大阪・天満橋にある八軒家船着場。
桜の季節になると対岸の桜並木目当てに
アクアライナーなどの遊覧船が繁く行き交う。
ここは江戸時代、船宿などが八軒並んでいたことから
「八軒家浜」と呼ばれるようになったとか。
京の伏見と大坂を結ぶ「三十石船」の発着場として
栄えた。江戸時代、京から大坂へは船で6時間
逆の大坂から京ではなんと約12時間かかったそうだ。
またここは熊野詣の陸の拠点として賑わった。
この川港は平成20年にふたたび開港となる。
私もこの船着場の石段に腰を下ろして
かつての大坂の繁栄の歴史に思いを馳せながら
しばしゆく川の流れを見つめておりました。