日目までに3敗ずつと相変わらずの成績。そんな場所を新横綱の稀勢の里が救っている。初日から10連勝で完全に土俵の大黒柱になっており、先場所横綱昇進を決めた時には「尚早ではないか」とも言われた批評を吹き飛ばした形である。このまま終盤戦を乗り切れば「日本人横綱待望」の相撲ファンが歓喜することになるが・・。
   
   彼岸の墓参りで20日は愛知県豊田市の家内の両親の墓へ、その帰りの21日は富士山麓にある父の墓に参った。
   行きは3連休の最後の日であったが、出発した都内の道路も東名・新東名の高速道路も全く渋滞がなく実に快適であった。帰りは朝から雨模様で、富士墓参を終えて帰る朝霧高原付近では雪になった。時間にすれば10~15分で通り過ぎたが、東京では桜の開花宣言が出たこの日に雪の中のドライブも乙なものではあった。

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豊洲問題&「安全と安心」

2017-03-18 22:28:44 | 日記

   築地市場の豊洲移転がデッドロックに乗り上げている。多量の有害物質に汚染された東京ガスの工場跡地を買収して建設を進めた豊洲市場の「安全・安心」が問われているからだが、今は汚染土壌対策工事により豊洲の安全性が基準を満たしているかどうかより、「盛土が当初設計と違っている」だの「最新の地下水のモニタリングで基準の何十倍のベンゼンが検出された」だの、果ては「誰が豊洲移転を決めたのか」「誰が土地買収の責任者なのか」などをめぐって紛糾。ついには都議会の百条委員会を開いて当時の関係者を証人として呼ぶに至った。疑惑を糾すという小池都知事の大義名分に沿ってメディアも大々的にそれに乗っかっているのだが、では決着の条件は如何にというと小池知事は「都民の安心」と言う。法律的には基準をクリアーしているようだが、それでは「都民の安心」はどこで判断するのだろうか。国民投票ならぬ都民投票で「安心」を問うつもりなのか、はたまた知事の腹ひとつで判断をするのだろうか。
   片や現状の築地市場は安全・衛生の面でもう猶予がならないと言われ、小池劇場を楽しんでばかりはいられないんじゃないか。

   よく「安全」は科学的なもの、「安心」は精神なものと言われる。その「安全と安心」について考えさせる興味深い記事が17日の朝日新聞に載っていた。見出しも『安全と安心』。論者2人の意見部分はさておき、面白かったのは2015年に内閣府が食品安全の専門家(161人)と一般消費者(3600人)に調査した比較データで、『がんの原因上位5項目と考える人の割合』である。
   記事中の全項目を挙げると長くなるので概略で書くが、それによると「食品中の放射性物質」「残留農薬」「食品添加物」などは専門家はほぼ安全と見ているのに対し、消費者はかなり不安を抱いている。一方「飲酒」や「加齢」「たばこ」は専門家の方が消費者よりずっと危険視していることを示している。
   つまり専門家の考える「安全」と消費者が思う「安心」との間にはかなりのズレがあることが分かる。

   話を元に戻しすと、豊洲問題は「安全」(専門家の判断)と「安心」(消費者の感情)の選択にかかっているのだと考える。 

        

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