漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

漢方家ファインエンドー薬局(千葉県)
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隠れ脳梗塞発見テストやってみよう

2015-01-10 | 老化・血流
手軽にできる隠れ脳梗塞の発見法

・両手突出しテスト
背筋を伸ばして立ち、目を閉じ、両腕を方の高さまで上げて、手のひらを上にし、指をまっすぐ伸ばし、左右の腕が平行になるようにします。そのまま10秒間静止。

片方の腕が内側に傾くように下がってきたり肘が曲がってきたりしたら前頭葉に、腕が伸びたまま下がってきたら錘体路に隠れ脳梗塞が起こっている可能性があります。

・目隠し足踏みテスト
床に目印をつけて立ち、目を閉じたままできるだけ太腿を上げ腕をしっかり振って足踏み50回行う。その場所からずれないよう意識しながら足踏みする。
足踏みを始めた場所と向きが45度以上傾いていたり、75cm以上離れていたら、小脳や頸髄に隠れ脳梗塞が起こっている可能性があります。
(参考:クリデンシャル2015/No.76)

普段の養生で、血流改善を心がけましょう。食べ過ぎに注意し野菜や青魚を積極的に摂取します。
漢方でメインテナンスもお勧めです。


一過性脳虚血発作といって脳血管が一時的に詰まって血流が滞り神経脱落症状が現れる疾患は、突然、以下のような症状がおこり5~10分で元に戻ります。

(一過性脳虚血発作が疑われる症状)
手足が動かない
顔がゆがむ
歩行が片側に偏る
物を落とす
上手く握れない
ろれつが回らない/言葉が出ない
相手の話すことが理解できない
片方の視界が悪くなる
片方の目が見えにくい/片側にあるものが見えない
物が二重に見える
回転性のめまい
むせる/飲みこめない

この症状が現れると本格的な脳梗塞を発症するリスクが高いといわれます。

また、まったく症状のない無症候性脳梗塞の人もいて、一過性脳虚血と合わせてこれらを「隠れ脳梗塞」と呼びます。
MRI検査を受けた患者の隠れ脳梗塞発症の確立は30代で6人に1人、40代で3人に1人、50代で2人に1人、60代以上では8割以上で、急激に増えるのは45~55才とのこと。



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