平安夢柔話

いらっしゃいませ(^^)
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地元が舞台の歴史小説

2007-11-07 19:26:51 | 読書日記
 最近、またちょっと太ってしまったかもしれないな…と気になっています。やっぱり薬を一つ減らしてもらったせいかな?それに最近、一人で夕食を食べるのがおっくうで、だんなさんが帰ってきてから一緒に食べる、つまり止められている10時半の夕食を食べることもしばしばです。まずいですね。体の調子は悪くないのですけれど…。でも、この前の血液検査で脂肪とコレステロールが正常値ぎりぎりだったり、白血球がやや多かったりと気になることも多いので、来週の診察の時に先生に色々聞いてみようかなとも思っています。

 それでも、上で書いたように体の調子は悪くなく、動き回っても前ほど疲れなくなりましたし、何よりも本を読む意欲がわいてきたのが嬉しいです。次は田辺聖子さんの「新源氏物語」と「霧深き宇治の巻」を通して読みたいなとか、久しぶりに如水さんにお会いしたいとか、色々考えてわくわくしています。こんな風に思えるようになったことも元気になった証拠なのかな。

 それで今読んでいる本、「姫の戦国(永井路子著)」、あと4分の1くらいです。実は以前一度図書館から借りて読んだことがあったのですが、今回また急に読みたくなり、「日本の古本屋」を通して購入しました。一度読んだはずなのにほとんど覚えていなくて、今回初めて読む本のように楽しんでいます。

 さて、この本は、京都の公家の娘で、20歳くらいの時に駿河の戦国大名、今川氏親に嫁いできた女性、つまり今川義元の母、寿桂尼を主人公にした歴史小説です。現在放映中の大河ドラマ「風林火山」にも登場する寿桂尼ですが、この本でも、権力を持った、しっかり者の女性に描かれていて頼もしいです。

 しかもこの小説、私の地元が主な舞台になっているところが嬉しかったりします。江尻の港(清水港)とか、富士、焼津、、浜名湖……、「みな私の知っている世界だわ~」とわくわくです。

 そして、寿桂尼が住んでいた今川館、実は今の駿府城のすぐ近くなのだそうです。私は、平成7年1月から約2年半の間、駿府城の外堀のそばに住んでいましたので、ひょっとしたら寿桂尼と同じ地面を踏みしめたことがあったかもしれません。それで、読んでいると寿桂尼に親しみを感じます。いつか今川家ゆかりの史跡巡りをしてみたいです。読み終えたら、「図書室3」でレビューを書けるといいなと思ってもいます。

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