漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

漢方家ファインエンドー薬局(千葉県)
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50代からの不眠やうつの漢方対策・温めて安神

2016-10-18 | 気持ち・眠り
なかなか寝つけず、夜が白々明ける頃になってやっと眠りに落ちる
そのため起床時すっきりせず日中だらだら過ごせば
運動量が足りないのか、夜はまた眠れなくなる
気にすれば気にするほど眠れなくなり、
○○時間しか寝てない!とイライラし、気持ちが落ち込む・・・

つるべ落としに夜がやってきますが
秋の夜長は、眠れなくても気にせず、
横になって穏やかに過ごせば、その日の疲労はある程度解消されます
何時間寝たかはひとまず気にしないでいきましょう。

そもそも睡眠の目的の一つは脳の温度を下げて脳疲労を解消することなのですが、
体のほうが冷えていると手足など末端からの熱の放散がなかなか起こらず
脳の温度を下げることができません。
結局、体温が上がってくる明け方になってやっと熱放散ができて眠くなるのです

肩や首が凝っていると脳と体の血流が遮られてよくありません。
寝る前にぬるめのお風呂に入ったり、足湯で軽く温まると手足の血管が開いて良いですね
夜に軽くストレッチして体の筋肉をほぐすのもおすすめです


漢方的に考察してみましょう
陽虚:年齢と共に体温は低めになり昼夜の体温変動は小さくなる。
陰虚:年齢と共に潤いが不足して枯れてきます。
   下半身は冷えても上半身がほてりやすく、夜も脳の温度が下がりにくい
これらの結果、睡眠が浅くなります。
補腎剤などで陰陽をバランスよく補い、体の代謝をアップして
一日の体温変動をより若々しくする必要があります。
無理やり寝ようと焦らず、体力を補う対策で体のバランスを調整する
きっとそれが一番の早道です。

先日、70代の女性。
陰陽を補う「亀鹿仙」と、体をあたため気力を増すエゾウコギで
日中元気に動けるようになり、夜もよく眠れるようになったと喜ばれました。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
simosanさんへ (やく)
2016-10-19 10:18:02
良い睡眠がとれているようですね。
それも健康と若さの指標の一つと言えます。
ずっと元気でいきましょう。
返信する
Unknown (simosan)
2016-10-18 18:10:26
今晩は。

夜の寝る時間はあまり変わらいのですが
朝の目覚めは早くなりました。

大体寝る時間は12時ごろですが
目覚めは6時ごろ・・・
もっとも夜になるウトウトとが出ます。
仰る通り眠れない日もありますが
気にしなようにしてます・・・
返信する

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