梅の実が熟して季節は梅雨へ。梅雨入りを栗花落(ついり)ともいうそう。
その通りに栗の木の雄花がしだれて茶色く枯れつつあり、
それに隠れるようにあった緑色のいがを持った小さな雌花が見えています。
これが少しずつ大きくなり秋にはがっしり固い実をつけ、私たちの秋冬の栄養となってくれるのですから自然はありがたいものです。
で、梅雨になるとやっぱり体がだるいですね。
なんとなムカムカとか胸苦しいとか腹がはる、のも湿気の影響が大きかったりします。
慢性の皮膚炎もじゅくじゅくしがちです。
そこで養生法。
夏野菜は、ちゃんと水はけを促す働きがあるのですね。旬の食材を美味しく調理していただきましょう。
漢方薬は勝湿顆粒、温胆湯、補気建中湯などなど。
体質に合ったものを用意して早めに対応し、体内に居座ってしまわないようにしてください。