歳をとるほど筋トレ！「騎馬立ち」から＆席を譲る話

前回の筋肉が弱ると歩く姿勢が乱れる繋がりの話です。

バスで急ブレーキがかかったとき、
踏ん張れずに転倒してしまうのは速い動きをする筋肉が減っているからです。
年齢とともに減りやすい「速筋」
そのため今では、高齢者こそ筋トレが必要だといわれています。

まずはフォームに注意して重い物をゆっくり持ち上げるトレーニング。
筋力がついてきたら重い物を早く持ち上げるトレーニングで筋パワーを強化します。

生活活動では
階段を下りる、階段を上る、かなり速いウォーキング、重い荷物の運搬、階段を速く上がる
運動では
ラジオ体操第一、ラジオ体操第二、水泳、4ｋｇの荷物を持って山登り、ジョギング
などが筋トレ向き、とのこと。　　　（参照：武田薬報2014 475号）

こうして書いてるだけでも筋肉痛になりそうなメニューです。
って、そう思うようではすでに速筋はかなり減ってるということでしょうね～。

物を持ち上げる基本フォームはスクワット姿勢。
太極拳では、スクワットのポーズを「騎馬立ち（きばだち）」と呼んでいます。
馬がいない状態で馬にまたがっている姿勢をキープ！
これを守ればぎっくり腰になったりする危険を回避できます。


散歩中に見つけたアマサギ。かなり遠くに。こういう時に限ってまたコンデジ・・・

私事ですが、電車に乗ると、できるだけ立って筋肉を鍛えようと思うのですが、
先日、目の前の席に座っていた老人が電車を降りて行かれ、
近くにお年寄りがいれば席を勧めようと周りを見渡したら、若者ばかりでどう見ても私が一番年上・・・
立っているのも、無理に意地を張っているようで座ってしまいました。

しかしまあ、それなら自分だけの問題なのでいいのですが、
同じような年齢の人と目があってしまって、しかもお互いに席を譲る気満々だったりするとまいります。

かなりなご老人でも元気な人もたくさんいて、
意を決して譲ったのに断られた男子学生、という場面にも遭遇したことがあります。思わず男子学生ににっこり笑顔を向けました。その席は空いたままになりましたが。

だけど、母親やバアバが、いくらかわいくても子供を優先的に座席に座らせるのは、かなり気に入りません。小学生くらいになったら譲って立つことを教えるべきでしょう。

おっと、話がずれてしまいました。



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