平安夢柔話

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清少納言と気持ちが通じ合えた瞬間

2009-06-16 18:14:58 | えりかの平安な日々 04~09
 昨日は用事があってお昼からお出かけ、電車に乗って静岡に行って来ました。最近、こうしてお出かけすることが多いです。これからの1週間の間も2回、静岡に出かける予定が入っています。

 そう言えば2年前の今頃は本当に体調不良で、出かけるのがおっくうでした。でも最近は、出かけるのが楽しみです。以前よりも疲れなくなりましたし。体調が良いというのはありがたいことですね。

 ところが昨日はちょっと疲れてしまって、でも、夜になってもやることがあって、11時半にやっと就寝。眠いのですぐに寝つけると思ったら、耳元でいや~な音が…。変に高くて耳障りで、おまけに人の血を吸う蚊が、私の顔の周りを飛んでいたのです。しかもさされたようで、かゆくてたまらなくなりました。
 確か蚊取り線香の火をつけておいたはずなのに…と思い、だんなさんに見てもらったところ、しっかり消えていました。それでもう1回火を入れ直し、気を取り直して目をつぶったのですが、なかなか眠れません。多分、寝つくまで1時間くらいかかったと思います。本当に憎らしい蚊!

 そして今日、「枕草子」を読んでいたら、面白い箇所を発見しました。
 「憎らしきもの」の段で清少納言も、「眠いと思って横になっているとき、蚊が細い声で鳴きながら顔のそばを飛んでいるのは憎らしい。」と書いていたのです。思わずにやりとしてしまいました。千年前の清少納言と気持ちが通じ合ったような気がして、何となく嬉しかったです。

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