ゴマの花、草丈は1mほどあります。花の下茎には次々と実が。この中にたくさんの胡麻が入っているのでしょうね
黒胡麻のほうが薬用 白胡麻のほうは麻油、香油として使用する(紫雲膏をつくる時もこれを使う)
生薬名、胡麻仁(ごまにん):滋養肝腎・補益精血、潤燥滑腸
つまり、肝腎を補って元気を支え、腸を潤しカサカサ便を解消する
秋から冬は、実や種のものが次々とできて、いわゆる旬。
これらを食べると季節の体づくりができるようになっています。
こちらは亜麻の花 ご存じ亜麻仁油の正体がこれ。
この種は「大胡麻」または「亜麻子」といい袪風止痒作用をもつ。補益作用はないそう。
以前紹介したメハジキの種子は「ジュウ蔚子」(小胡麻、三角胡麻)といい肝腎不足の視力減退や肝熱による頭痛、目の充血などによいとのこと
綿の花も咲いていたので撮ってみた。上が白ワタ、下が青ワタ。いずれもアオイ科。
生活に身近なのに、意外とその正体を知らない植物たち
地元の植物園「くらしの植物苑」にて。