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毎年、1月17日には神戸三宮の東遊園地に行きます。今年はあの阪神・淡路大震災からまる29年となりました。元旦に能登半島を襲った大地震。その発生時刻の午後4時6分には、ここ東遊園地でも犠牲者の方を悼み皆で黙祷を捧げました。
あの元旦の揺れは神戸でも感じました。意外と長い揺れに1月ということもあって、神戸の人間はほとんどの人が、記憶がフラッシュバックしたのではないでしょうか?私もどきどきして心拍数が上がっていました。
能登の被災地では神戸市役所や兵庫県庁関係の方もボランティアに駆けつけておられる報道を拝見しました。いろいろ十分な活動が行えずもどかしいこともあることでしょうが、現状できることを精一杯行って頂いているようです。神戸の地からは今はただ祈るばかりです。石川県は私の母一族の地でもあり、何回か親戚を訪れたことがあります。能登の方ではありませんが、私のとってもゆかりの地なので、時機が来たら私としてもできることを考えたいと思ってます。
今年は阪神忌を修し終えるとルミナリエが始まるようです。東遊園地や元町にかけての通りにはもうルミナリエの設えが整っておりました。このルミナリエ、以前は12月に開催されてましたが会場近隣の商店のかき入れ時と重なって商売に影響があったことや、企業の寄付金が細ったこともあり休止となっておりました。それが再開となったことは喜ばしいです。
阪神忌の後に開催する方が本来の意味での鎮魂のイルミネーションらしく、追悼の気持ちがより深まっていいと思います。勿論資金捻出という大きな課題があるので、有料の観覧もあるというのは仕方ないことでしょうが、あまり商業主義に走らるのは感心しません。私は追悼の心をもって、静かにこのルミナリエを訪れるつもりです。
黙とうの朝の静けさ阪神忌