平安夢柔話

いらっしゃいませ(^^)
管理人えりかの趣味のページ。歴史・平安文学・旅行記・音楽、日常などについて書いています。

アットホームで楽しい夜 ~濱田金吾さん名古屋ライブ2016年6月25日

2016-07-09 19:32:41 | えりかの徒然なるままに
 6月25日、またまた行ってきました。今回で通算13回目となる濱田金吾さんのライブ。今回も楽しい思い出を残しておきたいのでレポートしてみます。

 場所は名古屋栄のDOXY。こちらのライブには昨年に引き続いて2回目の参加となります。

昨年の名古屋ライブのレポートはこちら

 今年も昨年と同じ席で観賞。ステージからは少し離れていますが、音がまっすぐに聞こえてくる最高の席。ただ、少し風邪気味で時々咳き込んでしまいましたが、大きく体調を崩すこともなく楽しく参加できました。

 オープニングは打ち込みの「なんちゃって君(金吾さん、私が何人もいると思って下さいと言っておられました)」を使って、「Fool in the city」。最近、この曲がオープニングになることが多いような…。アップテンポの曲なので、最初からテンション上がりました。風邪気味なので一緒に歌うのはやめましたが。
 2曲目もなんちゃって君を使って今度はしっとりと「ダイアル045」。
 3曲目は金吾さんの弾き語りで「横顔のタクシードライバー」。

 そして4曲目からは、昨年に引き続いてのゲスト、石川総彦さんの登場。
 昨年も書きましたが、石川さんは私が二十歳の時に大ヒットした「ふられ気分でロックンロール」のTOM CATの初代ベーシストです。なので当時、テレビにもよく出ていたとか。
 金吾さんとは40年来の親交があるそうです。昨年に引き続いてのゲストということで、楽しみにしていました。

で、金吾さん、
「では、今からHotel Surf riderね」
と言うと石川さん、
「あれ?listen babyではなかったですか?」

 それを聞いて私、思わず、「え?listen baby」やるの?と口から出ていました。小さな声でしたけれどね。
 「listen baby」はバンドで楽しくやりたい曲らしく、BITのバンドライブでしか聴いたことがなかったので、わあ、別バージョンで聴けるなんて嬉しい♪と思ってしまったのですが。金吾さん、
「それはあとで」
ですって。

 そんなわけで金吾さんのピアノと歌、石川さんのベースで「hotel surf rider」が演奏されました。息がぴったりでいい感じ。
 続いて「PIANO MAN」。いつものように「I love you I need you I want you」の部分をみんなでコーラス。「ここのパートは女性がいいと思うよ」と金吾さんが言ったので、私は一番高いパートを歌いました。わあ、風邪ひいているのに声が出る~、夕食後に咳止めを飲んだからかな?と、ちょっと安心もしましたが。
 いずれにしても、みんなでコーラスなんてライブならではだよね。楽しい~。(^^)

 その次は、2枚目のアルバムからとのこと、あ、「listen baby」かな?と思いましたが。始まった曲は「bedside moon」。嬉しい~。しかもピアノバージョン。。
 この曲はギターの弾き語りで1回、バンドで3回聴いたことがありますが、ピアノバージョンは初めて。しかも石川さんのベースがいいアクセントになっていてとっても素敵。金吾さん、この曲を演奏する前に、「あまりやりたくないんだけどね。」と言っておられましたけれど、この曲、ますます好きになりました。

 そして今度こそ「Listen Baby」が演奏されました。ギターとベースの演奏、とても新鮮でした。曲の楽しい雰囲気も全然失われていませんでしたし。この曲のアコースティックバージョンもいいなあ。
*帰宅して気がついたのですが、この曲、バンド演奏の他、2014年4月の松下誠さんとの2人ライブで聴いていました。どうして忘れていたのか不思議ですが。でも、石川さんとのコラボも、誠さんとのコラボに負けないくらい良かったです。

 更に「シャワールームのある風景」。この曲、今回もお隣だった恐妻家さんと「石川さんとのコラボで聴いてみたいよね」と、ライブが始まる前に話していたのですよね。期待通り、ベースとギターでジャジーな曲が素敵に演奏されました。そしてラストの「生きてくことは忘れること」、心に浸みます。
 ここで石川さん退場。

 一人になった金吾さん、なんちゃって君」の演奏で始まったのは、君はもう泣いちゃいけない」。
 好きな女の人が他の男の人の所に行ってしまったけれど、「君はもう泣いちゃいけないんだよ」と暖かく見守るという、本当に優しい曲。
 この曲はCD化されていないので、ライブでしか聴けません。私はこの曲を聴くのは2回目、聴けて良かったです。この曲のCD化希望。

 続いて弾き語りで、西城秀樹さんに提供された「once again」。
 夜の海辺で聴きたくなるような、ジャジーで素敵な曲です。生で聴けて幸せ。(^^)

 こうして1-set終了。
 もう最高のラインナップで、今回はどうしようかだいぶ迷ったけれど来て良かったと思いました。思わずtwitterで、「今日のセットリスト最高」とつぶやいてしまった私です。


 2-setのオープニングは、
「めったにやらない曲をやります。アレンジは違いますが。」
とのこと。
 なんちゃって君の演奏でスタートした曲、さて、何かな?という感じ。midnight boxerかな?と一瞬思いましたが結局歌い出しまでわかりませんでした。
 始まった曲は「街のドルフィン」。生で聴くのは初めて、夏らしいポップな曲です。とても楽しい気分になって、所々一緒に歌わせていただきました。
 2曲目は、2ヶ月半前の大阪ライブに続いて聴くことが出来た大好きな「TROPICAL Fish」。会場は梅雨のじめじめを吹き飛ばしてもう夏気分です。

 そして3曲目は高橋真梨子さんに提供された「二人でスローダンス」という曲。
「知っている人」
と金吾さんが会場に呼びかけたところ、一人しか手が上がらなかったみたいで。
「では、知っている箇所があったら一緒に歌って下さい」
とのこと。いいな~。私も知っていたらお言葉に甘えて一緒に歌ったのに。そう、この曲は全く知らなくて、今回初めて聴きました。大人のバラードという感じの素敵な曲。

 次の曲は太田裕美さんに提供された「青空の翳り」でした。
「この曲知っている人」
と金吾さんが言ったのでもちろん手を挙げさせていただきました。かなり手が挙がったようで。
「では、一緒に歌わなくていいです。心の中で歌って下さい」
とのことでした。でも、時々口ずさんでしまいましたが。
 この曲はもうすっかり私のカラオケのレパートリーになっているのですが、とても難しくてなかなかうまく歌えません。キーを下げれば低い方が出ないし、上げれば高い方が出ないし。私がカラオケで歌わせていただいている金吾さんの曲の中では一番難しいです。
 でもそれをピアノの弾き語りでさらっと歌ってしまう金吾さんはやっぱりさすがです。

 そして次の「American Night」からはふたたび石川さん登場。

 やはり、お二人のコラボは素敵だなと思いながら聴かせていただきました。特に「裏窓」の石川さんのベースがすごかった。金吾さんにも、「松下誠より弾きまくっていたね」と言われていましたっけ。

 演奏も素敵ですが、MCも面白かったです。

 石川さんの本業は食品会社の社長さんなのですが、水ようかんが有名なのだそうです。
 他にソフトクリームも売っているという話になって、金吾さん、
「それ、どこで買えるの?」と尋ねると
「ホームページでお買い上げ頂けます」
とのこと。どうやら、普通のアイスクリームのようにカップに入った状態で売っているのだそうです。
 それを聞いたら私、冷たくて甘いアイスクリームが突然食べたくなってしまいました。風邪をひいているので体が欲していたのかも。
 そんなことを考えていたら石川さんが
「食べると太ると思います。」
といったので爆笑してしまいました。でも、それを言ったらおしまいなのでは。

 あと、金吾さん、時々ギターのチューニングをしていたのですが。
 チューニングをしながら、
「年を取ると耳もだめになってしまうんだよね。公園なんかにある若い人よけのモスキート何とかっていうの、聞こえる人いる?」
 そうしたら名古屋の常連さんの二十歳の娘さんがいらしていて、その方にはしっかり聞こえるのだそうです。すごく嫌な音とか。
 多分、学生時代に受けた聴力検査で、最後に聞こえたシューっという嫌な音のことだと思うのですが、私も今は聞こえないだろうなあ。結論、この会場で聞こえるのは二十歳の娘さんだけということですね。それで金吾さん、
「公園でそんな音を出していたら、老人のたまり場になってしまうよね。」
 確かに~。

 と、本当にたくさん笑わせていただきました。

 でも、楽しい時間はあっという間で、2-setラストの曲に。

 そのラストの曲は、リクエストがあったので季節感に関係なく選曲したとのこと。えっ、もしかしてもしかして。
 、でなんちゃって君の演奏で始まった曲、やはり「海風通信」でした。ああやっぱりこの曲、三十数年前から今までずっと好きだなあと思いながらじっくりと聴かせていただきました。

 そして曲が終わるとアンコールの拍手、なのですが、金吾さん
「では次行きます」
 そうそう、昨年もこんな感じだったのよね。名古屋では2-setが終わるとすぐにアンコールが始まるようです。

 始まった曲は「May sick」。手拍子で盛り上がって楽しい~。ああこの時間が終わらなければいいのにと思いました。
 2曲目の「GATSBY WOMAN」も時々一緒に口ずさんで楽しかったです。

 そして正真正銘のラストは、みたび石川さんとのコラボで「真夜中のテニスコート」
 少し寂しくなってしまいましたが、こちらもじっくりと聴かせていただきました。この曲も大好きなのです。

 こうして、楽しくて、アットホームで、素敵なライブが終わりました。体調を崩さず、3時間近くめいっぱい楽しめて良かったです。

 素敵なライブを聴かせて下さった金吾さんと石川さん。
 楽しい時間を共有した参加された皆様、
 ありがとうございました。

 来年の名古屋ライブは、何度か東京のBITに一緒に行った友人たちと来られると良いなあと思っています。

 そして、金吾さんのライブへの次回参加は。
 来月末の代々木のグリーンスポットというお店でのお食事つきライブに参加します。初めて行くお店、そしてめったにやらない曲をたくさんやって下さるライブということなのでとっても楽しみです。((o(^-^)o))

濱田金吾さんの公式ホームページこちらのページにて、2016年6月25日のセットリストをご覧頂けます。

☆コメントを下さる方は掲示板へお願いいたします。
トップページへ

幸せで楽しい時間 ~濱田金吾さん大阪ライブ2016年4月9日

2016-04-16 19:19:58 | えりかの徒然なるままに
 4月9日、またまた行ってきました。今回で通算12回目となる濱田金吾さんのライブ。今回も、楽しい思い出を残しておきたいのでレポートしてみます。

 場所は、大阪のMister Kelly's。私にとってはこちらは2回目となります。
 今回のライブのあと、次回の参加は未定、多分、3~4ヶ月以上、感覚が空いてしまうと思います。なので少し寂しい気持ちもありますが、だからこそ余計なことは考えないで思い切り楽しもうと心に決めていました。

 今回のオープニングは打ち込みの「なんちゃって君」を使った「GOOD LUCK CITY ROMANCE」。この曲、ライブではオリジナルとアレンジが違っていて、それもとてもおしゃれなアレンジで気に入っているのです。このバージョンでCD化して欲しいなあと思ったりしますが。
 2曲目は格好良いロック「RUN THRU THE NIGHT」。今回は最初から結構、飛ばしていますね。
 続いてギター弾き語りの「GIRLS」。この曲はバンドでしか聴いたことなかったので、弾き語りは新鮮でした。なかなか良い感じ。
 こうして楽しく素敵な雰囲気で始まったライブ、今回は最前列のほぼ真ん中の席だったので、迫力ある音がまっすぐに聞こえてより楽しむことが出来ました。

 ところで金吾さん、MCで、阪神タイガースが今年ペナントレースで優勝したら11月のライブで「六甲おろし」を歌うと宣言。これって、毎年のことのようですが、私はファンの方からのリクエストなのかなと思っていました。でも、ご本人から言い出したことだったのですね。
 で、この宣言に拍手した方々につられて私も思わず拍手。そうしたら金吾さん、
「今、拍手した人にはジャイアンツが優勝したら闘魂こめてを歌ってもらうから」
ですって。えっ、私、タイガースファンでもジャイアンツファンでもないんですけれど…。
 ちなみに「六甲おろし」と「闘魂こめて」は作曲者が同じなのだそうです。知らなかった。

 今回はリクエスト曲中心ということで、普段あまりやらない曲をたくさん聴くことが出来たのですが、1-setのサプライズは西山浩司さん(イモ欽トリオのワルオさん)に提供された「Lovers Travelin'」でした。
 アイドルソングとのことでしたが、金吾さんのピアノの弾き語りで演奏されたこの曲、とても良かったです。ああ、金吾さんってやっぱり素敵な曲を作る方なのだなって再認識。
 ちなみに西山さんは、金吾さんのライブに時々来られているそうで。私が欠席した昨年7月のBITのライブも聴きに来られていたそうです。

 このようにして、生活環境が変わり引っ越しの多いこの時期の定番「東京 come & gone」で1-setはおしまい。

 そして、休憩を挟んで2-setへ。最初からサプライズが待っていました。

 2-setのオープニングは「天国からのリクエスト」ということで選んだ曲とのこと。
 金吾さんが、松下誠さんとこの2月22日に亡くなった村田和人さんに呼びかけて作った幻のユニット「moon kids」の曲をやって下さるとのことで思わず拍手をしてしまいました。そうしたら続いて会場全体が拍手。でも、真っ先に反応したのは私だものねと、ちょっと得意になったりもしましたが…。
 演奏されたのはなんちゃって君を使って、「風邪の島」という曲。この曲、聴いてみたかったのよね。(^^)
 で、期待通り、明るくさわやかな曲。金吾さんの声にもとてもよく合っていましたが、村田さんが歌っても合いそう…と思ってしまいました。もう一度聴いてみたい~。

 そして この曲のあとに更にサプライズが。
 ライブのアンケートの「これから聴いてみたい曲」に何度か書いた「TROPICAL FISH」が演奏されたのでした。思わず「嬉しい~」と口から出ていました。この曲もポップでさわやかで、昔から大好きなのです。

 しかし~、
 このあとすぐ、今回のライブ最大のサプライズが待っていました。

 金吾さん、「今まで単にやりたくなかったからやらなかったのだけど、次は滅多にやらない曲をやることにしました」とのこと。
 しかもファーストアルバムに入っていて小林和子さんの作詞、えっ、もしかしてもしかして。((o(^-^)o))お隣りの席の恐妻家さんとうなずき合ってしまったのですが。

 私はファーストアルバム「Manhattan in the Rain」を時間がないときに聴くときは、「modern times」「Sunrise Sunset」、そして「holiday」を聴くことにしているのです。つまりこのアルバムではこの3曲が特に好きなのですよね。
 このうち「holiday」だけはまだ、生で聴けていませんでした。しかも、過去3年くらいのセットリストを見ても、なぜかこの曲が演奏されていないようなのです。
 で、今年のお正月、金吾さんのフェイスブックのページで恐妻家さんとこの曲の話になって。
 恐妻家さんは8年くらい前から金吾さんのライブに参加するようになったようなのですが、この曲が聴きたくてずっと、アンケートの「これから聴いてみたい曲」に「holiday」と書いていたそうです。でも、8年間聴けないでいるとのことでした。
 なので私、「それなら援護射撃します」と言ってしまったのですよね。何よりもこの曲、生で聴きたいし~。
 ということで、2月のアンケートの「これから聴いてみたい曲」に「holiday」と書いてしまったのでした。

 で、金吾さんのギターの弾き語りで始まった曲は思った通り、「holiday」でした。(^^)ああ、もう、この曲を聴けただけでも5時間かけてここに来て良かったと思いました。
手拍子しながら時々口ずさみ、幸せなひとときでした。
 曲が終わると力一杯拍手。そろそろ拍手を辞めようかなと思ったら、恐妻家さんがまだ拍手をしていたのでわたしも続けることに。そうしたら最後には拍手をしているのは私たち2人だけになって、会場が大爆笑。
 で、金吾さんに、
「そこの2人がやれやれって、メールでいじめるんだもの」
と言われてしまいました。
なので私
「あの、メールはしていないんですけれど…」
と言ってしまったのですが、考えてみたらアンケートに書いているので(ちなみに私はアンケートはいつもメールで提出しています)しっかりメールしていたのですよね。
「 でも、やはり伝えたかったので、
「この曲を聴けただけでも来た甲斐がありました」
といったら、
「それなら他の曲辞めようか」
と言われてしまいました。そんな~。で、
「他の曲も聴きたいです」
と返事。曲が終わったあとも楽しいひとときでした。

 そのあとも、「Jazz singer」「シャワールームのある風景」(この曲の、生きてくことは忘れることという歌詞、やっぱり心にしみます)など、素敵な曲をたくさん聴かせていただいたのですが、一番、感動したのは高橋真梨子さんに提供された「My city lights」でした。この曲も「天国からのリクエスト」とのことでした。

 1ヶ月ほど前に、金吾さんのライブの昔からの常連さんで東京在住のEさんが亡くなりました。
 私はEさんとは面識はなかったのですが、金吾さんの掲示板やフェイスブックでよく、お名前をお見かけしていました。ハンドルネームが私と似ていたので何となく親しみも持っていましたし、なによりも、同じ金吾さんファンとしてBITで楽しい時間を何度も何度も共有していたと思います。なので知らない方のような気がしなくて、亡くなったとうかがったときはそっと手を合わさせていただきました。.
 そのEさんがよくリクエストしていたのが、「My city lights」と、ユーミンの「卒業写真」だったのだそうです。
 日本の曲のカバーを滅多にやらない金吾さんが度々「卒業写真」を演奏していたのはそんな理由があったのですね。私も昨年3月のライブで聴かせていただきました。金吾さんの優しい声が心にしみて感動したのを思い出します。
 で、金吾さんはEさんのお葬式の時、「卒業写真」を歌ってお見送りしたのだそうです。Eさんのご家族やご友人に対して本当に失礼になるかもしれないと思いましたがあえて書かせていただきます。私はこの話をうかがったとき、亡くなった方のことを初めてうらやましく思いました。

 今回のライブでEさんに捧げられた「My city lights」、初めて聴いた曲でした。優しいバラードで感動しました。こちらももう一度聴いてみたいです。

 このようにして、2-setもラストに。
 ラストはアニメの曲とのことだったので「アーシアン」の曲を期待していたのですが。
 期待通り「Because」をやって下さって大感激。アーシアンの曲を生で聴いたのは初めてなのでは。しかもこの曲その中でも特に好きなのです。

 というわけでアンコールへ。

 アンコール1曲目は「GATSBY WOMAN」。この曲、いつも手拍子で盛り上がってとても楽しいです。
 続いて「May Sick」。
 そう言えば、1-setの最初の方で金吾さんが、「初めて来た人は?」と会場に向かって尋ねたとき、この曲が聴きたくてライブに初めて来たという方がいらっしゃいました。で、金吾さん、
「May Sickやったらもう来ないよね?それじゃあ辞めようかなあ」
とお返事していたのですが、やっぱりやって下さったのね。(^^)この曲も手拍子で盛り上がりました。楽しい~。

 そして、正真正銘のラストは金吾さんのグランドピアノの弾き語りで「WHISPERING NIGHT」。この曲をグランドピアノの弾き語りで聴くのは夢だったのですよね。本当に、最後の最後までサプライズの連続でした。

 今回も楽しくて素敵なライブでした。今、ここにいる幸せを感じた3時間でもありました。家を出発してからこの会場のあるホテルに着くまで、電車の待ち合わせ時間や買い物の時間なども含めて5時間ちょっとかかりましたが、長時間かけてここに来て本当に良かった。ありがとうございました。

 最初の方でも書きましたが、次の参加はまだ未定です。でも、絶対にまた参加して、幸せで楽しい時間を味わいたいと強く思っています。

濱田金吾さんの公式ホームページこちらのページで、2016年4月9日のライブのセットリストをご覧頂けます。

☆コメントを下さる方は、掲示板へお願いいたします。
トップページへ

今、ここにいる奇跡 ~濱田金吾さんライブ2016年2月27日

2016-03-06 11:03:13 | えりかの徒然なるままに
 またまた行ってきました。通算11回目の参加となる濱田金吾さんのライブ。私をここまで元気にして下さった方のライブに参加できた幸せを残したいので、レポートさせていただきます。

今回の会場は昨年末と同じく、東京曙橋のBACK IN TOWN(以下、BITと書きます)。

 今回は久しぶりにリア友ファン友3人組で参加する予定だったのですが、昨年末に一緒に行ったひとみさんが急に行けなくなり、私と同じく三十数年前にひとみさんから金吾さんを薦められたもう一人の友人と2人での参加。
 でも、後日、日記のページにUP予定の旅行記にも書きますが、翌日が東京マラソンのためホテルがどこも空いていなくてあきらめていたのですが、奇跡的に1室空いているのを見つけてもらえて取ることが出来たので、思いっきり楽しもうと思っていました。

 さて、今回もオープニングは金吾さんの弾き語りから。
 オープニングナンバーはビートルズのジョージ・ハリスンの曲で「Here comes the sun」。2月25日がジョージの誕生日だったのでこの曲を選んだ、とのことです。
2曲目は彩恵津子さんに提供した素敵な曲「Gentle Voice」。(^^)

 そして、「この時期にしか歌えない「Rainyday Cowboy」と「April Fool」。「Rainyday Cowboy」は冬の歌だし、「April Fool」は次のBITのライブは5月なので今歌わないと歌うチャンスがなくなってしまうとのことでした。今回、オープニングで金吾さん、「今日は季節には関係なく選曲しました」と言っておられたのに、ここまでは季節感ばっちりのラインナップ。これからどんな季節外れの曲が出てくるのか、楽しみでもありますが。

 以上、4曲で金吾さんの弾き語りコーナーはおしまい。

 「みんなおいで」という金吾さんの呼びかけで登場したのはいつものサポートメンバー、Paradigm Shiftの4人。ギターの松下誠さん、ドラムの宮崎まさひろさん、キーボードの松田真人さん、ベースの富倉安生さん。                    

   にぎやかに始まったのは「Rainy Heart」。
 この曲は秋元康さんの作詞なのですが、当時は今のように作詞家というより放送作家として活躍していたそうです。そして、金吾さんとは家が近所だったということで一緒に仕事をしたとのこと。

 Paradigm Shiftの演奏と金吾さんのボーカルは迫力あり、今回もバンドのライブの楽しさをかみしめていました。
 で、1-setで印象に残ったのは「悲しきBy-Player」「Like What」の2曲。

 「悲しきBy-Player」はとにかく大好きな曲。切ない歌詞とメロディーをじっくり聴かせて頂きました。
 「Like What」はジャジーで楽しい曲。なので手拍子して一緒に歌わせて頂きました。
 そしてこの2曲、ライブでもCDとほとんどアレンジが一緒なのですよね。
 CDと全く違ったアレンジで聴く曲ももちろんとっても楽しいのですが、このようにアレンジの変わらない曲は、帰宅してCDを聴くとライブを思い出して幸せ気分になれます。(^^)

こうしてあっという間に1-setのラストの曲。そのラストの曲は何と「海風通信」。この曲は秋の曲なので、「季節外れの曲」というのはこの曲のことだったのね。

 そう言えば「海風通信」は一昨年春の誠さんとの2人ライブでも演奏されたことがありました。
 その時は、「この時期には絶対にやらない曲だけど誠の選曲なのでやることにした」とのことだったのですが、今回はリクエストがあったのだそうです。いったいどなたがリクエストしたのかしら?リクエストして下さった方に大感謝。そのくらい、大好きな1曲です。ありがとうございました。

 2-setのオープニングはいつものようにParadigm Shiftのコーナー。
 いつもバラエティに富んだ曲をやって下さるので結構、楽しみだったりします。

 今回はマービン・ゲイの「What's going on」をやるとのこと。大好きな曲なので思わず拍手。

 誠さんによる曲紹介によるとこの曲は反戦の曲とのこと。お恥ずかしながら知りませんでした。
 で、2コーラス目に、「髪を伸ばしていて何が悪い!」というような歌詞があるそうで、そんなわけで誠さん、髪を伸ばすことにしたのですって。神様が髪の毛を持って行くまで伸ばし続けるのだそうです。
 で、こうして始まったこの曲。
 実は、「モーニングコールはマービン・ゲイ」の前奏として、金吾さんのボーカルで何度か聴いたことがあるのですが、誠さんのボーカルの今回は何か違う。演奏は最高なのですがリズムに乗りにくいというか変わっているというか。
 で、最後まで「変だなあ」と思っていたら、曲が終わったあとに出てきた金吾さんのMCによると、何と7拍子にアレンジされていたとのこと。7拍子の曲なんて生まれて初めて聴いたかも。

 このようにして始まった2-setも素敵な曲が次々に演奏されて大感激。

「listen baby」
 いつものように手拍子しながら口ずさんで楽しかったです。さびの部分でのコーラスも最高。このコーラスはライブでしか聴けないのでいつも楽しみにしているのです。

「Bedside Moon」
 やって下さって超嬉しかったです。(^^)
 やっぱり私、この曲が一番好きかも。
 金吾さん、「この曲は歌詞が恥ずかしくてあまり歌わないのですが、男性からのリクエストがとても多い曲なので」と歌い終わったあとに言っておられました。男性からのリクエストが多いというのはちょっと意外な気もしますが。

「ときめいて空に」
 高橋真梨子さんへの提供曲。
 最近、カラオケでよく歌っているのですが、何しろ曲を2~3回しか聴いたことがないのでかなり適当に歌っています。なのでライブで聴けて、「ああ、ここがメロディーを間違って歌っていたかも」と確認できたし、何よりも久しぶりに聴けて嬉しかったです。
 それと、この曲の作詞は真梨子さんご本人なのですが、歌い終わったあとに金吾さんが「詩がいいね~。特に同級生というところが」と言っておられたことも印象的でした。

「インクブルーの夜明け」
 バンド演奏で聴いたのは1年半ぶりくらいかも。ああやっぱりいいなあ。

 考えてみたら。
 一昨年の2月に金吾さんが、「あなたの好きな濱田金吾の曲ベスト5を教えて下さい」というアンケートを採ったのですが、私が選んだベスト5のうち、「Bedside Moon」「海風通信」「インクブルーの夜明け」「悲しきby-player」がこの日、演奏されたのですよね。「夜風のインフォメーション」が聴けたらベスト5が全部そろったのに、でもこれを言ったらわがままかも。

 演奏も素敵なのですが、金吾さんとParadigm Shiftの皆様のMCもいつもながらとても楽しかったです。
 誠さんがいじられていたのはいつものことなのですが、還暦を迎えたばかりの松田さんと、髪の毛を神様に持って行かれてしまったという富倉さんがいじられていたのも印象的でした。そう、5人みんながお互いにいじり合っていて仲が良いんだなって伝わってきてほほえましかったです。
 そうそう、金吾さん最近、時代劇チャンネルで時代劇を観るのにこっているそうで。
 こっている時代劇は私が生まれる前に放送していた時代劇らしく、聞いたことのないタイトルだったので失念してしまいましたが(すみません)観ていてすかっとするのだそうです。
 実は私も時代劇が好きで、「水戸黄門」「大岡越前」など、よく観ていました。どちらも終わってしまって残念です。最近はすかっとするような時代劇がリアルで放送されていないのも残念に思います。しかも我が家はケーブルテレビがないので時代劇チャンネルを観られない。

*と書いたら、今回のライブ参加組の恐妻家さんから情報を頂きました。ありがとうございます。

 金吾さんがハマってる時代劇は「素浪人月影兵庫」です。金吾さんが真似をしていたのは、品川隆二が演じる「焼津の半次」

とのことです。
 そうしたら金吾さんご本人からもコメントを頂いてしまいました。こちらもありがとうございます。

『素浪人月影兵庫』からシリーズが始まって続編で『素浪人花山大吉』が同じキャストと設定でスタート。実は最近まで観ていたのはカラー放送になった続編シリーズ『花山大吉』でした(笑)。お詫びと訂正!

 で、ウィキペリアを見てきましたが、これ両方ともなかなか面白そう~。
 そうそう、金吾さんがまねをしていた「焼津の半次」はどちらのシリーズにも登場していたのですね。

 と、横道に反れてしまいましたが。

 楽しい時間はあっという間で、2-setのラストの曲に。

 ライブの前に金吾さんつながりのFB友達とケーキを食べたのですが、その時、2-setのラストはきっと、「東京 come & goneだよねと話していたのですが、やっぱりそうでした。この時期の定番です。
この曲を聴くと少し寂しくなってしまいますが、大丈夫、まだまだアンコールがある~。

 アンコールの1曲目は「コールドスケッチ」。
 アップテンポの曲なのでみんなで手拍子。昨年10月の大阪ライブで、リクエストに応えて急遽、この曲を歌って下さった事を思い出してとても暖かい気持ちになりました。

 2曲目は「次はアースの曲をやります。初めてやる曲なのでどうなることか。」とのことで始まったのが、アースウインド&ファイアーの「September」。先日、モーリス・ホワイトさんが亡くなったので、その追悼の意味も込めて選曲したのだと思います。みんなでコーラスの部分を合唱して大盛り上がり。楽しい~。

 ここでParadigm Shiftの4人が退場。お疲れ様でした~。

 ステージで一人になった金吾さん、
「ああ、どうしてこう次々とみんな亡くなってしまうのでしょうね。」

 一昨年のダニーさん、昨年の多々良克行さん、そして、今回のライブの5日前にもまた1人。

 私が村田和人さんの名前を初めて知ったのは、カセットテープのCMソング「一本の音楽」がラジオから流れてきたときだったと思います。もう三十数年前のことです。何かとても強い印象を受けたのを思い出します。
 それで、友人の影響もあって少しずつ聴くようになり、「一本の音楽」はもちろん、竹内まりやさんとのデュエット曲「サマーバケイション」や、「Stay the young」など、大好きでした。
 そんな村田さんが、金吾さん、誠さんと2001年頃に「moon kids」というユニットを組んでいたことを知ったのは2年半前、金吾さんのホームページのプロフィールのページででした。
 そこで、何となく親しみもあって、Youtubeの動画で村田さんの曲を時々聴くようになりました。病気で入院されていたこともあったそうですが、昔と全く同じパワフルで伸びやかなボーカル、全国各地で精力的にライブ活動をされていることも耳にし、ああ元気になったのねと安心もしていました。
 ところが、今年2月に入ったばかりの頃、「体調不良のためライブを中止します」という情報が。なのでとても心配だったのですが、こんなに早く訃報が入ってくるなんて。とてもショックでした。残念でたまりません。
 私は亡くなった翌日の朝に友人からのメールで訃報を知ったのですが、その直後にフェイスブックを開いてみると、金吾さんのコメントが載っていました。moon kids再結成の話もあったとか(このことは今回のライブでも少し触れられていました)。そうそう、一昨年春の誠さんとの2人ライブの時、これに村田さんが入ったらmoon kidsなのよねと、一瞬思ったことを思い出しました。moon kidsのライブにも行ってみたかったです。

 と、村田さんの話が長くなってしまいましたが。

 金吾さんのピアノの弾き語りで始まった曲は、「一本の音楽」のさびの部分。びっくりしましたが、感動してしまいました。天国の村田さん、きっと喜んでいらっしゃるだろうなと。
 そしてそれに続いて「Desperado」。
 この曲、私はカーペンターズで知っていたのですが、元々はイーグルスの曲なのですよね。イーグルスも、昨年、メンバーの一人が亡くなったとか。

 そして曲が終わったあと金吾さん、ひとこと。
「みんな元気でいようね。」

 そう、私が今、こうして元気でライブに来ているのは、当たり前のことではないんだよね。奇跡なんだよね。
 これからもこうしてライブに来られるように、元気でいなくては、と強く強く思いました。

 今回も楽しくて素晴らしいライブでした。金吾さん、Paradigm Shiftの皆様ありがとうございました。幸せな気持ちで会場をあとにすることが出来ました。

 次回は一月半後、大阪のMister Kelly'sでのライブに参加予定。楽しみです。((o(^-^)o))

濱田金吾さんの公式ホームページこちらのページより、2016年2月27日のセットリストをご覧頂けます。

☆コメントを下さる方は掲示板へお願いいたします。
トップページへ

今年も、少し早いクリスマスプレゼント ~濱田金吾さんライブ2015年12月19日

2015-12-27 19:11:00 | えりかの徒然なるままに
 12月19日夜、またまた行ってきました、東京曙橋のBACK IN TOWN(以下、BITと記載)の濱田金吾さんのライブ。今回は記念すべき10回目の参加です。ちょうど2年前、初めてライブに行ったとき、2年間で10回も行くことになるなんて夢にも思わなかった。
 そして今回は、32年前に私に金吾さんを薦めてくれたひとみさんと一緒に参加。彼女がいなかったら、こんな楽しみに巡り会うこともなかったのよね。感謝です。

 今回は最前列のステージから見て左側の席。会場は違いますが、今年10月の大阪ライブと同じ位置ということですね。

 オープニングは最近の傾向通り、金吾さんの弾き語りから。
 クリスマスらしくアカペラの「White Christmas」からスタート。続いて始まったのは初めて聴く曲。ニューヨークのクリスマスを歌った曲のようでした。雰囲気はいい感じ。
 曲が終わったあとの紹介によると、早見優さんに提供した「One Night in New York」という曲だそうです。金吾さんのオリジナル曲にはクリスマスソングがないので、この曲を選曲したとのこと。ああ言われてみれば…という感じですが。

 続いて、「次は滅多にやらない曲をやります」ということで始まったのが「Hardboild Again」。私が一番聴きたくなるアルバム「Gentol travelin」に収録されている曲です。生で聴くのは初めてなので超嬉しかったのですが。
 演奏を間違えてしまい、途中で止まってしまったのでした。金吾さん、「滅多にやらない曲をやるとこうなる」といって、途中からでしたが再び演奏開始。そして曲が終わると、
「今日は中学の同級生が来ているので緊張しているんだよね。」
 ああなるほど…。
 でも、次に演奏された「May sick」は、ギターが格好良くて超感激。でも、この時期に「May sick」をやるのは珍しい。リクエストがあったのかしら。

 で、曲が終わると金吾さん、
「そろそろみんなを呼ぼうか。お~い、おいで」
と、バンドのメンバーを呼んだのですが、誰も来ません。すると最前列中央にいらしたスタッフの方が、
「今、上の控え室からこちらに向かっているところです」
 うん、やはりライブなのでこんなハプニングもあるのよね。
 そこで金吾さんは、
「Hardboild Again もう一度やろうか?」 「
と言ったのですが会場の反応はちょっといまいち。やっぱり色々な曲が聴きたいよね。
 そこで始まったのは「Jazz singer」。ひとみさんはこの曲が大好きなので嬉しかったと思います。もちろん私も…。どうやらこの曲、予定外だったようで、これもライブの楽しみの一つですよね。

 で、「jazz singer」が終わると今度は間違いなくバンドのメンバー登場。
 今回のサポートメンバーもいつものParadigm Shiftの4人。ギターの松下誠さん、キーボードの松田真人さん、ドラムの宮崎まさひろさん、ベースの富倉安生さん。

 始まった曲は最近の私のカラオケのレパートリーになっている「Cool heart」。なので手拍子しながら一緒に歌わせて頂きました。ああ楽しい。名古屋と大阪のソロのライブもとっても素敵だったけれど、7ヶ月半ぶりのバンドのライブ、ああやっぱりいいなあ。

 1-setのバンドの演奏で一番感激したのは「Listen baby」でした。ソロのライブではやらなかったので、この曲を生で聴くのも7ヶ月半ぶり。相変わらずおしゃれで格好良くて、心地よい。金吾さんのボーカルとParadigm Shiftの演奏、そしてイキの合ったコーラスに身を任せていました。ああ幸せ。(^^)

 「midnight cruisin」のmoon bestバージョンが聴けたのも感激。
 あ、そうそう、書き忘れていたのですが、どうしても手に入らなかったmoonのベストアルバム、ファン友さんの協力で5月に手に入れることが出来ました。感謝感謝です。

 こうして「Portrait Woman」で1-set終了。楽しい時間はあっという間です。

 2-setのオープニングはいつものようにParadigm Shiftの4人の演奏。
 このコーナー、いつもバラエティに富んでいてなかなか楽しみだったりしますが、今回は最前列、しかもスピーカーのそばなので、迫力のある演奏が更に大きな音で聞こえて来そうで、果たしてどうなるのか心配でもありました。
 でも、始まったのはなかなかさわやかな演奏でいい感じ。そして、歌い出しを聴いて私、思わず「嬉しい!」と、口から出てしまいました。 
 松下誠さんのソロアルバム「ファーストライト」に入っている「Love Was Really Gone」。この曲、超AORで大好きなのです。まさか生で聴けるなんて…。(^^)

 そして次に演奏されたのは、再び金吾さんのボーカルで「The Christmas Song」。
 この曲、昨年、一昨年の年末ライブの時は金吾さんのギターの弾き語りだったのですが、今回はバンド演奏。しかもとてもおしゃれにアレンジされていて、何かいいな~と思いながら聴いていました。

 そして2-setの3曲目から今夜のゲストボーカル、星乃令奈さんが登場。
 令奈さんは、一昨年の年末ライブでもMICCOさんというお名前でゲストに来られていて、金吾さんと「ビリー・ホリディに背を向けて」をデュエットして下さいました。

 で、 演奏されたのは「Last Christmas」。実はこれにはびっくり。
 ライブの日の朝、食事をしながらテレビを見ていたら、「Last Christmas」が流れてきたのです。それで私、「この曲、今夜やってくれないかなあ。」と口から出てしまったのですが。でもこの曲、金吾さんのライブでは私が知っている限りでは演奏されたことないのですよね。だからすごい偶然。
 そうそう、あらかじめ「Last Christmas」の歌詞カードが配られていたのですが、私はよく見えないし(見えても英語は読めないのですが。性懲りもなく英検3級を受けて落ちたことが)、さわりの「♪Last Christmas♪」しか歌えませんでしたが。でも楽しかったです。

 続いて「ジングルベル」「赤鼻のトナカイ」など、クリスマスメドレー。
 こうして、会場がすっかりクリスマスムードになったところで、恒例のクリスマスプレゼント抽選会になりました。 
 抽選会は、Paradigm Shiftとゲストの皆様がプレゼントを用意し、条件に当てはまった人がプレゼントをもらえるというもの。条件に合う人が複数いる場合はじゃんけんということになります。
 で、今年も私、なかなか条件に合わなくて。12月生まれとか、2月生まれとか、。ああ、私は真ん中の1月生まれなのに…。
 ところが、令奈さんが出した条件が
「お酒が飲めない人」
だったので思わず手を挙げていました。私、大阪のライブの打ち上げで、アルコールにものすごく弱いことが実証されてしまったので。
 ところが、条件に合う人が4人もいて、じゃんけんをすることになってしまいました。。で、考えてみたら私、全然飲めないわけではないのよね。なので降りようかなと思ったら、金吾さんが、
「じゃんけんするとき、声を出してあげて」
と言ったのです。私が手を挙げたので気を遣って下さったのだと思います。ライブが終わったあと、ひとみさんが「あの時は感動した」と言っていましたっけ。金吾さん、そのせつは本当にありがとうございました。

 と言うわけで、降りるわけには行かなくなってしまってじゃんけん大会に参加することになりました。それにもし、令奈さんからのプレゼントが当たったら超ラッキーですものね。(^^)やっぱり参加しなくては。
 と思ったのですが、最初のじゃんけんで負けてしまいました。実は私、じゃんけんにはとても弱いのです。でも、こうしてプレゼントゲットのじゃんけんに参加できたのはとてもいい思い出になりました。

 こうしてプレゼントコーナーが終了し、次は金吾さんと令奈さんとのデュエットコーナー。
 歌われたのは「今はジャストフレンド」という曲でした。
 この曲は、太田裕美さんとデュエットするために書かれた曲だったそうですが、結局発売されず、幻の曲になってしまったそうで、ライブでしか聴けない超貴重な曲。私が欠席した今年7月のBITのライブでやったとか。その時のライブに行ったひとみさんから「素敵な曲だったよ」と聞いていたので、私も聴いてみたい~と思っていたので、やって下さってとても嬉しかったです。
 それで聴いた感想は?
 とても素敵なバラードでした。メロディーも素敵。私は初めて聴く曲はメロディーが先に頭に入ってしまうので、歌詞を味わう余裕がなくてちょっと残念。今度聴く機会があったら歌詞をじっくり聴いてみたいと思いました。ちなみにこの曲の作詞は太田裕美さんだそうです。
 余談ですが…。
 私のだんなさんは太田裕美さんのデビュー当時からのファンでした。レコードやテープ、CDもかなり持っていましたっけ。
 で、だんなさんが「裕美ちゃん、裕美ちゃん」といつも言っていたので私、太田裕美さんに焼き餅を焼いたことがあるのです。
 でもあの頃、金吾さんが太田裕美さんに18曲も曲を提供していたことを知っていたら、もうちょっと、だんなさんに歩み寄れたかも。少し残念に思います。

 それはともかく、ライブに話を戻しますね。

 デュエット2曲目は、「29時の戸惑い」。ゴールデンベストのラストに入っている曲です。(オリジナルのデュエットのお相手は元シュガーの笠松美樹さん)。令奈さんのさわやかなボーカルがとても良かったです。

 そして3曲目が始まる前、金吾さんが会場に向かって
「次は何が聴きたい?」と聴いたとき、どなたかが
「ビリー・ホリディに背を向けて」
と言ったので私もうんうんとうなずいていました。すると金吾さん、
「そうだよね。銀恋なんて言われたらどうしようかと思っていた」
などと言ったので思わずくすっと笑ってしまった私。
 この曲は7thアルバム「Fall in love」のラストに入っている素敵なバラード(オリジナルのデュエットのお相手は小坂明子さん)。
 で、令奈さんがゲストなら、一昨年の年末ライブと同じくこの曲は絶対にやるよね!と楽しみにしていたのでした。オリジナルと同じく素敵だし。金吾さんの少し高めの声と令奈さんのアルトのイキがぴったりで、聴いていてとても心地よかったです。

 ここで令奈さん退場。すると金吾さん、
「私、今からチューニングをやりますのでその間、松田さんが皆様にご挨拶するそうです」
と言ったので、キーボードの松田さん、どんな話をするのかな?と思ったら、キーボードの演奏が始まりました。これがものすごく素敵で…。何か、機会があったら松田さんのソロライブに行ってみたい!と思ってしまいました。
 それで、しばらくうっとりと聴いていたら、突然、メロディーが変わって、「シャレード」のイントロが始まりました。わ~い!この曲大好きなのでまた聴けて嬉しい。

 次に演奏されたのは「夕映えのDown Town Kid」。この曲の舞台は金吾さんの故郷、新宿。なので、会場に来られている中学の同級生のために選曲したそうで。
 多分、後ろの方の席で「頑張れよ!」と時折盛り上げていらしたのが中学の同級生の方だと思います。昔の友達っていいよね。と思いながらこの曲をじっくりと聴きました。

 そして2-setのラストは「Dear song」。ああ、もう終わってしまうのかとちょっと寂しくなりましたが。

 まだまだアンコールがある~。ということで、みんなでアンコールの拍手。そしてにぎやかに始まったのが12月の定番「Bye Bye Mrs.December」。もちろん一緒に歌わせて頂きました。ああ楽しい~。

 ここでParadigm Shiftの4人が退場。

 アンコール2曲目は金吾さんの弾き語り。クリスマスの定番「「When you wish upon a star」。

 そしてラストの曲はやはりクリスマスの定番の「リボン」。この曲もCD未収録なので、ライブでしか聴けない貴重な曲なのです。
 クリスマスプレゼントのリボンを、親から子、そして孫へとつないでいくという暖かい曲。
 でも、私はだんなさんとの間に子供がいなかったので、そういう意味でのリボンを届ける人がいないので、少し寂しい気持ちにもなりますが。それでも大切な人はたくさんいるから、その人たちにリボンを届けられればいいよね。どうか世界中の人たちが幸せなクリスマスを迎えられますように…。と思いながら聴いていました。

 今回も楽しくて暖かくて、素敵で、内容の濃い3時間でした。何より、7ヶ月半ぶりのバンドライブの楽しさをかみしめていました。今年も素敵な、少し早いクリスマスプレゼントと、パワーをたくさん頂きました。金吾さん、令奈さん、Paradigm Shiftの皆様ありがとうございました。

 次回は来年2月、友人2人とこちらBITのライブに参加予定。楽しみです。((o(^-^)o))

濱田金吾さんの公式ホームページこちらのページより、2015年12月19日のライブのセットリストをご覧頂けます。

☆コメントを下さる方は掲示板へお願いいたします。
トップページへ

楽しくて幸せな空間 ~濱田金吾さん大阪ライブ2015年10月24日

2015-11-01 20:01:52 | えりかの徒然なるままに
 10月24日、またまた行ってきました。大好きな濱田金吾さんのライブ。今回で9回目なのですよね。
 今回も楽しい思い出を残しておきたいので、レポートさせていただきます。

 さて、今回は思い切って大阪に行ってきました。
 場所はMister Kelly'sという、大阪駅に近いライブハウス。ステージから見て左側、一番前の席に案内され、ゆっくりと楽しく観賞。

 オープニングは「Fool in the city」でにぎやかにスタート。この曲、オープニングになることが多いような…。

 それで感じたことは、こちらの会場は音響がいい!
 今回もバンドメンバーは来ておらず、金吾さんの弾き語りか打ち込みの「なんちゃって君(私が何人もいると思って下さいと、金吾さん、言っておられました)」を使っての演奏。オープニング曲はその「なんちゃって君」を使っていたのですが、バンドの演奏のような迫力ある音で、ちょっと感動。
 一番前ということもあったと思いますが、普通に歌う分には周りに声が聞こえてしまう心配もなさそうです。
 2曲目はやはりアップテンポの「Gipsy」。この曲を生で聴くのは初めてなので嬉しかったです。

 で、そのあとは金吾さんのMC。

 第1声はたしか、
「今年も六甲おろしを歌わなくてすみました。」
でした。
 というのは、もし阪神タイガースが優勝したら、こちらのライブで金吾さん、六甲おろしを歌うことになっているらしいのです。金吾さんはジャイアンツ一筋なので、絶対に歌いたくないんだろうなって思います。
 それで金吾さん、
「もしジャイアンツが優勝したら、皆さんに闘魂こめてを歌ってもらおうかな」
と言っていましたが、私はタイガースファンでもジャイアンツファンでもないもんって心の中でつっこんでいました。

 そんなわけで、今回も楽しい雰囲気で始まったライブ、3曲目からはお待ちかね、8月の名古屋のライブに引き続いてのグランドピアノの弾き語り。
 演奏された曲は、竹内まりやさんに提供された「Lonely wind」。雰囲気がおしゃれでとっても素敵でした。間奏部分、まりやさんバージョンに近いと思ったのは気のせい?

 それに、グランドピアノの音色はやっぱりきれいだなあ。
 じつは、今では指が動かなくて弾く自信がないため恥ずかしいので、こちらではほとんど書いたことがないと思うのですが、私は小学校3年から中学校3年までピアノを習っていました。そう言えば、中学3年の時の発表会ではジャズ風の曲を演奏したこともあったような…
 なので、ピアノやキーボードがすごくきになって、耳に入ってくるのですよね。金吾さんがどのように指を動かしているかは私の視力では見えないので、多分こんな風に動かしているのかな?と思って膝の上で時折、指を動かしてみたりもしていました。

 さて、そのあとも「American night」や「シーユーアゲイン雰囲気」「インクブルーの夜明け」など、大好きな曲を聴けて大感激。

 でもやはり、初めて生で聴けた曲は最高でした。

「次は倉橋ルイ子さんに書いたガス燈という曲をやります。知っている人」
と金吾さんが言ったので思わず手を挙げてしまった私。そして、
「動画で2回聴きました」
と言ってしまいました。そう、2回ほど聴いたら、いつの間にか動画が削除されてしまったのですよね。
「では、今回で3回目ということで。」
と、お返事を返していただき、とっても嬉しかったです。

で、曲が終わると金吾さん、 
「何て暗い曲なんでしょうね。」
 確かに…。昨年末のライブで聴かせていただいた「シャワールームのある風景」と何となく雰囲気が似ている曲です。なので大好き♪

 1-setのラストは初めて聴く「I cry for you」でした。
 昨年末のライブで、金吾さんつながりの友人の一人がリクエストしたそうですが、ボツになってしまったきょく、CD化されていない曲なので、いつかぜひ聴いてみたいと思っていました。またひとつ、夢が叶いました。
 で、聴いた感想は?
 アップテンポで明るくさわやかで、「私この曲好きだなあ」と思いました。暗い曲も好きだけど明るい曲も好きな私。この曲のCD化を希望します。

 こうして1-set終了。

 2-setの最初で、金吾さん、爆弾発言。
「私、死亡説が出たようで。」
 え~っ!そんなの嫌。
 何か最近、、元気でいて良かったとか、言われたのだそうです。

 そう言えば私も2年前、金吾さんの音楽と再会しCDを購入したあと、もっと情報が欲しくてネット検索をしたとき、ちょっとドキドキしたのですよね。元気でいらっしゃるのかなって…。
 なので今でも元気にライブ活動をされていることを知ったときは嬉しくて思わず声を上げてしまいましたっけ。そして今日、こうしてライブを聴きに大阪まで来ることが出来て、とてもありがたい気持ちになりました。ほんと、金吾さん、元気でいて下さって良かった。

 で、2-setで良かったのはピアノの弾き語りで聴かせて下さった「modern times」と「裏窓」です。

 「modern times」はとにかくおしゃれで、この曲、バンドで聴くのもいいけれどピアノ1本でも素敵だなって思いました。元々のメロディーラインが良いからなのかもしれません。

 「裏窓」は、バンド演奏で何回か生で聴いたことがあるのですが、名古屋のライブの打ち上げでどなたかが、「ピアノの弾き語りの裏窓はすごくいいよ」とおっしゃっていたのを聞いて、いつか聴いてみたいと思っていました。
 そして期待通り、ピアノに迫力があって素敵。何か、夜の裏町が目に浮かぶようでした。
 そう言えばこの「裏窓」、私が行っているカラオケボックスにあるので何回か歌ったことがあるのですが、一緒にカラオケに行っている友人が気に入ってしまい、彼女も時々歌っています。嬉しいことです。

 ところで、名古屋のライブの時と同じく金吾さん、
「何かリクエスト曲ある?」
と会場に向かって問いかけたのですが。
 名古屋は1年に1回なので、みんな必死になっているらしく、6曲ほどリクエスト曲が上がったと思うのですが、大阪のファンの方はわりとおとなしくて、「横顔のタクシードライバー」と「コールドスケッチ」の2曲だけがリクエストされました。
 ちなみに私はこういうとき、なかなか声を上げられないんですよね…。

 そこで金吾さん、ギターの弾き語りで「横顔のタクシードライバー」を歌い出したのですが、ワンフレーズ「インターチェンジを過ぎたあたりは信号待ちの車が増える」に「増える」を付け足して終わりにしてしまい、会場は大爆笑。
 私もついつい大笑い。そして、この先、「横顔のタクシードライバー」を聞くたびに、「増える増える」を思い出して笑いがこみ上げてくるかも?*更にこの曲は打ち上げでもちょっと話題になり聴くたびにますます笑いがこみ上げてきそうですが、このことは後日、日記のページにUP予定の旅行記にて。

 で、話を戻しますね。。
 そうしたら金吾さんは、
「初めて来た人にこういう曲だと思われたら困るからね」
といって、「横顔のタクシードライバー」のワンコーラスを熱唱。そして、
「コールドスケッチは練習していないからなあ~。」
と。そうですよね、やっぱり急には無理だよね…と私も思いましたが、このあとサプライズが待っていました。そのことは後ほど。

2-setのラストはこの時期の定番「海風通信」。もちろんこの曲、聴くのがとっても楽しみでした。 
 この曲の演奏前に金吾さん、こんなお話を。

 Mister Kelly'sでのライブは今回で12回目だそうですが、初めて(2回目かもしれません。記憶があやふやなので。すみません)こちらでライブを行ったときも、ラストは「海風通信」だったそうです。
 ところが、ライブの前に体調を崩してしまい、「果たして最後まで無事にやれるかな?」ととても不安だったそうで。でも、「海風通信」を歌っているとき、無事にやり終えたという満足感が込み上げてきたそうです。何か感動。
 そうか、「海風通信」にそんなエピソードが。これからこの曲を聴くときは心して聴かなくては。
 それにしても今日の金吾さん、絶好調じゃないのと思いました。「海風通信」すごく声が出ていたし。

 こうして2-set終了。そしてアンコールの拍手。
 ところが、アンコール曲はなかなか始まりません。そうしたら金吾さん、
「続けていて。辞めたら曲も辞めるよ。」
と言ったので私、一生懸命拍手していました。6月頃からずっと痛い左肩と左腕が痛くなってきましたが。ああ、やっぱり年かなあ。

 そして始まった曲はなんと、「コールドスケッチ」だったのでした。どうやらなんちゃって君に入っていたようで。
 多分、この曲は予定外だったと思います。リクエストした方は本当に嬉しかったでしょうね。
 初めて金吾さんのライブに行ったとき、私はあらかじめメールにて、「Bedside Moon」をリクエストしてあったのですが、アンコールの最後に弾き語りで歌って下さったときは体が震えるくらい、嬉しかったですもの。ふと、その時のことを思い出しました。 
 ともあれこの曲、手拍子しながら時々口ずさんで楽しませていただきました。

 アンコール2曲目は、「Bye Bye Mrs.december」。12月でなくてもこの曲やるんだ~と思いながら、こちらはほとんど全部、一緒に歌ってしまいました。楽しい~。

 そして正真正銘のラストは「Desperado」。私はカーペンターズで知っていたのですが。さすがに寂しくなりましたが、じっくりと聴かせていただきました。

 今回も暖かくて素晴らしいライブで、ああ、頑張って大阪まで来て良かったと何度も思いました。会場全体が楽しくて幸せな空間という感じでしたし。ありがとうございました。

 次回は12月に東京のBITのライブに参加予定です。ソロのライブに続けて2回参加したので、そろそろバンドのライブも恋しくなっています。久しぶりのBIT、楽しみです。((o(^-^)o))


濱田金吾さんの公式ホームページこちらのページより、2015年10月24日のライブのセットリストをご覧頂けます。

☆コメントを下さる方は掲示板へお願いいたします。
トップページへ

暑い熱い夢のような夜 ~濱田金吾さん名古屋ライブ2015年8月1日

2015-08-09 10:44:12 | えりかの徒然なるままに
 8月1日、今回で8回目となる濱田金吾さんのライブに行ってきました。

 で今回は、いつもの東京曙橋のBITではなく、初めて名古屋栄のDOXYに行ってきました。別の会場のライブも見てみたかったので。
 そして期待通り、アットホームで楽しくて素敵なライブでしたので、今回もレポートさせていただきます。

 DOXYの印象は、BITに較べると狭いということ。しかもBITと違って自由席。
 前から3番目くらい、ほぼ真ん中のテーブル席に座り、音も良く、快適に鑑賞。

 名古屋のライブではバンドメンバーは来ておらず、金吾さんお一人なので、ギターorピアノの弾き語りか、打ち込みの「なんちゃって濱田君」を使っての演奏。

 オープニングはその「なんちゃって濱田君」を使ってにぎやかに、「N,.Y,CITY MARATHON」。
 で、すぐに気がついたこと。
 こちらでのライブでは、一緒に歌うと自分の声が聞こえてしまう!

 BITではバンド演奏ではもちろん、弾き語りの時もよほど大きな声で歌わない限り、自分の声が聞こえないので、私は特にノリの良い曲の時は大きな口を開け、かなり大きい声で歌っています。
 今回もそのつもりで歌ったら、自分の声が聞こえてびっくり。でも私は、ノリの良い曲や好きな曲が演奏されるとついつい口が動いてしまうので、度々一緒に歌ってしまいましたが…。周りの方に聞こえてしまったかも?

 そんなわけで、2曲目は大好きな「悲しきby player」だったので所々歌ってしまいました。
 3曲目は金吾さんのギターの弾き語り「hotel surf lider」。この時期にぴったりの曲です。

 そしてその次は楽しみにしていたピアノの弾き語りのようで((o(^-^)o))
 実は隣の席の浪花の恐妻家さんとライブ会場に入る前にこんな会話をしていました。
「名古屋の会場はBITと違ってグランドピアノがあるからね。金吾さん、ピアノがすごく上手だよ。WHISPERRING NIGHTの間奏なんてもう最高」
「わあ、聴いてみたい~」

 というわけでWHISPERRING NIGHTを期待していたのですが。
 演奏されたのは「so I love you」でした。でもこの曲も大好きなので嬉しかったです。何しろ、私が友人に金吾さんを薦められる前に、初めて金吾さんの名前を知った曲、いい曲だなって思った曲なのですから。
 で演奏の感想は?もう最高でした。やっぱりグランドピアノの音色は違うなって思いましたし。

 ところで、演奏も素敵なのですが、金吾さんのMCも楽しかったです。
 金吾さんが曲と曲の間で、
「何か聴きたい曲ある?」
と会場に向かって話しかけたとき、名古屋のライブは1年に1回なので、色々な答えが返ってきました。「hotel surf lider」「横顔のタクシードライバー」「真夜中のテニスコート」など…。
 で、どなたかが「彼女はムービング・オン」と言ったとき、金吾さん、
「その曲はバンドでにぎやかにやりたいんだよなあ」
と言っていました。でも私、この曲は聴いたことがないのでつい、
「聴いたことがないから聴きたい~」
と大きな声で言ってしまいました。そうしたら
「10月のBITでプログラムに入れようかな?だから10月においで。」
と言って下さったのでした。今回も舞台の金吾さんと会話できて嬉しかったです。

 ところでこの「彼女はムービング・オン」は昨年暮れのライブでやって下さった「シーユー・アゲイン雰囲気」と同じく、尾藤イサオさんへの提供曲だそうで。

 その「シー・ユー・アゲイン雰囲気」、今回も聴くことが出来ました。
 この曲は30年以上前に公開された森田義光監督の映画「の.ようなもの」の主題歌となった曲。
 そして来年、続編の「の.ようなものの.ようなもの」が公開されるそうで、「シー・ユウ・アゲイン雰囲気」が主題歌として使われるそうです。(以前、今年と書いてしまいましたが、来年が正確なようです。)
 それで金吾さん、
「新しくリメイクして歌わせてもらえるのかなと思ったのだけど、尾藤イサオさんのオリジナルが使われるみたいで」とおっしゃっていました。実は私もそれを期待していたのですが…。
 でもこれを機にシングルCDが発売されないかな?と期待しています。

 第1部で他に印象に残っているのは「せめてからりと晴れてくれ」です。ライブでは初めて聴きました。
 名古屋でのライブは今回が4回目だそうですが、1回目と2回目の時は台風が近づいていたそうで、雨も降っていたのでは?と思います。
 そして3回目(昨年)は台風は来ていなかったものの、ものすごい大雨だったとか。
 だから今回、この曲をセレクトしたのかも。 この日は天気予報では「大気の状態が不安定で、所々で激しい雷雨があるでしょう」でしたが、全然そんなことはなく、素晴らしい晴天。
 ただ、このあと連載予定の旅行記にも書くつもりですが、名古屋は信じられないような猛暑でした。だから「この曲はやめて、せめて涼しくしてくれでもやろうか」と金吾さん、冗談を言っていましたが…。

 それで、曲を聴きながら思ったこと。
 今日、晴れたのは私がライブに来たからかも?
 金吾さんのライブ参加は今回で8回目そのうち雨に降られたのは昨年末のライブの1回だけ。金吾さんのライブの日は雨が多いのだそうで、これは自慢してもいいかもしれませんよね。

 で、この時期にしか聴けないCD未収録曲「Water Blue」で第1部終了。昨年も書きましたが、この曲のCD化希望。

 第2部は「Portrait Woman」で元気にスタート。
ブルージーな「midnight cruisin」に続いて、3曲目の「横顔のタクシードライバー」からはゲストさんのサポートがありました。

 ゲストは名古屋在住のベーシスト、石川総彦さん。5曲ほどを金吾さんと共演されました。
 実はこの方、私が二十歳くらいの時に大ヒットした「ふられ気分でロックンロール」で知られるTOM CATの初代ベーシストなのだそうです。なのでこのことを知ったときは驚きました。
 石川さんはその後、家業の食品会社を嗣ぐためにミュージシャンを辞め、最近になって少しずつ活動を再開なさっているようで。
 来月、金吾さんがソロになる前に在席していたクラフトの同窓会ライブが名古屋であるそうですが、その時もサポートメンバーとして参加するそうです。

 で、金吾さんのギターやピアノに石川さんのベースが加わると、音の厚みが増してとても素敵でした。

 大好きな「POOL&SUNGLASSES」のお二人での演奏が始まったときは嬉しくて拍手をしていました。
 でも、ライブは時にハプニングが。
 演奏を間違えたようで、この曲、途中で止まってしまったのでした。そして金吾さん、
「この曲、やめようか。」
なんて言ったので思わず
「聴きた~い」
と言ってしまいました。

 でもやはり、他の曲を挟もうということになったらしく、始まった曲は「piano man」。曲が始まる前に金吾さんが「I love you I want you I need you」のコーラスよろしく」と言ったので、私もこことばかりに大きな声で歌ってしまいました。楽しい~。あ、実は他の部分も口ずさんでいたのですが。
 「piano man」の演奏が終わるとやり直しの「POOL&SUNGLASSES」が始まりました。ああやっぱりいいなあ。金吾さんのピアノと石川さんのベースの息もぴったりでした。

 こうしてあっという間に第2部もラスト。第2ブラストの定番?「東京 Come & Gone」を聴くとやはり寂しい気持ちになってしまいます。

 でもまだまだアンコールがある。
 さあ、アンコールの拍手をしなきゃ…と思ったら、金吾さん、
「それではアンコール行きます」
と言っていきなり次の曲が始まってしまったのでびっくり。名古屋ではいつもこうなのでしょうか…。何か新鮮でした。

 そのアンコール曲、「なんちゃって濱田君」を使っての演奏で、CDとはアレンジが違っていたためイントロ部分では何の曲かわかりませんでした。でも雰囲気は私好みでいい感じ。そして歌い出しは「♪夜ふけのフォトグラフ♪」、
 思わず私、「嬉しい~」と口から出ていました。金吾さんの好きな曲ベスト3に入るくらい大好きな「夜風のインフォメーション」。私が一時、金吾さんから離れていた時期にも、お出かけ用テープに入っていて、いつもそばにいてくれた曲。
 なのでほとんど全部、一緒に歌ってしまいました。

 2曲目も大好きな「昼下がりのセレクション」。こちらは会場全体で手拍子しながら歌わせていただきました。もう幸せで楽しくて、ああ、頑張って名古屋に来て良かった!と心から思いました。

 そして正真正銘のラストは、昨年4月に逝去されたご友人のダニー石尾さんへの提供曲。「dear song」。
 この曲の演奏の前、金吾さんは最近亡くなった友人のことにも触れ、「もうかからないけれど消せない携帯電話番号がアドレス帳に増えていく。寂しい」と言っておられたのが胸にしみました。
  うんうん、その気持ち本当によくわかる。私もだんなさんの携帯電話番号は消せませんもの。

 このようにしてちょっとしんみりした気分でライブ終了。ああ終わってしまった…。本当にあっという間の3時間でした。
 名古屋でのライブは初めてでしたが、会場が狭いせいか金吾さんと観客との距離が近く、アットホームに感じました。ああまたこちらに来てみたい~。今度は1年後かな。

 改めまして、素敵なライブを聴かせて下さった金吾さんとゲストの石川さん、ありがとうございました。

濱田金吾さんの公式ホームページこちらのページにて、2015年8月1日のライブのセットリストをご覧頂けます。

☆コメントを下さる方は掲示板へお願いいたします。

トップページへ

初夏の夜の楽しい時間 ~濱田金吾さんライブ2015年5月2日

2015-05-11 10:32:40 | えりかの徒然なるままに
 今回も行ってきました。7回目の参加となった東京の曙橋、BACK IN TOWNの濱田金吾さんのライブ。友人2人と楽しく参加してきました。
 今回も楽しい思い出を残しておきたいのでレポートしますね。

 さて、今回のライブもきっとオープニングは金吾さんの弾き語りからなのだろうなあ、そして5月ということで、オープニングは「May sick」なのかな?と友人たちと話していました。それか、期待を込めて「トロピカルフィッシュ」とか。

 ところが、金吾さんの弾き語りからというのは当たったのですが、始まった曲はベン・E・キングさんの「Stand By Me」でした。ああなるほど~。
 実はこの日、ベン・E・キングさんの訃報が流れたばかりだったのです。私も出かける前にこのニュースを見ました。
 そしてバックに流れていたのが「Stand By Me」。その時ふと思ったのです、金吾さん今夜、この曲やるのかなあと…。でも、それっきりこのことを忘れてしまっていたのでした。
 だからちょっと頭をひねればオープニング曲を当てられたかも。

 曲が終わると金吾さん、ベン・E・キングさんの訃報に触れたあと、「次は滅多にやらない人に書いた曲をやります」とおっしゃり、しかもこの時期にぴったりの曲をやるとのこと。え~っ、もしかしてもしかして。あの曲には「春から夏へと移りゆく」という歌詞がある、期待しちゃうよ…と思いました。
 そして始まった曲は期待通り、太田裕美さんに提供された「青空の翳り」。十代の頃から大好きな曲で、金吾さんのボーカルで聴くのが夢だったのです。。最近はカラオケでも歌わせていただいています。
 金吾さん、「最初は声が出ない」と言っておられましたが、夢のような時間、堪能させていただきました。ああ、最初から嬉しすぎる~。

 更に更に続けて始まったのが、岩崎宏美さんに提供された曲で、やはり最近、カラオケでよく歌わせていただいている「摩天楼」。オリジナルとは一味違ったギター一本の弾き語り、とても素敵でした。
 そうそう、私が金吾さんのことを他の人に紹介するとき、「岩崎宏美さんの摩天楼の作曲者だよ」と言うことが多いのですが、かなりの人がそれで、「ああ」と反応してくれます。

 次に歌って下さったのは、西城秀樹さんに提供された「心で聞いたバラード」。私は動画で秀樹さんバージョンを数回聴いたことがあったのですが、いつの間にか削除されてしまったので、金吾さんバージョンで聴けて嬉しかったです。こちらもとっても素敵な曲です。
 この曲を歌い終わったあと、「カラオケでかけて下されば私の所にチャリンと印税が入りますからぜひ」と金吾さん、言っておられましたが、私も今度カラオケに行ったとき、かけて聴いてみようかなあ。数回しか聴いたことがないのでメロディーを覚えていなくて歌えないのです…。 

 弾き語りのラストは彩恵津子さんに提供された「Gentol voice」。こちらも大好きな曲。彩さんバージョンもおしゃれなアレンジでもちろん素敵なのですが、昨年の夏頃、「この曲をいつか、金吾さんご本人のボーカルで聴いてみたい」とtwitterでつぶやいたことがあったのを思い出しました。また夢が叶いました。

 オープニングの金吾さんの弾き語りは、滅多に食べられない珍しい材料の入った、最高においしい前菜を頂いたような気分でした。何か得した気分。

 すっかりテンションが上がったとき、本日のサポートメンバー、Paradigm Shiftの4人、ギター担当の松下誠さん、ドラム担当の宮崎まさひろさん、キーボード担当の松田真人さん、ベース担当の富倉安生さんが登場。
 おしゃれなイントロで始まったのが「listen baby」。3月のライブではこの曲は封印だったので、久しぶりに聴けて嬉しかったです。金吾さんと誠さんの息の合ったコーラスも最高。

 続いて、

 この時期に聴くのがぴったり、さわやかな「Hotel Surf-Rider」「横顔のタクシードライバー」
 意外にもライブでは初めて聴いた「Girls」
 オリジナルとは一味違うおしゃれなアレンジの「Good luck City Romance」
 そして、第1部のラストはブルージーな「midnight cruisin」。

で第1部が終了。楽しい時間はあっという間です。

 第2部のオープニングは予想通り(?)、Paradigm Shiftの4人の演奏。曲紹介がなかったのでその時はタイトルがわかりませんでしたが、金吾さんの公式ホームページの5月2日ライブのセットリストによると「THE GARDEN OF WALLS」という曲だそうです。
 3月のライブの時は宮沢賢治の詩を英訳したものに曲をつけたという、激しくて不思議な曲をやって下さったのですが、今回は割とスローテンポな曲でした。でも演奏はパワフルで激しく、またまた不思議な曲でした。4人の演奏の力量に感心しましたが、やはり、金吾さんの「モーニングコールはマービン・ゲイ」の前奏、「Whats going on」のイントロが始まったときはやはりほっとしてしまいました。

 そうそう、Paradigm Shiftというと、ドラムの宮崎さんが先日、還暦を迎えたそうで。更には11月に誠さん、来年2月に松田さんが還暦を迎えるそうです。富倉さんはこの3人よりも少し年上だそうなので、金吾さんのお言葉によると、「Paradigm Shiftはじじいまっしぐら」とか。
 でも皆様とっても若々しいし、パワフルな演奏からは年を感じさせません。今の60代は昔の60代に較べると若々しく見えます。ひょっとしたら、私が徐々にその年に近づいているからなのでしょうか。
 いずれにしても、金吾さん、Paradigm Shiftの皆様、ずっと元気で活躍して欲しい…と、願わずにはいられません。そして私も、ずっと元気でライブに参加しなくては。

 で、第2部で印象深かったのは、「Like what?」「銀色Horizon」「Bedside moon」の3曲。

 「Like what?」は、金吾さんはわりと好きな曲だそうですが、誠さんはあまり好きではないとか。え~っ、私は大好きなのに。
 なので、手拍子をして一緒に歌わせていただきました。うたいながら、「ああ、なんて楽しいんだろう!この時間が終わらないで欲しい」と思ってしまいました。これからこの曲を聴くたびに幸せ気分になれそうです。

 楽しい「Like what?」が終わったあと、金吾さんが「ガンダム世代の人、いらっしゃいます?」と尋ねたので、えっ、もしかして?もう1曲提供曲をやって下さるなんて贅沢だけど…、と思いました。ガンダムの主題歌、中瀬聡美さんに提供された「銀色Horizon」。1年ほど前、アニメ主題歌だからカラオケにあるかも?と思ってカラオケボックスで友人に検索してもらったら、ありました。なのでこの曲もよく、カラオケで歌わせていただいています。
 で、こちらも金吾さんバージョンを聴けて大感激。金吾さん、「知っている人はあまりいないと思いますが」と言っていましたが、しっかり知ってますよ~。

 そしてそして、大大大好きな「Bedside moon」。排除しても排除してもリクエストがたくさん来るとか。
 そう言えば私も、3月のライブのアンケートの「今後聴いてみたい曲」の欄に「Bedside moon」と書いてしまっていました。今までリクエストに2回も応えて歌っていただいたのにね。
 で、聴いた感想は、金吾さんの声が優しすぎてもう最高。でも、「金吾さんの歌をじっくり聴きたい」と思いながら自然に口が動いてしまうのはどういうわけなのでしょう?

 こうしてお友達のダニー石尾さんに提供された「Dear song」で第2部終了。ダニーさんが亡くなられて、もう1年経ってしまったのですね。早いです。

 でも、もっともっと聴きたい~。

 再びステージに登場した金吾さん、
「5月だというのにまだ、やっていない曲があるだろう。」
と言って演奏が始まったのが、今夜のオープニング曲では?と予想していた「May sick」。この曲は金吾さんの記念すべきソロデビューシングル曲。しかも今回、オリジナルのアレンジに近い形でライブで再現して下さいました。
 実は私は、リアルタイムではこの曲を知らなくて、一昨年の秋に金吾さんと再会したあとに初めて聴いたので、歌詞を覚えていないはずなのに、なぜか今回、かなり正確に、一緒に歌うことが出来ました。
 そして、「Like what?」と同じく、手拍子しながら歌っていたら楽しくて楽しくてたまらない。(^^)

 アンコールの2曲目は「midnight boxer」オリジナルとは一味違う、ちょっとスローテンポ、でもおしゃれでいい感じ。こちらも手拍子して楽しませていただきました。

 そして、正真正銘のラストは、金吾さんのキーボードの弾き語りで「Piano man」。途中、「I love you I need you I want you」の部分が自然に会場中の合唱になり、何か感動してしまいました。

 今回も楽しく、暖かく、あっという間の3時間でした。金吾さん、Paradigm Shiftの皆様、楽しい時間とたくさんの幸せをどうもありがとうございました。
 この時点では次のライブ参加予定は未定でした。でも、また行きたい、どうせなら他の会場でのライブも聴いてみたい」ということで、8月の名古屋に行こうと動き始めています。楽しみです。((o(^-^)o))

濱田金吾さんの公式ホームページこちらのページにて、2015年5月2日のライブのセットリストをご覧頂けます。

☆コメントを下さる方は、掲示板へお願いいたします。
トップページへ

早春の夜は楽しく暖かく ~濱田金吾さんライブ2015年3月14日

2015-03-26 10:19:22 | えりかの徒然なるままに
 3月14日、またまた行ってきました。東京、曙橋のBACK IN TOWNの濱田金吾さんのライブ。
 今回も思い出を残したいので、レポートを書かせていただきますね。

 さて、今回のサポートメンバーは昨年7月26日昨年10月25日と同じく、Paradigm Shiftの4人。ギター担当の松下誠さん、ドラム担当の宮崎まさひろさん、キーボード担当の松田真人さん、ベース担当の富倉安生さん。
 そして幸運にも私、最前列のほぼ真ん中の席でした。

 で、予想通り今回も、オープニングは金吾さんの弾き語りからでした。

 オープニング曲は昨年10月のライブと同じ「SENTIMENTAL MOMENT」。最初からテンションが上がりました。
 2曲目は「RainyDay Cowboy」。ライブで聴くのは初めてなので嬉しかったです。とてもポップなメロディーなので思わず手拍子。日本人の男性とアメリカ人の女性が、肌や目の色の違いから父親に反対され、別れていくという切ない歌詞なのですけれどね。

 3曲目は多分この時期にしか聴けない「エイプリル・フール」。これも大好きな曲なのですが私にはちょっと切ない思い出があるのです。
 3年前、だんなさんが骨折したことで持病の症状が進み、私の運命も変わってしまったのですが、骨折した日が4月1日だったのです。本人が直接、私の携帯に連絡してきたので、知らせを受けたときは冗談かと思いました。
 急いで病院に駆けつけ、夕方に家に戻ったのですが、これから私たちの生活はどうなるのかと不安で、何も手につきませんでした。
 そんなとき、濱田金吾さんの曲に「エイプリル・フール」ってあったっけなあと、ふと思い出したのです。この現実が冗談ならいいと思いました。「笑えないエイプリルフール」って歌詞があったけれど、本当にそうだよねと思ったり。でも、辛くてテープを取り出して聴いてみる気にはなれませんでしたが。
 と、そんなことを思い出しながら聴いていましたが、運命が変わったことで金吾さんの音楽に引き寄せられ、再会でき、いまここにいるのですものね。

 ところで金吾さん、弾き語りの曲の間のMCで、「今ならリクエストに応えられるよ。ワンフレーズくらいならやるから。」と言って下さったのですよね。でも、急に言われても思いつかない…と思っていたら、どなたかが「ビリー・ホリディに背を向けて」をリクエストしました。
で、金吾さん、
「いきなりそれかよ。どんな曲だっけ」
 そうしたらその方がさわりを歌い出したので、私も思わず一緒に歌ってしまいました。そのあと、金吾さんがこの曲のワンフレーズだけ弾き語りして下さいました。

 次に「裏窓」をリクエストされた方がいたので、ワンコーラスを弾き語り。もちろんこの曲は今日のプログラムにはないと思うので、何か得した気分。
 そして、私の一番好きな曲で、過去のライブで2回もリクエストに応えて下さった「Bedside Moon」をリクエストした方がいらして、私も思わず拍手してしまいました。この曲はワンフレーズだけでしたが弾き語りして下さり、すごく幸せ。(^^)

 こうして金吾さんの弾き語りコーナーが終わると、Paradigm Shiftの4人が登場。演奏されたのはポップな「GATSBY WOMAN」。手拍子しながら一緒に歌わせていただきました。やっぱりバンド演奏は華やかで楽しくていいわ~
 で今回も大好きな「悲しきby player」と、「modern times」が聴けたのがすごく嬉しかったです。特に「modern times」は、オリジナルよりおしゃれにジャジーにアレンジされていて、うっとりと聴いていました。

でもサプライズはやっぱり、「素直になってもう一度」でした。
 「次は人に書いた曲をやります」とおっしゃって紹介されたのが、柴田多映子さんに提供された「素直になってもう一度」。大好きな曲なので嬉しくなり、思わず拍手をしてしまいました。
 そうしたら、拍手をしたのは私だけだったようでちょっと恥ずかしくなってしまいましたが、金吾さんから
「知ってる?」
と尋ねられたので、
「知ってます。」
と大きな声で返事しました。
そうしたら
「さすがだね」
と言われ、何か幸せ気分に。そのあと、
「早く食べないと冷めちゃうよ。」
と言われてしまったのでした。

 実は、後日に執筆予定の旅行記にも書こうと思っているのですが、ライブの前にFB友達2人とお茶し、話し込んでしまったので会場に入ったのは6時半を回っていました。それから食事を注文したので、運ばれてきたのはライブが始まってからでした。
 で、聴きながら食べようと思っていたのですが、やっぱりライブに集中してしまって食べられない。なので、
「休憩時間に食べます。」
と返事したら、
「今から休憩しようか。」
 え~っ休憩なんて嫌、もっと聴きたいよ…と思いました。
「それ、温めてもらった方がいいよ。」
とも言われてしまい、気遣いに感謝し、ちょっと申し訳ないような気持ちにもなりましたが、舞台の金吾さんとこんなに会話できて嬉しかったです。もちろん、「素直になってもう一度」の金吾さんバージョンもとても素敵でした。(^^)

 こんな風に、金吾さんのライブってほんとに暖かいのです。

 休憩時間に無事に食事をし、第2部へ。

 第2部のスタートはやはり、Paradigm Shiftの皆様の曲の演奏でした。
 昨年10月のライブで演奏された曲が素敵だったので、こちらも楽しみにしていました。
  ところが今回は金吾さんの曲とは感じの違う曲をやろうということで、紹介されたのは「春と修羅」という曲。宮沢賢治の詩を英訳し、それに曲をつけたものだそうです。何か奥が深そうですね。

 で、誠さんが
「すごい曲で目が点になりますから帰らないで下さいね。演奏難易度7、視聴難易度5くらいの曲です。」とおっしゃったのでちょっと好奇心が。

 こうして始まった曲、確かに何とも言えない曲でした。
 激しいのでハードロックなのかな?と思いましたが、その一言では片付けられないような不思議な曲。
 そして、4人の演奏がとにかく格好良かったです。4人とも超一流の演奏家だということを再認識しました。特に宮崎さんのドラムがすごかったです。
 そう言えば、この曲をやろうと言ったのは宮崎さんだったとか。

 でも、曲が終わって金吾さんの「cool heart」の演奏が始まったときは何かほっとしました。やっぱり私は金吾さんの曲の方が好きかも。Paradigm Shiftの皆様ごめんなさい。
 」cool heart」のあとのMCで金吾さん、
「みんな、目が点になっていたね。これがParadigm Shiftの正体だからね」
とおっしゃっていましたが。確かにわたし、目が点になっていたかも。

 それで第2部も、「so I love you」「シャレード」など、素敵な曲をたくさん聴けて幸せ。
 それと、金吾さんとParadigm Shiftの皆様とのトークも楽しくて、何回笑ったことか。
 お正月に誠さんが風邪をひき、金吾さんが食べ物を持ってお見舞いに行った話や、金吾さんが田山雅充さんのサポートでテレビ出演(残念ながら私の地元では映らない放送局だったので見られませんでした)した時、田山さんにベストを借りた話など、楽しく聞かせていただきました。
 そして、会場の仲がものすごく暑かったです。みんなの熱気だったのでしょうか。

 でも、楽しい時間はあっという間で第2部もラストの曲に。
 多分、この時期には絶対にやるだろうなあと思っていた「東京 come & gone」が第2部のラストでした。いつ聴いても心にしみます。そう言えば初めて金吾さんのライブに来たときも、この曲が第2部のラストだったのよね。で、すごく寂しくなってしまったのを思い出します。でも今は、「まだアンコールがある」ということがわかっているので、第2部のラストでもそれほど寂しくならなくなりましたが。

 それで、アンコールの1曲目は「Portrait Woman」。今日は、「裏窓」をワンコーラスだけやった以外は私の大好きなアルバム「Gentle travelin」の曲は封印なのかな?と思っていたので嬉しかったです。実はサインしていただこうと思って「Gentle travelin」を持ってきていたのでした。
 続いて、格好良いロック「Run Thru The Night」。元気に手拍子をして楽しむことが出来ました。

 そのあと、もっと聴きたいという会場のみんなの気持ちが一つになり、再びアンコールの拍手。拍手に乗って「金吾、金吾」と「金吾コール。

 それで再び出てきた金吾さん。
「私が金吾です。」
と言って笑いを誘っていました。

 弾き語りで演奏されたのは「Dear song」。昨年4月に逝去されたダニーさんのことを思いながら歌っているのかな?と思いました。
 それで、「Dear song」が最後かな?と思っていたので、 
「この時期だからもう1曲」
と再び演奏が始まったときはとても嬉しかったです。

 それで、始まった曲にびっくり。荒井由実さんの「卒業写真」。わあ、金吾さん、日本の曲もカバーして下さるんだ~。

 でも、金吾さんが演奏された曲の感じはユーミンバージョンより、ハイ・ファイ・セットバージョンの方に近いと思いました。
 そう言えば金吾さんがソロになる前に在席していたクラフトとハイ・ファイ・セットは同じ事務所だったということを、何かで読んだことがあったのを思い出しました。
 それにしても、金吾さんの優しい声が胸にしみて感動しました。そして、次にカラオケに行ったときは絶対、「卒業写真」のハイ・ファイ・セットバージョンを歌おうと心に決めました。

 こうして楽しくて暖かいライブが終わりました。今回もあっという間の3時間。
 でも、5月にまた来ることになっているのでそれほど寂しさを感じませんでした。旅行記にも書こうと思っているのですが、無事にCDにもサインしていただけましたし。(^^)

 改めまして素敵なライブを聴かせて下さった濱田金吾さんとParadigm Shiftの皆様、本当にありがとうございました。

濱田金吾さんの公式ホームページこちらのページより、2015年3月14日のライブのセットリストをご覧いただけます。

☆コメントを下さる方は掲示板へお願いいたします。
トップページへ

少し早いクリスマスプレゼント ~濱田金吾さんライブ2014年12月20日

2015-01-05 19:34:01 | えりかの徒然なるままに
 2014年12月20日、今回で5回目となる濱田金吾さんのライブに参加してきました。今回も、楽しい思い出を残しておきたいのでレポートさせていただきます。
*なお便宜上、本記事では、「今年」を2014年、「昨年」を2013年とさせていただきます。ご了承下さいませ。

 さて今回は、30年前に私に金吾さんを薦めてくれた友人と2人で参加。場所はいつもの東京新宿のBACK IN TOWNです。

 今回のサポートメンバーは、いつものギター担当の松下誠さん、ドラム担当の宮崎まさひろさん、ベース担当の富倉安生さんに加え、キーボード担当の信田かずおさん。こちらも楽しみにしていました。

 で、ライブが始まる前、隣のテーブルの方と「オープニング何かな?」という話になりました。それで私、ぱっと思いついた「コールドスケッチ」と言ってしまったのですが…、始まった曲は「Fool in the city」、見事に外れでした。
 でもどちらも7thアルバム「fall in love」に入っている曲だからものすごい外れではないと思ったりしましたが…。それに「コールドスケッチ」も今回、しっかりやって下さいましたし。

 7月のライブ10月のライブは、「メンバーと喧嘩した」ということで、金吾さんの弾き語りで始まったのですが、今回はバンド演奏から、しかもアップテンポのロックでスタート、やっぱりクリスマスが近いと言うことで、このようににぎやかなスタートになったのでしょうね。
 そして2曲目もにぎやかな「rainy heart」、なので手拍子しながら私もかなり飛ばしてしまいました。最近、運動をさぼっているので体力持つかな?と、ちょっと心配になりましたが、大丈夫、こんなに楽しいのだから飛ばさなきゃと思い直しました。

 それで第1部で印象深いのは、「listen baby」「君はもう泣いちゃいけない」「midnight cruisin」の3曲。

 「listen baby」は、私がこれまでに参加したライブすべてで演奏された曲ですが、毎回、微妙にアレンジが違っていて、それぞれ楽しむことの出来る曲。
 今回もまた、アレンジがおしゃれで格好良くて、手拍子しながら一緒に歌わせていただきました。

 「君はもう泣いちゃいけない」は、CD未収録曲。
 タイトルは知っていましたが、初めて聴く曲でした。素敵なバラードで一発で気に入ってしまいました。この曲のCD化希望。
 で、演奏し終わったあと、金吾さんが、
「この曲、、初めて聴いた人」
と尋ねてきたので、もちろん手を挙げました。でも、初めて聴いたという人は意外と少なかったようで、私はまだまだ金吾さんのライブ初心者なのだなと。それはそうでしょう、まだ来始めて1年なのですから…。
 そして更に、金吾さん、
「どうだった?」
と聞いてきたので、わたし、
「良かったです。」
と言ってしまいました。そうしたら、
「ありがとう。そう言ってもらえると嬉しいな。」
と、応えて下さったので、とっても幸せでした。

 「midnight cruisin」は、同名のアルバムに収録されている曲ですが、2002年に発売された「ベストコレクション ~Moon Years」に別バージョンで収録されています。
 わたしはこの、「ベストコレクション ~Moon Years」だけはどうしても手に入らないので、そのせいかどうかわかりませんが、こちらに収録されているバージョンがすっごく格好良く聞こえるのです。
 今回のライブも、「ベストコレクション ~Moon Years」のバージョンでやって下さいました。生で聴けて大感激。
 そして、曲のエンディング近くの誠さんのギターと、信田さんのキーボードの演奏がまたまた格好良くて、「ああこれがライブなのだなあ」と思いました。

 信田さんのお名前が出たところでちょっと書いておきますが、

 信田さんは誠さんと宮崎さんが在席されていた音楽学院の先生だったそうで、今回のライブでもずっと、「先生」と呼ばれていました。
 ちなみに、いつも、金吾さんのこちらでのライブでキーボードを担当されている松田真人さんは高校の先生をされていたそうで、愛称は「先生」なのだそうです。

 で、今回も金吾さんとサポートメンバーの皆様とのやりとりが楽しくてそちらも堪能させて頂きました。

 こうして第1部終了。

 第2部は金吾さんの弾き語りから。 
 クリスマスらしく、「White christmas」から始まり、昨年末のライブでも演奏された「Christmas Song」「リボン」、昨年、金吾さんがラジオに出演されたときに演奏された「When you wish upon a star」をやって下さいました。
特に「White christmas」は、ジャズ風にアレンジされていてとても素敵でした。少し早いけれどクリスマス気分に。

 そのあと、サポートメンバーの皆様とバンド演奏で、 「Please come home for christmas」「N.Y state of mind」で、更に会場が華やかになったあと、昨年末のライブと同じく、プレゼントコーナーになりました。。
 そして昨年と同じく、条件に当てはまらなくて全部外れ。でもいいんです、こんなに楽しいんですもの。(^^) 

 それに、このあと嬉しいサプライズが待っていました。プレゼントコーナーが終わったあと、金吾さんが「リクエストを頂いていますので久しぶりにこの曲を」と言ったあとで演奏がスタートしたのは、私のリクエスト曲「Bedside Moon」でした。(^^)

 この曲は昨年末のライブでもリクエストして、弾き語りでやっていただき、幸せすぎてどうなってしまうの?と感じた曲。もう一度ぜひ、生で聴きたくて、11月中旬にリクエストをお願いしたのでした。
 今回はバンド演奏だったので、昨年末とは雰囲気が違いましたが、やっぱりいいなあ。本当に幸せな5分間でした。

 で、曲が終わったあとは少し寂しくなってしまいましたが、次に演奏されたのは、「リクエスト曲どちらにしようかな?」と迷っていた「シャワールームのある風景」だったので、もう嬉しくて。(^^)とはいうものの、この曲、かなり暗い曲なんですけれどね。(すみません)でも好きなのです。エンディング近くに「生きてくことは忘れること」という歌詞があって、いつも心にしみてます。

 そのあとは友人のリクエスト曲「JAZZ SINGER」。こちらは10月のライブで弾き語りで演奏されたのですが、今回はバンド演奏。私もこの曲はもう一度生で聴きたかったので、嬉しかったです。
 第2部の最後は、今年4月に亡くなられたダニー石尾さんに提供された「Dear Song」、少し寂しくなりましたが、大丈夫、まだアンコールがあるからと思い直しました。

 そして期待通り、リズミカルに始まったのが「midnight boxer」。この曲をアンコールに聴くのは今回で3回目、アンコールの定番なのかも?
 考えてみるとこの曲を初めて知ったのは、高校1年の時、文化祭での先輩たちのバンド演奏ででした。まさかその時、30数年後、作曲したご本人の歌唱で生で聴くことになるなんて夢にも思わなかったなあ。

 会場が一体になり、楽しい雰囲気でこの曲が終わったあとに演奏されたのが「Bye Bye Mrs. December」。この曲はタイトル通り、この時期の定番です。あれ?今回はやらないのかな?と思っていたら、アンコール曲だったのね。

 そして更にもう1曲やっていただけるとわかって、とても嬉しかったです。

 その曲が、森田義光監督作品の映画の主題歌に書いた曲とのこと、もしかして…と思ったらやっぱり、「シーユーアゲイン雰囲気」のようだったので嬉しくなりました。動画で何回か聴いたことがあっていい曲だなあと思っていたのですが、いつの間にか動画が削除されてしまったのです。だから聴きたい~。

 しかも演奏前にサプライズニュースが

 この森田義光監督の「の.ようなもの」はもう30年以上前の作品なのですが、来年、その続編、「の.のようなもののようなもの」という映画が、松山ケンイチさん主演で公開されるそうです。
 で、映画のスタッフがテーマ曲をどうしようかと考慮した結果、「シーユーアゲイン雰囲気」しかないと、作曲者である金吾さんのところに連絡があったのだそうです。
 30年前は尾藤イサオさんがこの曲を歌ったのですが、今度も尾藤さんなのか、それともどなたかのボーカルで取り直すのか、色々妄想がふくらみますが、映画の主題歌になるならぜひシングルCDとして発売して欲しいです。どなたのボーカルでも必ず買います!

 そのようなわけで幸せ気分で「シーユーアゲイン雰囲気」を聴かせていただきました。

 今回も楽しく、暖かく、とても素敵なライブでした。10月のライブの時と同じく、今、ここにいることが幸せな3時間でした。会場にいた何人かのFB友達にも、「えりかさん、とっても嬉しそうにしてたね」と言われてしまいましたし。本当に、少し早いクリスマスプレゼントを頂いたような気分でした。

 改めまして、金吾さん、サポートメンバーの皆様、素敵な時間をありがとうございました。

 次回は2015年3月に参加予定、楽しみです。((o(^-^)o))

濱田金吾さんの公式ホームページこちらのページより、2014年12月20日のセットリストをご覧頂けます。

☆コメントを下さる方は掲示板へお願いいたします。
トップページへ

秋の夜の幸せな時間 ~濱田金吾さんライブ2014年10月25日

2014-11-02 19:13:33 | えりかの徒然なるままに
 10月25日、4回目の参加となる濱田金吾さんのライブに行ってきました。今回もとっても素敵なライブでしたのでレポートさせていただきます。

 場所は前回7月のライブと同じく東京新宿のBACK IN TOWN、今回は一緒に行く予定だった友達が諸事情でキャンセルしてしまったので、半年前と同じく一泊一人旅をしてきました。
 でも、FBの友達と急遽ライブをご一緒することになり、一安心。ただ、別々に予約していたので会場では席が離れてしまうのでは?と思ったのですが、何と、偶然隣同士に。で、2人で楽しくライブに参加することが出来ました。

 さて、今回のライブのサポートメンバーも前回と同じくParadigm Shiftの4人。ギター担当の松下誠さん、キーボード担当の松田真人さん、ドラム担当の宮崎まさひろさん、ベース担当の富倉安生さん。なのでとっても楽しみにしていました。

 で今回は、Paradigm Shiftの皆様とにぎやかに登場なのかな?と思ったら前回と同じく、金吾さんの弾き語りから。「メンバーと喧嘩をして一人で出てきた」とのこと。
 オープニングは「SENTIMENTAL MOMENT」。この曲はCDではとてもポップなアレンジなのですが、アコースティックバージョンも素敵♪
 それで、歌い終わったあとの曲紹介のあとに金吾さん、
「この曲、どのアルバムに入っていたっけ?確か3枚目か5枚目だと思うけど」
と言ったので私、思わず「3枚目です。」と大きな声で言ってしまいました。言ったあと、あれ?間違っていたかな?とひやっとしたのですが、この曲が入っている「Feel the night」は指折り数えたら確かに3枚目、ほっとしました~。

 2曲目の「ほのかなイリュージョン」の次に演奏されたのは「Lonely Wind」。
 この曲は、私がデビュー当時からファンの竹内まりやさん(このことは2009年のこちらの日記に書いています)に提供された曲で、ご自分のアルバムにも入れられています。
 但し、金吾さんバージョンとまりやさんバージョンでは歌詞が違います。金吾さんバージョンは都会のマンションで迎えた一人の朝の風景というイメージ、まりやさんバージョンはリゾート地のホテルで迎えた一人の朝の風景というイメージがします。
 今回はもちろん金吾さんバージョンの歌詞で披露して下さいました。でも、まりやさんバージョンも結構好きなのですよね。コーラスに金吾さんの声が聞こえるような気がするのは気のせい?いずれにしても大好きな2人のアーティストさんのコラボはわくわくします。

 その次は「jazz singer」。この曲は今回キャンセルしてしまった友達が大好きな曲。ああ、聴かせてあげたいと思いながら聴いていました。

 このあと、ようやくParadigm Shiftの皆様が登場。
 演奏されたのは「GATSBY WOMAN」。
 私は、金吾さんの曲は自然に歌詞を覚えているようで、聴きながらつい口が動いてしまうところがあるのですが、弾き語りの時は自分の声が聞こえてしまうような気がして大きな声は出さないのですが、バンド演奏なら声が聞こえてしまうことはないので、大きな口を開けて歌ってしまいました。
 そして、バンド演奏はやっぱり迫力が違う。

 第1部で感激したのは「悲しきby ー player」と「modern times」の2曲。大好きな曲なので聴けて大感激~。

 最新アルバム(と言っても30年近く前に出たアルバムなのですが)からということだったのでちょっと期待していたので、「悲しきby ー player」のイントロが流れ始めたときは嬉しくて体が震えました。
 実はこの曲、昨年12月のライブでも聴かせて頂いたのですが、その時よりも演奏に迫力があり、金吾さんのボーカルも生き生きしているように聞こえて、感動してしまいました。これからこの曲を聴くたびに幸せ気分になれるかも?失恋の寂しい曲なのですけれどね。

 「modern times」は、実はリアルタイムでは知らなかった曲。昨年9月に、CD3枚を購入したあと、「もっと聴かせて」と思って動画検索をして初めて聴いて一発で気に入った曲です。twitterでシェアしてしまいましたし。「金吾さんの入手可能なCDは全部欲しい!」と思わせてくれた曲でもあります。ジャジーなメロディーに、映画のように情景が目に浮かんでくる歌詞。生で聴けて嬉しかったです。

 こうして「Game is Over」で第1部終了。今回は上に書いた以外でも「American night」など大好きな曲のオンパレードでした。第2部も期待できそうです。(^^)

 第2部のオープニングはParadigm Shiftの皆様の演奏で「On the Shore」という曲。西伊豆をイメージして作った曲だそうです。あ、西伊豆、私の住んでいるところから距離的にはとても近いです。交通が不便なので行くのは大変ですが。とてもさわやかな素敵な曲でした。

 こうして始まった第2部も私の好きな曲が次々と演奏され大感激。

 いつもながら一緒に歌ってしまった「listen baby」。コーラスは相変わらず息が合っていて素敵でした。

 8年前に出たベストアルバムのために新録された曲で、いつか生で聴いて最高に楽しい気分になるのが夢だった「like what・・?」。

 実は金吾さんのことを初めて知った曲。私は高校卒業後、友達に薦められて金吾さんの音楽が好きになったのですが、ラジオから流れてきたこの曲だけは薦められる前から知っていました。だからかなり思い入れのある曲。生で聴けて涙が出そうになった「so I love you」。

 でも一番嬉しかったのは「インクブルーの夜明け」をやって下さったことでした。

 今年2月、金吾さんが「あなたの好きな曲ベスト5を教えて下さい」というアンケートを採った時に私の選んだ5曲のうち、「インクブルーの夜明け」だけはまだライブで聴けないでいたのです。
 なのでこちらも体が震えるくらい、嬉しかったです。

 曲も素敵ですが、金吾さんとParadigm Shiftの皆様のMCも楽しませて頂きました。今回も何回笑ったことか。
 金吾さんが、「昔の曲はいいね~。でも、皆さんの顔を見ていると、、3枚目くらいで聴くのを辞めてしまったような人が多いようだね。」などと言ったので思わず笑ってしまった私。でも、私は逆で、5枚目くらいからリアルで聴くようになったのですが。もっと早く、出会っていれば良かったと思ったりします。 Paradigm Shiftの皆様も個性的なキャラクターの方がそろっていて自己紹介などとても楽しかったです。

 でも楽しい時間はあっという間で、ついに第2部の最後の曲。季節がら、今日は絶対に聴けるよねと思っていた、大好きな「海風通信」が第2部のラストでした。
 この曲は4月のライブでもやって下さっていましたが、その時は誠さんとのギター2本での演奏。こちらももちろんとても素敵でしたが、今回はバンド演奏でCDと音も近く、いいな~いいな~と思いながら聴いていました。ちょっと寂しくなってしまいましたけれどね。

 で、もっともっと聴きたい~という会場の気持ちが一つになり、アンコール突入。

 演奏されたのは「N.Y.CITY MARATHON」。
 アップテンポののりの良いロックで、会場中が手拍子で盛り上がりました。私もすっかり楽しい気持ちになってしまいました。これからこの曲を聴くと幸せ気分になれるかも?

 アンコール2曲目は金吾さんのギターの弾き語り。
 「あれ?この曲何だっけ」と思ってしまいました。聴いたことあるけれど思い出せない。多分、アルバムには入っていないよね。だから誰かへの提供曲、そうそう、高橋真梨子さんへの提供曲だよね。タイトルは…、そう、「ときめいて空に」。ツーコーラス目の初めの方に「ときめいて空に」という歌詞が出てきてやっと思い出しました。提供曲をやって下さるなんて思わなかったので大感激でした。

 そして正真正銘のラストはこれも弾き語りで定番の「piano man」。いつ聴いても素敵な曲です。

 こうしてあっという間の3時間が終わりました。

 詳しくは後日、執筆予定の旅行記に書こうと思っていますが、今月は少し大変なことが多く、もしかしたらキャンセルしなければならないかな?と、思った時期もありました。
 なので来れただけでも感謝、感謝なのに、これだけ私の大好きな曲をたくさんやって下さって、夢のようでした。今、ここにいることが幸せだと思えた3時間だったような気がします。ありがとうございました。

 ただ、欲を言えば一番好きな「Bedside moon」も聴きたかったなあ。でも、それを言ったら贅沢ですよね。「次のライブでやって」とリクエストしちゃおうかな?
 実は12月20日のライブもすでに予約済みなのです。だから今回は、あと2ヶ月したらまた来られると思い、会場をあとにするときもそれほど寂しさを感じませんでした。今度はどの曲を聴かせて下さるのか、楽しみです。(^^)

濱田金吾さんの公式ホームページこちらのページで、10月25日のライブのセットリストをご覧頂けます。

☆コメントを下さる方は掲示板へお願いいたします。
トップページへ