平安夢柔話

いらっしゃいませ(^^)
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名古屋一泊一人旅 第1回

2015-08-16 10:43:58 | えりかの平安な日々 10~18
名古屋一泊一人旅 プロローグの続きです。

 自宅の最寄りの駅で名古屋までの往復切符を買い、ホームに降りていって思ったこと。

 ああ、暑い。この夏一番かも!

 今回も途中で、4週間に1回の病院受診をしていこうと思っていたのですが、これでは病院の最寄りの駅から病院までの往復で疲れてしまいそう…。

 で、病院の最寄りの駅に着いたら自宅の最寄り駅以上に暑い。なのでなるべくさっさと歩きました。ありがたいことに今日は目の調子が良いようで、晴れているにもかかわらず前がよく見えます。
 でも、病院までの約5分の間に水分が吸い取られたようで、病院の待合室で給水所に直行。事務の方に手伝っていただいて冷たい水を1杯、飲みました。そのあとすぐ体重測定だったので、もうちょっと我慢すれば良かったと、ちょっと後悔しましたが…。
 そのあと血圧を測りました。血圧は正常範囲ながらいつもよりやや高め。脈拍に至っては90もありました。暑い中歩いてきたので仕方ないよね。それにテンション高くて興奮しているし。

 診察室で診察を終えたあと、先生に
「今からどこかお出かけ?」
とたずねられ、
「名古屋に行ってきます。」
と返事しながら顔がほころぶのを感じました。

 そのあと血液検査。
こちらでは荷物を預かっていただきました。何しろ今日の荷物、友人から「恐妻家さんに渡して欲しい」と頼まれた荷物もあったので、いつもより多めです。「これから名古屋なので荷物が多くてすみません」と言いながら、こちらでもついつい顔がほころびます。
そうしたら処置室に名古屋出身の看護師さんがいらして、
「名古屋は暑いよ。静岡の比じゃないからね。覚悟しておいた方がいいよ」
と言われてしまいました。これ以上の暑さって?ちょっと想像できない…。

 病院から薬局、薬局から駅への道は日傘を差して歩きました。直接日差しが当たらないだけ楽なような気がしましたが、少し頭が痛くなってきていました。そして、駅に着いたときはほっと一息。再び電車に乗って静岡駅へ…。

 静岡では、いつもランチやカラオケにつき合ってくれる悠さんが、名古屋に行く前の買い物とランチをつき合ってくれることになっていました。駅に着くともう悠さんはすでに来ていて、まずお土産屋さんへ。そのあとキャッシュコーナーに行って用事を済ませると、すでに食堂街が開いている時間になっていました。

 そこで以前よく、だんなさんと一緒に入ったパスタの店に入り、私は本日のパスタ、ベーコンと夏野菜のペペロンチーノを注文。とても喉が渇いていたのでオレンジジュースをつけてもらいました。

 ランチを食べながら悠さんとおしゃべり。
 実は悠さんにも、30年間応援している俳優さんがいて、やはり一番辛い時期にその俳優さんのドラマを見たり歌を聴いたりして、とても助けられたそうです。なので私にとっての金吾さんとも通じるので、「そうそう、それわかるよね」と話が弾みます。
「えりかちゃんは、ライブが始まる直前の今が一番幸せだよね」
とも言われてしまい、その通りだと思いました。

 食事が済むともう、12時半近くになっていたので新幹線の改札へ。
 悠さんが
「今朝、家の方は空が暗かったよ。やっぱり雨が降るのかなあ」
と言っていたので、天気予報通り激しい雷雨になって新幹線が止まってしまったら大変!と思い、1時前の新幹線に乗ることにしました。

 改札口で悠さんと別れ(つき合ってくれてありがとうね)、名古屋までの駅の案内をお願いしました。まだ少し時間があるので待合室に案内されたので、座席に座って携帯でネットチェック。twitterやFBにたくさんのコメントが来ていました。まずtwitterの方に返信。

 間もなく駅員さんが迎えに来て、下りの新幹線ホームへ。いつも、金吾さんのライブに行くときは上りのホームなので何となく新鮮でわくわくします。

 こうして無事に1時前の新幹線に乗ることが出来ました。かなり込んでいて、やっと開いていた3人掛けの通路側の席に座りました。お土産を買ったので更に増えてしまった荷物をテーブルの上と床の上に置き、ショルダーをしっかり抱えて座り、ほっと一息。

 そしてまず、FBのコメントに返信。しばらくネットサーフィンしているうちに掛川に到着。降りる人がかなりいて、少し席が空いたようです。
 すると、私の隣に座っていた方が、
「私、後ろの席に行きますからここ使っていいですよ」
と言って下さいました。私の荷物が多いのを見かねたのかもしれませんが、気を遣って下さり感謝。この先、それほど人が乗ってこなかったので、ありがたく荷物を置かせていただきました。

 頭の方はランチの間もずっと痛かったのですが、新幹線に乗っても治まりませんでした。そこでめがねを外し、ボイスレコーダーで音楽を聴いてぼうっとすることに。新幹線で目的地に向かう途中、好きな音楽を聴き、わくわくしながら過ごすこの時間が好きです。

 それで、豊橋から三河安城までの間にちょっとうとうとしたようで、三河安城に着く頃にはありがたいことに頭痛が治っていました。5月のライブの日の頭痛は更年期障害でしたが、今回は暑さのため軽い熱射病になっていたのかもしれません。

 名古屋に近づいた頃、車掌さんが席まで迎えに来て下さいました。そして間もなく到着。
 覚悟はしていたものの、降りた瞬間思ったこと。

暑い!まるで体の中から水分が一気に全部吸い取られそう・。

 頭も再び痛くなってしまいました。

 それでも案内して下さった駅員さんが親切な方で一安心。静岡駅で、「マリオットアソシアホテルまで案内して欲しい」と言っておいたのがうまく伝わっていなかったようですが、快く案内して下さいました。

 ホテルまでは複雑な道で何回も階段を上り下りし、頭痛も手伝ってかなり疲れてしまいましたが、15階にあるフロントに上がるエレベーターに乗ったときはほっと一安心。

 で、フロントが15階というのもびっくりしましたが、そのフロントが広くてきれいで更にびっくり。さすが高級ホテル。

 ただ、チェックインにちょっと時間がかかり、ここでも少し疲れてしまいました。

 実は私、朝食はルームサービスにしてもらおうと思っていて、そのことを1週間ほど前に電話で頼んでおいたのでした。普通の朝食に較べて300円高いだけだし、何より視力の弱い私は食堂までの移動も大変、大勢の中で食べるより、一人で部屋でゆっくり食べた方が楽だと思ったので。

 それでまず、そのルームサービスの手続きをすることに。

 で、ルームサービスの朝食のバリエーションの多さにびっくり。
 パンの種類や卵の調理方法、付け合わせの種類を選べるのはどこのホテルにもあることですが、サラダのドレッシングを選べるなんてすごい!
 ホットの飲み物も、コーヒーや紅茶だけでなく、ココアやホットミルクまであるなんて…。
 せっかくなのでホットミルクを頂く事にしました。

 そして、今夜、打ち上げで帰りが遅くなることを考えて、朝食は10時に持ってきてもらうことにしました。ちなみにこちらのホテルは2時からチェックインでき、12時までにチェックアウトすればOKとか。こういうところもさすが高級ホテルだと思いました。

 ところが、ルームサービスの手続きが終わると
「では、一時お預り金を頂くことになるのですが…」
と言われちょっとびっくり。しかも請求された金額はこちらのホテルの宿泊代と朝食に用意していた金額と同じだったのですから。
でわたし、思わず、
「一時お預り金ということは、明日のチェックアウトの時にまだ請求されるのですか?」
と聞いてしまいました。
「いえ、場合によっては少しお返しする場合もございます。」
ああそうか、こちらのホテルも一応、前払いってことなのね。何となく納得。
 というわけで請求された金額をその場で支払いました。かんがえてみると、大きいお金を手元に置いておくより、こうしてさっさと支払ってしまった方が安心です。

 最後に明日の名古屋駅までの案内も予約し、29階の部屋に向かいました。もちろん案内つきです。

 部屋に入ると明るくて広くてびっくり。
 しかも案内係の方、部屋に何があるか説明して下さいました。コンセントの位置やシャンプー、歯ブラシ、タオルのある場所など、私の質問にも丁寧に答えて下さいました。

 そして、私が思いきって
「部屋への送り迎えってして下さるのですか?」
と聞いたところ、フロントに電話して下されば対応しますとのこと。

 案内係さんが帰ったあとも、わあ、さすが高級ホテル、まるでセレブになったみたい…と興奮していました。早速twitterとFBにそのことを投稿。
 考えてみたらこんな高級ホテルに泊まったのは、4年前の広島旅行以来かも。だんなさんと一緒の最後の遠出になってしまった旅行ですが…。

 しばらくそんなことを考えていましたが、そうそう、色々やることがあるのよね。
 まず、夕方に迎えに来て下さる恐妻家さんにメールを書かなくては。
 そこで、名古屋に無事に到着したこと、フロントは15階なので、すみませんが上がってきて欲しいことを書いて恐妻家さんのメールアドレスに送信。
 ところが…、
 送ったメールは送信エラーになってしまったのでした。一緒に、「アドレスをご確認下さい」というメールも送られてきて。
 それで、FBのメッセージに送っていただいたメールアドレスを確認してみましたが、よくわかりませんでした。何しろパソコンがないので、一字一字、文字を確かめるのは不可能でした。
 そのうち友人から電話がかかってきて少し時間も経ってしまったので、FBのメッセージにメール本文をコピーし、「送信エラーになってしまったのでこちらから送ります。」という追伸を添えて、恐妻家さん宛に送信。どうか気がついて下さいますように…。

 部屋は涼しくて快適だったので、ありがたいことに頭の痛みも少しずつ治まってきました。そこで出かける前にシャワーを浴びることに。
 そのあと歯みがきと洗顔。そして化粧をしたら時刻はすでに5時前。
 恐妻家さんは「5時半に迎えに行きます」とおっしゃっていたので時間がない…。急いで持って行く荷物を確認。
 ちなみに、今日はだんなさんには留守番をしていただくことにしました。写真を入れるとショルダーがしっかり閉まらないのですよね。打ち上げもあるし、やはり今日はショルダーをしっかり閉めた方が良いと思って。
 それにここは高級ホテルだから、だんなさん、きっと居心地がいいよね。

 時間があったら少し横になって休もうかとも思っていたのですが、そんなわけで忙しくてほとんどその暇がありませんでした。まあ、横になって寝てしまい、寝過ごしたら大変ですものね。

 そんなわけで5時25分にフロントに電話し、部屋までのお迎えをお願いしました。
 そうしたらそれから2,3分経ったころ、携帯電話が鳴ったので出てみると恐妻家さんからでした。あと10分くらいで着きますとのこと。私のFBメッセージも、お知らせメールが送られてきたため見て下さったとのことで、ああ一安心。

 ところが、お迎えがなかなか来ませんでした。え~、どうして?恐妻家さんをお待たせしてしまったらどうしよう…。こういう時ってどうして、時計の針が進むのが早く感じるのでしょう。
 そのうちようやくお迎えの係の方がいらしたので急いで荷物を持ち、フロントに連れて行っていただきました。恐妻家さんはすでに来られていました。やはりお待たせしてしまったようです…。

 ところで…。

 私はホテルから会場のDOXYへの道のりも心配だったのですが、帰りも同じように心配でした。打ち上げに参加すると帰りは深夜になってしまうので、どうやら特別な入り口からでないと入れないようなのですよね。
 まあ、打ち上げに参加した方の中には名古屋駅に向かう人もいらっしゃるだろうから便乗させてもらえばいい…とも思っていたのですが。そう、何とかなるよねって思っていましたが、一応、ホテルの人に聞いておかなくては…。
 で、ホテルの方に深夜にはどの入り口から入ればいいのか、タクシーはそこまで行ってくれるのか、尋ねてみました。
 そうしたら恐妻家さんが、
「いいよ、帰りもここまで送るから」
と、言って下さったのでした。もう、ありがたいやら安心するやら…。

 それで、ホテルの人と恐妻家さんが打ち合わせをするのを横で聞いていたのですが、名古屋の地理は全くふあんないなので、「ここに○○があります」と言われても私は何のことなのかさっぱりわからない。
 わかったことは、駐車場からエレベーターを上がり、入り口を入ってくればいいとのこと。そして、その入り口は24時間開いているんだ~と判断しました。

 こうして心配事も全然なくなり、私たちはフロントから外に出ました。そうしたら夕方だというのにものすごい暑さ。
  エレベーターを待っている間に、友人から預かった荷物と静岡で買った私からのお土産を恐妻家さんに手渡しました。特に友人から預かったものを無事に渡せて一安心。

 で、エレベーターで下に降りると更に蒸し暑い。再び体の中から水分が吸い取られて
いるのを感じました。
 栄に行くには確か地下鉄でないと行けないはずなので、階段をたくさん上り下りしなければならないよね。そうしたらまた、確実に頭が痛くなる、どうしようと思ったら、暑いからタクシーで行くと恐妻家さんが言って下さったので、「良かった~」と思いました。

 というわけで、無事にタクシーに乗り込んだ私たち。空は素晴らしい晴天で雨の心配は全くなし。いよいよ、金吾さんの名古屋ライブに初参加するため出発です。

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