フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

身近な知人が高齢者の車の犠牲に/驚く速さの小池離れ/日馬富士事件の事情聴取 やっと本格化

2017-11-28 23:14:11 | 日記

   嬉しいことではないが毎年11月になると喪中葉書が続々と届く。私の知己からいただく葉書にはご父母の逝去を知らせるものが多く、年齢も90歳代から中には享年101歳というのがあったが、昨日着の葉書に驚いた。会社時代の3年先輩で退社後も年賀状だけでない交流があったY氏が交通事故で亡くなったというものだった。そして今日、Y氏の同期入社の先輩から「横断歩道を渡っている時に75歳の女性運転の車にはねられ、病院に運ばれたがほぼ即死の状態だった」と聞かされた。最近高齢者の運転による自動車事故の多発が問題になっているが、身近なところで知人がその犠牲者になってしまった。
   Y氏とは大分の工場勤務時代にはよく飲み会や山行を共にした。山ではパーティーから離れてしまい、テントも食料もないまま二人きりで野宿をしたことがある。今から思うとヤバイ状態であったが、翌日には一行とキャンプで合流できて事なきを得た。そんな想い出を残して75歳の彼は逝ってしまった。 


   今日の新聞によると、民進党から希望の党に移った細野衆院議員が衆院選の公認申請をめぐって「三権の長経験者は遠慮願う」として野田前首相らを”排除”したことについて、「あれは上(小池百合子氏)の指示で止むを得なかった」と野田氏に謝罪したのだそうだ。
   さらに次の記事では、希望の党の公式ホームページから小池氏の名前が消えたことが紹介されていた。トップページは新たに代表となった玉木雄一郎氏の写真に変更し、特別顧問となった小池氏を紹介するページもないという。小池新党と呼ばれた希望の党がそれほどまでに小池離れを起こしてしまったのかとの感慨が湧いた。


   混迷を続けていた「日馬富士の暴行事件」の実体解明は秋場所が終わって事情聴取が本格化している。今日は横綱白鵬が7時間にわたって警察の聴取を受けたと報じられている。また相撲協会の八角理事長が鈴木スポーツ庁長官にお詫びの報告を行ったり、暴力行為の再発防止に取り組む決意を表明したりの動きがあった。 事件から1か月、表面化してからでも半月経っている。事実はたった一つなのに、マスコミは毎日々々ああだこうだと論じていてうるさい。
   なお、私が前号ブログで取り上げた白鵬の土俵下での優勝インタビューや観客と万歳三唱をしたことについては「出過ぎたことだ」と批判的な見方が大勢になっている。

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何十年ぶりかの大学祭/大揺れの秋場所も白鵬の優勝で幕

2017-11-26 22:32:13 | 日記

   古き母校の大学祭に久しぶりに行ってみた。50年ほど前に卒業してから2回目。何十年ぶりかのことなのだが、もう浦島太郎もいいところで全く昔とは趣が違う。駅を出たら時計台の見える正門に向かっておびただしい数の人の流れができていた(写真上左)。学生が配っているプログラムをもらって門を入ると人だかりがしていて、その中を覗くとフラダンス・チームの野外実演中(写真下左)。3チームが交代でのダンス披露だが、昔ではとても考えられない企画だ。キャンパス内の路沿いにはぎっしりと模擬店のテントが立ち並ぶ。そして体が擦れ合うほどの人の波、流れ(写真上右)。プログラムによるとサークルやクラス単位で出店している模擬店の数は200以上に上っている。焼き鳥、牛串、ウィンナー、焼きそば、おでん、餃子、お汁粉、甘酒・・・等々縁日の露店でお馴染みの食べ物が並んでいた。勿論各建物・教室内ではサークルの発表、展示が行われ、どこも一杯だ。歌や演奏を聴きながらのカフェの企画も多かった。写真下中はLEGO部の企画で、ゴジラがビルを破壊するというレゴブロック作品。これは人だかりの頭の上に手を伸ばしてやっと撮った写真である。ただ、LEGO部は巨大で精緻な赤門の模型を組み立てたことが何かに載ったことがあり、そのことが念頭にあって今回の企画は期待外れで全く物足りなかった。下右は食べログよろしく生協の食堂での昼食の写真。カフェテリア式で1汁4菜を盆に取って560円だった。ビールを置いていない(学生食堂だから当たり前!)のが口寂しかった。

         で

     


   大相撲秋場所は土俵外の大揺れ大荒れの中、白鵬が14勝1敗で優勝して幕を閉じた。11日目に執拗に待ったのポーズをとった汚点は残したが、その後は横綱相撲を取って落ち着くところに落ち着いた。しかも通算40回という前人未踏の優勝の達成である。そして土俵下での優勝インタビューでは土俵外の問題についてお詫びをし、日馬富士と貴ノ岩を再び土俵に戻したいとの決意を述べて観客の拍手を浴びていたが、大相撲の大黒柱の言葉として重い言葉であったように思う。

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”新歌舞伎”の観劇/両陛下が訪れた井の頭公園

2017-11-25 19:11:51 | 日記

   国立劇場にお嬢さんが勤めている知人から招待をいただき、今日家内と歌舞伎観劇に出かけた。以前は再々いただいていたが担当が変わり、半年ぶり位の観劇である。今日は公演の前に専門家の解説会があり、今月の演目の『坂崎出羽守』と『沓掛時次郎』の見方についてのレクチャー受けた。頭書のお嬢さんがその企画の責任者ということで受付に立っており、招待にお礼を言うことができた。
   このレクチャーで知ったのだが、歌舞伎は江戸時代に大衆芸能として確立しその伝統を守って現在も演じられているものと思っていたのだが、それとは別に「新歌舞伎」というジャンルがあるのだということだ。大正時代から昭和の初期にかけて、浅草オペラや新国劇、築地小劇場、宝塚歌劇などの新しい演劇のムーブメントがあって、新歌舞伎もその頃誕生したのだとか。なるほど今日観た11月公園の演目の『坂崎出羽守』は小説家として有名な山本有三、『沓掛時次郎』は』新国劇などの作者の長谷川伸の作であり、江戸時代に確立した歌舞伎ではない。歌舞伎らしい華やかさを期待していた家内には両作とも舞台が少し地味ではあった。
   ちょっとばかり気に障ったのがすぐ後ろの席のご婦人が盛んに咳をしていたことだ。大勢の観客の中で手やハンカチで口を覆うこともなく、無神経に大きな咳の声が響いた。観劇のマナーや配慮がなさ過ぎるので声を掛けようかと思ったが思いとどまった。


   数日前に天皇皇后両陛下が井の頭公園にお見えになったことをその日の夕刊で知った。井の頭公園はいつも歩いている散歩コースだが、私の囲りで事前にご来園を知っている者はいなかった。その翌日の勤労感謝の日(23日)は昼までの雨で予定行事が流れたので、雨が上がった午後に同公園を歩いて吉祥寺に出て買い物をした。祝日の雨上がりということで公園も吉祥寺も大変な人出であった。両陛下の一日遅れになるが、ご覧になったであろう光景を写してみた。

左=色づいた池畔のサクラやケヤキと漕ぎ出たたくさんのボート 中=ラクウショウの高木の黄葉 右=そして真っ赤なカエデ
  


  

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安倍さんどうする? 会計検査院の報告書/白鵬も土俵で汚点/植物園へ紅葉狩りに

2017-11-23 13:05:13 | 日記

   森友学園への国有地売却経緯を調べていた会計検査院が「売却価格の算出根拠が不十分であり、売却契約に至る書類が残されていないことは異例である」との調査結果を国会に報告した。これまで「価格も手続きも適正である」と強弁を続けて来た安倍首相および政府関係機関(文科・財務・国交など)に対し独立検査機関が重大な疑問を突き付けた内容であるし、誰も彼もが安倍首相になびき、”忖度”をして来た『安倍一強』体制に一石を投じた形である。さあ、「謙虚に」「丁寧に」を唱える安倍さん、そして取り巻きの議員・官僚達はどのように弁明するのだろうか?  


   前号のブログで「土俵の上でも外でも大問題の大相撲」と書いたばかりだが、今度は横綱白鵬が昨日(11目)の土俵上で大きな汚点をつけた。関脇嘉風に敗れた後、自分は「待った」をしたとの執拗な抗議ポーズを続けたのだ。私は夜のニュースでの大相撲の結果VTRを視ただけなのだが、白鵬も手を付いて立ったと見えたし、その後のポーズも見苦しく映った。横綱在位10年、横綱としての安定した土俵と数々の記録に私は大相撲の大黒柱として称賛をして来たが、これはいかん。白鵬が記録的には決して遅れをとっていない双葉山は「後の先」として相手のどんな立会いも受けたという。そうした大横綱の高みを目指してもらいたいものである。
   土俵外では日馬富士・貴ノ岩問題が、貴乃花・相撲協会問題にも発展して未だ混沌している。


   このところ冷え込みが続いているので、カエデなどの紅葉が一気に進んだのではないかと昨日の午後、神代植物園を歩いた。しかし、見た限りでは昨年同時期より若干遅い感じであった。紅葉以外についても以下写真で紹介。

左=カエデ園の紅葉はまだら模様 中=紅葉狩りの撮影会らしきグループ 右=燃えるような赤のニシキギ
   

左=春の桜と違い控えめに咲く冬桜 中=人気のコウテイダリア 右=ツワブキの花は今が盛り
   

左=見事に黄葉したイチョウ 中=菊花展で看板にした懸崖菊の花車 右=変わり種のキク
    

 
     

 

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有線大賞50年/土俵の上でも外でも大問題の大相撲

2017-11-21 11:24:05 | 日記

   有線放送に寄せられたリクエストのデータによって選ばれる「日本有線大賞」が今年で50回を迎えるという。毎年年末にその発表式の模様が放映されて来たが、50回を期してその放送を終えると新聞にあった。
   有線放送と言えば受信設備のない身にはバーやスナックで聞こえて来る曲が思い浮かび、私には演歌のイメージが強い。大賞曲はその時々の話題のヒット曲であり、レコード大賞やNHK紅白歌合戦の登場曲ともだぶる。今日の新聞(朝日)に過去49年歴代の大賞受賞者と曲が載っていたが、第1回の森進一「盛り場ブルース」から始まり改めて懐かしさが蘇った。
   その表を眺めていて私の目についたのが曲そのものではなくて、2年以上連続して受賞した歌手だ。それを次に挙げるが、押しも押されぬ時代のスターということだろう。先出の森進一、沢田研二、テレサ・テン、浜崎あゆみ、氷川きよし。中で氷川きよしは3年連続をはじめ計8回受賞していて、回数としては突出している。それにしても歴代の有線放送大賞や紅白歌合戦の顔ぶれを見ると50年にも及ぼうという第一戦の歌手が少なくない。「人生50年」と言われた時代があるが、その時代ならオギャーと生まれた瞬間から寿命が尽きるまで歌手として活躍するということになるのだから驚きである。


   土俵外で大揺れの大相撲であるが、土俵でも目を覆いたくなるような惨状である。大相撲秋場所は9日目を終えたが、既に2横綱1大関が休場している中で、稀勢の里は4勝5敗の星でとうとう今日の10日目から休場となった。これで先場所同様4横綱中3人が休場という始末。先場所は日馬富士が11勝4敗の不満足な成績ながら辛うじて優勝を飾り、今場所は白鵬が一人9連勝で横綱の面目を保っているが、4横綱を合わせた先場所、今場所の成績はどうにもならないお粗末なものだ。
   改めて言うまでもないが横綱は『日下開山』とも呼ばれ、「天下無双(天下に並ぶ者のない)」の強くて立派な力士を意味するが、今は大関で2場所連続優勝またはそれに相当する者として興業上粗製乱造されているのが実態。横綱として真の力量・品格が伴っていないため、悪く言えばせいぜい「降格しないで済む三役」くらいの存在でしかない。日馬富士、鶴竜などの非力横綱、日本人横綱を待望したファンの期待を担って昇進した稀勢の里たちは一体どうすればいいのか。この10年というものモンゴル出身の白鵬一人に「負んぶに抱っこ」の大相撲の土俵である。土俵の上でも外でも抱えている問題は大きい。
   
    

 

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