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或る朝の献立
ごはん1杯、じゃがいも2コ、ぬか漬1皿。
昼ごはん
焼きいも2本、じゃがいも1コ、りんご1/4。
夜ごはん
ごはん1杯、焼きいも1本、焼き魚1切れ。
そしてたまのぜいたくに…。
うどん2日に1杯。味噌汁2日に1杯。
納豆は3日に2パックが食べられる。
牛乳は6日にコップ1杯が許され
たまごは1週間に1個だけ。
皆の楽しみのお肉はなんと9日に1食。
戦時中の食事?と思いきや
これは現在の
日本の国内自給で補う食事なのだそうだ。
(出典:農水省 国内生産で賄う食事)
2006年度で日本の食料自給率は39%。
ちなみに米仏130%。英独伊70~80%。
日本は2015年までに45%を目標に
日本食への回帰をPRする作戦。
私を含め、世のグルメ好きは
まさに砂上の楼閣ならぬ饗宴なのだ。
もしも、もしもの時が来たならば
私はあの時代を生き抜いた
昭和一桁世代である父さん母さんのように
この耐乏生活に耐えられるだろうか?
「こんな経験は俺たちだけで十分だ。」
「子らにはうまいものを食わせてやりたい。」
皮肉にも、父さん母さんからは
窮乏の食事をからだで学んではいなかった。
※注:畜産物の飼料の多くは輸入のため
畜産物の食料自給率は16%となる。
■参考 2007.8.26付日経新聞記事