陽だまりの旅路イスキア

あ、slice of life…日向香を感じる日々の暮らし…

昔の名前で出た句会で思ったこと

2022年04月17日 | tete a tete

マンションの植込みにムスカリが咲いていた
地中海沿岸によく咲いているらしい。
外来の花はやはりよく目立つ。見栄えがいい。
慎ましやかに咲く和花はいずれ巷から
淘汰されていくのだろうか。そのうち
歳時記にあっても見たことない人が
増えるのだろうと思うと何だか寂しい。

閑話休題。

さて、数年ぶりにかつて参加していた句会に出席した。
ここは俳句界には珍しく男ばかりの句会でしかも少数。
紅一点にゲストに女流俳人を招くという句会であった。
今は句会と言えばほぼ8割以上は女性が占める世界。
よってここはレアな句会でもあった。それがどうだ。
句会は女性も増えて隆盛を極めているではないか。

句のレベルも高い。正に継続は力であるを実感。
超結社という当初の理念が、いまやっと結実している
との実感を受けた。やっと形となって来たのである。
勿論これは結社という俳句インキュベーションを
否定する存在ではないしアンチテーゼでもない。
ただ、ここまで発展したのはこの句会の選者の
ある種の鷹揚さもたぶんに影響していると思う。

句会後の打合せに参加するため参加した句会
であったが、自分の句の出来よりももっと
色々と学ぶことの多かったこの日の句会であった。
どんなことも貪欲に吸収して学ぶこと。
それが大事なことだとつくづく感じた一日であった。
コメント

四月の花 土佐の三葉躑躅

2022年04月16日 | nonoka

春の花と初夏の花が交差する季節。
街角では花水木が咲き揃ってきたし
躑躅も咲き初めている。

さて、この花はトサノミツバツツジと言う。
植物学者の牧野富太郎氏が三十一歳のときに
発見した花だそうだ。高知県土佐に由来する。

躑躅が咲き始めると街中がとても明るくなってくる。
これから梅雨までは過ごし易い季節。そういえば
今日は突風に近い風が吹いた。青嵐だった。
コメント

馬酔木の花

2022年04月15日 | nonoka

馬酔木(あせび)の花が咲いている。

歳時記では四月の候に載っている。
この樹は枝葉に「アセボチン」という
毒を持っているという。馬が食べると
酔ったようになることから
そのような名が付いたのだとか。
「あしびの花」とか「あせぼの花」とも。
奈良の馬酔木は有名とある。
そういえば奈良には馬酔木の花が確かに
多い気がする。
コメント

うまいもの選 コロッケ

2022年04月14日 | slow gourmet

久しぶりに芦屋は竹園のコロッケを買いました。
もちろんミンチカツも。ここのミンチカツが
特にお気に入りです。夕方は並んでいることが
多いのでいつも空いている時間に頼んでおきます。
窓から夕暮の景を見乍らコロッケとビール。
最近こういう小さな仕合せがいいですね。

■あしや竹園
芦屋市大原町10-1 ホテル竹園芦屋1階
コメント

車の定期点検

2022年04月13日 | tete a tete

マイカーをディーラーへ定期点検に出す。
どうもbrisが不調で点灯しない不具があった。
特に運転に支障がある訳ではないのだが
警告の表示がいつもパネルに出るので鬱陶しい。
預かってもらい点検、修理することに。

後日連絡があった。
どうもバッテリーの容量低下が起因とのこと。
そういえばアイドリングストップの機能も
いつしか稼働しなくなっていたが、どうやら
これもバッテリーが原因らしい。
バッテリーが充電しても80%までしか
溜まらなくなってしまっているのであった。
一番の原因はドラレコの稼働時間。
そして次はやはり日々の走行距離不足。
もうほとんど遠出をしなくなってしまったから
バッテリーが十分充電しないのだ。
これは高齢者に多い現象だと言う。
一応brisのセンサーを交換しバッテリーも交換。

行動範囲が狭まるとよくあるとは知っていたが。
まあ高齢になるとおのずと走行距離は減る。
だから本当に車が必要かどうか?
田舎ならともかく都会では交通網が発達しているから
車なんてほとんど必要ないのかもしれない。
こんな車の使い方だと利便性と維持費を比べたら
やはりオーバーコストだろう。とは言ってもね。
あれば便利だし。ということでこの問題は
又も先送りすることに。
コメント

春の草 仏の座

2022年04月12日 | nonoka

春になるとあちこち野で見つかる花、仏の座。

ホトケノザと言えば春の七草ですがこの仏の座は
春の七草のホトケノザとは違うのだとか。

七種のホトケノザは黄色い花をつけるのだという。
“田平子”というのが春の七草のホトケノザだそうです。

ちなみに仏の座は季題ではありません。
コメント

バースデイ中華の夕べ

2022年04月11日 | slow gourmet

今月は誕生月である。お祝いをしてくれると言う。
とは言えど。別に誕生日だからと言っても
何が欲しい訳ではないし、歳を取ることが
嬉しい訳でもない。なんて言うと
身もふたもないし可愛げもないではないか。
歳を取るとこういうところが嫌いである。
自分で言うのも何だけどね。

なら、近場で美味しいものでも食べようか。
たいそうなことはしんどいから、歩いてでも
いけるお店でまあまあグルメ気分を味わえる処。
選んだのは魚崎にある中華屋さん。

「今日夜、席は取れますか?」「カウンターなら。」
ラッキーであった。それに私はテーブル席より
カウンター席の方が好きなのである。
向い合って食べるより並んで食べる方が気が楽だ。
それに厨房なども眺められるから飽きないのだ。
この店なら往復歩けばちょうどいい運動量である。

地図を見ながら探すと何のことはない。
二号線から甲南本通商店街をずんと下った処ではないか。
途中、商店街にある、いつかニュースで有名になった
とあるお肉屋さんを見たら営業していた。

本日のオーダーは以下
・口水鶏(よだれ鶏)美味!

・香菜(パクチー)のサラダ 香味がたまらん

・羽付特製餃子 円盤のよう

・鎮江黒酢のとろとろ角煮酢豚(メイン写真)
 見た目も味も強インパクト!本日一番高価な品。
・八種野菜の塩炒め 野菜のシャキシャキ感が良し。
 
・麻婆豆腐 辛さもグッド

・ずわい蟹のあんかけ炒飯 これは逸品だわ!

・麦酒
・上海サワー(紹興酒の炭酸割) いけるね。

ダイエットも忘れて結構喰ってしまった。
今日はバースデイだから特別だからいいか。
それでも胃がもたれるなんてことは無し。
なかなかのシェフがやっている店との印象。
大阪・阪神百貨店にも出店しているのだとか。
ワンランク上の街中華でございました。
誕生日に美味しいものを頂けて幸せでした。
ごちそうさまでした。

■老虎菜(ラオフーツァイ)本店
神戸市東灘区魚崎北町5-7-15 フェイバーハイツ 1F
コメント

余生、もういいかい 小椋佳コンサート

2022年04月10日 | slow culture

神戸国際会館、午後五時開演、小椋佳コンサートへ。
喧噪も若い熱気もなく、静かに並んでホールへと
エレベーターで向う列は、なんとまあ高齢者ばかり笑
ほぼ60代~80代の方々である。

“心は満ちて幕引きの時、SO-LONG GOOD-BYE”
とのリードコピー。“余生、もういいかい”
と銘打たれたファイナルコンサートツアー。
見納めになるかもしれないと思いチケットを取った。
しかしさすがに小椋佳さんも歳を重ねたなあ。
七十八歳だという。生前葬コンサートから
一周忌コンサートを経ての「もういいかい」
コンサートなのだそうだ。諧謔味のある自虐か?
でもあながちネタではないのだろうと思う。
足許も少し覚束ない様子であったし、以前比べて
やはり弱ったのか歌詞が聞き取りにくい。
しかしそれもOK。なんせオーディエンスも
同じ年代が多いのだから…共感するのである。

佳さんはこれまで三百人に曲を捧げてきたという。
想像していた以上にすごい数である。私と
彼との最初の出会いは高校三年生の時だった。
豆腐屋の同級生の家に遊びに行って初めて聴いた。
確かアルバム名は「彷徨」だったと記憶している。
その時聞いた「しおさいの詩」は正に青春の歌であった。
この日聞いても素晴らしい。やはり若い時に作った曲は
みずみずしくて勢いがある。一気にタイムスリップした。

本日の楽曲(一部抜粋)
・しおさいの詩
・俺たちの旅
・白い一日
・さらば青春
・愛燦燦
・愛しき日々
・山河
・夢芝居
・シクラメンのかほり etc…

来年一月までコンサートツアーだという。
正に骨身を削るパフォーマンスだと思う。
しかし改めて聴いてみて小椋佳は詩人だ。
平明でありながら言葉の感性が滴っている。
歌はメロディも勿論大事な要素であるが
歌はやはり詩だなあとつくづく思うのである。

人に恵まれ運に恵まれつくづくいい人生だったと
彼は何度も言っていた。やり残したことはもう
ないのであろう。おそらくこのコンサートも
ファンのために老体に鞭打ってやっているのだろう。
一ファンとしてはまだまだお元気で歌ってもらいたいが。
これで小椋佳は見納めとなるのは何とも寂しい。

■鑑賞記
小椋佳ファイナル・コンサート・ツアー
「余生、もういいかい」
2022年4月9日(土)17:00開演
神戸国際会館こくさいホール 1階8列にて
コメント

春の動物園 二宮金次郎

2022年04月09日 | slow life

キリン舎の植込みに何故か二宮金次郎さんが
薪を担いで本を読んでおりました。
懐かしいなあ。私の小学校時代には
校庭の一画の小さな森にその像はありました。
刻苦勉励の象徴が金次郎さんだったのです。
正式には二宮尊徳と申します。江戸時代
経世済民を目指して報徳思想を唱えた人です。
まあ、キリンさんには関係ないです。
コメント

2022桜の風景Ⅲ 枝垂桜

2022年04月08日 | nonoka

枝垂桜を見つめている二人がいました。

美しいものに永遠はない。
いつかこの桜も散ってしまう。
その刹那を見つめ合っているのでしょうか?

昨年は吉野へ行ってきましたが、案外
開花が早くて見頃は少し過ぎていました。
今年の吉野はどうでしょう?そろそろ見頃かな?

祇園白川沿の紅枝垂はどうでしょうか?
そろそろ見頃かな?
コメント