嬉しいことではないが毎年11月になると喪中葉書が続々と届く。私の知己からいただく葉書にはご父母の逝去を知らせるものが多く、年齢も90歳代から中には享年101歳というのがあったが、昨日着の葉書に驚いた。会社時代の3年先輩で退社後も年賀状だけでない交流があったY氏が交通事故で亡くなったというものだった。そして今日、Y氏の同期入社の先輩から「横断歩道を渡っている時に75歳の女性運転の車にはねられ、病院に運ばれたがほぼ即死の状態だった」と聞かされた。最近高齢者の運転による自動車事故の多発が問題になっているが、身近なところで知人がその犠牲者になってしまった。
Y氏とは大分の工場勤務時代にはよく飲み会や山行を共にした。山ではパーティーから離れてしまい、テントも食料もないまま二人きりで野宿をしたことがある。今から思うとヤバイ状態であったが、翌日には一行とキャンプで合流できて事なきを得た。そんな想い出を残して75歳の彼は逝ってしまった。
今日の新聞によると、民進党から希望の党に移った細野衆院議員が衆院選の公認申請をめぐって「三権の長経験者は遠慮願う」として野田前首相らを”排除”したことについて、「あれは上(小池百合子氏)の指示で止むを得なかった」と野田氏に謝罪したのだそうだ。
さらに次の記事では、希望の党の公式ホームページから小池氏の名前が消えたことが紹介されていた。トップページは新たに代表となった玉木雄一郎氏の写真に変更し、特別顧問となった小池氏を紹介するページもないという。小池新党と呼ばれた希望の党がそれほどまでに小池離れを起こしてしまったのかとの感慨が湧いた。
混迷を続けていた「日馬富士の暴行事件」の実体解明は秋場所が終わって事情聴取が本格化している。今日は横綱白鵬が7時間にわたって警察の聴取を受けたと報じられている。また相撲協会の八角理事長が鈴木スポーツ庁長官にお詫びの報告を行ったり、暴力行為の再発防止に取り組む決意を表明したりの動きがあった。 事件から1か月、表面化してからでも半月経っている。事実はたった一つなのに、マスコミは毎日々々ああだこうだと論じていてうるさい。
なお、私が前号ブログで取り上げた白鵬の土俵下での優勝インタビューや観客と万歳三唱をしたことについては「出過ぎたことだ」と批判的な見方が大勢になっている。