平安夢柔話

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管理人えりかの趣味のページ。歴史・平安文学・旅行記・音楽、日常などについて書いています。

最近購入した本&今読んでいる本

2009-12-08 21:40:43 | 読書日記
 久しぶりにamazonでお買い物。

 「伊勢斎宮の歴史と文化」 榎村寛之 塙書房
 「平家の群像 ー物語から史実へ」 高橋昌明 岩波新書
 「謎の旅人 曽良」 村松友次 大修館書店

の3冊を先週末に注文、昨日、手元に届きました。本が入っている箱を開けるとき、更に、買ったばかりの本を開くときはわくわくします。(^^)

 このうち、「謎の旅人 曽良」は、「奥の細道」の旅で松尾芭蕉に随行した曽良の人物評伝です。以前に読んだことがあり、最近、もう一度読みたいと思って家の1階にある書庫を探してみたのですが、何度探しても見つからないので、思い切って買うことにしました。
 私にとって、「奥の細道」は、芭蕉が仙台や金沢のような外様藩の領地に長く滞在していることや、病気療養のために山中温泉で芭蕉と別れた曽良がなぜか、大垣で芭蕉を出迎えているところなど、謎だらけの古典です。この本を読む前に、「奥の細道」も読み返してみなくては。

☆現在、読んでいる本

 「斎宮女御徽子女王 ー歌と生涯」 山中智恵子 大和書房

 私が最も興味のある斎王、徽子女王の人物評伝。彼女の歌や、当時の時代背景をもとに、その生涯に迫っています。当時の史料や彼女の歌が原文のまま引用されていますが、現代語訳はほとんどついていないので難解な箇所もありますが、「徽子女王についてもっともっと知りたい」という強い気持ちがあるせいか、わりとすらすらと読めています。
 現在、娘の規子内親王の斎王卜定の手前あたりです。いよいよ徽子女王の二度目の伊勢下向の場面が近づいてきました。楽しみです。

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